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残された印影  ~おやじの篆刻~

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先日、帰省した折、引き出しを整理していたら、親父の彫ったと思われる篆刻(てんこく)印がいくつもでてきた。親父の晩年の趣味は、書道と掛け軸の表装であった。ずいぶん書いては、気に入ったものは自分で装丁していた。書は師範の免許をもらうほど打ち込んでいたようだ。親父の残した書には落款が押されてあったので、多分印がどこかにあるだろうと思っていたのである。

篆刻とは、木・石などの印材に文字を彫ることで、多くが、篆書体を用いることから、文字通り「篆書を刻す」ことですが、特に、書画などに用いる印章を作ることである。しかし、現在では篆書以外でも、かな・楷書・行書・草書・隷書などを用いても総称して篆刻としているようだ。

篆刻の「印」として刻された文字には、必ず「書」としての筆意と美しさが必要で、「篆刻」が「書道」あるいは「芸術」として存在している理由はそこにあるという。篆書を刻む印刀は鉄筆と呼ばれるが、筆で紙に字を書くように、鉄筆で石に書くという気持ちが篆刻において最も大切という。

残された親父の篆刻、陰影を見ると縁が欠けるなど、まだまだの腕前であると思われるが、その几帳面な字体に親父の人柄が滲み出ている。せっかく形あるものとして残してくれたのだ。気に入った印を、蔵書印か何かで使わさせてもらおうと思う。

曲は「My Heart Belongs To Daddy」。甘い女性のロリータ声ではなく、ここではお気に入りの都会派ジャズトリオ「New York Trio」のアルバム「Begin The Beguine/ビギン・ザ・ビギン~コール・ポーターに捧ぐ」をあげておきましょう。魅力的なメロディ・ラインを持つコール・ポーターの作品集。

ビギン・ザ・ビギン~コール・ポーターに捧ぐ

ニューヨーク・トリオ / ヴィーナス・レコード

 

 

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