JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

もしもピアノが弾けたなら(20)  ~彼岸のBGMは・・・~ 

TAGS: None

春のお彼岸。ここまでくると、もう桜の開花も間近、待ち焦がれた「春来る」という感じですね。今日は、朝からゆっくりと音楽に身を委ねてみました。

Wikipediaで調べてみると、「彼岸(ひがん)」とは、煩悩を脱した悟りの境地のことをさし、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」というのだそうだ。
春秋2回の彼岸があるが、春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりであるという。もとはシルクロードを経て伝わった、生を終えた後の世界を願う考え方に基づいている。心に、西方の遙か彼方にあると考えられている極楽浄土(阿弥陀如来が治める浄土の一種)を思い描き、浄土に生まれ変われることを願ったもの(念仏)と理解されているようだ。

明るく穏やかな陽光注ぐ海の見える高台の自宅で、エンリコ・ピエラヌンツイの「Enrico Pieranunzi/Racconti Mediterranei 」を聴きながら、涅槃を迎え、彼岸の彼方へ渡れたら、もうそれは最高のBGM・・・、最高の夢・・・。
ピアノとダブルベース(Marc Johnson)とクラリネット(Gabriele Mirabassi)という編成の、エンリコのオリジナル曲のアルバム。アルバムタイトルの「Racconti Mediterranei (地中海物語)」どおり、穏やかな春の地中海をほうふつとさせる美しいメロディと演奏が淡々と続いてゆく。通常のピアノトリオとは少し違って、クラリネットが明るい日差しを感じさせる。中でも、3曲目「Canto Nacosto (秘められた歌)」、9曲目「Un’alba Dipinta Sui Muri (壁に描かれた夜明け)」 の美しさは特筆。

Racconti Mediterranei

Enrico Pieranunzi / Egea


ビル・エヴァンスの流れを汲んだ、欧州のピアニストのなかでもっとも大きな存在感と影響力を放つのが、イタリアの名手ピエラヌンツィ。
「Ballads」。結晶格子が放つ光のようにも見えるジャケット・・・。静謐の暗闇から徐々にかすかに見えてくる彼岸の明かり。60分の夢と喜び、至福の時間を味わえる。いつものトリオのメンバーは、ベース、「マーク・ジョンソン」、ドラムは「ジョーイ・バロン」。

   春の闇 静寂(しじま)を揺らす ピアノフォルテ 結晶格子の 光にも似て  (爵士)

Ballads

Enrico Pieranunzi / Carrion

TAGS: None

Leave a Reply



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.