
太陽が出て、少し暖かく感じられるこんな日には、海が見たくなる。山国育ちの私は、会社へ入ってからはじめたヨットで、すっかり潮の匂いが体に染みついてしまったようである。陸に上がってからは、それも夏のまっ盛りの海でなく、季節外れ、春や秋の人気のないオフ・シーズンの浜辺やヨット・ハーバーが雰囲気があって好きだ。そんな海に出かけるときに決まって聴く歌は、イギリスのシンガー&ソングライター&ギタリスト、「クリス・レア/Chris Rea」の「オン・ザ・ビーチ/On The Beach」である。
「クリス・レア/Chris Rea(1951年3月4日-)」。イギリス・イングランド・ミドルズブラ出身の58歳。「ジョー・ウォルシュ」の音楽と会ってから音楽を志し、1978年にレコード・デビューをした。アメリカでは結構ヒットしたようで、「ブルース・スプリングスティーン」や「エルビス・コステロ」と一緒にグラミー賞の新人賞にノミネートもされた。その後は、マイペースで淡々とした音楽活動を続けていて、決して派手ではないけど、その声の魅力にとりつかれたファンが多いようである。私は、この「オン・ザ・ビーチ」が収録されている同名のタイトルのアルバムしか持っていませんが、この曲、聴けば聴く程、しわがれたクリスのボーカルに大人の男の哀愁を感じてしまう。
喧騒と一緒に、夏が去り、恋も終わった後の、切なさ、むなしさ、寂寥感が、しわがれた歌声と渋いギターにのせて流れてくる。あの歌は「オン・ザ・ビーチ」。ひと夏の恋の終わりを懐かしむ歌で、いつ聴いても、少しセンチメンタルな気分にしてくれる、私のお気に入りアルバム。クリスの持つ大人のビターな味わいとセンスのよさ・・・・・。
オン・ザ・ビーチ クリス・レア / / イーストウエスト・ジャパン
【 On The Beach 】 作詞作曲;Chris Rea
「♪ Between the eyes of love 恋するまなざしでお互い見つめ合って
I call your name 君の名前を呼んだね
Behind those guarded walls 防波堤の向こう側まで
I used to go. よく出かけたね
Upon a summer wind 夏の風にのって
There’s a certain melody. あのメロディーが流れていたね
Takes me back to the place もう一度、ぼくのよく知っている
That I know. あの場所へ連れて行ってくれよ
Down on the beach. あのビーチへ・・・
The secret of the summer あのひと夏の秘密は
I will keep 僕の心の中にしまってある
The sands of time will blow a mystery 砂時計の砂はミステリアスな想い出もかき消す
No one but you and I 君と僕のほかにはだれもいなかった
Underneath that moon lit sky あの月明かりの空の下
Takes me back to the place もう一度、ぼくのよく知っている
That I know. あの場所へ連れて行ってくれよ
Down on the beach. あのビーチへ・・・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ♪」
美しい海辺の映像と共に流れる渋いクリスの声。 オン・ザ・ビーチのYOUTUBE を楽しんでください。
声だけ聞けば「どんな爺さん?」かと思うかもしれないが、当時はハンサムなナイスガイ。スライド・ギターの名手でもある 若き日のクリスがギターを弾きながら歌う別バージョン はこちら。
