JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(340) ~ 桜が咲くまでは ~

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 桜が咲くまでのしばしの間、ウォーキングの目を楽しませてくれるには、清楚な白い花が魅力の「コブシ(辛夷)」、あたり一面、香りいっぱいの「ジンチョウゲ(沈丁花)」。我が家の「ジンチョウゲ」はやっと蕾が開いた。「スズラン(鈴蘭)」に似ていて、花びらの先がフリルのようなにかわいらしい「スノーフレーク」。和名は「オオマツユキソウ(大待雪草)」、また、「スズランズイセン(鈴蘭水仙)」という別称もある。

 そして、ちょっと珍しい、葉の先端が、金魚の尾っぽのように分かれているので、「キンギョバツバキ(錦魚葉椿/金魚葉椿)」、「キンギョツバキ(金魚椿)」と呼ばれる、突然変異によって生まれた「ヤブツバキ(薮椿)」の園芸品種。

 この「キンギョバツバキ」の歴史は古く、なんでも園芸が盛んだった江戸時代まで遡るとか。通販でも手に入る現在でも人気の「椿」のようである。我が家の「ヤブツバキ」は4月まで待たないと ・・・。

 春、花といえば花粉症。私は罹っていないので、その辛さは全くわからないのだが、妻や、とくに三男は毎年医者に処方してもらうほどで、大変苦労している。ここ何日かは雨模様で飛散が抑えられているらしく、妻はあまり辛くなさそうである。

 今宵の曲、1920年代のシカゴ、いわゆる「ローリング・トゥエンティーズ/Roaring Twenties」、ジャズと狂騒時代の1927年に書かれたという、「ドクター・ジャズ/Doctor Jazz」。人の名前で、「ジャズ先生」といったところか。

【 Doctor Jazz 】   by Joe (King) Oliver、Walter Melrose

「♪ Hello central give me doctor jazz  もしもし交換手さん、「ジャズ先生」に繋いで
  He’s got what I need, I’ll say he has  あの先生が必要なの あの先生が絶対にね
  When the world goes wrong      世の中うまくいかなくなって
         and I’ve got the blues    私がブルーになった時でも
  He’s the guy who makes me       彼なら私をダンスシューズを履いて
      put on both my dancin’ shoes  踊りたくなるような気持ちにさせてくれるの

  The more I get, the more I want it soon 診察されてもすぐ、もっと診察されたくなるの 
  I see doctor jazz in all my dreams     いつも「ジャズ先生」のことを夢にまで見るの
  When I’m in trouble bounds are mixed あれやこれやトラブルがいっぱい押し寄せた時も
  He’s the guy who gets me fixed     先生がちゃんと直してくれるの
  Hello central give me doctor jazz    だから交換手さん、「ドクター・ジャズ」に繋いでね

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 さて、この「Doctor Jazz」、演奏は、ジャズの街、ブルースの街、そして風の街と呼ばれているシカゴを中心に活躍する、ボーカル「ぺトラ・ヴァン・ナース/Petra Van Nuis」とギターの「アンディ・ブラウン/Andy Brown」のコラボ・アルバム、「Lessons Lyrical」(2017)から。

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トライ・トゥ・リメンバー/Lessons Lyrical
ペトラ・ヴァン・ナウス&アンディ・ブラウン/Petra van Nuis & Andy Brown
MUZAK/fab.


           

「Doctor Jazz – Petra van Nuis · Andy Brown」
  
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神戸に遊ぶ ~ 旧居留地からメリケンパークへ ~

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元町近く
 前日とはうってかわって青空が広がる。ゆっくりと朝食をとって、旧居留地からメリケンパークへとウォーキング。150年前の神戸開港時に、外国人が住む場所だったこの旧居留地には、大正初期から昭和初期の近代建築が、いまも多く残り、レトロな町並みを作っている。旧居留地15番館の庭には、桜によく似た花をもつ「アーモンド」が咲いている。そんなレトロな街並みと調和するように、この地区には有名ブランドのブティックも集まっている。そんなブティックのショー・ウィンドウのディスプレイを見るのも楽しい。

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 この天気、この開放感。メリケンパークに来ると、いつも大きく深呼吸をしないではいられなくなる。このあとは、パスタ屋さんでランチを済ませ、ゆっくりとドライブ。1日半の非日常の世界への旅を終え、日常の待つ家へと帰る。

