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Posts from — 7月 2017

退き際(蓮舫辞任に想う)

 民進党の「蓮舫」氏が代表の辞任を表明した。
その理由は自らの戸籍公開問題への賛否が引き金となってしまったと思う。(当然反対…)
彼女の政治信条については無知であるが、やはりその面でのパフォーマンス不足とタレント性におもねく政治姿勢というものが、その背景にあったのでは無いか?

何れにせよ民進党は解党的出直し以外に、進むべき道は無い。
自民の大失政を受けて、それを求心して行く受け皿がない(民進はたり得ない)中での彼女の引き際は、むしろ選択肢の判断としては良とするべきであろう。

長い人生の中で引き際の判断は、誰にも何度も発生する。
それを熟考し、決断するかどうかは個人的には極めて難しい判断であり無意識に避けて通りたいのが人の常でもあるが…。
その理由は個人的利害と公的利害の衝突の場合に悩むのだが、その場合には残念ながら個人的利害が勝り、引き際というタイミングを敢えて見直す(見て見ぬ振りをする)のが人の常である。

振り返れば、大小を取り混ぜて5度ほどの引き際を体験した。
(無意識ながらも退き際を考える立場を選択し、それを一つの目標にした所にもその要因はあった?)
そしてその際は全て「退く」を判断し、人生は常に急変した。(その都度全力投球をしていたからだと思っている。そして結果としてはその何れもに後悔は無い。人は色々いうが、自己責任と反省は伴うにしろ、、、)
火中の栗を拾う勇気と火中に栗を投げてしまう勇気…実は火中のくりを拾える力が無いのにそれを保身の故に拾おうとする事ほど、危険な事はないとの実感と充実感は今なお残る!
退き際は常に理不尽な判断が必要であり、バッシングを覚悟し、その後の苦悩も伴うものである。

その意味で「蓮舫氏」の判断には賛意を贈りたい。例えその結果が民進党の解党へと進もうと新たな受け皿政党への道に繋がろうと…判断は正しい。
(一つだけ言える事は、彼女の国籍問題で彼女を辞任に追い込んだ民進党やその他勢力の中には未だに差別主義と民主主義の意味が理解出来ていない日本の政治的現実を示している事はである)

そろそろ「日本人」というアイデンテテイからの退き際でもある。死に時と共にそれだけは自律的に選べない所に難しさがあるのかも???

7月 27, 2017   2 Comments

現行憲法への一視点(ある勉強会に向けて)

 現行憲法を論じるのに最も必要な視点は、設立された背景(侵略戦争と敗戦と犠牲)の上に立って、その後の憲法が果たした役割や積み上げられた歴史、事実認識を踏まえたもので有るべきだと思う。

少なくとも日本はこの70年、この憲法をベースに平和と発展を遂げてきた事だけは何人も否定でき無い。そしてそのファクトはこれから先の50年を考えた場合のこの国の歩む道についての一定の予見が可能なものでもあるからだ。

様々な視点をベースにしつつも、今や何らかの改憲派が過半を超える状況を作る現実の中、その最大の論点が「9条」にあり、その主流が理由はどうあれ再軍備への改正を志向していることも明らかである。
(故に論議は危険でもあり両刃の剣」である点をあえて指摘しておきたい…)

最も懸念するところは日本国憲法が人類の理想を追求し、それをして国是(憲法)としているという日本国憲法の最大価値を見逃してしまうリスクへの視点が抜け落ちてしまわないかと言うところである。改憲論(論議そのものを非とするものではないという前提で)の中には確かに部分的に賛同するべき論も散見されるのであるが、今狙われる改憲論者の主張まは間違いなく「軍」の合法化による強い日本の設立である事は益々の逃すべきではない。
(長期的ステップにおけるその突破口を狙う改憲論に組してしまう巧みな構造が存在している…)

故に安易な憲法改定や加憲といったまやかしも利用して憲法の改定に現実感を作ってしまっているにであり、再軍備改憲論者に利用補完されるものとなってしまう事に強い危惧を指摘しておきたく思う。

さて、現状憲法のいったいどこが変える必要のある条文であろうか?
果たしてこの70年それをしなくて具体的にどのような不都合を生んでしまったのか?また今後の50年にどのような不都合が発生すると予見するのであろうか?
(個人的には全く思い浮かばず、逆にこの憲法が果たした役割ならいくらでもれっきょがかのうであろう)

既に沢山の違憲法が制定されていることは事実であろう。しかし、これこそがもう一度見直し法改定の是非を論じるべき優先事項であるはずである。(憲法解釈の上で許される範囲と許され無いもの…)

