なんといい天気なんだろう。日課のウォーキング、今日は川向こうの隣団地「清和台」は、岩根山の中腹にある「高原寺」のエドヒガン枝垂れ櫻を見に行くことにした。「高原寺」。「浄土真宗、本願寺派」。寺の案内によると、今から535年前、第8代宗主蓮如上人を迎え、室町時代文明年間に創建されたという。
団地の中心部のショッピングセンターに車を置き、暖かい日差しの中をゆっくりと「高原寺」を目指す。10分も歩くと宅地開発も途切れ、のどかな山すその風景が広がる。もうしばらくなだらかな坂を上がっていくと、もうすぐ枝垂れ櫻が目に入ってくる。「まだすこし早いかな」と思って来たが、ほぼ満開の美しさ、素晴らしさ。この枝垂れ櫻はエドヒガン種で推定樹齢300年とされている。サクラの語源は「稲霊(いなだま)」の意味の「サ」と「神の坐(くら)」の意味の「クラ」が組み合わさったものという説がある。山の中腹の小さな古刹に一本だけ凛として媚びるところがなく、上品に咲くエドヒガンに古代人の祈りともいえる「サ・クラ」を感じる。
こんな心浮き立つ日に聴く曲は、フェイク・ボッサのユニット「ベレーザ/Beleza」の「ファンタジア/Fantasia」などどうでしょうか。メイン・ボーカルの「ガブリエラ・アンダース/Gabriela Anders」の声にすっかり魅了される。しかも大変な美人。その美しさはまさに「エドヒガン的」といっていい。このユニット、実はガブリエラのひとりボーカルであったらしいが、ガブリエラはその後、本名でソロ・シンガーとしてデビューした。そのデビュー・アルバム「Waiting」は私の「秘密の花園」入りをしている。

ファンタジア ベレーザ / アルファレコード
「BELEZA – Fantasia」 この映像では、彼女の美しさを見ることができないのが残念。
