JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

叱られる日々

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 叱られる毎日が続いている。いや、新しい電脳鉄馬のことである。電脳というだけあって、色々な情報を教えてくれたり、警告もしてくれる。中でもありがたいのが、車線をはみ出し時に警報を出す車線逸脱警報システムと、車線変更時に、車の斜め後方の死角の車の有無を教えてくれるブラインド・スポット・モニタリング などなど。あまり付けると、それに頼ってしまうことが怖いので、最低限標準装備のものしかつけていない。

 そして、目立たないほどの小さなインジケータがあって、それが点いたり、点かなかったり、色が変わったりしている。マニュアルを調べてみたら、運転の仕方やエコ運転の評価インジケータらしい。本当に目立たないほど小さいが、ドライバーの真正面に付けられている。これがまた、時々「荒っぽい運転だ」というのである。免許歴50年、運転歴40年も形無しである。主張しすぎてもドライバーに失礼だし、そうかと言って、エコで安全なドライブをしてもらいたいという、控えめで遠慮がちな電脳鉄馬の配慮が垣間見られる。

 まだ1週間。機能や表示を熟知していないため、警報音が鳴って、表示が出ても、何を叱られているのかわからないこともある。これも困ったものであるが、私の状況判断力が以前に比べ、急激に変わったわけでもないし、一応ゴールド免許である。しかし、安全に超したことはない。もう若くもないシニア。このアシスト機能、とりあえず素直に聞いておこう。電脳鉄馬に叱られる日々が続く。

 今宵、大御所二人、「B.B.キング&エリック・クラプトン/B.B. King & Eric Clapton」のノリのいいゴキゲンなアルバム、「Riding With The King」(2000)から。

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B.B.キング&エリック・クラプトン / ワーナーミュージック・ジャパン


 

「Riding With The King – B.B. King & Eric Clapton」

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まだまだ未熟者です

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 ボランティアの活動日ではないのだが、新車のドライブを兼ねて、一庫公園まで車を走らす。急な坂道を1500回転ぐらいで、いとも簡単に登ってゆく。やはりディーゼル・エンジンのトルクの大きさが故か。いつもは山作業、めったにないことだが、今日は自然観察路をゆっくりと散策する。

 「チョッキリムシ」が活動を開始したようだ。まだ小枝であるが、小さな「ドングリ(団栗)」のついた「クヌギ(椚、櫟)」の枝が落ちている。「チョッキリムシ」が伐ったのである。かなり細い枝で、切れ味もイマイチ。そして「ドングリ」にはまだ孔を開けていないところを見ると、成虫になったばかりの練習、試し切りといったところか。まだまだ未熟者。そのうち、秋の訪れとともに、あの鋭い切れ味と穿孔の冴えを見せてくれるだろう。(参照拙ブログ「剣豪 チョッキリ虫」「技の冴え ~続・剣豪チョッキリ虫~」「剣豪チョッキリ虫の試し斬り」 など)

 里も山も空は秋の気配が濃くなって ・・・。
 
 深い青。秋の空を感じさせる曲がいいですね。今宵の曲は、まず、ボッサの名曲、「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」の「Look To The Sky」。アルバムは、1967年に録音の「Wave(波)」から。「クリード・テイラー/Creed Taylor」がプロデュースしたCTI/A&Mシリーズの作品で、1頭のキリンがサバンナを駆けてゆくというジャケが詩的で印象的。「クラウス・オガーマン/Claus Ogerman」編曲指揮のストリングス入りオーケストラとの共演によるイージーリスニング調の心地良いインストゥルメンタル。

