●友人に紹介してもらった某サイトを紹介します。売れなくてもいい、好きで描いている作家は趣味で、プロなら売れて成功しないといけない・・・という村上隆の「芸術起業論」のコレクター版で、「コレクター起業論」だ。どちらがいいかではなく、個人のスタンスの問題ではあるが、こんな戦略性を持つなら、わたしはあくまでも趣味人でありたい。
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【アートコレクターの戦略】

アートコレクションは単なる個人の趣味性の問題だからとやかく言うつもりはないけど、日本のコレクターはあまりにも戦略性がなさすぎる。サラリーマンやりながら、好きなものを集めてきましたとか、若い同世代の作家に共感して彼らをサポートするために買っていますとか・・・よくメディアに出てくる日本のコレクターってなんか物足りない。まあ彼らの趣味の問題だし、彼らのお金で買っているコレクションなのでどうでもいいのだが。
僕は、アートコレクションには戦略性が必要だと思う。みんなが目をつけないうちから、ある程度、テーマを決めて収集し、価値が上がった段階でコレクションを切り売りしながらポートフォリオを充実させていくのが王道だろう。アート市場とアートヒストリーに関する情報を常に集めながら、市場に出される目の前の玉を長期的な視点で取捨選択していく。そういった活動をしていないアートコレクターは単なる趣味人でアートという価値創造活動になんら貢献していないのに等しい。
そういったアートコレクションに関する戦略についてこの本は書かれている。
幼稚なコレクターが蔓延る国のアートマーケットはいつまでたっても発展しないのだ。


