プチ保険はコンビニがお似合い(2)「コンビニ保険?」
「コンビニ」で「おむすび」を買うように保険も売れないか?
もし、コンビニで変えるなら、便利な保険も沢山ある。
例えば年に一度の旅行に出かける時、たまたまレンタカーを借りるような時、ボランテイア活動でちょっと危険が増大するような時、自転車での対人事故だけ保証が欲しい時・・・・
だが実は、これらはみんな保険会社からすでに発売済みだ。むしろすでに保険商品で開発されていないものなど無いほどに商品化は終わっている!
しかし、これらの姿(実態)は、見えなくなっている。
販売コストが商品コストを上回るからだ。その為にこれらの保険は、何らかの商品とセットされているか、余計(不要)な保証がついていることが多い。
経験上、今の保険会社が発行する保険証券の最低コストはどんなに保証が小さくても、2000円はかかるだろう。⑧実は現役時代、密かに最低コストを計算して驚いたことがあった)
果たして保険証券なるものは本当に必要なもの?その為の印紙税は誰が負担する?開発費、システム費は商品の大小、売り上げの如何に関わらず、発生する。最も高いコストは、当然販売コストであり、募集費が常にのしかかってくる。
果たして、消費者が求めている「リスクヘッジ」したいものと販売されている商品は一致しているかどうか?レンタカーや自転車に乗ることでのリスクなど、加入済みの保険でカバーできないものか・・・
保険は複雑怪奇であり、勢いプロの出番が必要となる。
その十分な説明を聞くか、全てを信じてプロの代理店にお任せする以外に現状では、手の打ち様が無い!
いや、本当はプロでも、保険会社の社員ですら、その全貌を掴み、説明できる域を超えてしまっているかもしれない。(答えはコンピューターの中???)
自動車保険は、皆さんが最もよくご存知な保険??、いや火災保険は十分に認識できている???
残念ながら業界で30年過した小生でも、自動車保険の説明を顧客に全て出来る自信など全くないと白状してしまおう。
これはおそらく保険会社及び保険代理店の全ての関係者ですら同様のはずと断言しておきたい。だって自動車保険と一口に言ってもその特約(契約)の数は100以上の部品?が組み合わさって出来ているのだから・・・。
保険会社には、その契約の説明責任があるが、その販売商品の内容全てを説明、理解を頂くためには、契約まで丸一日お付き合いいただくことになるだろう。
優秀な保険会社の社員が長年かけて、考えてきた保険約款を継ぎ足し、継ぎ足し造っては、金融庁に認可を頂いて初めて商品となりうるのだ。開発商品は廃棄される事無く、修正され、加筆されてきた。当局はその部品ごとに適正かどうかチェックし、認可を承認してきた。(承認した全てを商品として長めたことなど無いだろう?)
その結果、部分最適は計れても、総体の姿は説明不能な高額商品となって出来上がってきたのが、保険事業の歴史であり、今も続いている。その都度約款といわれる重要事項説明書の文字が小さくなっていき、コンプライアンス上の問題が発生しやすくなってきたのだ。
案外この大きな矛盾を気付く業界人は少ない。
「シンプルイズベスト」といわれる商品傾向があってもその特約数は50を切れないのだから・・・。
一方、アメリカンファミリーの「がん保険」が大ヒットしている。
その名の通り、「癌」による死亡の時だけ有効とした極めてシンプルなものだった。説明不要で通販で販売が出来た。(勿論一般に加入する死亡保険では癌による死亡も有効であるにも拘らず・・・。)
不治の病から治療すれば治ることからガン保険も進化を遂げ、様々な特約が付帯され、凌ぎを削る時代となったが、未だにアフラック社のガン保険は圧倒的シェアを保有する大会社となっている。少なくとも過去のガン保険なら、コンビニで売れる商品のはず・・・)
そろそろ御察しのいい読者には結論が見えてきた??。(いやはじめから読めていた?)
次回にはやっと本題に到達出来るかもしれない・・・。


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