アートのソムリエ・山本冬彦

プレミアムエイジ ジョインブログ

忠田愛展

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忠田女性像忠田ドローイング忠田案内状作品

●今日はニュートロンの忠田愛展「雲下の素描」を見るために外苑前まで出かける。以前ニュートロンの富士山のグループ展に行った時に案内状をもらい必ず初日に行こうと思っていた個展だ。作家の忠田は京都在住の若い作家だが、案内状を見て私が好きな元京都芸大教授で創画会の小嶋悠司を連想したからだ。小嶋も日本画家ながらイタリアに留学したが、忠田も最近イタリア体験をしているところなどにも類似性を感じたのかもしれない。
 彼女の作品は案内状やネットでしか見ていないので、ぜひ実物を見てみたいということで開場に着いて一通り見た。大作から小品、版画などここ1、2年の作品による東京での初めての個展ということで、久しぶりに充実した展覧会だった。
 作風的には藤浪理恵子のような作品もあるし、大作の中には鴨居玲を彷彿とさせるものや、きれいにまとめると榎俊幸になるような感じを持つ作品もあるが、今後どのような展開をするか楽しみである。 

忠田連作群忠田建物

忠田連作の1点

日本の既存画廊のガラパゴス化

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鈴木カメレオン作品

●以前、関西の画商さんの組合から依頼を受けてお話をしてきましたが、今度は別の画商団体から依頼を受けました。曲がりなりにもグローバル対応している一部の現代アート系の画商さんは別にして日本の既存の画商さんはこのままではガラパゴス化し、絶滅する・・・というお話をしてもよければお引き受けしますと回答しました。以下はその一部です。

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・ご依頼の内容は了解しましたが、「このままでは日本の既存の画廊はガラパゴス化し、国際化には対応できないし、かといって新たなユーザー作りを怠っていますので、新しい時代に対応したビジネスモデルをつくらないと絶滅すると思われます。」というようなお話をしたいと思いますがそれでも良いでしょうか?

・それから別件ですが、各国の美術に関する税制や行政の問題を取り上げるのは結構ですが、文章の中でばらばら述べるのではなく、きちっとした比較表をつくって具体的に世論にも訴えることが大切です。私もみたいのでぜひ作ってください。

・なお、このような行政への働きかけは必要ですが、行政や税制の問題にするだけでなく、業界自らの構造改革・革新をしないといけないと思います。そして何よりも大事なことは時代の変化を見据え、絵の購入者であるユーザー作りに業界を挙げて取り組むことが必要だと思います。

「黒艶の会」

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ニケ案内状ニケ大谷アップニケ大谷1

●今日から銀座のギャラリー・ニケで「黒艶の会」が始まる。鉛筆デッサン中心の若手4人展なのでこのようなタイトルなのだが、みななかなかうまい人たちだ。そんな中、前から気になっていた大谷郁代さんの作品だけが色が入ったパステル画ということで目立っている。
※他の3人は川嶋陽介、安彦文平、岡靖知

多忙な一日【2】中落合ギャラリーでの山崎龍一展

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山崎駄菓子店内山崎駄菓子店内2駄菓子

●ギャラリーは本当に民家を改造したものだったが、入り口を入るとそこは駄菓子屋さんだった。でもじっと見ていると山崎君の作品がいくつかさりげなく飾ってある。彼の作品は普通の画廊でも探す楽しみがあるのだが、駄菓子の中からいろんなものが見えてくる。ここの1階は普段から駄菓子屋になっていて奥や2階がギャラリーかと思ったのだが、聞いてみると駄菓子屋全体も含め山崎君と作りあげた今回の個展用の演出とのことで、改めて驚いた。 しかも、この懐かしい駄菓子は買うことができるということで、ついつい写真のようなお菓子を買ってしまった。 

山崎1

●さて、肝心の山崎作品の紹介が最後になってしまったが、駄菓子屋さんを通り抜けて奥に行くと山崎君の立体作品が展示してある。そして普段は人が住んでいるという2階に上がるとそこにも作品が何点か展示してある。この民家にあったちゃぶ台から発想した作品が特におもしろかった。

山崎2山崎4山崎3

多忙な一日【1】

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林1画廊前林2

●今日は忙しい一日だった。以前にも書きましたが今日は郷里出身の「北星会」という会でゲストスピーカーを頼まれて三越の特別食堂で講演しました。皆さん各界で活躍された方々で、私が一番年下で、60代、70代、中には85歳に方もおられました。食事をした後1時間くらいお話をしま増したが、質疑応答などがたくさんあって予定を1時間以上オーバーしました。
 その後でこれも以前に書いたバスツアーの打ち合わせと事前調査の待ち合わせがあったので余裕をとっていたのですがぎりぎりセーフでした。画廊を数軒回った後、今日が初日の山崎龍一展を見るため西武新宿線の仲井にある中落合ギャラリーに向かった。以前から行きたかったが画廊だがなかなか機会が無かったところだ。住宅街で普通の民家を改造した画廊とは聞いていたが、本当に閑静な住宅街だった。
 画廊への途中で林芙美子記念館があったが、かなりのお屋敷。昔の画家や作家はみんなすごい家に住んでいたらしいが、「放浪記」の作家の家とは思えない屋敷で、すぐ隣が会談になっていて永青文庫の坂道のミニバンのような雰囲気だ。こんなところに画廊があるのか?と思って地図どおり歩いていると作家の山崎君と数人の若者たちが家の前にいたので、そこが画廊だった。

