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60歳過ぎたら聴きたい歌(14)~What A Difference A Day Made~

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山本冬彦氏のブログで読んだと思うが、人生約81歳として、日数で数えると(日齢というらしいが)、「30,000日」になるそうだ。そうすると、60歳で定年を迎えると、残りの日齢は、「8,000日」ということなる。
この「8,000日」をどう過ごすのかが、我々シニアには大きな課題である。この「8,000日」を「長い」と見るか、「短い」と見るか、さらに経験や見識を積み上げていく「積み重ねの日々」を送るのか、今まで積み上げてきた価値観を、糧や源泉として、生きていく「日めくりの日々」を送るのか、その選択も、人それぞれの生き方であろう。

今回の「60歳過ぎたら聴きたい歌」は、「What A Difference A Day Made」。スタンダードの超有名曲で、ボーカルは勿論、本当に、たくさんのプレイヤーが歌ったり演奏している曲。タイトルの日本語訳は、「縁は異なもの」と訳されているが、その歌詞の内容は、「たった一日でこんなに変わってしまうなんて」と、恋に落ちた女性の心境を歌った歌である。

定年後の残りの日齢「8,000日」をかんがえると、「積み重ねの日々」型にしろ、「日めくりの日々」型にしろ、一日一日の重みを大事にして、「What A Difference A Day Made!」といえる日々を過ごしたいし、「縁は異なもの」いえるような、いろいろの人との出会いを大事にしたいものである。

この歌も、「名曲に名唱あり」で、選ぶのに本当に困ってしまうが、「Marlena Shaw」、「Lady Kim」の二人を選んでみた。

個性派、「Marlena Shaw」。1942年生まれというから私よりも年上。デビュー当時の、あの超イケイケのアフロ・ヘアからは、もう30年も経ってしまったんですねえ。そんなもうベテラン・ジャズ・シンガーのアルバム「ライブ・イン・TOKYO」に収録された、「What A Difference A Day Made」。円熟したJAZZシンガーとしての魅力と、30年の年輪とともに落ち着きと、深みを増したこのシンガーの歌唱力が、なんとも言えない味を醸し出す。円熟のシニア・JAZZファンにおすすめする傑作。

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ライヴ・イン・トーキョー
マリーナ・ショウ / Village Records
ISBN : B00006IIGT
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「レディ・キム Lady Kim」。このひとの歌は、本当にいい雰囲気を持っている。最初聞いたときは、ロリータ系と思った。特に、デビュー作にはその傾向が強く感じられる。しかし、この、「What A Difference A Day Made」が収録されている、第3作「枯葉」では、ロリータ調の甘え声は薄れ、ピアノトリオをバックに、彼女本来の特長であるとおもわれる、スモーキー・ボイスが魅力をかきたてている。ビリー・ホリディを主人公にしたミュージカル「レディ・ディ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」で脚光を浴びたので「ビリー・ホリディの再来」とも称されたが、そんな冠を与えずとも、女性JAZZボーカル・ファンは、決して彼女を見逃しはしないだろう。
彼女の歳は把握していないが、ジャケットを見る限り、30後半あたりか。「人生酸いも甘いも分かる」年齢とは思えないが、その歌唱はしっとりと落ち着いて、人生の深みを感じさせる。「What A Difference A Day Made」は、ドラムの「グラディ・テイト」(こちらは人生を積み重ねた古参のドラマー)とのデュエット。

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枯葉(紙ジャケット仕様)
レディ・キム / Village Records
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「♪  たった一日でこんなに変わってしまうなんて
     たったの24時間がいつも雨が降っていた私の心に
      太陽の輝きと花を運んできてくれた
       昨日までの私は、ブルーだったが
        今日からは私はあなたの一部のよう
          さびしい夜はもうさようなら
             あなたが「君は僕のもの」と言ってくれたから    ♪」

作詞・作曲;Maria Grever(メキシコ) ;Stanley Adams(英語詩)

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