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ANTONIO CARLOS JOBIM / A&M


「Antonio Carlos Jobim – Look to the Sky」

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 2曲目は、「ブルー・イン・グリーン/Blue in Green」。ジャズにおける「モード(旋法)奏法」がこれで完成したといわれる、「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」の1959年のアルバム、「カインド・オブ・ブルー/Kind of Blue」に収録されている。それを、個性派の代表的歌姫、私は、現代の巫女、あるいは千手観音と思っている「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」で聴いてみます。アルバムは、マイルスへのトリビュート・アルバム、「Traveling Miles」(1997年、1998年録音)から。ちなみにこの曲の作曲は、マイルスか「ビル・エヴァンス/Bill Evans」か、あるいは共作かという議論があったが、「ビル・エヴァンス」だったと認められているという。歌詞は、「カサンドラ・ウィルソン」自身による。そういえば、「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」もアルバム、「Blue In Green」(2011)で、マイルス自身による歌詞でうたっている。ゲスト・プレイヤーの「デイヴ・ホランド/Dave Holland(b) 」と「パット・メセニー/Pat Metheny(g) 」のイントロも素晴らしい。(参照拙ブログ「最後の桜と見頃の躑躅を楽しむ」

【 Sky And Sea (Blue In Green) 】
         Music by: Miles Davis/Bill Evans  Lyrics by: Cassandra Wilson

「♪ Tossed between the sky and sea     空と海の狭間に投げ出されてしまったから
  We’ll sail until we find the harbor lights   私たちは港の灯をめざして航海する
  Our life is but a dream of blue in green  私たちの命は緑の中の青のように儚い
  Although it seems the end draws nearer  たとえ終わりが近づいていようとも
  With each passing day           情熱の日々が続く限り
  We’ll always sail this way         私たちはずっと航海を続ける
  Until we find our home           安住の地を見つけるまで

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

トラヴェリング・マイルス+1

カサンドラ・ウィルソン / ユニバーサル ミュージック


  

「Cassandra Wilson – Sky and Sea (Blue in Green) 」

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神戸開港150年、終戦記念日を前に思う

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 今年は、神戸港が開港して150年。神戸では、色々な行事が行われている。ということは、来年2018年(平成30年)は、明治維新から150年を迎える年だということでもある。ここ2、3年、なんとなく明治維新を肯定的に評価するキャンペーンめいたものを感じている。例えば、NHK大河ドラマ。一昨年、2015(平成27)年は、「花燃ゆ」。「吉田松陰」を中心とした長州の話。来年は「西郷隆盛」だという。明治維新に主導的な役割を果たした「薩長土肥」(鹿児島、山口、土佐、佐賀)の4県に加え政府でも、大々的にイベントやキャンペーンを計画しているという。さもありなん、首相は長州出身。そして、明治維新150年=平成30年で平成を区切りよく終え、2019年元日から新しい元号になるという。

 森友学園問題で明らかになったように、「教育勅語」を礼賛する私学や政治家、勢力があり、また明治憲法への回帰をゴールとして憲法改正を目指す団体がクローズアップされている。明治という時代、それを産み出した明治維新を、私なりに再評価せねばと感じている。150年のうち、ほぼ半分を占める戦後、そしてそれは私の人生の長さにほかならない。大日本帝国憲法下での時代、日本国憲法下での時代がほぼ半ばに達したのである。その比較評価を多面的に冷静にすることが憲法改正論議にもつながると思う。

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 昔から、日本の近代史に関して、ずっと疑問に思っていたことがある。
1)子供心に、「鞍馬天狗」や「月形半平太」は正義で、「新撰組」は悪であると思っていたが、それは刷り込みではなかったのか?
2)「勤皇の志士」というが、彼らがやった歴史的事実を今見ればどう考えても、テロであり、彼らはテロリストで、「大政奉還」、「江戸城無血開城」と強調されているが、実態はある種の暴力革命ではなかったのか?
3)「尊皇攘夷」だったはずなのだが、明治になるやいなや、「文明開化・富国強兵」と欧米文化・制度への急激な傾倒へ傾いたのはなぜか?
4)20歳そこそこの若者に本当に倒幕の資金の準備、武器調達、倒幕後の具体計画立案、新政府の運営ができたとはとても思えない。
5)国民愛読小説ともいえる「司馬遼太郎」著、「竜馬がゆく」は、なぜ「龍馬」ではなく「竜馬」なのか?  などなど。

 歴史に「if」はないのであるが、そんな疑問を解消してくれる本を最近いくつか読んだ。そして、海軍の通信兵だったが、同期が殆ど戦死する中、奇しくも生き延び、10数年前に他界した親父。戦争については殆ど語ることのなかった親父に、戦前・戦後の評価を一度聞いてみたかったと今思う。

