Random header image... Refresh for more!

HAIKU道21「熱き俳句」金子未完

 8 俳句にハマれ

Kさんから、「頭が俳句だらけで…ハマったか??」とメールがありました。
ハマルと言う言葉を辞書で引けば『穴の部分にぴったり とはいる。』とある。
更に類語辞書で引くと『のめり込む』『没頭する』すると言う言葉が有ります。
映像的にはCMなどに出てオーバーな演技をするタレント「松岡修造」を想定してみてください。他には、「イチローのバッターボックスの仕草、顔」
前人未到の10連覇を成し遂げた「内村選手の、体操の演技に入る時の顔つき」と仕草。
将棋界の天才、新 記録を打ち立てた藤井聡太四段(14)が将棋を指してるシーンを連想していただければよい。
ハマルと言う言葉を俗な言葉で探せば、『火事場のくそ力』になるのではないでしょか。
かって明治生まれの文芸評論家、山本健吉氏は俳句は表現の特質から「俳句は滑稽なり。俳句は挨拶なり。俳句は即興なり」と以上の三要素に集約できると言いました。
『俳句は即興』と言う言葉の中に、各俳人が持っている知識、経験、感性さらには家系や遺伝子に至るまで、つまり各俳人の持っている各自の潜在能力がある。その潜在能力をフル稼働し、各俳人の作品を作りあげて行くことを俳句に嵌まる言うのではないでしょか。
ところで今回Kさんの句に想定外の句があり、私はびっくりしました。

江ノ島でモンサンミッシェル想う夏

「西洋の驚異」とも呼ばれるモン・サン・ミッシェルを、俳句を始めたばかりのKさん作品で取り上げたのは、想定外です。
モン・サン・ミッシェルはフランスにあり、島全体が修道院になった神秘的な名所でもあります。
確かにモンサンミッシェルと江ノ島は似ていますよね。夏のある日江の島に行った。
Kさんの脳裏に、Kさん夫婦がモン・サン・ミッシェルに行った時のことを思い出したのでしょうか。そんなKさんの発想がいいです。

山本健一は「俳句は滑稽なり」と言っていますが、「滑稽」とは辞書で引けば、「笑いの対象となる、おもしろいこと。おどけたこと。また 、そのさま」とあります。
Kさんの今回の句はこの「おどけたこと。また 、そのさま。」にあたり、あの江の島からモン・サン・ミッシェルを思い出し、今いる江の島と比較することににより、この句は燦然と光るようになりました。

6月14日俳句界初見参のKさんの作品として、ほんとKさんに相応しい句だと私は思います。Kさんは如何ですか。
ただし「モン・サン・ミッシェル」は、地名ですから
中黒の「・」を入れた方が、読み手が一見して地名として明確に印象付け、すぐに理解できると思いますが…
「モン・サン・ミッシェル」…「」付きの方がはっきり世界有数の世界遺産「モン・サン・ミッシェル」であることが明確になります。
そして上句にしましょう。上句にすることで、世界有数の世界遺産「モン・サン・ミッシェル」がより明確になります。
今や「俳句を世界遺産」に推挙しようとする日本です。狭い日本だけに俳句の題材を拘る事はありませんよ。
下記のように順番を変えてみませんか。

「モン・サン・ミッシェル」を想う江ノ島の夏

と表現したほうが誰しもあのフランスの世界遺産だと解ります。
また「江ノ島の夏」の方が地名の「江ノ島」からさらに空間が広がるとおもいます。
Kさはどう考えますか。
頭が俳句だらけのKさんは、将来性がある。…ハマったか??
ではなくKさんに俳句をすすめた私がKさんを俳句にはめたのか、Kさん自身がハマったのか6月14日解ります。稿れだ。!!

兎に角Kさんの脳は、想定外だ。
頭が俳句だらけのKさんは、将来性がある。…ハマったなー!!

1 comment

1 furemiya { 06.13.17 at 9:14 pm }

by K
江ノ島の句は先生のおっしゃる通りの事情であります、恐れ入りつつ修正の上句会に出させて頂きます。
さて初の句会への5句を課題句を含めて今日にも決めなければ…

コメント欄