憲法とは国の骨格としての国民の権利を記し、国家権力の横暴を牽制する事において成立し、その詳細を法で規定していくべきものである。
絶対的に目線と立ち位置は国民(市民)の側に有るべきが原則である。しかし、改憲論の多くが「国」からの目線を優先する傾向を持つところの危険度(利用する危険を含む)を勘案した論議がなされなければならない。

現行憲法の範疇から明確に外れているものとして「日米安保条約」がある。ここが憲法解釈における整合性を曲げた第一要因であるとの思いが強い。条約でありその面では憲法を超えた国際法条の国家義務を形作ってしまうからである。
(日本の国家リスクを生んでいるのもまさしくこの違憲条約である一方では日本の寄生虫的経済貢献に大きく寄与したものでもあることは認めざるを得無いが…)

「憲法をまず大枠で捉え総体で評価し、かつ日本の文化伝統をも加味したものと考える中で、この憲法を変えようとする勢力とその事によるリスクを天秤にして考えるならば、一歩たりとも変更の要なしの「護憲の論陣」がいかに大事であるかを強く主張したい」

「論ずるのはよし」や「加憲改定」の勢力は権限者の利用に供される可能性が極めて高い。権力の持つ本来的暴力性の上に捻じ曲げられていく可能性については現実を見る中でいくらも存在するし、その過程の中にいるのだ。
顕著な例が平和のみが目的と考えられきた公明党とその支持団体がほぼ「可憲」という言い換えで権力擦り寄り、改憲論に飲み込まれていく様でも明らかである。

その意味では私に言わせれば「改憲論者は全てが現行権力の補完勢力である」との認識に立たざるを得ない。そしてその勢力構造からいえば、既に憲法改定は残念にも俎上に乗ってしまっているのであろう。

今こそ名実ともに「護憲」の旗印による反逆勢力が必要である。「民進党」はこの点において、既に自民補完勢力でしかないし、自民の受け皿政党たり得ないのだ。

平和、護憲、反原発の3点での政治結集で少なくとも受け皿づくりをするべき時である。
共産党がその党是と党名を変えさえすれば、受け皿たりうる唯一の勢力(政党)足りうるのだが、これも難しいとすれば、小沢自由党の提唱する「オリーブの木」構想に期待するしかない。

日本国憲法は当時の世界環境の中で、世界への戦争加害者であると共に、実に多くの犠牲者を生んだ末に検討され、了承を得る為に当時の日本の叡智が結集された上で制定されたものである。世界の人民の承認と共に象徴天皇という日本の歴史をも踏まえた歴史的遺産でもあり、世界に誇る憲法であると確信する。そしてその憲法で守られ発展し、これからもそれらを維持できるものであるという現実感こそが必要であろう。

改憲論を論じる視点において、瑣末な「てにおは」や現実との矛盾点のみにとらわれて論じる事は危険極まりないとの(今や)少数意見を大事にしてもらいたいと思うのである。。。

7月 25, 2017   7 Comments

早期退職の勧め

55歳超えのサラリーマン諸君!!IMG_0241

人生思う以上の長旅に変わっています!!
55歳がピークアウトする時期だと思っていますか?理不尽で止む無く配転や次の職場へ移るのももちろん一つの選択肢ではありますが…そろそろ自分の意思やジャッジで人生の方向性を考えてみるのも一考の価値があるかもしれません。
(定年延長によってせっかくの自由を失ってしまったり、まだ十分にやりたいことができるのに諦めてしまう事になっていませんか?)

何となく、自由を求めて私が57歳でリタイアしたのはせめて還暦までの3年程度は自由な現役(元気)として何かにチャレンジしたいと考えたからでした。
「それなりにサラリーマンとしても自由な人生を送っていたじゃないか」と叱られそうですが、我儘な性格はたとえ(立派な)役員であったとしても(もっと言えば万一社長になったとしても)自由という範疇からは程遠いものがサラリーマン(社長)というものではないかと思えたことも理由のひとつでありました。

子育てを終え、残った借金と年金を計算し、僅かばかりの退職金を天秤にかけて「自由」と「我儘」を通す道を選択し、あれからはや13年が経過しようとしています。(もちろん後悔などは微塵もありません…)
サラリーマンとして滅私奉公の時代の30年と比べれば、時の流れの早さに驚くのに反比例するかのごとく自由時間というものの貴重さやその長さを感じるのです。今更ながらあらゆる可能性にも繋がるものであったという思いに至るのです。
還暦までの元気な間の3年はその後の延長戦を含めれば考えれば(13年にもなりましたが)、それは現役時代の30年を遥かに凌駕するほどの充実感があり、その意味での苦労や反省も沢山残ってしまいます。そんなに(元気でいる)時間に余裕があるとは思ってもみなかったのです。

一般的に定年を65歳としても、(自由な)時間軸で考えればその後の時間は2倍以上存在するとも言われます。(もちろん心身ともに元気でいる時間で…)体力面はほんの少しづつ衰えは感じますが、一方で(困り者なのは)精神力や知力の衰えはその感じる所が全くと言っていいほど少なく、微々たるものなのです。

そこで余計な今回の提案になりました。(50を超え、そろそろ次の人生を考える頃になった後輩たちへの余計なアドバイスと承知しつつ…)
よく頑張ったこれまでを活かしながら、まだまだ長いこれからの人生に少しの金と時間と経験を活かすことを考えて見てはどうでしょう?
企業では満期を迎えた年齢も、実は世の中では最も貢献出来る時期が55歳以降であろうと真剣に思うところです!!!

