アートのソムリエ・山本冬彦

プレミアムエイジ ジョインブログ

青木伸介展

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青木つばき○青木ショウウッド青木漆1

 

 

 

●今日は企業の株主総会にあたる大学の評議委員会が青山であったので、終了後ギャラリー・ショアウッドの青木伸介展へ立ち寄った。レセプションは明日だが、個展は今日が初日で大小多数の作品が並んでいた。青木作品については以前画廊に行った時にたまたま2、3点見て気になっていたのだが、今回の個展の案内をもらって期待していた。

青木いちご○青木チューリップ青木さくら
 彼には会ったことは無いが1977年生まれで東京芸大の漆芸専攻卒の作家だ。会場にはオーソドックスな漆芸作品もあったが、今回の中心はミクストメデイアによるデザイン的な作品だ。「カラフルな色でカワイイとかキレイを簡潔に表現したい」ということで、黒や朱というイメージの漆芸の世界とはまったく違った世界が展開されている。

青木漆2青木会場

社長の趣味

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社長の趣味

●アートソムリエとしてビジネスパーソンへのアート普及と若手美術家支援ということで、作品を買ってあげることが最大の支援ということを訴えています。日本のビジネスマンが週末などのオフタイムにギャラリーを回り、同世代の美術家の作品を見たり買ったりしてほしいのですが、以下のデータによると日本のビジネス社会では無理なことなのかも知れないと愕然とします。
 今日の新聞で見た帝国データバンクの「社長の趣味」という調査を見ると、社長の趣味のトップはゴルフで28.4%、以下読書8.2%、釣り4.7%、旅行4.0%と続きます。絵画という項目もありますがこれは美術鑑賞がメインと思いますが0.8%で、コレクションが0.2%という数字ですがこのうちアートはどの程度かはわかりませんが少ないでしょう。社長ですらこの数字ですから、一般のビジネスパーソンへのアート普及は砂漠に水をまくようなことかも知れません。

菅野静香展

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菅野後ろの正面

 

 

 

 

●タグボートアワードの審査・発表会があったのでその前に六本木の湘南台マイギャラリーの菅野静香展を見に行った。彼女の個展をわざわざ見に行ったのは今年の5美大の卒展で目に留まった作家の一人だったからだ。
 やや暗めのバックに人物が描かれているというのが彼女の作品の共通点だが、顔には写実的なものとパターン化したものがある。人物中心の画面にはいずれも花や蝶などが出てきていて、色彩を明るくし、顔をかわいいものにすれば今風のカワイイ絵になってしまう。彼女の絵は一見日本画のようにも見えるが、本人も意識していてかサインや落款を日本画風に書き加えている。
 今後どのような展開をするかまったく不明だが、今の路線をベースに独自の世界を探求して欲しいと思うが、勝手に甲斐庄楠音や国画創作協会の作家たちを参考にしたら・・・と言ったが作家も画廊オーナーも知らないようだった。

※甲斐庄楠音については以下で
http://www.muian.com/muian04/04kainoshou.htm

菅野0号「パーソナル スペイス」菅野「棘」10号菅野小品2

第5回タグボートアワード【2】

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タグ表彰作家たちタグ会場小山タグ表彰

●審査発表の後、表彰式があったが、応募者の大半は若い人たちだが、中には奥さん子供づれも何組かあった。その中でお子さんと一緒に表彰を受けた人がいてみんなから拍手を受けていた。
 全体では400人を超える応募者があったのだが、若い作家たちは少しでも認められたいということでいろんな公募に応募しているようだ。会場には50人前後の若い作家たちが来ているが、学生もいるだろうし、バイトやサラリーマンをしなが苦しい生活の中でアートに夢を抱いて頑張っている人たちだ。審査員の小山登美夫さんや人気作家の天明屋さんなどに認められるのを期待していると思うし、パーテイーでは私にまでファイルを持って意見を聞きに来る熱心な人ももいて、みんなその熱意に圧倒される一日だった。

○追伸
審査結果が以下のサイトに紹介されました。
http://www.tagboat.com/ngs/award/5th/result.html

お盆パチンコ作品子十川

第5回タグボートアワード【1】

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スリー作品前田雄大作品杉田作品

●今日は第5回タグボートアワードの審査発表会のため豊島区長崎のターナー色彩東京支店に行く。会場には一時審査を通過した52作品が一昨日から公開展示されていて、今日5人の審査員による審査と発表会が行われた。
 タカイシイギャラリーの石井さんとシンワアートの倉田さんが今日は来られないため事前に審査しており、今日は私と小山登美夫、天明屋尚の3人が審査にあたった。
 グランプリについては3人が同点で残ったため決戦投票でthreeの作品に決まった。threeとは3人のグループで、作品は多数のフィギュアを溶かして柱tにしたような作品で、てっぺんには元の姿が見えるというもの。(分かりにくいと思いますが、写真1)。その他、部門別にも賞があり、平面では杉田陽平(写真2)のほか立体、写真賞が選ばれ、5人の審査員賞が決まったが、私が選んだのは前田雄大(写真3)でした。