 今宵の曲、「I Cover the Waterfront」。この「ウォーター・フロント/Waterfront」、「池のほとり」ではなく、「海辺」のようで、「水辺にたたずみ」、あるいは「波止場にたたずみ」という邦題が付けられている。「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」の持ち歌でもあった、古い古い、1933年のポピュラー&ジャズ・スタンダード。この歌が書かれたきっかけは、1932年の同名のベストセラー小説、それをもとにした映画だったという。作詞は「エドワード・ヘイマン/Edward Heyman」、作曲は「ジョニー・グリーン/Johnny Green」。

【 I Cover the Waterfront 】  by Edward Heyman, Johnny Green

「♪  (verse)
  Away from the city that hurts and knocks  傷つき打ちのめされる都会を離れ
  I’m standing alone by the desolate docks  静寂と凍てつくような寒さに包まれた夜
  In the still and the chill of the night     私は人気のない波止場に佇んでいる
  I see the horizon the great unknown     果てしない水平線を見ていると
  My heart has an ache             心が痛む
  It’s as heavy as stone            まるで石のように重い痛み
  Will the dawn coming on, make it light    夜明けは来るのだろうか、私の心にも

    (chorus)
  I cover the waterfront  海辺を歩きながら
  I’m watching the sea   じっと海を見ていた
  Will the one I love     あの人は私のもとへ
  Be coming back to me?  帰ってくるのだろうか

  I cover the waterfront   海辺を歩きながら
  In search of my love    あの人を探す
  An I’m covered       空を見上げれば
  By a starlit sky above   星がまたたく夜空が広がっている

  Here am I         わたしはここよ
  Patiently waiting      ずっと待っているのよ
  Hoping and longing     はかない希望を持ちながら
  Oh, how I yearn      どんなに私が恋焦がれているか
  Where are you?       あなたはどこにいるの
  Have you thought back time? 帰ってくる気はあるの
  Will you remember?      わたしをもう忘れてしまったの
  Will you return?        帰ってきて

  ・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 古いスタンダードなので多くのカバーがあります、まずは、「アン・バートン/Ann Burton」。「バートン節」。1977年6月、「アン・バートン」3度目の来日の際に録音されたアルバム、「雨の日と月曜日は/Burton For Certain 」(2003)から。バックは、日本のジャズを支えた「稲葉國光(b)」と「大隅寿男(ds)」そしてピアノは、「ケン・マッカーシー/Ken McCarthy」。


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雨の日と月曜日は/Burton For Certain
アン・バートン/Ann Burton
MUZAK,INC.


       
       

 「I Cover The Waterfront ー Ann Burton」

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 二人目は、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」の「Gypsy in My Soul」(2004)から。ジプシー・ジャズ風のアレンジが新鮮。

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Gypsy in My Soul
Connie Evingson
Minnehaha Music


     
     
    
         

「I Cover The Waterfront ー Connie Evingson」
  
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 ささやき声、ウィスパー・ボイスの歌唱でも。「レナ・セイカリー/Lena Seikaly」。アルバム、「Looking Back」(2013)から。

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 Looking Back
 Lena Seikaly
 CD Baby

      
      

「I Cover the Waterfront ー Lena Seikaly」
  
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神戸に遊ぶ ~ 山から海へ ~

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 明石海峡大橋をシルエットにして沈む夕陽。この日最高の光景。いろいろなことに一区切りが付いたこともあって、車で1時間もかからない、手近な神戸へ一泊旅行。というのも、妻が、我々も神戸に遊びに行った時にはよく行っていた人気の洋菓子屋さんで、数年前からホテルも始めた、ドイツ語で「王冠」を意味する、ホテル「ケーニヒスクローネ/Königskrone」への宿泊と「神戸布引ハーブ園」へ行きたいというリクエストがあったからである。行楽シーズンにはまだちょっと早いが、いろいろな都合もあって、この日になった。

ハーブ園1
ハーブ園5
ハーブ園ナノハナ
 朝からあいにくの小雨であったが、なにせ車で1時間ほどの神戸。そう慌てる必要もなく、ゆっくりと出発。最初は、「神戸布引ハーブ園」を目指す。新幹線、新神戸駅のすぐ山側。高速を乗り継いで45分程で到着。ロープウェイで山頂駅まで上がり、ゆっくりと散策を楽しむ。あいにくの降ったり止んだりの小雨。まだ本格的なシーズン前であったが、「ナノハナ(菜の花)」、「梅」、「クリスマス・ローズ」、「ミモザ」などは満開。外人のお客さんが多いことにも驚く。

