いやあぁ!凄い雨でしたね。降雨量、降雨時間とも、あまり経験したことのないくらいの激しさ。しぶきを上げて降る雨を「白雨(はくう)」というそうだが、先日の雨は、あたり一面が白っぽく見えるほどのまさしく「白雨」であった。豪雨の被害にあった方にはお見舞い申し上げます。うってかわって、昨日、今日は夏到来を思わせるような空と雲。明るさといい、色合いといい、明らかに気配が変わってきたのが分かる。たまりかねたようにウォーキングに出た。近くの雑木林では、やっと蝉も鳴き出したようだ。私の住む北摂地域、この地域で一番はじめに鳴くのは、「ジ~~~」と鳴く「ニイニイゼミ」である。まだちらほらであるが、多分来週あたりは梅雨明け、うるさいくらい一斉に鳴きだすのであろう。
ウォーキングの道筋では、百日紅(さるすべり)、夾竹桃(きょうちくとう)、槿(むくげ)、向日葵(ひまわり)など、「炎天の花」の季節が始まっている。
炎天の 地上花あり 百日紅 (高浜虚子)
これからの暑い時期、音楽くらい涼しさを感じるものということになると、やはりボサノバか ・・・ 。ボサノバの創始者「アントニオ・カルロス・ジョビン」は実に多くのボサノバの名曲を書いているが、この時期のBGMとして、私の大のお気に入りは「Wave(波)」。1967年に録音した本アルバムは、誰が聞いてもどこで聞いても違和感がなく、とても気持よく聴けるインストゥルメンタル作品ということで人気がある。「クラウス・オガーマン」編曲・指揮のオーケストラとの共演による心地良いサウンド。さすが「クリード・テイラー」がプロデュースしたおしゃれなCTIシリーズ。

Wave Antonio Carlos Jobim/Polygram Brazil
聴いてみますか? 1986年、Montreal Jazz Festival でのライブを。
ヴォーカルのほうが・・・という方はこちらをどうぞ。「A.C.Jobim」と関係あるのかどうか分からないが、この「Daniel Jobim & Luiza Jobim」の「Wave」、なかなか心地よいのである。
そういえば、「雨あがる」なんて時代劇の佳品がありましたね。

