Posts from — 11 月 2008
日本も侵略国家だったのだ。 田母神論文の誤謬
63年間 道路には左側しかないと思い、車も左ハンドルしか知らない私が田母神論文を読んだ。一読するとその国家観といささかナイーブな国家センチメンタリズムに少しこの左の私でさえ動かされる。が、どうも元空爆長は自分の言いたいことを本当には語っていないことに気がつかされるのだ。
次のように田母神氏は語るべきだった。(田母神論文を私の判断で修正した)
<現在日本に駐留する米軍の実態は依然として占領であり侵略である。どこに他人の家や保有する主権在地のなかでお前の治安を守るからとどかどと軍靴と銃で庭を荒すことが許されるのか。もちろん日米安全保障条約という条約のもとの駐留であるから合法的だというかもしれない。古代エジプトのローマ・アントニウスの占領も、ナチによるポーランド侵略後の占領も、戦後のイスラエルのパレスチナ移植もすべて条約が結ばれた。条約などというものはいつでも一方的なものだ。強者がみずから譲歩することなどありえない。闘わないものは支配されることに甘んじなければならない。>
<中国や朝鮮に駐留した日本軍に蒋介石は頻繁にテロ行為を繰り返した。邦人に対する大規模な暴行や惨殺事件なども発生した。私は蒋介石政権が駐留日本に対して闘いを挑んだ姿勢を許容する。幕末日本には生麦事件や外人使節団への抗議が発生した。至極自然な国を愛護する精神の発露ともいえるものだ。>
<反対に横田や横須賀、沖縄での米軍の無理強いや少女の暴行事件や軍兵器の横流し、墜落秘密保持に対して日本人はどんな行動をとっているというのか。むしろ反論を覚悟で言えば蒋介石の姿勢に学べというべきだ。>
<盧溝橋事件やハルノートにより日本は嵌められたのような論があるが、それは結果論に過ぎない。日本が第二次世界大戦に敗北したから歴史が歪曲されているにすぎない。戦争は勝てば官軍であることくらい人類何千年前からの徹底した真理であるからだ。盧溝橋がロシアの謀略で、真珠湾がアメリカハルノートからの陰謀につながったものだろうと、戦争に突入した以上ドイツも日本もイタリアも連合国もみな侵略国家だったのだ。どうして侵略でないといえるものか>
<どこに優しい侵略などあろう。満州帝国に5000万人の日本人が移住しようと帝国大学が出来ようと軍国日本の軍策以外のものではありえない。執拗にベトナムを侵略したフランス人でさえ今でもおいしいパンとベトナム料理の甘味を遺しているのだから。日本軍が満州を結ぶ道路や鉄道をつくり後のインフラとして感謝されたなど、とても誇れたものでないことは火を見るより明らかなことだ。>
李ウン殿下と満州国皇帝溥儀については論評しない。
<日本が中国大陸や朝鮮半島を侵略し日米戦争で300万人もの犠牲をだして敗戦となった。そして日本は取り返しのつかない過ちを犯したという人達がいる。国と国の間のひずみと問題は衝突のエネルギー以外では解決できないことがある。歴史は戦争の歴史でもある。人間は人間同士で平和裏に問題を解決できないできた。世の中に「愚劣な戦争」など存在しない。それは「愚劣な人間」ということと同意義なのだ。>
<日米安全保障条約は日本の自衛隊が米国にも駐留して初めて相互の安全保障条約となる。メキシコ国境やキューバ対岸に日本自衛隊の哨戒艇が並ばなくてはならない。それが同等の力を背景とする条約というものだ。>
<しかるに日本は武器があるが使用を制限され、同胞が銃弾に倒れても報復の手段も取れない。何でこれが日本を守る自衛隊と言えるのか。自分の国を自分で守る。当然の普遍の人類の真理が日本には存在しない。過去の日本軍の軍紀が厳正だとか日本軍の士気の高さなどを言ってなにになる。日本は古い歴史と伝統を有する国家であり、ふるさとを愛し家族を愛する国民がいるかぎり、私は空幕長として日本人としての誇りと自国の守りのために邁進するものであり、わたしの使命はそこに存在する。>
