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風よ 波よ 空よ 星よ!

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写真は新・西宮ヨットハーバーにある「サントリー・マーメイド号」HPより

定年まで勤めた会社に入社してからの20代後半の週末はヨットに打ち込んだ日々であった。特にすることもなかった週末、職場の先輩に誘われ、会社のクラブ主催のヨット講習会へ行ったのが運の尽き、山国育ちの私はその魅力にすっかり取り付かれ、すぐに入部してしまった。その頃から始まった週休二日制をいち早く取り入れていたため、週末はといえば、金曜の夜から艇庫に直行、スナイプ(ヨットの級)の練習にあけくれ、長期休暇といえば、救助艇として会社から買ってもらったクルーザーで瀬戸内のクルージングと、冬以外はいつも真っ黒に日焼けしていた。 ホームポートである、西宮ヨットハーバーには、ここから「マーメイド号」で密出航し、単独太平洋横断に初成功した、堀江謙一さんの出航記念碑が建立されていた。  

その堀江謙一さん(69歳)が、波の力だけで進む実用化は世界初めての波浪推進船「SUNTORYマーメイドⅡ号」で、ハワイ~日本間約7,000kmの航海に挑むため、3月17日ホノルルを出航したというニュース。

堀江謙一氏は、1962年の「大平洋ひとりぼっち」以来数多くの航海を重ね、85年は ソーラーパワーボートで、ハワイ~父島間航海。92年 足漕ぎ(ヒューマンパワー)ボートで、ハワイ~沖縄間航海。 96年にはアルミ缶リサイクルのソーラーパワーボート「MALT’S マーメイド号」でエクアドル・東京間の単独無寄港横断航海を、99年にはビール樽リサイクルの「MALT’Sマーメイド2号」でサンフランシスコのゴールデン・ゲイト・ブリッジから明石海峡大橋間の航海、2004年、「SUNTORY マーメイド号」で単独無寄港世界一周の航海を30年ぶりに再チャレンジ、そして今年は波浪推進船でハワイから、7000km先の日本を目指して船出した。

1980年当時から環境問題、エネルギー問題について警鐘を鳴らし、ヨットマンならば誰でも実感している究極のエコ動力である風力を始めとして、ソーラーバッテリー、足漕ぎ動力などみずから一貫して環境破壊をしない海洋冒険を実践してきた堀江さんの活動は高く評価される。  
69歳になった今でも、新たな冒険にチャレンジするパワーと環境への想いはどこから湧いて来るのであろうか? かって、社内組合誌の企画で堀江氏と対談したことがあるが、あのキラキラと輝く少年のような眼で夢を語る姿を今でも思い出す。

自然のすべてを友として航海しなければ、到底なしえない海洋冒険。陸に上がって久しい元ヨットマンの私としても冒険の成功を祈りたい。彼の航海の一部始終は航海日誌、GPSによる現在位置も含め、「堀江謙一のHP」で見ることが出来る。

「3月27日 午前11時(日本時間)

北緯 22度25分  西経 166度11分
天気 曇り 東の風 風力 2  スピード 1.8ノット 」 (航海日誌より)

風よ 波よ 空よ 星よ!そして夢よ!  

1962年5月12日深夜、堀江謙一氏は、確か17フィートの小型ヨット“マーメイド号”に乗り、サンフランシスコに出発する。94日間かけて太平洋を横断した堀江謙一氏の手記を基に、最近惜しくも他界された市川崑監督、石原裕次郎主演で、日本映画史に残る感動と冒険の超大作が映画化。自然の猛威に翻弄され、体力の消耗や孤独と闘いながらサンフランシスコをめざす当時24歳のヨットマン堀江青年。

太平洋ひとりぼっち
/ 日活
ISBN : B000P1KQDU
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ジャズという枠だけでは括れない活動の広がりを持つ才人ハービー・ハンコックの65年の傑作「処女航海」。タイトル曲のほか、「The Eye Of The Hurricane」、「Dolphin Dance」というような海の匂いのする曲が爽やかなスタイルで演奏される。

処女航海
ハービー・ハンコック / / EMIミュージック・ジャパン
ISBN : B000XAMEU6
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