アートのソムリエ・山本冬彦

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アートバブルについて

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●アートバブルについて何度か書いてきたが、今日届いた宋文州さんからのメルマガで「上海株の暴落と今後」という記事があった。これは1年前に彼がメルマガで書いた通りの展開だ・・・という株の話なのだが、投機化している現代アートにも当てはまると思う。彼のものの考え方を一部引用すると以下のとおり。

【私がものを考える習慣、原理原則:宋文州】

 その原理原則の一つは、「当事者達が皆同じように考える時は、だいたい誰も冷静に考えていない時」であり、もう一つは「冷静ではない時の考えはだいたい間違っている考え」です。
 こんな自分なりの原理原則をいうと、また多くの方から「そんなのは誰でも知っているよ」と言われそうですが、その通りです。原理原則というものはもともと難しいことではなく、誰にも分かることなのです。
 バブルに踊る人、戦争に加担する人の殆どは普通の善良な人々です。集団心理にかかった普通の人々が冷静さを失う時に、普通の行いとして異常なことをやってしまうのです。

 人々はいずれ冷静になります。価値の無いものはいずれ認識されます。
そのときに逆回転が始まります。ほとんどの人々が株式市場での痛い経験をしていないため、この先は読めない領域です。

※以上の「株」を「現代アート」に、「株式市場」を「アートマーケット」に置き換えれば、私の考えと全く同じです。
 投機に走るコレクター、画商はもちろん、一番犠牲者になる作家は心すべきことかと思います。

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