ホテル・ケーニヒスクローネ
 市街地へ下り、お目当てのホテル、「ケーニヒスクローネ」へチェック・イン。洋菓子屋さんだけあって、ウェルカム・ドリンクと極上のスイーツでおもてなしを。レトロなブティックが集まっている栄町界隈で買い物を楽しみ、私からのプレゼント企画、「トワイライト・クルーズ」のクルーズ船「コンチェルト」乗船場所である「ハーバーランド」へと向かう。

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 妻は、「船はちょっと ・・・」と心配げであったが、17時15分出航、ワインとフレンチが運ばれてくると、すっかり大喜び。神戸港を出て、瀬戸内海を明石海峡近くへと向かう頃には、空は晴れて、絶景の夕焼けが待っていた。船内では、ジャズ・ピアノの生演奏。思い出に残る最高のディナー・クルーズとなったようだ。所要時間約2時間。「ハーバーランド」へと戻る頃には、神戸の街は、様々な明かりに彩られ、月も輝いていた。

 ホテルに戻ると、神戸で働いている三男が訪ねてきたので、ビヤホールで飲み直し、締めくくりとなる。

bio
 さて今宵のアルバムは、オーストラリア、メルボルン出身のジャズ・ピアニスト&ボーカリスト、「サラ・マッケンジー/Sarah McKenzie」のデビュー・アルバム、「We Could Be Lovers」(2015)から。

 オーストラリアのパースにある音楽院にてジャズの学士課程を修了。その後バークリー音楽大学へ進学。2015年5月に同大学を卒業後、アルバム、「We Could Be Lovers」をリリースし、ベル・アワードにてベスト・オーストラリアン・ヴォーカル・アルバム賞を受賞。同年Impulse!レーベルと契約し、ワールドワイド・リリースもされた。現在はパリに移住し活動の幅を拡げている。ヴォーカル、ピアノ・プレイだけでなく、作曲、アレンジも手がける才色兼備な女性アーティスト。

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We Could Be Lovers
Sarah Mckenzie
Impulse


     
      

「I Was Doing Alright – Sarah Mckenzie」

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「I Won’t Dance – Sarah Mckenzie」

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家族を見守ってきた桜も今は ・・・

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 大人の手でふた抱えもありそうな、多分「ソメイヨシノ(染井吉野)」と思われる桜の大木の根切りをしている。ブロック塀を壊しての作業である。桜の根が伸びてすぎて、塀を壊しそうになっているからであろう。その作業を見守るご高齢の家人。

 「ソメイヨシノ」。その寿命は60年とも言われている。近隣の団地の桜の名所ともなっている桜並木。その「ソメイヨシノ」も団地が出来てから50年近く経ち、朽ちて倒木の恐れがあるというので、一部で伐採が始まっている。「ソメイヨシノ」はクローンなので、戦後多く植えられた、日本全国の「ソメイヨシノ」に寿命が近づいている。この桜の大木も、この団地が開発されてから50年ほど前、家を建てるときに、庭に大きく育った桜を移植したのであろう。この桜は、ずっと家族の成長や歴史を見守ってきたのだ。そろそろ寿命が近づいたとは言え、根切りを見守っていた家人の想いが伝わってくる。

 しかし、この桜、枝が電線を超えて歩道に張り出しているし、夏から秋にかけて大量の葉を撒き散らす。いずれは伐採が必要だろうが、伐採しようとすれば、この太さである。ここまで育ってしまうと、とても一筋縄ではいかない。プロの庭師に頼んで、重機で支えるなど、慎重に伐採する必要がある。とにかく大ごとになり、費用も相当かかるだろう。

 結論から言うと、庭木に愛着があり、伐るに忍びないことはよく分かるのだが、市街地や住宅団地ならば、とくにあまり大きくならないうちに、早めに伐採をすることである。私もここ2年ぐらい知り合いに頼まれて、庭木を何本か伐ってあげたし、我が家でも大きくならないよう定期的に伐っている。桜と言わず、大きくなりすぎた庭木、空家問題とともに、今後高齢者にとって負担となる大きな問題になるだろう。そして、寿命が来ている桜、公園の桜でも伐採には住民の反対があるという。古来「桜」といえば、「ヤマザクラ/山桜」であった。桜偏重、とくに150年ほどの歴史しかない「ソメイヨシノ」偏重を考え直す時期かもしれない