明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト〔完全増補版〕 (講談社文庫)

原田 伊織 / 講談社

明治維新の正体――徳川慶喜の魁、西郷隆盛のテロ

鈴木 荘一 / 毎日ワンズ

石の扉―フリーメーソンで読み解く世界 (新潮文庫)

加治 将一 / 新潮社

 さて、夕日が美しい神戸港。懐かしい「プラターズ/The Platters」の歌で、「夕陽に赤い帆/Red Sails in the Sunset」。

オンリー・ユー~プラターズ・ベスト・セレクション

ザ・プラターズ / ユニバーサル インターナショナル

「The Platters – Red Sails in the Sunset」

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路傍の花、樹々の鳥(177) ~ ご近所の極楽 ~

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 ご近所の泥沼に「ハス(蓮)」の花が咲いている。この猛暑の中で、そこだけが清々しく、静謐な雰囲気が漂う。そして、お盆が近づく。

 さて今宵の曲は、「蓮の花、Lotus Blossom」。昔、学生時代、ジャズ喫茶でよくかかっていたのを思い出します。「ケニー・ドーハム/Kenny Dorham」の最もよく知られているアルバム、「クワイエット・ケニー(静かなるケニー)/Quiet Kenny」(1959)から。パーソナルは、「Kenny Dorham (trumpet)」、「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan (piano)」、「ポール・チェンバース/Paul Chambers (bass)」、「アート・テイラー/Art Taylor (drums)」。

Quiet Kenny (Reis)

Kenny Dorham / Prestige

「Kenny Dorham Quartet – Lotus Blossom」

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 わたしは、「ケニー・ドーハム」の方が馴染みが深いのですが、同名の有名な曲があります。「デューク・エリントン/Duke Ellington」の「Lotus Blossom」。こちらのオリジナルは、「ビリー・ストレイホーン/William Thomas “Billy” Strayhorn」ですが、「ウラジミール・シャフラノフ/Vladimir Shafranov」の演奏で。アルバムは、「East To Love」(2007)

EASY TO LOVE

ウラジミール・シャフラノフ・トリオ / 澤野工房

「Vladimir Shafranov Trio ー Lotus Blossom」

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 1967年に白血病で他界した「ビリー・ストレイホーン」に捧げた、「デューク・エリントン」の追悼アルバムからの「Lotus Blossom」がアップされていました。アルバム、「And His Mother Called Him Bill」(1967)から。「デューク・エリントン」の片腕であったといわれる「ビリー・ストレイホーン」への切々たる想いも伝わってきます。

His Mother Called Him Bill

Duke Ellington / RCA Victor Europe

「Duke Ellington ー Lotus Blossom」

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夏の雲、秋の雲

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 入道雲、積乱雲と巻積雲、うろこ雲が同居する空。空の高いところでは、秋の風が吹いている。もう八月も半ば ・・・。

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 今宵は、最近も取り上げた歌姫、「キアラ・シヴェロ/Chiara Civello」。デビュー当時、かなり期待した新人だったが、ちょっとカテゴリーが違うような気がして、その後はご無沙汰していた歌姫。しかし最近ブログ友から紹介された最新作を聴いてみて、また関心が首をもたげた。

 1975年、ローマ生まれ。16歳で本格的に歌を学びはじめる。94~98年はアメリカの「バークリー音楽大学」に在学し、当時、「トニー・ベネット/Tony Bennett」の孫娘と学生寮の部屋をシェアしていたことがきっかけで、トニーのアルバムでデュエットする機会を得る。バークリーを卒業後は、NYに移り住み、自身の地中海的ルーツに目覚めて、ラテン/ブラジル音楽に没頭し、作曲や演奏活動に明け暮れる。2005年、「ラス・タイトルマン/Russ Titelman」と出逢い、「ラスト・クォーター・ムーン/Last quarter moon」でアルバム・デビューにすることになる。

