老いの品格 <G8宣言よりバーナンキの発言の重さ>
G8への参加首脳が並んで写真に収まっている。8カ国だが9人いるのは、欧州共同体委員会委員長が一人加わっているからだと後で判明した。
並んでカメラに手を振っているが、なにか投げやりに見える。それ以上に皆が小ものにみえる。ヤルタ会談のルーズベルト、スターリン、チャーチル、ドゴールまでとは言わないが、前回のサミットのプーチン、シラック、ブレア、ドイツは誰だっけ、まあいずれにしても今回のサミットよりは大物だ。
新興国(中国、韓国、インド、メキシコ、ブラジル)の首脳のほうがまだ大物にみえる。
それは持っている権力と発言力の違いであろう。記念写真からこれだけ見えてくるのだから恐ろしい。
それにしたら、ブッシュの横むいてうそぶくポスチャーからはなにか異様なものが感じられる。ブッシュの後ろには利権をもって世界を牛耳る本当の黒幕が陣取っている。原油の次は原子力だそうだ。世界は米国大統領へのアメリカ人の投票によって大半が決まってしまう。
民主党か共和党かではない。人類の未来がかかっているのが大統領選挙である。だからアメリカ人だけが投票するのは間違いである。
世界の富の大部分を占めている米国の趨勢は人類の未来を決めてしまう。
G8の形式的宣言が採択されたが、株価は暴落。次の日にFRBのバーナンキ議長が米国投資銀行の救済を提案。株価は戻った。世界の首脳が集まって莫大な費用を使って儀礼を重ねて
もなんの効果ももたらさない。一人の議長の発言以下の力もない。それが現代の特徴である。
フランスとフランス語の話し

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