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 さて、今宵のピアノ、「アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio」のライブ録音盤、「Live From The Inside Out」。寺島レコードから、ソロ・アルバム、「オーガスティン/Augustine」と同時にリリースされたもの。実は、レビューをみると「ノイズが入っていて興ざめ」という酷評があり、躊躇していたアルバム。ブログ友の勧めもあり、聴いてみたが、全くの杞憂であった。歳をとって聴力が衰えてきたせいか、私の再生装置が高級ではないためか、正直言ってノイズなど全く気にならなかった。むしろ今まで聴いてきたガラティのアルバムの中で5本の指に入るといっていい。ライナー・ノーツによると、ピアノの弦の上に紙を置いて、あえて出している音だという

 元来、私は音楽は想像力で聴くものと思っているから、オーディオ装置やアナログ/ディジタルにもほとんど執着はない。ただし、シニア世代、物(CD)を所有するという価値観をなかなか捨てきれないでいる。そんな意味では、人に樹木の伐採など語る資格はないかもしれない。いずれにしても、このCDを聴いて、ガラティへの執着は一層強くなってしまった。

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Live From The Inside Out/ライブ・フロム・ザ・インサイド・アウト(ライブ録音盤)
Alessandro Galati Trio/アレッサンドロ・ガラティ・トリオ
寺島レコード


     
      

 まだYOUTUBEにはアップされていません。同じ寺島レコードからリリースされた、前作、「シェイズ・オブ・サウンズ/Shades of Sounds」(2018)から、「You’ll Walk In The Field」を。

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Shades of Sounds/シェイズ・オブ・サウンズ
アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio
寺島レコード


      
          

    
「Alessandro Galati Trio – You’ll Walk In The Field」

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桜はまだだが山にはもう春の花が ・・・

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 今日も倒木処理のため、「アセビ(馬酔木)」が満開の尾根を山頂へと登っていく。途中、一休みする目を、可憐な「ウグイスカグラ(鶯神楽)」が和ませてくれる。

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 桜と前後して、全山を彩る「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」の蕾も大きく膨らんできた。桜同様、開花が待ち遠しい。

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 昨年の台風21号によって、根こそぎ倒された「ヒサカキ(非榊)」。かろうじて、わずかな根が、大地とつながっているが、それでも小さな花をびっしりつけている。その生命力。

 さて、今日の待ちわびるピアノは、「Waiting for a Wave」。スイスのベテラン・ピアニスト、「ティエリー・ラング/Thierry lang」率いるトリオ。そのピアノの音の美しさは格別である。アルバムは、「Reflections: Volume 1」(2004)。

「Thierry Lang – Waiting For A Wave」

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梅は咲いたが桜はまだまだ ・・・

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エドヒガン
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 市より桜の開花調査を委託されているので、いつも山の手入れウィしている公園で、今日は桜の開花調査。「ウメ(梅)」は、咲き始めているが、市天然記念物の「エドヒガン(江戸彼岸)」はまだまだ。「オオシマザクラ(大島桜)」、「ヤマザクラ(山桜)」も、つぼみは堅そう。「エドヒガン」の群生林の草地では、鹿がのんびり草を喰んでいた。

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 梅と並んで咲き誇っているのは、むせ返るような香りをあたり一面に撒き散らしている「アセビ(馬酔木)」、そして「サンシュユ(山茱萸)」。山で一番早い春の訪れ。

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 さて、今宵、桜を待ち焦がれての「Waiting」。アメリカのジャズ・シンガー、「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」とドイツで活躍するピアノ・トリオ、「トリオセンス/Triosence」との共演アルバム、「トリオセンス・ミーツ・サラ・ガザレク ~ホエア・タイム・スタンズ・スティル/Where Time Stands Still (Triosence feat. Sara Gazarek)」(2010)に、「Maybe There’s A Princess Waiting(きっと王子様が待っている)」なんてちょっと素敵な曲がありました。このアルバム、「トリオセンス」としては、第3作だということですが、このアルバムで、アメリカへもファン層を広げたという。

