
●アーテイクル連載の30回、堀込幸枝「静かに純粋で強い存在を目指して」が発行されました。
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堀込幸枝はガラスびんを描き始めて8年になる。最初は単純に静物として描いていたのが、ガラスの持つ透明感や反射する光を描くことに面白さを感じ、自分なりの形や透明感や光を探るうちに、びんが自画像のような意味を持つようになり、今は「自分」というよりも心を正してくれる「静かに純粋で強い存在」を目指して描いているとのこと。そんな堀込の作品を最初に買ったのは前回のギャラリー椿の個展だが、その時はびんではなく花の絵だった。
彼女の作品にはどこかすりガラスを通して見るような懐かしく暖かい空気が感じられるが、今年の個展もびんを主体とする静謐な作品が並んでいた。色彩的には青や緑系の作品が多かったように思うが、たまたまNHKテレビの取材を兼ねたギャラリーツアーの一行と会場に入り、黄色の作品が良いなと思ったが、堀込によるとこの作品は蜜蝋をじーっと見つめていた時に「この色の中に入りたいなぁ・・・」と思ったのがきっかけでできた作品とのこと。


