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パイオニア・加藤和彦死す・・・

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加藤和彦氏が軽井沢のホテルで自殺したと報じている。1947年生まれ、62歳、まさに団塊の世代。京都出身、1965年龍谷大学中に北山修氏、橋田宣彦氏らと「ザ・フォーク・クルセダーズ」結成、その後のフォークソング・ブーム、アマチュア・バンドのプロデビューの先駆けとなった。早回しなんて誰も思いつかなかった手法で録音された、奇妙でコミカルな「帰って来たヨッパライ」は280万枚を超える大ヒット。「イムジン河」は政治的思惑で発売中止、かわりに発表された「悲しくてやりきれない」が大ヒット。「サディスティック・ミカ・バンド」による日本バンドの本格的海外コンサート・ツアーで高い評価。作詞家「安井かずみ」さんと結婚、その夫婦の新しいライフ・スタイルは世代を超えて共感を呼んだ。映画音楽、スーパー歌舞伎への新たな取り組み。再結成した「サディスティック・ミカ・バンド」で「木村カエラ」をブレイクさせた。・・・・・・・
彼の軌跡は、まさしく「先駆者、パイオニア」と呼ぶにふさわしい。

加藤氏が北山氏にいった言葉。「お前は目の前のものを適当に食べるけど、僕は世界で一番おいしいケーキがあるなら、全財産はたいてもどこへだって飛んでいく」。

音楽やレコードというものは音楽会社・レコード会社がプロデュースするもの、作詞・作曲はえらい先生が作ったものをありがたく頂くもの、歌手になるためには、有名歌手や作曲家に弟子入りし、下積みから出発するもの、素人(アマチュア)のバンドの自作自演なんてヒットするはずがない ・・・・。そんな既成概念やルールや業界常識をすべて破ってくれたのが「加藤和彦」である。62歳での死はいかにも惜しい。まだまだブレイクすべき活躍の場はあったはず。一体何が彼をそうさせたのだろうか・・・。

「団塊の世代は、後輩世代に何にも残してくれなかった」なんて、「甘ったれ」をいう人がいるが、旧世代支配をなかなか乗越えられない政治や企業の世界ならいざ知らず、音楽の世界では加藤が残してきた軌跡をみれば、一目瞭然である。

合掌 ・・・・・。

澤田研二、谷村新司、小田和正、矢沢永吉、井上陽水、吉田拓郎、北野武、松田優作、つかこうへい、ヒロ・ヤマガタ、村上春樹、そして鳩山由紀夫もみんな彼と同じ「団塊の世代」。

今宵もオリオン座付近に大流星群がみられるという・・・。

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