 サラのオーガニックな感性、「トリオセンス」の北欧JAZZに通ずる清冽さ、抒情性がお互いに共鳴したのであろう。見事な一枚になっている。グランド・キャニオンの岩にこちらに背を向けて座っている女性。ジャケットからもアルバムへの想像力が掻きたてられる。この写真、「トリオセンス」のリーダーでピアニスト、「ベルンハルト・シューラー/Bernhard Schuler」の手になるものだという。

 残念ながら、YOUTUBEにアップされていないので、「トリオセンス」での演奏を。アルバムは、「Away for a While」(2007)から。

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ホエア・タイム・スタンズ・スティル/Where Time Stands Still
トリオセンス ft.サラ・ガザレク/Triosence ft. Sara Gazarek
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AWAY FOR A WHILE
トリオセンス
Mons Records


     
   
         

「Maybe There’s a Princess Waiting – Triosence」

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悠々と遊々 ・・・

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 水温む麓のダム湖。バス釣りでしょうか、ボートをだして魚釣りを楽しむ人が増えている。春、悠々と遊々 ・・・。

 今宵の曲、「Boy on A Dolphin」。「イルカに乗った少年」。「ソフィア・ローレン/Sophia Loren」、初主演のアメリカ映画、「島の女/原題:Boy on A Dolphin」(1957)の主題歌。初めて見たシネスコ画面に躍るそのはちきれんばかりの肉体に「鼻血ブー!!」でした。演奏は、フリューゲル・ホーンの名手、「アート・ファーマー/Art Farmer」をフューチャーした「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」のアルバム、「風のささやき/The Windmills Of Your Mind」(1997)。ピアノは、2代目「マーク・ヴァン・ローン/Marc Van Roon」。

 フル・アルバムがアップされています。「イルカに乗った少年」は、トラック#3に収録されている。

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風のささやき/The Windmills Of Your Mind
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio
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「European Jazz Trio Feat Art Farmer The Windmills Of Your Mind」

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防災という観点からも森林ボランティアを考えてみたい

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 冬に少し逆戻りしたが、山頂までの残るひとつのルートを、桜の開花までに開通させようと、昨年の台風21号で被害を受けた倒木の処理に精を出す。この日は山頂付近から下る方向での作業。やはり山頂付近は、東の斜面を吹き上がってくる風が強かったようで、例外なく斜面の上方向に素直?に倒れている。しかし、その数が夥しい。観察路を遮ったり、安全を脅かす倒木はもちろん処理をするのだが、地表を一面に覆ってしまった倒木も植生の多様性を阻害するため、玉切り、枝処理をして取り除こうと決める。

 そして、写真で見てわかるように、「コナラ(小楢)」の大木、その太さの割には、根が細いし、長く伸びていない。この木は、2年ほど前、「カシノナガキクイムシ」による「ナラ枯れ」被害木として、対策を施した木である。しかし、この根の張り方では、とてもあの強風に持たなかっただろうと思う。

 専門家の話によると、『里山が放棄されてから50年。今までに経験ないほど、里山の木が高木化している。加えて異常気象、これからも倒木被害はますます増えるだろう。防災の観点からも、倒木、その流失を防ごうとすれば、高木管理から低木管理へと管理の仕方を変えざるを得ないだろう。防災という観点から、高木化しないよう、伐採して手入れをするというのは新しい視点である。』

 そんな声も参考にして、防災という新しい観点からも、森の保全、それに関わる森林ボランティアのモチベーションを考えてみたい。

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 「材木、木材、樹木」のことを英語で「timber」という。「timbers」と複数になると、「木材」でできた「船」という意味になるという。

 そこで、今宵の曲は、地味な曲だが、味のあるバラード、「トム・ウェイツ/Tom Waits」の「Shiver Me Timbers」。どうも海賊用語らしく、文法的には、「Shiver my timbers」が正しいらしく、「船が岩などにぶつかって船板が震える(shiver)」という意味から、「それくらい怖い、ビックリした」という時に使う表現らしい。「Oh my God !」、「びっくり仰天」、「ビックリしたな、もう!!」っていったところか。

 「ロバート・ルイス・スティーヴンソン/Robert Louis Stevenson」の子供向け海洋冒険小説、「宝島/Treasure Island」あたりで使われだし、あの海賊映画、「ジョニー・デップ/Johnny Depp」主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン/Pirates of the Caribbean」の中でも、セリフとして、よく使われているという。

