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我が青春のシネマ・グラフィティ(13) ~ 梶芽衣子/修羅雪姫 ~

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いままでの長い間に、かなりの人数の女優や俳優、著名人を見かけたり、遭遇したことがある。いずれも、京都などの観光地、酒場、JAZZクラブ、すし屋、駅、空港のラウンジ、機内などで見かけた程度のことであるが・・。
そんななかで私に強いインパクトを与えた女優さんがいる。冬の故郷・信州からの帰りの中央線、雪が激しく舞う中を走る特急「しなの号」名古屋行きの車中。指定席が満席で取れず、デッキに立っていた私の前に、その人はたった一人で現れた。途中の木曽福島駅からすうっと乗ってきたのだ。やはり彼女も指定席がとれなかったようで、私のすぐ近くに名古屋まで立っていた。それが「梶芽衣子」であった。黒のつば広の帽子、黒のロングコート、黒づくめといったいでたち。ひっそりと目立たないようにたっていたが、サングラスをしていなかったのと、それまで感じたことのない、その際立ったオーラで、すぐに「梶芽衣子」と分かった。これが女優の放つ「オーラ」なのかと強いインパクトを受けたのだ。他の乗客はまったく気がついていないようであった。話を交わしたわけでもなく、ただそのオーラに触れただけであるが、すっかり魅せられてしまった。

梶 芽衣子(かじ めいこ、1947年3月24日 – )、女優、歌手。「野良猫ロック」シリーズや「女囚さそり」シリーズ、「修羅雪姫(しゅらゆきひめ)」シリーズが、彼女の人気を決定づけた代表作となった。これらのシリーズの役柄から、「怨恨を持った復讐者」というイメージとして定着し、クールな美貌と感情表現の凄まじい演技力が魅力となった。また、映画監督・俳優の「クエンティン・タランティーノ」は梶の熱狂的ファンであることを公言して憚らず、梶が主演した映画「修羅雪姫」の影響を大きく受けたという。そして、2003年に彼が監督した「キル・ビル Vol.1」の中で、彼女の歌う主題歌「修羅の花」、「怨み節」を用いるなど、この作品へのオマージュを捧げている。

私がスクリーンでなく、実物を見てからファンとなった女優は、この人だけである。そして、観た映画は、再上映であったが、ただ一作、小池一夫原作、上村一夫作画による劇画を映画化した「修羅雪姫」だけであるが、その一作だけで私には十分満足であったのだ。

「修羅雪姫(しゅらゆきひめ)」は、明治時代の日本を舞台にした時代劇。獄中で生まれた主人公雪は、この世に恨みを残し死んでいった母親の復讐の人生を歩み始める ・・・。藤田敏八監督による1973年公開の作品。当時人気のあった、「藤純子」、「江波杏子」らの女任侠シリーズとは違う異色の時代劇であった。最近は、逆に「キル・ビル」のヒットの影響により、DVD化されたり、主題化がCD化された。

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修羅の花/怨み節 梶芽衣子 / テイチク

 

 

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