
わが団地の西の端、猪名川に面した谷の斜面に樹齢40~50年の「エドヒガンザクラ」が70本ほど群生している。このエドヒガンの群生、兵庫県のレッドデータブックに記載されている絶滅危惧種であるが、3年ほど前から地元の有志の皆さんが、この谷の整備を始め、放置されていた粗大ごみを片付け、雑木やつるなど伐採をして光を林にいれ、弱っていたエドヒガンを再生させた。そして整備が進むにつれ、ツツジなどの低木やスミレ、ハクサンハタザオなどの群生やフデリンドウ、キンランなどの貴重な草花も出現し、植生の多様化も進んだという。遊歩道などもつけ、見違えるようになったこの谷を、エドヒガンが咲くこの季節に市民に一般公開している。
今年は、寒のもどりの影響で寒かったので開花が遅れていたが、今日観たら開花し、3分咲きほどになっていた。「ソメイヨシノ」とは違って、こぶりの花で霞がかかったような独特の風情である。猪名川の川べりまで降りてみると、むかし鉱山師(やまし)は鉱脈を発見する目印にしたともいわれる「ハクサンハタザオ」の群生(写真左)や可憐な花をつける「タチツボスミレ」の群生(写真右)も見ることができた。
震災の影響で花見の自粛ムードがあるが、東電、東北電力地域でも煌々と電気をつける夜桜ではなく、昼間の花見はどんどんやったらいいと思う。明るさや日本という国への思いや日本人のアイデンティティ、絆を取り戻せるから ・・・ 。明日は山遊びの仲間と花見をしようか。
前にも紹介しましたが、今年イチオシの櫻の歌をもういちど。 「ふくい舞」の「いくたびの櫻」。

Teruo
on 4 月 4th, 2011
@ 2:54 PM:
渓をくだり猪名川沿いの切り株にしばし腰掛けてエドヒガンを眺めました。ソメイヨシノに比べると何となく控えめな花ですね。以前紹介してもらったAlessandro Galatiの音楽に耳を傾け、少し冷たい風と暖かい陽の光の中でなんとも言えない至福感に包まれました。同時に東北の方々にこの幸福感が何となく申し訳なく思いました。近い将来みんなで幸福感で包まれるようになればいいですね。
大屋地 爵士
on 4 月 4th, 2011
@ 4:43 PM:
Teruoさん
Alessandro Galatiはエドヒガンの楚々とした風情にはあうかもしれません。なぜかこのエドヒガン、武庫川水系にはなく猪名川水系にだけ自生しているらしい。鉱脈との関係もあるのではという人もいます。一庫公園、黒川、妙見とソメイヨシノよりちょっとだけ早く咲くエドヒガンの季節になりました。