アートのソムリエ・山本冬彦

プレミアムエイジ ジョインブログ

博士課程の入学状況

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●昨日の日経新聞に全国の大学院博士課程の競争倍率の文部科学省のまとめが載っていた。博士課程というと大学の先生か研究所に勤務する人というイメージがあるが、全国で23000人もの定員があることに驚く。これでは、職にありつけない高学歴博士フリーターが増大するのは当たり前か。
 最近ポスドク問題など、就職難から志願者が減っていて全体では0.89倍となっているが、理学・工学系が顕著に低く理工系ばなれが懸念される。
 一方、倍率が高い中に芸術系があるが、博士課程の歴史が浅いこともあるが、社会の厳しい現実に一番疎いからではないだろうか?
※保健の絶対数が多いのは不明?
※表組が出来ず見づらいですが・・・

分野  定員  志願者   倍率

人文  2069  343 1.13
社会  2645 2579 0.98
理学  2070 1419 0.69
工学  5503 3560 0.65
農学  1126 1086 0.96
保健  6774 6209 0.92
教育   459  771 1.68
芸術   220  363  1.65
家政   108   95  0.88
他   2443 2343  0.96
全体 2341720773  0.89

東大支援へ120億円の基金

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●休み中の23日土曜日の日経夕刊と24日のアサヒ新聞に「大手企業15社が東大支援へ120億円の基金・・・」という記事が出ていた。企業の大学支援については産学協同という視点でのものはこれまでも盛んだったが、今回は「企業の社会的責任」の一環としての事例だ。
 私が仕事の一環として以前「企業が社会的責任として大学支援を・・」
というレポートを書いたことがあるが、これは大學全体として企業に要請すべきことで、文部科学省とか国立大学協会などが、経団連とか日経連に働きかけるべきだと思っていたが、今回の記事では東京大學が自ら財界に働きかけて実現したようだ。
 このことはよいことだが、このままだと東大同様な動きが活発になり、産学協同と同様、企業の社会的責任としての支援も有名大学に集中することになり、大学間の格差がますます広がることになることは確実である。

【私のレポートは以下をご覧ください。】
http://www.nikkei.co.jp/csr/think/think_education_support.html

アート界の山本夏彦、いや山本冬彦に

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●50代までは「老人」と思われるのがいやで伊達の薄着をしたり、シルバーシートを避けたりしていたが、還暦を過ぎてからはじたばたしたり、かっこつけることなくもう「老人だから・・」ということで自然体で、自由に本音で生きて行きたいと思っている。そんな訳で、今後は尊敬している一言居士の故山本夏彦さんのように、アート界の山本冬彦になりたいと思う。

 さて、老人には普段あまり関係がない「美術手帳」だが最新号は「いま、アートを買うということ」という特集なので購入した。この雑誌はどちらかというとアートの作り手向けの雑誌たが、今回はいわゆる「現代アート」や「新世代コレクター」など若者やアートの新潮流を知るには参考になる。
 
 そんな訳でこの雑誌に触発されて年甲斐もなく六本木に出かけた。まず、ミッドタウンの中にあるインテリアとアートを融合したという「TIME&SYILE」の六本木店を見学した。なかなかおしゃれで家具・インテリア商品の店内にアートがさりげなく飾ってある。ちょっとかっこよすぎるが、インテリアや家具がアートへの一番の導線かも知れないと思った。

 次ぎに国立新美術館そばの「SHONANDAI MY GALLERY」の4人展に顔を出す。知り合いの田端麻子さんが出品しているからだ。あとの3人は知らなかったが、長沢郁美のイラストのような人物画がおもしろいと思った。

 最後に森美術館の「UBSアートコレクション展」を見に行ったが、ここではまったく「老人」になった。老人になるとホテルなどの薄暗い照明が苦手だが森美術館の展覧会場までの導線が薄暗く、決められた道を一方交通で前に進むしかなく、毎回感じるのだがまるで「処理場」に運ばれる牛のような気分になる。
 今回のUBSコレクションは現代アートの名品ぞろいなのだが、若い人やエネルギーのある人にはすばらしいのかも知れないが「老人」にはゴミとかアート公害に思えるものもある。「アートは心のためにある」というキャッチコピーではあるが、老人には癒されるというより疲れるというのが実感だ。

東北芸術工科大学卒業・修了研究・制作展を訪ねて

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2007年度の卒業・修了研究・制作展を訪ねて山形の東北芸術工科大学を訪問した。すっぽり雪に覆われた西蔵王の麓に現れた大学の校舎は初めての者には感動的である。一歩学内に入ると表の静寂さとは別世界で、大勢の人たちで活況を呈している。入り口では歓迎の挨拶を受け、そろいの衣装を着たスタッフ達の丁寧な対応は民間企業の鍛えられた来店者への対応のようだ。特に、戸外で雪道を誘導する学生には、すごいと感心した。
卒業・修了展というと学部や学科毎に行うところが多い中で、大学全体が一つの美術館のような形であり、それぞれの発表者がショップのオーナーのような対応で来場者を迎える姿勢には大学全体に「おもてなし」の気持ちが感じられる。
全学あげての多様な卒業・修了作品群はなかなか見応えがあったし、記念シンポジウムもなかなか楽しいものだった。一番感心したのは卒展が「終わりのイベントではなく社会へ出て行く始まりの場」として演出されており、常に社会との関わり方を意識した大学のあり方が感じられる。ここで学んだ学生達がアーテイストとしても社会人としても立派に育って行くことを期待したい。

ニッポン憂国の書

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●昨今の政治家、官僚、企業経営者の言動を見聞きしていると日本社会のリーダー層の総堕落を感じて日本の将来が暗澹としてくる。
 そんな思いをこれでもか・・・と感じさせるのが榊原英資の「幼児化する日本社会」と「日本は没落する」である。
 また、脳神経科学者の森昭雄著「脳力低下社会」は科学的に脳力低下と幼児化を説いている。

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  • Published: 2008年2月18日
  • Category: 日記
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「男の隠れ家オンライン」40回目が掲載されました

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【スーパーリアリズムの旗手「諏訪敦」展】  
 現代アート全盛の中で、既存の画壇系の作家や画廊が衰退していくような傾向があるが、唯一写実系の絵画が根強い人気がある。そんな中で強烈な人気を誇っているのが諏訪敦で、先頃から始まっている佐藤美術館での個展を紹介する。

※詳細は以下で
http://otokonokakurega.net/blog/entertainment/69/entry1253.html



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