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読むJAZZ(11) ~ 誰も教えてくれなかったジャズの聴き方 ~

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このブログを始めた動機のひとつに、団塊の世代の知人から、「あんたJazzが好きらしいが、何を聴いたらいいんや?」というよく投げかけられた質問に、どう答えようかということがありました。事実、答えるのは、大変難しいので、その時々の私の生活のシーンで「何を聴いて心地よかったか?」という個人的なJAZZ聴きかじり歴を、私の勝手な判断基準で公開しても、先ほどの質問に多少は答えることができるのではないかと思ったわけです。(参照「初めまして」

確かに「JAZZを聴くルールなんかないよ。すきなものを聴けばいいんだよ」という答えは、本質的には正しいかも知れないが、コミュニケーションの上では、極めて不親切な回答であるのに違いないのです。私はあまり読まないのですが、JAZZ本でも、もちろん知識は得られます。JAZZ本は一般的に言って、「JAZZの歴史」、「アーティストの伝記、評伝」、「名盤の紹介、解説」といったカテゴリーに分類できると思いますが、写真のような名著は、JAZZについて少しはキャリアのある人向けで、「自分でも聞いてみたいけれど、何から入れば、あるいはどう聴けばいいかわからない」、「そもそも、それ以前のとっかかりがわからない」といった初心者の方には何も伝わらないし、読んでも面白くないのではないかと思います。

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先日も友人からJAZZの曲における「テーマ~アドリブ~テーマ」、或いは「演奏の流れ」といった音楽の構成ついて、また「アドリブをどう演奏するのか」という演奏スタイルについて書かれた、なにかオススメの本はないだろうかと質問されましたが、その場では思い当たりませんでした。しかしそれでは、「音楽CD検定JAZZ1級ディプロマ」の資格が泣くというもの。そこで思い出した本が「水城 雄/誰も教えてくれなかったジャズの聴き方」でした。ジャズ・ピアニスト「山下洋輔」の著作などJAZZに関わる名エッセイはあったものの、今までのJAZZ本に「演奏」する側からの視点で書かれたものが、あまりなかったことに気がついた。聴く耳には長けているが、JAZZを演奏したキャリアがない著者が書くためためか、歴史本や名盤紹介本が多くなってしまったのではないだろうか。

「水城 雄/誰も教えてくれなかったジャズの聴き方」。著者の水城氏は、1957(昭和32)年生まれ。作家、音楽家、朗読演出、現代音楽の作・編曲からJAZZピアニストとしてのライブ活動まで、多才多彩な活動を展開している才人だという。これは、「これからJAZZでも ・・」と思っている人のための、ジャズ入門のバイブルです。わかりやすい文章、現役ピアニストで作曲家ならではの解説で、ジャズの魅力の秘密を明快に説き明かしてくれている。



誰も教えてくれなかったジャズの聴き方   水城 雄 / ブックマン社

上記本のオーディオブック版で、解説にくわえ、楽器の音やフレーズやコードの演奏が音ではいっているので、読んでも分かりにくいという初心者には、理解度がさらにアップする工夫がされているようである。



[オーディオブックCD] 誰も教えてくれなかったジャズの聴き方(CD4枚)   水城雄 / ことのは出版

この本で、著者が具体的な演奏のなかで、テーマとアドリブの関係を語る例に挙げているのが、「マイルス・デイビス」が1954年にレコーディングした「バグス・グルーヴ/Bags Groove」。クールで印象的な「ミルト・ジャクソン」のバイブとマイルスのトランペットとのユニゾンのテーマに始まる名盤。



バグス・グルーヴ   マイルス・デイヴィス / ユニバーサルミュージック

早すぎるコード進行についていけなかった(?)から、「マイルス・デイヴィス」が、複雑化されたコード進行を捨てモード(音階)・ジャズを確立したという、真偽は分からないが、伝説的エピソードに引き合いに出されているのが「カインド・オブ・ブルー/Kind Of Blue」である。



カインド・オブ・ブルー+1   マイルス・デイビス / ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

まだまだありますが、興味のある方はぜひ一読を ・・・・ 。
 
 

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