銀座中学校

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銀座中学

●アート普及の一環として、地元の泰明小学校と共同企画をしている、銀座柳画廊の野呂洋子さんのメルマガを紹介しますが、相変わらず情熱をかけてがんばっているようです。
ところで、泰明小学校は知っていましたが、「銀座中学校」というのがあるんですね。
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日本の美術教育                2010年5月15日

今年やろうと思っているボランティア活動のひとつが大人と子供の美術
教育です。昨年度より、ご縁ができまして銀座の泰明小学校の生徒さん
向けに学校の授業で画廊巡りを開催することができました。
本年度は、それをもう少し拡張して まずは銀座中学校へ営業しようと
思っています。

今の中学生は学習指導要領にあるのかもしれませんが、職業体験という
体験講座があるようです。うちの日本橋中学に通う娘が、学校からの
配布物で「受け入れ企業のお願い」という資料をいただいたので、早速
応募させていただくことにしました。今年の9月に中学1年生を2日間、
来年の2月に中学2年生を3日間、朝9時から夕方5時まで仕事をさせる
というものです。そこで、社長にお願いしました。「社長に迷惑をかけないし
うちの社員を使うこともしないから、是非この職業体験の受け入れを
させて欲しい。」初めは、しぶしぶと「仕事の邪魔になるし、社員にも
迷惑になるし、中学生にお願いする仕事はうちにはない。」ということ
でしたが、そこは画廊巡りと同じねばりで、「迷惑はかけるとは思うけれど、
将来への投資だと思って欲しい。未来の世代に美術の世界を知ってもらう
ことは重要だし、美術教育をする指導者を子供のうちから育てたい。」
と押し通しました。私が彼らにどんな仕事をお願いしようかというと、
「画廊巡りのサポーター、および10月31日におこなわれる‘中央区
まるごとみゅーじあむ‘での画廊ツアーのスタッフ育成です。」
1日目の研修では、子供達に私が画廊巡りで何を伝えたいかを教え、実際に
画廊巡りをし、そのときのマナーや気づいたことを子供たちから教えてもらい
子供にとって楽しい画廊ツアーとはどういうものかをディスカッション
します。2日目には、実際に大人のお客様向けの画廊ツアーを開催し、
子供達にも同伴してもらいます。そうすることで、お客様が画廊ツアーで
何を得ているかを、一緒に体得してもらいます。また反省会で画廊に求める
ことなど、子供の目線から銀座の画廊に必要なことを洗い出そうと思って
います。これが9月ですから10月31日(日)に開催する‘中央区
まるごとミュージアム‘では中学生の子供達にスタッフとして実際に友人達や
大人たちも巻き込んで画廊ツアーの企画者として主体的に働いてもらおう
と思っています。この中央区まるごとみゅーじあむは、区役所が企画している
イベントなので、この日は大人と子供の美術教育の場として銀座の画廊を
開放するイベントにする予定です。銀座の泰明小学校、銀座中学を初めとして
中央区の小中学生を大勢まきこんだイベントにしたてあげようと思っています。
文責    野呂 洋子

3冊の本紹介

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本柳本アート買う本魚ー彫る

●最近出た本を3冊紹介します。
まず最初は柳美里さんの「ファミリー・シークレット」ですが、この装丁として採用されたのが中村真弥子さんで、彼女から本をいただきました。

※こちらから装丁のディテールをご覧いただけます。よろしくお願いいたします。(作家の中村さんから)

http://www.flickr.com/photos/ma85/sets/72157623725539699/

 2冊目は宮下規久朗著、光文社新書の「ウオーホルの芸術」です。ウオーホルの人生を追いながら、商業美術と純粋美術のことなどに触れながら、なかなか面白い本です。特に画家を目指す若い人にお勧めです。

 3冊目は宮津大輔著、集英社新書の「現代アートを買おう」という本。宮津氏とは直接面識はないが現代アートのコレクターとして有名で、現代アートが好きなサラリーマンが書いた本ということで、私の本同様アート蒐集の楽しさを紹介している。

仙台藤崎デパートでの「大藪雅孝・・・展」

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大藪案内状

●昨日今日と仙台出張だったが、東京に帰る前に藤崎デパートで今日から始まった「大藪雅孝とその仲間たち」という展覧会を見に行った。 大藪展は藤崎の美術画廊でちょっとした企画展だと思って行ったのだが、催事場での大規模な展示で大藪さんの過去の懐かしい作品もたくさん出ていて感慨深かった。お客さんはあまりいなかったが、店員や係りの人が10人以上もいる。しかもあちこちに商談テーブルもある。新作も少しは出ているが、旧作も相当ありこれだけ販売作品があれば力が入るのももっともかもしれない。しかし、価格は1号当たり100万円以上の値段がついていて、さてどれだけ買えるようなお客さんがいるのだろうか。

大薮図録表紙大藪開場大藪図録中身

山崎 龍一 個展

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山崎龍一「どうせだれも助けてくれない」

前にもお知らせしたが、山崎 龍一 個展が15日から開催されますが、初日の15日にはオープニングパーテーがあります。

オープニングレセプション: 5月15日(土)5:00 – 7:00pm
期間中の開廊日時 : 木曜日 / 金曜日 12:00 – 18:00, 土曜日 12:00 – 17:00

※ちなみに写真の作品は複数制作するようです。ただし表情や靴下の色などが1点ごとに違うようです。

http://www.nakaochiaigallery.com/jp/index.html

放送大学創立二十五周年記念の募金

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放送大学案内図放送大学像放送大学募金

●放送大学だ以では2年前から創立二十五周年記念の募金をやっていますが、このたび本部のエントランスに募金者のプレートが設置されました。プレートの前にある彫像は佐藤忠良さんの「ブーツの少女」です。



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