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読むジャズ(8) ~JAZZピアニストのエッセイ~

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フリーJAZZのピアニストにして、抱腹絶倒の名エッセイスト「山下洋輔」の新刊エッセイを読んだ。タイトルからして洒脱である。「山下洋輔の文字化け日記」。2001年~2008年にかけてCDジャーナルに連載されたエッセイの文庫本化したものである。読んだら出てくるわ出てくるわ、「読むジャズ」に違わず、私のなじみのキーワードがいっぱい、久し振りに小躍り、いやスイングして読んだエッセイであった。

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インタープレイ8(ハチ);大阪梅田の太融寺、旧関西TV近くにある、もう大阪では老舗の部類のJAZZ喫茶。入社で大阪へ来た頃ずいぶん通ったものだ。最後に行ったのは一体いつだったろうか。記憶がないほど長い長い時間が過ぎている。

RAGの須田さん夫妻;京都木屋町三条近くのJAZZライブ・ハウス。20年ほど前だったか、まだ北山通り近くにお店があった頃、ひょんなことから知り合い、RAGの株主になった。帰りのことを考えると、夜の京都もなかなか行きづらく、殆ど頼りにならない株主ではあった。

タモリ;山下氏、漫画家の赤塚不二夫氏が博多で発掘して東京へ連れてきた芸人。TV「題名のない音楽会」で初めて披露した中津産業大学森田助教授の報復絶倒の芸は、いまだに鮮明に覚えている。ぜひもう一回観たいものである。(参照「森田一義助教授の幻の講義」) 

ベイシー;岩手県一関市にある有名なJAZZ喫茶。その音響装置がすごいと聞いたことがあるが、近くまで行ったが、時間がなくて未だに行きえていない。想いが残る場所・・・。

イリジウム;ニューヨーク、ブロードウェイ近くのJAZZクラブ。一度だけ行ったことがあるが、こちらは未だNYへの憧れをひきずっている場所。  

炎上ピアノ;かって、このブログ(参照「健在なり!山下洋輔」)でもとりあげたが、先日のNHKの「スタジオパーク」で山下氏がゲスト出演した際、そのパフォーマンスの映像を始めてみることができた。立川にある神社を、霊験あらたかな「猫返し神社」に仕立ててしまったその真相についてもこの番組で語っていた。

奈良少年刑務所;山下氏の祖父の設計になる建築である。その美しい赤レンガの建物を先日、般若寺へのウォーキングの際に発見した。(参照「萩の寺、秋櫻の寺、古都の初秋を歩く(2)」) 昨年建築100周年を記念して、刑務所内の講堂でピアノ・ソロ・リサイタルを開いたが、刑務所とフリーJAZZ、果たしてその相性は・・・。

山下洋輔の文字化け日記 (小学館文庫)

山下 洋輔 / 小学館

稀代の蕎麦好きという別の一面を著わしたのが、「蕎麦処 山下庵」。音楽界・文壇・芸能界・演芸界の垣根を越え、日本中から蕎麦好きが大集合。その数およそ30名、いずれも蕎麦に一家言のある語り部たちが、それぞれの蕎麦喰いの流儀、蕎麦へのこだわり、また秘中の秘の一店を語る。蕎麦好きを自認する向きにはまさに必読、座右の書といえる。

蕎麦処 山下庵

山下 洋輔 / 小学館

私が、数ある山下洋輔のアルバムの中から一枚だけ選ぶとしたらこれか。’86年に録音されたソロ・ピアノ・アルバム。バッハ、ショパン、ガーシュインが、縦横無尽に、そして山下流に弾ける。

ラプソディ・イン・ブルー

山下洋輔 / ユニバーサル ミュージック クラシック

「山下洋輔の文字化け日記」にも登場する、岩手県一関市にあるJAZZ喫茶の老舗「ベイシー」。「ケイコ・リー」が、御年88歳、現役最高齢ジャズ・ピアニストの「ハンク・ジョーンズ」との「ベイシー」でのライブを収録したアルバムがある。2006年3月、わずか数十人の至福のオーディエンスだけが目撃したパフォーマンス。演奏されるのは長年にわたり世界中で愛されてきた珠玉のスタンダード名曲ばかり。ヴォーカルとピアノの世代を超えた語らいが、幸福なジャズの時間を紡ぎだす。

 

ライヴ・アット・ベイシー~ウィズ・ハンク・ジョーンズ~

ケイコ・リー ハンク・ジョーンズソニーミュージックエンタテインメント

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