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HAIKU道21「熱き俳句」金子未完

6 初参加の句会にエイヤーと提出せよ

Kさんから次の句

初見参パレスの庭と著莪の花

で6月14日の句会に参加しましょうと私に提案ありまた。
Kさんの上記の句には確かに季語「著莪の花」があり、五七五にもなっています。
ですからKさん。この俳句で勝負しましょう。
講師の先生や他の参加者に、この句を披露しましょう。
何十年俳句をやっている人でも、すぐに出来上がる句もあますが、そんなケースでも原案つまりヒントは
かなり前から温存されています。つまり俳句を創作するためのネタを熟成させ、それが脳裏に閃く瞬間があるのです。
俳句は、その閃きが大切です。俳句はある意味では、映像体験+知識の結合体、観念+理窟の賜物と言ってもよいかもしれません。
ですから誰だって努力しないと一句になりません。
自分の一句を創作するために時間を割きます。
今日も私は、現代俳句協会の木曜研修会に3句提出しました。
素案10句ほど、ありましたが電車の中で
その素案10句の素材をヒントに3句全て創り替えました。
会場で紙に書くまで、参加者全員どうしようか悩みます。出せば句会で批評し合います。
それが楽しい。エイヤーと自分の作成した俳句を提出すればよいのです。
だから俳句は面倒。難しい。と多くの人は言います。果たしてそうでしょうか。

俳句ですから原則五七五の定型で、表現が縛られるからイヤ。その上季語があって難しい。

川柳の方が、簡単と言いますが。
果たしてどうでしょうか。川柳の方が誰でも出来ると言います。
でも川柳の会に参加し、実際川柳を作成してみると川柳の方がはるかに難しいのです。
何故なら各大学に文系の代表学部、例えば、政治学・法学、経済学、社会学・倫理学、心理学、文学、音楽、美術学部等それに理科系にも工学部や医学部、そして今問題になっている獣医学部に至るまでたくさんの学部があります。
それらの学問の基礎知識をベースに川柳をつくるのです。
そして川柳は、人生の機微や世相・風俗をこっけいに、また風刺的に描写するのが特色です。
その点松尾芭蕉が、常に弟子たちに
「俳諧は三尺の童にさせよ・俳諧は三尺の童の目でつくれ」
と俳句(俳諧)の道を問いたのです。

三尺とは(一尺=約30.3cmの三倍だから約90.9cm。日本人の三歳から四歳の身長は、男女ともデータ的には九十cm〜百十cm)大体三歳児の視点である。
松尾芭蕉が言う、三尺の視点は三歳児の童の視点です。
例えば、赤いとか、大きいとか、下にあるとか物の位置とか、色や、音、大人の話の内容も少しわかるようになって来る大人の様に既成概念が全く無いので、純粋無垢な目に映る現象を素直な言葉で発する事が出来ます。
だから、大人の変な常識や間違がった知識に、かえって降り廻されないと言うのです。

この芭蕉の考え方を取り入れ、ジュニアの俳句教育が、近年見直されています。
私が知っているSさんはその教室のリーダーですが、今回のHAIKU道とは別に、HAIKU道を書くチャンスががあり
Sさんの地区に伺い、二年ほど前に取材したことがあります。その時の文章を以下叙述します。
Sさんのグループは、幼稚園児から低学年の小学生に俳句を教えています。
1.ジュニアの生徒と一緒に、まず素材探しから始まります。…例えば家で飼っている犬とか鳥とか。
2.トマトとか。西瓜とか。蜻蛉とか。蝶とか。一緒になって探し、それを普段子どもが使っている言葉でいかに、575にするか。
Sさんは、本当のお母さんになりきり。ネー。ソレネー。とヒントを与える。エート。エート。そうそう。そうねー。と絶えず子どもと、お話ししながら575に・・・ほんとうのお母さんになり。またならないとできない。
男にはない・・・『愛情』・・・がないと、とてもできない感じがしました。
お母さんの役になり切り、575にする『Sさんを中心』のメンバーの皆様には、頭が下がりました。

575の世界を愛してやまぬ。いつも純真な心になれるお母さんたち。お子さまと創った作品を見ると、一層愛情の深さが伝わってきます。これが、Sさんをを中心に指導し、出来上がった幼稚園児の575です。

にじいろのき物きれいおひなさま

まだ拙い字で書いてありますが、少女の純真な目で、見たまま見事な表現力です。

次は、小学生の作品は、フォト575です。
写真は、散る花を、見ている猫二匹です

公園に花びらチリチリおちていく

清んだ俳句は童に学べ

幼稚園の子や小学生が感じたままのことを、常識のフィルターを通さず、自分の知っている言葉で
、表現する575に、俳人たちも、もっと目を向けるべきでしょう。
さああなたも一句創って句会にこの際エイヤーと参加して見よう!1

1 comment

1 furemiya { 06.12.17 at 12:12 am }

by K
初見参パレスの庭と著莪の花…
パレスはもちろん皇居なんですが、その日の会合での待ち合わせ場所がパレスサイドビル…皇居の隣のビルという事でパレスの意味に気付いたのでした。そして、「著莪」はネットで調べて初めて知った花皇居のお庭も著莪の花も70歳にして初対面でした。

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