アートソムリエ・山本冬彦

プレミアムエイジ ジョインブログ

「男の隠れ家オンライン」【47】が掲載されました

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●今回は過日体験してきたメリルリンチが主催するチャリティーオークション「未来の巨匠たち」の報告をする。この企画は作品発表の機会がなく一番苦しい現役の美大生及び卒後2年までを対象に作品を募集し、オークションは1万円からスタートし、落札価格の半額を出品者が、半額はメリルリンチが慈善活動などに寄付するという、社会貢献活動である。

※詳細は以下で
http://otokonokakurega.net/blog/entertainment/69/entry1346.html

アートフェア東京の内覧会

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●さて、今日からの一般公開に先駆けて、昨日「アートフェア東京」の内覧会があった。内覧会も2つに分けられており、ビップ招待者は16時から、一般招待者は18時から入場できる。

 テレビの同行撮影のため16時過ぎに会場に着いたが、既に開場されていたが、入場する人の群れで入り口付近が大賑わい。ビップカードを持った招待客も順番待ちという状況でヒートしていた。

 会場内では顔だけでは区別がつかないが会話を聞いていると中国人や韓国人もかなり多いようだ。入ってから全体的に右側が現代アート系なので、人はやはり現代アートの方に向かう。人気画廊や人気作家は下馬評どおり早々に売約済みだ。

 体をざっとまわった間になじみの画廊さんや作家、コレクター仲間とも数多く出会ったり、10年ぶりであう人もいて自然に会話などをしている間に撮影は適当に進めているようだった。あっという間に時間がたち18時頃から一般招待客が来始めて混雑してきたので、前述した「アートアワード2008」のレセプション開場に異動した。

 3日の日もマスコミがたくさん来ていたが、今日が一般公開日だったのでテレビもたくさん入ったようで、NHkテレビの9時のニュースでもやっていたが、アジアから買占めに来る・・・・という朝日新聞の連載のような内容の報道だった。

 アートバブルの買占め・・・は3日の日で既に勝負が決まっていますので、一般の人は購入など関係なく、いろんな画廊と作品が集まったアートの見本市・お祭りを見学するつもりでぜひ、アートフェアというものを体験してみてください。 

アートバブルはいつまで続くか?

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●前に紹介した朝日新聞夕刊の「アートとお金」シリーズだが、中国・韓国・インドの3回で終わるのかと思っていたら、4回目はドバイ、そして昨日が最終回の日本で完了した。

 【昨日の日本版の記事のポイントをt紹介する()内は私のコメント】

・タグボートで公開された71点が1時間半で完売した。(東京都というより石原系のギャラリーが一業者と組み、しかも一日前にネットで先売りするのはおかしい・・・と以前書いた)

・ホテルでのアートフェアでは作品を買うのにダッシュで会階段を上下する人もでた。(昔のバブル時代にはデパートで同じようなことがあった。どの入り口から入るか、エレベーター、エスカレーター、階段のどれが一番早く会場の画廊に着くかの競争だった。)

・タグボートやアグネスホテルでは30代から40代の会社員の男性の購入が目立つ。(これも以前書きましたが、投機・投資目当ての人が多いのでは?)

・現代アートだけが元気で、それ以外の画廊やデパートは厳しい。美術評論家の瀬木さんによると昔のバブルで痛い目にあった人は戻ってきていない。好調といっても印象派などを買いあさったバブル期の10分の1程度。(現代アートはバブルで、既存画廊は冬の時代で、店を閉める画廊も後を絶たないという2極化)

・現代アートも村上隆、草間弥生、杉本博司といった大物以外は「薄利多売」(家具・インテリアの感覚でアートが一般お人にも見るものから買うものになった・・・と宣伝するが、果たして本当にアートがすきなのか、単なる流行なのか投機なのか????)

・日本人の現代美術かは作品の質が高いわりに国際的な価格が安いので、海外投資家の次のねらい目とも言われる。(アートフェアやオークション会社はみんなそう言うが、株・土地からあふれた資金が穀物などの商品相場やアートに流れているだけでは?)

 今のアートの現状をバブルか否かということに関しては、いろんな見方あるが、上記の記事のような現象があること、そもそも朝日新聞がこんな連載をすることからもそろそろピークを過ぎた・・・という感じだ。
 バブルを経験した年配者や本当にアートそのものを愛する人はそろそろアートバブルがはじけると見ているし、バブルの経験のない若手やアートよりお金が目的の人は、まだまだ好調は続くと思っているようで、この点でも2極化がおきているようだ。

「アートフェア東京」の前夜祭

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●夜7時から「アートフェア東京」の前夜祭が丸の内のパブを貸しきって行われた。取材の人と一緒に7時半ごろ会場に着いたが、もう会場内は満員電車並みの混雑状況。お店の中ではスポンサー会社のファッションビデオが流され、DJによる音楽ががんがん鳴り響き会話がほとんど聞こえない状況。
 この前夜祭は、世界のアートフェアを回ってきた私の知人の女性が、せっかくアートフェアがあるのにアートファンの交流の場を作りたいということで、スポンサーを募って今年初めて実現したものだ。

※今日はビップや一般招待者限定であすから日曜日まで有楽町の国際フォーラムで開催されていますので、モーターショーに行くような気持ちで家族で体験してみてください。

新聞・雑誌のアート記事

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●「アートフェア東京」の前夜祭パーテイーと「101東京」の内覧会などアートフェアのイベントが今日から始まるが、これにあわせるように新聞・雑誌がアートマーケット関連記事を書いている。

●今発売中の「週間ダイヤモンド」は「海外富裕層流入でヒートアップ:復活の兆し見せる美術品バブル」というタイトルの2ページ記事。
・1980年代のバブル期以来の美術品ブーム
・ブームの牽引者は日本人でなく外国人
・シンワオークションの参加者の6割が外国人、うち8割が中国・韓国などアジアの富裕層
・日本の一部の人気作家や超若手作家が外国富裕層の草刈場になっている

●また、3月30日から朝日新聞の夕刊で、その各論とも言うべき中国・韓国・インドのアートマーケットの状況が連載された。

 これらを読むと中国・韓国・インドの30代から40代の富裕層がアジアのアートを買いあさり、その影響が日本にまで来ているということと、そろそろアートバブルも調整期に入ったという感じだ。



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