 酔いどれ詩人、「トム・ウェイツ/Tom Waits」の「Shiver Me Timbers」、アルバムは、「土曜日の夜/The Heart of Saturday Night」(1974)から。

【 Shiver Me Timbers 】  by Tom Waits

「♪ I’m leaving my family,      家族を置いて
  I’m leaving all my friends     友達も置いて俺は旅に出る
  My body’s at home,         俺の体はここにあるが
  but my heart’s in the wind      心はもう風の中にある
  Where the clouds are like headlines   ヘッドラインみたいな雲が浮かんでいる
      on a new front-page sky     新しい雑誌の表紙に書かれたような空に
  My tears are salt water,         俺の涙は海の水のように塩辛く
      and the moon’s full and high    満月は高く煌々と海を照らす

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  And the fog’s lifting, and the sand’s shifting,  霧も晴れた 潮の流れも変わった
  and I’m drifting on out             さあ出帆だぜ
  Old Captain Ahab,              老いぼれのエイハブ船長なんか
       he ain’t got nothing on me now     なんの関係もないさ
  So swallow me,                 どうか俺のことわかってくれ
    don’t follow me, I’m traveling alone  追わないでくれ たった一人で旅に出るんだ
  Blue water’s my daughter,            青い海原が俺の娘
     and I’m gonna skip like a stone   そして俺は石のようにその上をを跳ねていく

  So please call my missus,          頼むから女房に電話してくれよ
       gotta tell her not to cry now     今は泣かないでくれと言ってくれ
  Cause my goodbye is written        俺のさよならの伝言は
         by the moon in the sky       夜空の月に書いておいたから
  Hey, and nobody knows me,        ヘイ 誰も俺のことを知っちゃいない
      I can’t fathom my staying  自分でもここにいつまでいるかなんて分からなかった
  And shiver me timbers,           自分でもビックリだよ!
         cause I’m a-sailing away    俺が出て行くなんてね ♪」

 オリジナルの「トム・ウェイツ」の歌唱から。

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土曜日の夜/The Heart of Saturday Night <2018リマスター>(紙ジャケット仕様)
トム・ウェイツ/Tom Waits
ワーナーミュージック・ジャパン


        
        

「Tom Waits – Shiver Me Timbers」
    
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 どんな歌もドラマにしてしまうカナダの歌姫、「ホリー・コール/Holly Cole」。アルバム、「テンプテーション/Temptation」(1995)から。女性の視点から歌に歌い上げているのがよくわかる。

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テンプテーション/Temptation
ホリー・コール/ Holly Cole
EMIミュージック・ジャパン


       
       

「Shiver Me Timbers – Holly Cole」
   
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願いもすこし込めてビールを飲む

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 偶然ですが、あの3月11日は私の誕生日でもある。この歳になると「おめでとう」と言われるのには、違和感があるが、次男家族がプレゼントを持ってやってきた。だいぶ前から、「もうプレゼントなどはいらん。とくに身につけるものなどは ・・・」と言ってあったが、地ビールを下げてきた。

 茨城県の創業190年の日本酒の蔵元が、製造・販売するクラフト・ビール、「常陸野ネスト・ビール」。お嫁さんのお兄さんが茨城県で働いてるので、彼のおすすめのようだ。この地ビール、ドイツ、イギリス、アメリカなど世界各国で行われている国際的なビール・コンテストで何度も金メダルを受賞し、昨年は米国に約136万本を出荷しているというから驚き。

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 被災地支援の願いもすこし込めて、美味しく飲んだこの地ビール、「常陸野ネスト・ビール」のロゴ・マークはフクロウ(左)。世界中で「フクロウのビール」と呼ばれるようになったという。我々森林ボランティア・グループのロゴ・マークも同じくフクロウ(右)。有名になる必要などまったくないが、地道な活動が評価されたのか、すこし旧聞になるが、平成29年(2017)第28回全国「みどりの愛護」のつどいで、団体として国土交通大臣賞をいただいた。

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 「OWL Trio」というジャズ・トリオがある。ギター、サックス、ベースというドラムレスな変則トリオである。メンバーは、ノルウェー出身のギタリスト、「ラーゲ・ルンド/Lage Lund」と、ともにイギリス出身の「ウィル・ビンソン/Will Vinson(sax)」、「オーランド・フレミング/Orlando le Fleming(bass)」。3人の頭文字を取って「OWL(フクロウ)」トリオと名づけたのであろうが、ちょっと粋。