 今作も、ラテンやボッサテイストに溢れたイタリア的情熱と愛が感じられる内容のアルバム。目を引いたのは、懐かしい「ミーナ/Mina」の歌う「太陽はひとりぼっち/Eclisse twist」や、「ダリダ/Dalida」と「アラン・ドロン/Alain Delon」のデュエットで大ヒットした「Paroles. paroles. paroles/邦題:甘い囁き」。こんな選曲になにか懐かしさを感じるアルバムであった。

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Chiara Civello / Imports

 その中から哀愁のラテンと地中海を感じさせる明るいPOPSを。

「Chiara Civello – Come Vanno Le Cose」

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「Chiara Civello – Cuore in tasca」

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 映画「太陽はひとりぼっち/イタリア語: L’eclisse/英語: The Eclipse;日蝕)」(1962)は、
「ミケランジェロ・アントニオーニ/Michelangelo Antonioni」監督の「愛の不毛3部作」の一つで、「アラン・ドロン/Alain Delon」、「モニカ・ヴィッティ/Monica Vitti」主演の映画。高校の名画鑑賞会で観たと思うが、高校生にはまだ早かったんでしょう、正直言ってなんのことやらさっぱりわからなかったという映画のように記憶している。しかし、ツイストのリズムに乗った「ミーナ/Mina」が歌うこの歌は、今でも私に鮮烈な印象を残している。

 「キアラ・シヴェロ」の「Eclisse Twist」もアップされているのですが(クリックしてみてください)、ライブで音質が最悪なので、ここはオリジナル、「ミーナ」の歌唱をアップしてみます。

「L’eclisse twist – Mina」

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生存競争の夏

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 いつもは吹き上がってくる麓のダム湖からの心地よい風が全くない。直射日光がない分まだましであるが、それでもジメジメと蒸し暑いことこの上もない。山頂まで上がり、各自1、2本伐ってから、3日前の台風による影響がないか、自然観察路の安全点検に向かう。

 セミがいつもと鳴き方とは違う。断末魔のように聞こえる。よく見ると、なんと蜂に攻撃されている。ハチの種類まではわかりませんが、黒いハチが自分より何倍も大きなセミを地面に押さえつけている。森の中で繰り広げられている厳しい生存競争、弱肉強食の世界。そして、1m20cmほどの蛇の抜け殻を見つける。「人間もこうだったら ・・・」と考えると、こちらはなんとなくユーモラス。たしか「手塚治虫」の漫画にあったような? ・・・。

 今宵の曲は、「モア/More」。原爆実験で方向感覚を失って海に戻れなくなった海亀のシーンが印象的だった、映画「世界残酷物語(原題:Mondo Cane, 米題:A Dog’s World)」(1962)のテーマ音楽。高校生の時に観たと思いますが、イタリアの映画監督、「グァルティエロ・ヤコペッティ/Gualtiero Jacopetti」による、世界の野蛮で残酷な奇習・風俗を描いたドキュメンタリー映画でしたね。ただし「ドキュメンタリー」と銘打ってはいるものの、実際には演出ややらせも含めた、捏造された題材が多数仕込まれているという。

ヤコペッティの世界残酷物語 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

 しかし、このテーマ曲の「More」、美しい曲です。英語の詩をつけた物も含めて、大ヒットし、その後、「アンディ・ウィリアムズ/Andy Williams」や「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」といった超人気歌手もレパートリーに入れたことで、さらに楽曲の知名度は高まり、今や超スタンダードといっていい曲ですね。

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 今宵は、私の定番アルバムから、「ゲイリー・マクファーランド/Gary Mcfarland」です。1933年、ロス・アンジェルス生まれの作曲家、編曲家、ヴィブラフォン奏者でヴォーカリスト。1960年代に活躍したが、1971年、若くして亡くなってしまった。定番アルバムは、「ソフト・サンバ/Soft Samba」(1964)。学生時代によく通ったグリルのマスターから教えてもらって以来、このアルバムは、50年来の愛聴盤となっている。この軽やかさがいいですね。まさに人生のBGM。このアルバムには、「She loves you」、「And I Love Her」、「A Hard Days Night」、「抱きしめたい」と「ビートルズ/The Beatles」のカバーが4曲入っている。1964年といえば、ビートルズ絶頂期時代。その時代に、「こんなしゃれたアレンジのカバーとは!」と驚いたものである。クロスオーバー、フュージョン、フェイク・ボッサの先駆者的アルバム。

