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サンバカ物語 ③ 「中国食事情」

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中国、黒竜江省「寧安市」・・・
古代より、中国の穀倉地帯として農業が盛んな地域として知られています。

寧安はその中でもロシアに近く、また朝鮮半島とも隣接し、かつては日本の満洲地区でもあったところで、その農法は日本技術も導入され、中国でも最も良質米の産地でもあると友人の「陳さん」(仮称Cさん)が教えてくれました。
日本で苦労して環境ビジネスを立ち上げたベンチャー起業、Cさんのふるさとでもあるところです。

Cさんの実家では、皇室御用達の米を昔から作ってきたのですが、それでもその米は、「とても「日本米」に及ばない、中国の大発展にも関わらず、現地では昔の日本農法のまま、広大な農地を化学肥料に頼って今も工作されている…」との事でした。

「サンバカ」トリオのスタートはなんと日本を飛び越えて、この中国穀倉地帯に向かう旅から始まってしまいました。

E君曰く、「日本の農業技術の発展は実はコンピューター技術の発展が最も目覚ましいのです。一度機械を持って、その地の土と水を調べて見てはどうでしょう?」

かくして、3バカプラス「Cさん」の4バカは、飛行機を乗り継いでかの地に向かいました。
大量の機械を運ぶのは大変と思いきや、その調査のための機械を持つ「E君」の出で立ちは、パソコン1台の軽装でした。
9月とはいえ、もはや黒竜江省は冬支度に入るとか、黒竜江省の稲刈りは短い秋を収穫期として終了するということで、その前にとるものもとりあえず、4人の珍道中が始まったのです。

「Yさん」はこれまでにも日本における沢山の農業視察の経験をお持ちですし、黒竜江省は、その昔山形、平田牧場の「豚さん達」の「飼料研究」に何度も訪れた場所との事です。
E君の軽装ぶりで本当に大丈夫かなと首を傾げつつ、素人の「役立たず」も通訳の通訳として同行させてもらいました。

「Cさん」の奥方から「トイレだけはご不便をおかけしますので…」と言われたのは、彼女も彼の地のご出身だったからです。(実はお二人とも朝鮮系中国人です)

韓国仁川経由「牡丹江」空港から車で1時間程度の寧安市は、ほとんどの街並みは古い朝鮮国のような感じです。(もちろんよく知りませんが、そんな感じの村でした)

流石に(トイレ問題もあり…)ご実家での宿泊はご遠慮し、その街最大のホテルに到着、、、、
部屋はだだっ広いのですが、やっぱり部屋には風呂はなく、シャワーもダメでした。
(ついでに言えばトイレも遠慮せざるを得ない程度の「高級ホテル」でしたが、今回の訪問には何ら関係ないことなので省略としましょう…)

翌朝、広大な農地に驚きもせず、どこからどこまでが今回の研究土地に当たるのかも検討がつかないまま、稲刈りの終わってすぐの田圃に踏み込みました。

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E研究員は、土を取り、水を組んで調査の時間はそんなに手間取るものではありません。(日本の農地と全く変わらない風景に見えました)

そのまま、「Cさん」のご実家に戻り、早速その土地の土と水の成分分析を行います。日本から持ち込んだパソコンと何やらリトマス試験紙のようなものとのにらめっこが1時間程度だったでしょうか?

答えが出たようです。

「水は全く農業に問題なく、稲作にはむしろ良質…土も既に農薬の影響はあるものの、多少のマンガン系が不足している程度でその補完を行えば、十分に日本と同じようないい米ができるでしょう」
という結論が出たようです???
但し、既に広大な土地には大量の化学肥料が散布される農法は中国でも変わらない所であり、その土地を今後とも守るための有機農法などできるものではないかもしれません??そう、我々は、中国の広大な土地を化学肥料から守り、本来の美味しい米を作る有機農法を持ち込みたいと考えたのです。

中国では、実は十分な有機肥料が大量にあり、農業人口もまだ十分に確保できるのですから、美味しい米を作る為には、農法変更は日本よりずっと恵まれている環境にあるのですが・・・。(トイレは昔の人糞の宝庫であり、家畜や麦わらも土には素晴らしい食べ物なのですから…)

あくまでも質よりも量であり、そのための広大な土地への簡易農法は中国農業にとって最大の優先順位となってしまっています。

中国の大発展の中で「食の安全」だけは全くなおざりにされたままのようです。いくら裕福になってお金を払っても食の安全は買えないのです。

(中国では、中国産の販売水でさえ、決して安全ではないときいていました。美味しい中国料理であっても、その安全性については、全く信頼感がないことを既に全ての中国人も理解しているというのです)

極めて少ないようですが、日本米の流通価格は、中国米の3倍以上だということです。ということは、もし日本米と同様な米が作れれば、もちろん作られた米は3倍以上で売れることも間違いない。(1キロ4元で流通している中国最高級のご当地米は12元にも跳ね上がり、飛ぶように売れるであろうという結論での事業的調査でもあったのでした。

かくして、サンバカトリオは4バカになり、かの地で日本米と同様の稲作作りのテスト耕作を行うことを決定したのでした。

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130604黒竜江省 予備調査を受けて

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