アートのソムリエ・山本冬彦

プレミアムエイジ ジョインブログ

元日経新聞専務・斉藤史郎氏の個展

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斉藤展作品

さて今日は熟年新人画家の個展を紹介します。

個展の主の斉藤史郎氏とは日経新聞の編集局長時代に知り合いましたが(その後日経専務、日本記者クラブ理事長を昨年5月まで勤めた)、かねがね退職後は画家になると宣言していたのですが、1月12日から20日まで銀座のジャンセン美術館・銀座アートスペースで初個展を開くことになった。斉藤氏は慶応大学時代に美術部(パレットクラブ)に所属していたようだが日経新聞に勤務してからはほとんど制作しておらず、退職を機に今回が実質的な初個展だ。斉藤氏の作品は後輩記者からは「クライ」と言われるそうだが、氏は「暗いのではなく深いのだ」と反論する。

制作に当たっての姿勢は「時代が変わっても変わらぬ確かさ、不器用さに潜む本物、揺るがぬ人間、描きたい世界は今も昔も変わらない」という。

 今回の個展では私も発起人の一人になっていますが、初日は財界・マスコミ界のお付き合い訪問者が殺到すると思いますので避けていただき、アートファンやコレクターの皆さんには、お客が激減するそれ以外の日に訪問いただき、作品を見て厳しい叱咤激励の言葉を浴びせていただきたいと思っています。

カジノ資本主義と「新しい民主主義=マルチチユード」

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ネグり

全世界が経済危機に陥っているが、グローバル化と金融化による格差の拡大はとどまることを知らない。中産階級がますます細くなり、ごく一部の金持ち以外はどんどん下層に転落していくのはまさに砂時計現象で、世の中はまさにカジノ資本主義の状況だ。


1年や半年単位の農業、1月や半日単位の製造業に対し、1分や数秒で富を生む金融業も稼ぐお金に良し悪しや色はないというカジノ資本主義の世の中では、文化・芸術・社会・環境・教育などあらゆるものが崩壊してゆくしかないようだ。


そんな感じを持っている中で、今日の朝日新聞に「新しい民主主義へ」という記事があり、イタリアの政治哲学者のアントニオ・ネグり氏の記事が一面に渡り紹介されている。金融が現代の労働者、企業、国家をも絡めとっている現在の状況では代議制や三権分立など18世紀に生まれた民主主義の仕組みでは解決できない。もはや政府が社会を代表するものとは言えなくなってしまったという。それでは何を持ってこの危機を解決するかというと彼は「マルチチユード」だという。この言葉は17世紀のオランダの哲学者スピノザから援用した概念とのことだが、「多様な個の群れ=単なる大衆や群集ではなく、独自性を持った自立的な個人の集まりで、それが一つになったもの」という。ニューヨークの「ウオール街占拠」、スペインの「怒れる者たち」、北アフリカの「アラブの春」など今世界中で起こり始めているのが彼の言う「新しい民主主義=マルチチユード」らしい。

とにかく、今までとは違う大変革の時代を迎えているようだ。

新年おめでとうございます。

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花火赤
新年おめでとうございます。
大晦日の物まね番組を見ていても、真似る人はもちろん、真似られる本物の方も知らない若い人たちで、ますます歳を感じます。年越しは例年のようにジルベスターを聴きながら過ごしましたが今年はボレロでした。
0時にベランダからデイズニーの花火が見え除夜の鐘と船の汽笛が聞こえて新年を迎えました。
皆さん今年もお世話になりました。来年もよろしく。


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