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我が青春のシネマ・グラフィティ(20) ~ 憧れた肉体派女優たち(2) ~

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(続き)

そして、憧れた女優は「アニタ・エクバーグ/Anita Ekberg」。いわずと知れた「フェデリコ・フェリーニ/Federico Fellini」監督のイタリア映画「甘い生活/La Dolce vita 」(1959年)の主演女優である。写真の黒いドレスでトレビの泉の噴水に戯れるシーンはあまりにも有名。これもたしか高校の名画鑑賞会で観たと思うのだが、たちまちその豊かな肉体にも眼を奪われてしまったのである。それにもまして、あのアニタは本当に美しかった。こんな映画を名画として高校生に見せる高校って、今考えるとすこし変わっているのかも知れませんね ・・・。

さて、「アニタ・エクバーグ/Anita Ekberg」(1931年9月29日 - )はスウェーデン、マルメ出身の女優である。このマルメは関連会社があったため、仕事で何回となく行った街であり、「マルメ出身の女優」ということで、ビジネス後の酒席で話が盛り上がったこともある。ミス・ユニバースのスウェーデン代表になったことがきっかけでアメリカに渡り、女優となった。最初はその妖艶な美貌と豊かな肉体で、お色気女優としてB級映画やコメディに出演していたが、「フェデリコ・フェリーニ」に気に入られてイタリアに渡り、「甘い生活」に出演し、グラマー女優として一躍スターになった。その後フェリーニの作品に何本か出演しているが、あまりぱっとせず、1970年以降はほとんど引退した状態であるという。私も、「甘い生活」、「ボッカチオ’70/ Boccaccio ‘70」 (1962年) くらいしか記憶にありませんが、「甘い生活」一本でもう十分でしょう。

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観てみますか?あのシーン。
 

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フィレンツエを旅したときに、ガイドブックで「La Dolce Vita」という名のJAZZクラブが眼にとまり、行ってみたが、ヤンキーなイタリアの若者達がたむろするロック?クラブで早々に退散してきた想い出がある。こちらは、本物「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」のベスト盤「ドルチェ・ヴィータ(甘やかな時間)」。

ドルチェ・ヴィータ(甘やかな時間)~ザ・ベスト・オブ・EJT~
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / / エムアンドアイカンパニー

 
 

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「ロッサナ・ポデスタ/Rossana Podesta」もその妖艶さに魅了された忘れがたい女優のひとり。無類の面白さのイタリアB級アクション犯罪映画「黄金の7人」シリーズでファンとなったが、彼女はそれ以前に、「狂った本能」(1958年)、「熱情のしぶき」(1953年)、 「濡れた本能」(1964年)などという極めて分かりやすいタイトルのB級お色気映画に出演して、その妖艶さに磨きをかけていたようである。

「黄金の7人」。スイスはジュネーブにあるスイス銀行の最新式の大金庫。扉は電子装置で開閉、地下には坑道をめぐらし電子写真装置、侵水装置などその防御設備には近代科学の粋がもりこまれている。そして中に眠っているのは時価数百億円の金の延べ棒。それを狙うは、リーダーの「教授」とよばれる男アルべール(フィリップ・ルロワ)、情婦のジョルジア(ロッサナ・ポデスタ)など7人のプロフェッショナル。金の延べ棒を強奪するプロの男達の手口の鮮やかさ。そして編み目のボディ・ストッキングだけを身に纏ったコスプレ「ロッサナ・ポデスタ」のボディラインにノックアウト。 「黄金の七人」シリーズは、続編として「続・黄金の七人 レインボー作戦」(1966年)、「新・黄金の七人 7×7」(1968年)、「黄金の七人1+6 エロチカ大作戦」(1971年)が作られたが当時としては画期的面白さの作品。

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そのテーマ音楽もスキャットを使い、斬新でJAZZYで滅法かっこよかった。「黄金の7人」のタイトルバックを観てみますか?
 

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青春時代は無類の映画好きだったが、やがて私は、家庭を持ち、仕事も忙しくなり、映画館からはだんだん遠ざかっていった。再び映画の世界に戻るのには、レンタル・ビデオの登場を待たなくてはならなかった。さらにDVDへの進化や定年後の映画館通い、再びスクリーンには多くの女優が登場したが、高校生の頃に感じたあの甘酸っぱいような疼きを感じることはもう二度となかった。

さらば、我が愛しの肉体派女優達よ ・・・・。

 

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