JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

「断・捨・離」と唱えながら

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(見事な断捨離の書;ブログ文字遊び楽楽・まいにち筆遊びより無断拝借)

 

 

 

3.11.の影響も多少ある。この数十年間溜め込んだものを整理しよう思い立った。まずは、「i-POD」にダウンロードしてあるし、そのバックアップもとってあるので、処分しても影響の少ないCDからと、聴かない、あるいはもう聴くことがないだろうと思われるCDを片付けだした。さて、一体何枚あるのだろうか? TSU**YAから借りてコピーしたものまで含めると800枚程度、いやそれ以上あるかもしれない。それぞれはアーティストたちが、精魂込めて作ったアルバムである。そして私のお金もかかっている。そう考えると、簡単に捨てるには忍びないと思いつつも、「断捨離、断捨離 ・・・」と唱えながら、整理にいそしんだ一日であった。



新・片づけ術「断捨離」  やました ひでこ / マガジンハウス

それにしても聞こえてくる不愉快なニュース。自民党が内閣不信任案を、近日中に国会に提出するという。そして野党のほとんどがこれに賛成し、与党内からも、小沢派を中心として賛成に回る議員が出るという。いくら現内閣が頼りないにせよ、今の日本において、内閣を倒し、総理を変えることが、全ての政策に最優先する事だろうか? 菅内閣では復興ができないと批判する。そんないい復興のアイデアや政策があるなら、超党派で官僚や内閣任せにせず、議員立法でもしたらどうだ。それが国会(=立法府)議員の本来の仕事であるはず。仮に内閣不信任案が可決されれば、解散となることは目に見えている。それによって政治空白を作り、莫大な国費(=税金)を浪費することが許されるとでも思っているのだろうか? マスコミは不信任案に賛成した全ての議員の名を公表して欲しいと思う。私の納めた税金をこんな輩たちに一円たりとも使って欲しくない。彼らを「断・捨・離」する手は選挙しかないのか? 永田町に感ずるこの著しい違和感と不快感 ・・・ 。そして無力感。

ニューヨークを訪れた英国人紳士の違和感、戸惑いを歌った「スティング/Sting」のヒット曲がある。「Engrishman In New York」。いま永田町の中心に立って、「You are all aliens in Japan!」とでも叫びたくなる。

この曲が収録されているアルバム「Nothing Like The Sun」は、「ポリス/The Polis」から離れ、ソロ活動を本格化したスティングが、JAZZへの傾倒をいっそう強くした作品で、多くのジャズメンが参加している。「Engrishman ・・」の印象的なSAXは「ブランフォード・マルサリス/Branford Marsalis」。



ナッシング・ライク・ザ・サン  スティング / ユニバーサル インターナショナル

英語の歌詞はコチラ

「Sting – Englishman In New York 」

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ひどい天気だ

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台風2号の影響で、強い風と大雨の一日。買い物に出た折、猪名川沿いに走ってみたが、ものすごい渦を巻く濁流が川岸の道路まであと1m程度を残すまでに増水し、走りながらも少し恐怖感を覚えた。毎年4月になると「エドヒガン」で我々の目を楽しませてくれる対岸の川べりも濁流に呑まれていた。少し心配である。案の定、帰りには冠水の危険が迫っているため、その道路は「通行止め」となっていた。あの程度で恐怖感を覚えるくらいだから、あの津波に被災した人の恐怖は如何ばかりであったろうか。外出は、ちょっと買い物に出ただけで、「こんなときは家に居るのが一番」とばかり、一日音楽を聴いて過ごした。

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「ストーミー・ウェザー/Stormy Weather」というブルースがある。大変古いスタンダード曲で、1933年に書かれた曲。その後、1943年の映画「Stormy Weather」の主題歌として使われ、「レナ・ホーン/Lena Horne」がその中で歌ったという。「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「B.B.キング/B.B.King」、最近では「エリック・クラプトン/Eric Clapton」など大御所が歌っている有名な歌である。