真条彩華展

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心情顔心情顔黒

 

 

 

 

 

●幻想的でややエロチックな作家を扱うスパンアートギャラリーで開催されている真条彩華展を見に行く。彼女は絹本に描く日本画家で銀座フォレスト時代から見ているが、当時は昆虫とかが多く、人物もかわいらしいものが中心だった。しかし、スパンアートに移ってからはギャラリーにあわせてかそれとも彼女にこんな趣味があったのか分からないが、妖艶で悪魔的な作品になった。今回は西洋的なテーマを絹本に日本画というスタイルで描いているので不思議な雰囲気がある。まだ作品にむらがあるように思うが、今後の展開に期待できるものもある。

心情馬心情ラフ

若手作家

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窓表紙窓渡辺

 

 

 

 

 

●「美術の窓」の6月号は「新人大図鑑2010」ということで、評論家・ジャーナリスト、画廊、編集部などが選んだ若手作家を紹介している。そんな表紙になっているのが入江明日香さん、特集の扉絵が渡辺香奈さんだ。私がアーテイクル誌で紹介した作家も数多く掲載されているし、若手作家に興味のある方は参考にしてください。
 若手作家といえば、今日はギャラリー枝香庵で推薦文を書いた前田有加里さんのレセプションがあり出かけた。5時ころから順次人が集まってきて恒例のテラスでの談笑会が行われ、前田さんのファンに加え、常連さんや懐かしい人も集まった。

前田作品前田テラス

ギャラリー須知と第2井上ビル

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井上ビル

●今日から茅場町にギャラリーsuchiという新しい画廊がオープンするということで出張帰りの途中に立ち寄った。suchiとは珍しい名称だが、春風洞画廊にいた須知さんが独立して立ち上げた画廊だ。春風洞画廊にはよく行っていたが、須知さんは外商専門なのか画廊で会ったことはない。
 オープン記念展は8人の作家のグループ展だが、その中の一人の作家の方から案内状をもらっていた。そのはがきには「山本さんが好きそうなスペースです・・・」というような文面があり、地図を見た感じでは、おそらくあのビルだろうと思って現地に出かけたが、やはり亀島川岸の第2井上ビルの中にあった。ここは奥野ビルより3年早い昭和2年築のユニークなビルで、すでに森岡書店など個性的なギャラリーもある茅場町のアートスポットだ。ビルの外観、階段、床のタイルなど独特のスタイルを持っているビルだ。

井上ビル玄関内井上会場立体井上ビル階段

 会場で初めて須知さんと挨拶したが、須知さんはすでに私の本も読んでいたし、やっと名刺交換できましたとのことだった。若い須知さんが老舗画廊から羽ばたき、今後同世代の作家の展覧会を着実に開いていくことを期待している。 http://www.gallerysuchi.com/

※第2井上ビル http://www.tekisei-kakaku.com/category/1384588.html

井上会場岩崎井上会場写実井上会場人

甲府出張

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甲府あずさ甲府像甲府センタ^

●昨日から今日まで甲府に出張だった。昨日の朝は大雨だったので傘をもって出かけ、スーパーあずさに乗り込んだが、山梨県に入ったころから雨がやんでお日様まで出てきて、甲府についたころにはかなりの暑さだった。
 会場の放送大学の山梨学習センターは山梨大学構内にあり、テラスがあったり、なかなかしゃれたセンターだった。夜仕事で泊まったホテルがあまり良くないビジネスホテルで、暑さも身に沁みて疲れきって寝てしまった。翌日の今日は元々観光をするつもりは無かったが、甲府で唯一のアサヒ・ギャラリーさんには寄ろうと思っていたのだが、駅の信玄公の像の前で警察の音楽隊の演奏を見たくらいで、まっすぐ東京へ戻った。。

石田徹也全作品集

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石田表紙石田1石田2

●現在ギャラリーQで石田徹也展が開催されている。石田は31歳で夭折した作家だが日曜美術館で紹介されたことを契機にバブル期もあいまって超フィーバーした作家だ。現代に生きる若者の悲惨さや展望のない日常を描いている彼の作品を見ると、ぎょっとしながらも、共感を覚える。今回は九龍堂から全作品の217点を掲載した画集がでる。
定価8500円。



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