もしあなたに「300万」程度の自由なお金ができるなら、そしてあなたに都合によっては自分の意思で再就職をすると考えたら…むしろ、早期退職してもそんな機会をつかむ事も考えられるのでは…

実は世の中には300万の資金で買える会社はいくらでも存在します。大半の中小企業は「後300万あれば…」というところで一旦行き詰まるものとも考えられます。
もし、いわゆる投資を中小企業に向けてみれば…もちろんその企業のオーナーとなり、その企業への再就職も自由ですし、社長になることが最適ならばそうすることの選択さえ可能でしょう。

ただし、もうそれなりの歳なんですからあくまでも労働はボランテイアまたは有償ボランテイアが原則と考えてスタートしたらどうでしょう。(もし、儲かれば別途キャピタルゲインも頂けますが…)

中小企業とは大体において経営者のどんぶり勘定でその事業体は危うくなっていくところがあります。そこを是正すればまずは再生が可能です。経験上では事業体の行き詰まりの99パーセントの確率でそこ(初代社長)に原因があります。
社長は給料をとっていないように見えて、実は使い過ぎの見栄も含めた使用経費でコスト高を作ってしまっているものです。
これ(社長)をもし完全ボランテイアでこなせたら…時によってはあなたが配送(ボランテイア)運転手として仕事に従事すれば…その青息吐息の事業は確実に再生できるでしょう。

もちろん事業(経営に)には向き不向きもあれば、その事業の発展の可能性の大小もあるでしょう。
しかし、どんな場合であっても少なくとも現状のサラリーマンよりは面白くかつ充実した仕事となり、何よりも長く仕事を続けられる事は請け合いです。そして自らの意思で(定年の強制もなく)円満リタイアも可能です。(結果、決して大成功して退職のタイミングを間違うことのなきよう(笑)…)

先ずは投資(出資)です。
極めてリスクは高いのかもしれませんし、高々300ー500万だと考えるべきなのかもしれません。(私は銀行への貯蓄よりはよっぽどリスクは少ないと信じますが…)
金融関連にいながらも投資と融資や貯蓄の本来的意味がわからない人もいますので念の為注意をしておきます。
中小企業への投資はその大半でキャピタルゲインは求められませんし、融資ではないことより、「金を返してください」とは言えないものです。
ただし、その投資は投資先の経営に関与し、社長にもなりうるものです。(少なくとも少額投資でも発行株の過半以上を購入することになります)

問題はそんな都合のいい会社があるのかどうか?実は300ー500万あればで助かる(再生可能な)企業は本当に沢山あります。そしてその額を事業継続優先の為に求める事も多いのが中小企業の実態です。様々な事業があるはずですから、少しでも興味のある仕事ややりたい仕事がある事業を選択できるといいのですが…
(仮に事業側から考えれば、一年で300万の現金と300万の労働力が入れば600万/年の資金繰りができるのですから…)

13年間の零細企業コンサルをボランテイアしてきた実感です!!
そしてそのボランテイアとしての心情は零細企業の職場の確保という一点がテーマとなりました。零細企業の労働者には次の仕事なんてありえない。今の仕事を給料が半分になっても続けることが正義である。こんな観点でした。
そして何よりもこの分野には資金が回らないし、人材が居ないのです。

一からの起業ももちろん面白いでしょうが、沢山の中小企業のオーナーとしてもう一度自らも一使用人として頑張る覚悟さえあれば、300万程度のリスクはリスク足りえないし、その後の長すぎる人生を充実させるに違いないと確信し我が提言となりました。

こんな駄文で心変わりする人もいないでしょうが、中小零細企業こそが日本経済を支える根幹であり、シニア世代の悠々自適に歯ぎしりし、この国の将来を憂いる今日この頃です。
(既に映画館もゴルフ場も金持ちシニアで一杯です。濡れ落ち葉も散見されます。団塊世代の本格参入はこれからです)

還暦を超え、古希を迎える間、消息不明の13年間…(続)ラストランは佳境をむかえて満足なエピローグとなるか奇人変人の類で終えるのか我ながらこれからが楽しみです???

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7月 20, 2017   No Comments