JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

わがままな眼、臆病な耳

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この二日間、降り続いていた雨ですっかり櫻は散ってしまった様である。去年も「花散らしの雨」にたたられ、訪れたときはすっかり散ってしまっていた常照皇寺(じょうしょうこうじ)の「九重の櫻」、今年こそはと思っていたが、残念ながら今年もあきらめざるを得なかった。「白州正子」の名エッセイ「かくれ里」の中の一節、「櫻の寺」の櫻である。(参照<u>「櫻狂い(3)~かくれ里の櫻・常照皇寺~」) 再び来年の楽しみに取っておきましょうか。

私の山遊びのフィールドでは、もう散ってしまったエドヒガン、山桜、オオシマザクラに代わって、淡黄色の「ミツマタ」の花が鮮やかに咲いていた。この2週間ほど櫻づくしの光景に見慣れてしまった眼に、鮮やかで新鮮に映る。なんともわがままな眼である。

さて、JAZZボーカルといえばスタンダード、定番の櫻のようなものである。いままで何人もの歌手を聞き、たくさんのアルバムを聴いているが、基本的にスタンダードが中心である。意外と思われるかも知れないが、JAZZファンは意外と保守的なのである。永年このスタンダードに馴れてしまった耳が時々新しい個性、ヴォーカリストやスタンダード以外のレパートリー、オリジナルな曲を欲することがある。しかし当たり外れの多いこの世界、未知のアーティストの知らない曲が詰まったアルバムを買うのには相当勇気のいることなのである。思い切って買って大当たりだったこともある。それが、「ノラ・ジョーンズ」、「マデリン・ペルー」、「メロディ・ガルドー」などであった。

この間、CDショップで見かけ、気になっている新人女性JAZZシンガーがいる。「エミ・マイヤー」、「TOMOKO MIYATA」である。2人とも日本人のアイデンティティをもちながら、アメリカでキャリアを積んでいるシンガー。試聴もし、アルバムも手にとって見てみた。かなり魅かれているのは分かっているが、まだ買う決心はできていない。なんとも臆病な耳である。臆病な懐であることはもちろんであるが・・・。

「エミ・マイヤー/Emi Meyer」はアメリカ、L.A.を拠点に活動するシンガー・ソングライター。 日本人の母親とアメリカ人の父親の間に京都で生まれ、1才になる前にアメリカのシアトルに移住。07年にシアトルー神戸ジャズ・ボーカリスト・コンペティションで優勝。iTunes Storeでは「今週のシングル」をきっかけにジャズ・アルバム・チャートで1位を獲得したという。デビュー・アルバム「Curious Creature」が多くCD店Jazzチャートで首位を獲得したという。その「エミ・マイヤー」が、全曲日本語詞の2nd Album「パスポート」をリリースした。試聴したが、JAZZのジャンルに留まることなく、レゲエやボッサなど幅広いアプローチで作られた独特のサウンドが展開されている。
 
聴いてみました。 アルバム「パスポート」から「登り坂」。
 

パスポート

エミ・マイヤー / PLANKTON

 

 

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『Tomoko Miyataは、ニューヨーク在住のシンガー。ジャズ・シンガーとしてキャリアをスタートしながら、そこに収まりきらない感性を、この街の空気感とともに表現する。デビュー作となる本作「Secret of Life」に収録された多彩な楽曲たち──ジェイムズ・テイラーやエヴリシング・バット・ザ・ガールのフォーキーなレパートリーから、ブラジリアンの名曲群まで――を一つの世界観に染め上げるインタープリターとしての高い才能とセンスは、新しい才能の登場を感じさせるのに充分。』 こんなキャッチコピー ・・・・。

『トモコ・ミヤタの歌声を聴くと,なぜか恋をしたときの胸の高鳴りが甦る。ジャズやブラジリアン・ミュージック,ポップスなどをない交ぜにし,美しい音楽を紡ぎだす彼女は,ジャンルを超えて聴く人の胸に深く突き刺さる「何か」を持っている。天性のストーリーテラーと言うべきか,彼女が歌うとどんな曲でも陰影に富んだ物語になるのだ。ホメロ・ルバンボのギターも絶品。』 こんなアルバム評 ・・・。

 

Secret of Life

Tomoko Miyata / バウンディ

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