 ドラムレスだからメロディが際立つように感じられ、また、トリオが醸し出すハーモニーもゆったりとして心地良い。

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Owl Trio
Lage Lund・Will Vinson・Orlando Le Fleming
Losen Records


      
      

 最初は、「Morning Glory」。「デューク・エリントン/Duke Ellington」の曲から。

「OWL Trio – Morning Glory」
 
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「OWL Trio – All Across the City」

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いまなお心のケアを必要とするという

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 2011年4月11日、岩手県陸前高田市の自宅跡で、海に向かって「ZARD(ザード)」の「負けないで」を吹いたあと、祖母が買ってくれたトランペットを抱きしめる佐々木瑠璃さん(当時17歳)。この震災と津波で、母と祖父母を亡くしたという。4月12日付の朝日新聞(東京本社発行)=森井英二郎撮影

 2011年5月22日にアップした私のブログ記事である。今読み返しても、この一枚の写真の持つ力に圧倒され、その時、その場所で吹いた曲、「負けないで」に込められた想いを想像して涙する。TVのニュース、特集番組によると、今も避難している人は、5万人を超え、あれから、8年たってもなお、心のケア、セラピー、カウンセリングが必要な人も多くいると聞く。また、鎮魂や癒しのためのコンサートなども多く行われているようだ。一方、「復興五輪」というキャッチフレーズで誘致され、着々と進んでいる「東京オリンピック」にどうしても拭えない違和感。

 かって1980年代、ヒーリング・ミュージック、環境音楽というカテゴリーの音楽が流行ったことがある。そのころ一世を風靡した「ウインダム・ヒル/Windham Hill」がそれを代表するレーベル。「24時間戦えますか?」なんていうコピーに代表されるように、日本はバブル絶頂期。それとは対象的に、アメリカは、「双子の赤字」とよばれる財政赤字・貿易赤字によって悪循環が加速し、アメリカ経済はどん底だった。日本製品・日本車が目の敵にされたのも、この頃。両国に、ヒーリング・ミュージックが人気を集める下地があったということだろう。

 ヒーリング・ミュージック。一般的に言えば、柔らかく、妨げにならないというか、聴いていて引っかかったり、心に刺さってくるがものがないとも言える。しかし、刺さってくるがものがあったとしても、それを聴いた人にヒーリング、癒しをもたらすのであって、カテゴライズされているからではない。人それぞれの心に迫って来る音楽こそが真のヒーリング・ミュージックだと思う。そして壊滅的なダメージをもたらす自然災害が多い今、ますます「音楽のチカラ」の重要さが増す。
   
 ヒーリング・ミュージックの代表格、「ウィンダム・ヒル」で「ジョージ・ウィンストン/George Winston」と並んで人気ピアニストの一人だった「リズ・ストーリー/Liz Story」は、今、被災者の心にどんな風に響くのだろうか。

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 「リズ・ストーリー」。1957年、カリフォルニア生まれのピアノ奏者、編曲者。幼い頃からクラシックピアノを習うが、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の演奏を聴き、感動を受けたという。その後、レストランでアルバイトとしてピアノを弾きながら音楽学校に通い、ニューヨークの「ハンター・カレッジ」で音楽学理を学ぶ。カセット・テープに吹き込んだ演奏が、「ウィンダム・ヒル」のプロデューサーの耳にとまり、1982年、「ウインダム・ヒル」からデビューする。デビュー・アルバムは、「ソリッド・カラーズ/Solid Colors 」(1983)。1992年には、ビル・エヴァンス デューク・エリントン アントニオカルロスジョビンらのスタンダード曲のアルバム、「My Foolish Heart」もリリースしたという。

 代表作、「ソリッド・カラーズ」、「予期せぬ効果/Unaccountable Effect」(1985)、「仔馬が逃げた/Escape of the Circus Ponies」(1991)などから、ソロ演奏をピックアップしたのが、「森の調べ/In The Forest」(1993)。今宵はそこから ・・・。

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森の調べ/In The Forest
リズ・ストーリー/Liz Story
ポニーキャニオン


        
        

「Liz Story – Greensleeves」

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「Liz Story – Hymn」

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