ソフト・サンバ

ゲイリー・マクファーランド / ユニバーサル ミュージック

フル・アルバムがアップされていました。トラックリストと演奏開始の時間を上げておきます。「モア/More」は6番目。
Tracklist
A1 00:00 Ringo, Won’t You Marry Me
A2 01:45 From Russia With Love
A3 04:23 She Loves You
A4 06:40 A Hard Day’s Night
A5 09:44 The Good Life
A6 11:52 More (Theme From The Film “Mondo Cane”)
B1 14:10 And I Love Her
B2 18:07 The Love Goddess
B3 20:06 I Want To Hold Your Hand
B4 23:20 Emily
B5 25:12 California, Here I Come
B6 27:06 La Vie En Rose

「Gary McFarland ‎– Soft Samba (Full Album)」

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台風のとばっちりで 

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アシナガバチ

 「アシナガバチ(脚長蜂)」の巣が、近づく台風の風で飛ばされ、舗道に落ちている。「どうしたんだ」とうろたえた数匹の蜂が巣の周りを右往左往している。それほど大きくないところからすると、「コアシナガバチ(小脚長蜂)」でしょうか。蜂にすれば、台風のとばっちりで大迷惑。ちょっとグロテスクであるが、山国にとっては、蜂の子貴重なタンパク源であり、郷土料理ともなっている。子供の頃、近所の野山で、よく蜂の巣を獲っては、蜂の子をおやつがわりに食べたものである。毒性は、比べれば弱いとは言え、「アシナガバチ」はれっきとした「スズメバチ」科。「触らぬ神になんとやら ・・・」である。
 
 さて、台風一過の今日は、爽やかな和製ボッサ・デュオの演奏を。1960年代から70年代、アメリカに続いて日本でもボッサブーム。「和製ボッサ」といわれる曲が多く作られました。日本で作られた最初の本格的ボサノバといわれる曲は、「白い波」だといわれています。「ヒデとロザンナ」の「出門英」が作詞し、ロザンナと組む前に、「藤ユキ」とのデュオ、「ユキとヒデ」として歌っていた。あの「渡辺貞夫」が作曲した曲である。

「♪ 波 白い波  海の風に
    白くかがやき、太陽に歌うよ
     パパ パパパパヤパ
       夢にみたメロディー 二人に歌うよ
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

 オリジナルの45回転EPレコードを聴き、「平凡パンチ」付録の楽譜で弾き語りの練習をしたこともありました。当時の日本人ミュージシャンのボッサへの想いがぎっしりと詰まった和製ボッサのコンピ・アルバムの珍盤?いや名盤、「東京ボサノヴァ・ラウンジ」には、「トワ・エ・モア」のカバーが収録されていますが、オリジナルの「ユキとヒデ」で。
   

東京ボサノヴァ・ラウンジ

オムニバス / テイチク

「ユキとヒデ – 白い波(White wave) 」

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 次のボッサ・デュオは、「ケルカン/Quelqu’un」。それぞれに実績のある活動をしていたボーカルの「木村恵子」、ギターの「窪田晴男」が結成したボッサ・ユニット。このユニットも1990年代の初めにたった3枚のアルバムを残したまま、いつの間にか姿を消してしまったようだ。フェイク・ボッサ・ユニットの日本の先駆けといってもいいくらいのボッサ・テイスト。どうしてもっとメジャーなユニットにならなかったのか不思議である。フランス語はまったく分からないが、「Quelqu’un」とは、「誰か」、「someone」というような意味のようである。粋なユニット名をつけたもんだ ・・・。

