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我が青春のシネマ・グラフィティ(19) ~憧れた肉体派女優たち(1)~

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『青春時代の私にとってのセックス・シンボル的女優は誰だったであろうか? 最初は、「007は殺しの番号 ドクター・ノオ(1962)」の初代ボンドガール、「ウルスラ・アンドレス/Ursula Andress」(参照「青春のシネマ・グラフィティ(4)~007危機一発/ダニエラ・ビアンキ~」)、そのつぎは、「エルケ・ソマー/Elke Sommer」であったような気がする。』とブログに書いた。確かにそうには違いないが、しかし思い出せば、その目覚めは、「シルバーナ・マンガーノ/Silvana Mangano」と「ソフィア・ローレン/Sophia Loren」であったと思う。「ジェーン・マンスフィールド」や「マリリン・モンロー」などのアメリカ女優ではなく、イタリア女優だったのです。イタリア女性のあの偉大なる胸と腰に圧倒されたというのがそもそもの始まり。45年後のイタリア旅行でも改めてそう思ったのだった ・・・。

「シルバーナ・マンガーノ」(1930-1989年)。ローマ生まれ、7歳の頃からバレエを習い、16歳でミス・ローマに選ばれた。これを機に女優を志し、1948年「にがい米」で映画デビュー。翌年にはその作品のプロデューサー、「ディノ・デ・ラウレンティス」と結婚。彼の手掛ける作品に出演作を重ねていく。代表的出演作は、けっこう作品に恵まれて、1967年の「アポロンの地獄」、「ベニスに死す」(1971年)、「ルードウィヒ/神々の黄昏」(1972年)、「家族の肖像」(1975年)と60年代後半から作品が多く、遅咲きの感がある。そうそうSF映画「砂の惑星」(1984年)にも出ていました。しかし私にとっては、なんといっても「にがい米」。たしか高校生のとき、名画鑑賞会で観たと思います。写真のシーンは田植えの服装ですが、あの偉大なる胸にただただ驚愕し、顔をうずめることができたならと不届きな妄想を抱いたものです。映画公開当時、その強烈なセックス・アピールで一躍スターとなり、日本ではなんと「原爆女優」と呼ばれたいうから、その凄さ、強烈さがどう受け止められたかが分かるというもの。

悪党のワルテルと情婦のフランチェスカは首飾りを盗んで、警官に追われた。フランチェスカはトリノの駅から水田地帯に向う田植女の群にまぎれこんだ。このなかにシルヴァーナ(シルヴァーナ・マンガーノ)がいた ・・・ 。
 

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その巨大なる胸と腰に釘付けになったもう一人のイタリア女優は、「ソフィア・ローレン」だった。その映画は、これも名画鑑賞会で観たと思うが、世界的な大スターとして、その名が知られるようになった「島の女(1957年)」、アカデミー賞およびカンヌ映画祭の主演女優賞を受賞した「ふたりの女(1960年)」である。

「ソフィア・ローレン」(1934年9月20日 –  )。数々の名作に出演した大女優である。今年76歳になるというお年であるが、「ロブ・マーシャル」監督のミュージカル映画「NINE」が公開中で、いまだその活躍は衰えていない。

映画「島の女/Boy on a Dolphin」は、1957年製作のアメリカ映画。「ジーン・ネグレスコ」監督、「アラン・ラッド」、「ソフィア・ローレン」主演で、ギリシャのエーゲ海に沈んでいたブロンズの彫像「いるかに乗った少年」をめぐる冒険とロマンスのアクション作品。海からローレンが上がるシーンで、水に濡れたシャツから豊かな胸が透けて見え、グラマーな肢体に全世界の男たちの眼が釘付けになり、彼女は一躍世界的な大スターとなった。まさに「バストで勝負」(1955)なんて彼女主演の作品を地でいったようなものである。

「島の女」はDVDが発売されていませんので、YOUTUBEで話題となったそのシーンをごらんください。ギリシャのエーゲ海。美女フェドラ(ローレン)が、海底で「いるかに乗った少年」のブロンズ像を見つけて、舟にもどるあのシーンの動画を ・・・ 。 今観ると、エーゲ海の青い海、いやらしさはまったくないものの、当時の高校生には刺激が強かったかなあ。
 

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そして、この映画の美しい主題曲「いるかに乗った少年/Boy On A Dolphin」も、私にとって忘れがたい曲となったのだ。映画の中では、「アラン・ラッド」扮する教授を前に、ギリシャの男達に囲まれて「ソフィア・ローレン」がこの歌を歌っていたのも忘れられないシーン。

スエーデン出身の貴公子「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」率いるトリオのアルバム「シェルブールの雨傘」。「ジャズ・イン・シネマ第一集」と題した映画音楽集である。誰でも知っていて思い入れのある映画音楽をJAZZ化するのは結構大変ではないかと想像するのだが、「いるかに乗った少年」をはじめ、ラングレンは原曲のよさを失わず、エレガントにスイングする。EJTに隠れた感があるが、美メロを奏でる北欧JAZZピアノの逸材としてイチオシのピアニスト。
 

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シェルブールの雨傘

ヤン・ラングレン・トリオ / インディペンデントレーベル

 

 

 

そして聴いてみますか? 「ジュリー・ロンドン」の歌う「Boy On A Dolphin」。

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