田母神氏はこのように語らなければならなかった。本人の自覚のなさか、周りにたいする自己防衛か甘い環境分析からか良くわからない。どう贔屓目に見ても元空幕長のIQの低さを露呈した論文といわざるを得ない。(しかし同氏の国家センチメンタリズムは理解できる部分があることを告白する。)
11 月 8, 2008 No Comments
<歴史に立ち会う> 幻想と現実のハザマにオバマ大統領
一年前このサイトでオバマが大統領になることとサブプライム金融危機がいかに深刻かを言った。米国に黒人大統領が就任する。国家成立以来の歴史を考えればとんでもない歴史の一ページに生きているうちに立ち会えたことになる。折りしも米国が奴隷をアフリカからつれて来て200年がたつ。
黒人大統領の誕生は、また米国内の低中所得層とカラードと呼ばれる層からの大いなる期待が込められている。とんでもない期待は歴史上、常にその後達成されなかった不満となって時代を逆行させてきた。革命の後の王政復古に見れば歴史はいつも進歩と反動のなかで揺れ動いてきたのだ。
未曾有の経済危機を今年9月に表面化させたのは誰か。それが何故大統領戦後でなかったのか。ブッシュとゴールドマンサックスの番頭のポールでさえ止められなかった9月の危機の表面化はもうアメリカは変化しなければという民主党の津波に揉まれていた。
が、あえてまたここに記す。
オバマ大統領が指導するアメリカは確かに変化するだろう。弱体化するアメリカを救うにはブッシュがレバレッジをきかせてやった一国覇権主義から180度の政策転換即ち 欧州、アジアとの政治的、経済的連携を模索することを意味する。すなわち他国に依存する政策の推進である。そのとき欧州がアジアがアメリカに協力できる体力があるだろうか。
世界経済危機を作ったのはアメリカであり、その責任を逃れ軟弱な話し合い国際協調を求めるとなると今は史上初の黒人大統領に対して涙をながして熱狂している黒人達の将来の失望と絶望につながらないとも限らない。絶望は期待を抱かせたものに対して狂気と凶器を産むからである。
ブッシュを選んだのもアメリカ人であり、またオバマを誕生させたのもアメリカ人である。世界経済危機を生じさせたのもアメリカであり、アフガン、イラク戦争もアメリカによって惹き起こされた。希望も失望も絶望もアメリカとともにある。世界の片隅で暮らすものすべてにアメリカが影響を及ぼしている、そしてその米国で黒人が大統領となった。ユダヤでなく黒人がである。
11 月 5, 2008 No Comments
11月4日 祝い引越し
新たな拠点新宿引越を祝います。今後の発展の基礎となりますように。
11 月 4, 2008 No Comments
老いにむちうつ 石灰沈着性腱板炎のその後
T整形外科の先生が肩深くに射った筋肉注射二本のお陰か(痛み止めとプレドニンの注射)夜は良く眠れて(デパスとマイスリーを飲む)起きると肩がまわるその上痛みが90パーセント消えている。
昨日の激痛はなんだったのか。石灰も消えてない筈。奇跡か。
とにかくびっくりしている。
一時的な現象かも知れないので注意しなさいと家内に言われる。
歳をとるとはいろいろなことが思いかけずにおきるものだ。養生すると同時に今できることをやることだが、あまり若いときのように精を出さずゆっくりゆっくりやらないとだめだと肝に銘じた。
もちろん今週の御殿場裾野の月例は参加するのを止めた。
医者に説明するのが楽しみだ。
というわけでエイジさんご心配かけてすみません。今のところ大丈夫です。
11 月 3, 2008 No Comments
老いのひんかく なんと痛みが突然90パーセント消えた。
T整形外科の先生が肩深くに射った筋肉注射二本のお陰か(痛み止めとプレドニンの注射)夜は良く眠れて(デパスとマイスリーを飲む)起きると肩がまわるその上痛みが90パーセント消えている。