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毎日が恋愛映画

ケルカン / 日本コロムビア

 アルバム、「毎日が恋愛映画」から、「ケルカン」の歌うせつないボッサは、映画音楽「ひまわり」。

「Quelqu’un ー Sunflower」

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新しき電脳鉄馬来る

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 新しい車がやってきた。前の車BMW320iも、車の状態をセンシングするところはかなり電脳化されていたが、今度のデミオは、安全アシスト、情報表示、ドライバーとのコミュニケーションという面で、さらにIT化されている。日本車の面目躍如といったところ。しかし、この年寄りにこの機能を全部使いこなせるのかという疑問も湧く。紙のマニュアルは600ページを優に超え、HP上の電子マニュアルもやはり相当なボリューム。一応大学は内燃機関学、自動車工学のある工学部、機械系学科を卒業しているのだが、車の仕掛けの部分についての記述は全くない。多分そんな知識は役に立たないのでしょう。されど、電脳鉄馬、IT鉄馬。今日からはこの車が、私の新しき鉄馬、新しきスニーカーとなるのだ。マニュアルをしっかり読まねばなるまい。ある意味、メカと鉄の塊で、仕掛けが理解できた昔の車が懐かしい ・・・。

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 お気にりのジャケットの一つが、クラシック・カーをあしらったこれ。「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」の「Traction Avant」。「先駆者」という意味と、ジャケットのイラストに使われているフランスの車メーカー、「シトロエン/Citroën」社の前輪駆動車、「Traction Avant(トラクシオン・アヴァン)」とのダブル・ミーニングでしょう。ちなみに、「Traction avant 」は、「シトロエン」が1934年から1957年まで製造していた前輪駆動の乗用車およびその派生シリーズを指す通称である。

 1966年、イタリア・フィレンツェ生まれのジャズピアニスト。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」や「キース・ジャレット/Keith Jarrett」を敬愛し、内省的で微妙な感情に溢れ、抒情性と哀愁が見事に溶け合つた美しいインプロビゼーションを聴かせる抒情派ピアニストである。

 彼のリリカルなプレイが日本で最初に注目されたアルバムが、「Traction Avant」(録音1994年)。ヨーロッパのトップ・ベーシスト、「パレ・ダニエルソン/Palle Danielsson」、LA在住のドラマー、「ピーター・アースキン/Peter Erskine」と共演した珠玉のトリオ・アルバム。

Traction Avant

Alessandro Galati / Via Veneto

「Alessandro Galati – Wassily」

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「Alessandro Galati ー j. s. what」

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華麗なる迷い蝶

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 台風による荒天を避けてか「キアゲハ(黄揚羽)」が玄関から迷い込んできた。もう1日以上我が家内にとどまっている。体力が弱ってきたのか動こうとしない。「これ以上は・・」とそっと木に止まらせ、雨のかからない場所へ出してやった。「アゲハチョウ(揚羽蝶、鳳蝶)」と「キアゲハ」はよく似ているが、翅の付け根の模様を見て判別できる。綺麗な縞模様になっているものが、「アゲハチョウ」で、はっきりしない方が「キアゲハ」である。また幼虫は一目瞭然、黒い帯にオレンジ色の斑点があるのが特徴。この幼虫、今年は見かけなかったが、庭で見かけ、「サナギ(蛹)」から「蝶」へと変身したこともある。我が家には、いろんな鳥や虫が迷い込んでくるが、それだけ自然が近くにあるということか。(参照拙ブログ「お客さんはカラフルでした」

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 さて今宵、「サラ・マッケンジー/Sarah Mckenzie」。1987年、オーストラリア、パース生まれ。最近は、パリに活動拠点を移しているが、元々メルボルンを拠点に活躍するピアノ弾き語りの若手女性歌手である。25歳のデビュー作、「Don’t Tempt Me」(2010)、そして第2作、「Close Your Eyes」(2012)は、アメリカのグラミー賞と同じほどの影響力を持つといわれるオーストラリアのARIAミュージック・アウォーズを受賞したという。弾力的でよく弾む声、やや高めの声ながら、明るくクリアーで冷たさを感じさせない。スキャットやハミングなどのワザも中々で、飽きさせない。

 最新作は、サラが現在住んでいるパリをテーマにしたオリジナル曲を、アルバム・タイトルとした「Paris In The Rain」(2017)。アレンジも自身ですべてを手掛けた本作は、オーストラリアからアメリカ、そしてヨーロッパまでの彼女の旅を詰め込んだアルバムだという。イタリアへの旅は、「When in Rome」、ポルトガルへの旅は、ジョビンの「Triste」、ロンドンは「Tea for Two」で表現されている。

