『片隅に眠っていた銀のフルート
そっとほこりを払って唇をあててみる
青春の挫折が一瞬聴こえたような気がした』
学生バンドはずっとベースだった。
何か優しいメロディを奏でる楽器をやってみたかった。
キラキラとまぶしい輝きを持つ銀のフルートを手に入れた。
おもちゃを貰った子供みたいにうれしかった。
簡単なメロディくらいは吹けるようになった。
でもそれだけだった。
「ヒューバート・ロウズ」、「ソウル・フルート」と一緒に、よく聴いていたアルバムは、「ハービーマン/メンフィス・アンダーグラウンド」。なんといっても、「Hold On,I’m Comin’」が最高にいい。「ハービー・マン」のフルート、最初からいきなりフルスロットルで飛ばし、そして、ラリー・コリエルのギター、ロイ・エアーズのバイブ、そしてソニー・シャーロックのなんともアナーキーなギターソロへと続く。
メンフィス・アンダーグラウンド ハービー・マン / Warner Music Japan =music=
85)ハービー・マン;メンフィス・アンダーグラウンド