昨日の激痛はなんだったのか。石灰も消えてない筈。奇跡か。
とにかくびっくりしている。
一時的な現象かも知れないので注意しなさいと家内に言われる。
歳をとるとはいろいろなことが思いかけずにおきるものだ。養生すると同時に今できることをやることだが、あまり若いときのように精を出さずゆっくりゆっくりやらないとだめだと肝に銘じた。
もちろん今週の御殿場裾野の月例は参加するのを止めた。
医者に説明するのが楽しみだ。
というわけでエイジさんご心配かけてすみません。今のところ大丈夫です。
11 月 2, 2008 No Comments
老いの品格 <楽しくゴルフプレーした後の激痛>
今月28日箱根の仙石、快晴少し紅葉のなかエイジ氏、三浦氏、音楽プロデューサー青柳氏と白球を追った。私のゴルフ歴40年のなかでも思い出に残る素晴らしい日でありパートナーだった。
しかし好事魔多し。次の日に右肩が動かない。その上夜間に激痛で寝れない。ありったけのロキソニンとデパスを飲んでみるがなかなかきかない。
そこで本日金曜日(明日から病院は連休)まず近くの慈恵第三病院の整形外科にかかる。すぐにレントゲンをとってくださいといわれてX線室へ。着ている者が痛くて脱げない。どうにかカーディガンを脱いで、首に巻いてあるネックレスをとってもらって撮影。
できあがったフィルムを持って整形外科に戻って数十分すると、マツイさん一番にどうぞと呼ばれて30歳台の先生の診断。
先生「これは厄介ですね。右肩に石灰が沈着しているのがここに見えるでしょ。積年の石灰ですね。石灰沈着性腱板炎ですね。まあ2ヶ月から6ヶ月かかります。当院は総合病院ですから細かくていねいなリハビリと注射などの治療は出来ませんので近くの整形外科に行ってくださいと追い返された。」
そこで近くにあるT整形外科にその足で痛い手を抱えてとぼとぼ向かう。T外科医に事情を話すと「そうでしょうな」と頷くように言う。X線をとりましょう。「どうも左も石灰症ですな。注射を二本打たれて湿布薬を処方されて「絶対安静ですよ」「また11月4日に来てください」といわれてもう頷くしかない。
帰宅してネットで検索したのが下記のとうり。参りました。ということで当分ゴルフはご法度。まあ痛くてできません。
石灰沈着性腱板炎とは腱板の周辺に石灰物が沈着し、腱板や滑液包が炎症を起こして肩関節に痛みと運動制限を引き起こす疾患です。腱板は大結節に付着している棘上筋・棘下筋・小円筋と、小結節に付着している肩甲下筋の四つの筋腱より構成されています。
石灰沈着性腱板炎は外来で頻繁に見られる疾患です。40~50歳代の女性に多く、突然、誘因なく、激しい肩の痛みを訴えて受診されます。患者さんは痛みのために肩と腕を全く動かそうとはいたしません。腕を胸に固定した状態で苦悶顔で来られます。そのため一見して石灰沈着性腱板炎と予測診断されます。確定診断はレントゲン検査にて腱板周辺に石灰物が確認できれば容易です。慢性化した症例では肩関節の運動制限が現れ、肩関節周囲炎やインピンジメント症候群に似た症状を呈します。
治療ですが、かなりの激痛を訴えられますから、まず痛みを取り除くことが先決です。痛みに対しては基本的な痛みの治療法に則り、非ステロイド系抗炎症剤を処方し、肩峰下滑液包内注射を試みます。痛みが軽減すればリハビリテーションとして温熱療法などで経過観察します。中には、痛みが完全に消失しても、依然として石灰物が存在する症例もあります。その様な症例では短期間に同様な症状が再燃することがありますので要注意です。又、長期に渡って肩の痛みが持続しますと、やがて、肩関節拘縮(関節が固まって肩が動かなくなる状態)を併発しますのでストレッチングや筋力強化訓練が必要となります。
11 月 1, 2008 No Comments
フランスとフランス語の話し