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Sarah Mckenzie / Imports

「Sarah McKenzie – Paris In The Rain」

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「Sarah Mckenzie – When In Rome」

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「Sarah Mckenzie – Little Girl Blue」

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やっぱり、夏はひまわりが似合う

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ヒマワリ

 暑さで少し萎れているが、「ヒマワリ(向日葵)」が群生している。夏の季語でもあり、やはりこの花を見ないと、夏の実感がわかない。「ヒマワリ」は、キク科の一年草。「日回り」と表記されることもあり、また、「ニチリンソウ(日輪草)」、「ヒグルマ(日車)」、「ヒグルマソウ(日車草)」、「ヒマワリソウ(日回り草)」、「ヒュウガアオイ(向日葵)」、「サンフラワー(英:Sunflower)」、「ソレイユ(仏:Soleil)」とも呼ばれるという。(Wikipeiaより)

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 今宵の曲は、「ひまわり」をテーマに2曲。まずは、当時の観客の感涙を誘った、「ヴィットリオ・デ・シーカ/Vittorio De Sica」監督、「マルチェロ・マストロヤンニ/Marcello Mastroianni」と「ソフィア・ローレン/Sophia Loren」が主演した、1970年公開のイタリア・フランス・ソ連の合作映画、「ひまわり(原題: I Girasoli )」のテーマ曲から。いや泣きましたね、この映画。音楽は、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」。

 演奏は「坂田 明」。1945年、広島県呉市出身のジャズサックス奏者、タレント、俳優。ミジンコ研究家としても知られている。前衛的な激しいサックス演奏で知られているが、そんなことはミジンも感じさせない切々たる哀愁のアルト。

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坂田明 / インディペンデントレーベル


「坂田明 - ひまわり」

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 そして、「サンライズ、サンセット/Sunrise,Sunset」。この歌は、日本でも「森繁久彌」や「西田敏行」の舞台で知られるブロードウェイの大ヒット・ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の中で使われた、最も有名な美しい歌である。もちろん映画化もされています。

 歌い手は、「ビロードの歌声」と称される「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」。初めて聴いたのは、学生時代よく通っていた仙台のB軒であった。とりわけ、この「サンライズ・サンセット」の歌には魅了された。収録されているアルバムは、「ザ・ヴォイス・ザット・イズ」。絶頂期のハートマンの傑作アルバムで、いつ聴いても飽きることがない。そのアルバムの最後の曲で、ギターとマリンバの伴奏とともに感情を抑えながら歌われ、ゆっくりと感動的な余韻を残して終わる。

【 Sunrise ,Sunset 】 「Fiddler On The Roof(屋根の上のバイオリン弾き)」より
                 作詞 Jerry Bock 作曲 Sheldon Harnick

「♪ Is this the little girl I carried?  この女の子は、昔私がよく抱っこしたあの子なの?
  Is this the little boy at play?   この坊やは、昔私がよく遊んであげたあの子なの?
  I don’t remember growing older,  すっかり大きくなって思い出せないわ
  When did they?           いつこんなに立派になったの

  When did she get to be a beauty?  こんなに美しい娘になった今
  When did he grow to be so tall?    こんなにたくましい青年になった今    
  Wasn’t it yesterday when they were small? 幼かった日々があったなんて思えないわ

  Sunrise sunset, sunrise, sunset,  日が昇り、日が沈み、また日が昇り、日が沈み
  Swiftly flow the days,        一日が足早に流れていく
  Seedlings turn overnight to sunflowers, ひまわりの種が一夜にして成長し
  Blossoming even as they gaze…     花を咲かすのを見守ってきた

  Sunrise sunset, sunrise, sunset!   日が昇り、日が沈み、また日が昇り、日が沈み
  Swiftly fly the years,         一年があっという間にたってしまう
  One season following another,    季節が前の季節を追いかける
  Laden with happiness and tears…   幸せと涙をはこびながら   ♪」

Voice That Is

Johnny Hartman / Grp Records

「Johnny Hartman ー Sunrise, Sunset」

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