●昨日の朝日新聞の夕刊の連載「マネー海流」の9回目に「長期投資のカリスマ:沢上篤人」の紹介記事があった。デートレードなど、短期投資でいかにもうけるかという風潮の中で、沢上篤人さんは「長期投資のカリスマ」と呼ばれ信者が広がっているという。
沢上さんの考えは至極単純だ。日々の株の値動きに一喜一憂して売り買いするのではなく、買ったら10年、20年と持っておく。時がたてば上がる銘柄も多く、老後などに備えた資産がある程度はできるというもの。
沢上さんは個人投資家の勉強会でも「どんな社会をつくり子供に残すのかを考え、その方向に歩んでいる会社を応援しよう。社会が良くなる、それが投資の見返りであり、利益はあとからついてくるごほうびだ」と説く。
彼の動きは、短期の株式投資の利益を狙う個人投資家や、それらをあおりながら自らの利益を追求せざるをえない金融機関に対する挑戦であるが、少しずつ信者が増えているようだ。
●「会社」を「画家」に、「個人投資家」を「コレクターやアート愛好家」に置き換えると、アートソムリエである私のアートに関する考え方と全く同じであり、今後ともがんばっていく元気がでる記事であった。
コレクターはもちろん、画家の方にもこのような心意気を持ってもらいたいものである。