私の中では「エタ・ジャイムズ/Etta James」が歌った「Stormy Weather」が印象に残っている。 「エタ・ジェイムズ/Etta James(1938年1月25日 -))」は、米国のブルース、R&Bシンガー。60年代から70年代にかけて「チェス・レコード/Chess Records」に在籍し、多くのヒットを生んだ。「チェス・レコード」とは、ポーランドの移民「レナード・チェス/Leonard Chess」兄弟がシカゴで創始した、米国のブルース、R&B系のレコード・レーベル。’50年~60年代にかけて多くのブルースの名盤を生み出し、「エタ・ジャイムズ」のほか、「ジョニー・B・グッド/Johnny B. Goode」で有名な「チャック・ベリー/Chuck Berry」、「マディ・ウォーターズ/Muddy Waters」などを世に送り出した。2008年、チェスを題材とした映画「キャデラック・レコード/Cadillac Records」が公開され話題となったのも記憶に新しい。



キャデラック・レコード コレクターズ・エディション [DVD]  ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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この映画で、エタを演じたのは、「ビヨンセ・ノウルズ/Beyoncé Knowles」。そして、映画の中で彼女が歌ういくつかの歌は、まさに圧巻であった。なかでも「アット・ラスト/At Last」は、「ビヨンセ」が、「オバマ大統領」の就任式の夜、大統領夫妻が披露する恒例「ファースト・ダンス」で、披露したあのロマンティックなバラードに他ならない。シカゴ出身の初の黒人大統領への粋な演出であった。そして、エタの歌う「ストーミー・ウェザー」は、エタのアルバム「アット・ラスト/At Last」に収められている。

「♪ Don’t know why           どうしてかわからないけど
   There’s no sun up in the sky    空には太陽が見えないわ 
   Stormy weather           ひどい天気だわ
   Since my man and I ain’t together  彼と私が別れてからは
   Keeps raining all of the time     ずっと雨が降りっぱなしね
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                   ♪ 」


At Last!  Etta James / Mca

「Etta James – Stormy Weather」

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そして、サービスは、「ビヨンセ」。「Beyonce singing the Etta James Classic ‘At Last’ 」。なにかエタに対する音楽賞の贈呈式でしょうか、エタに対する感謝が捧げられ、最期にはエタが顔を出します。

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The Gift ~自然からの贈り物~

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(写真;バブル期に住宅地として開発に着手したが、バブル崩壊後建設会社が倒産、破壊されたまま放置された近くの自然)

私の住んでいる地域は、多分、日本の大都市近郊ならどこにでもあるであろう何の変哲もない住宅団地である。そしてその周辺には、これまたどこにでもあるような自然や、里山、農地などが広がっている。定年後は、そんな自然の中で遊ばせてもらうことによって、私は自然の恩恵を受けてきたのである。しかし、バブル時代の「負の遺産」として、写真のような無残な場所もいまだ残されている。バブル期よりは、かなりマシなったとはいえ、いまなお開発によって危機にさらされているこの地域の自然に親しみ、都市生活で失われつつある感性をとりもどし、身近な自然の保護・再生・創造等を図ることを目的として、地域の自然を観察し、その情報を発信し続けている地元の団体がある。 「川西自然教室」という団体である。

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1993年4月1日の設立というからバブル絶頂期に立ち上げ、17年以上もいまもってその活動を続けているのである。私は会員ではないが、その団体が月一回発行する会報「こげらだより」を読むことを楽しみにしている。この地域の自然の状態がよくわかるからである。その活動も多岐に渡っていて、自然観察ハイキング、毎日(!)の鹿や鳥の生態報告、水鳥・ゲンジボタル・ヒメボタル・セミ・NO2や水質測定などの調査、野草、山菜やきのこ採り、川や森の清掃活動などである。お題目ではなく、実践が主体の活動を市民目線、住民目線で長年続けていることに驚きもする。われわれの変わらぬ日常や何気なく当たり前のように享受している自然の恵みは、こうした地道な活動によって支えられているのかもしれないのだ。感謝 ・・・ 。

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里山ボランティアを少ししてみてわかったことがある。「我々、人間が自然に働きかけて、手をかけて、はじめて自然は我々に恵みを与えてくれる」ということ。しかし自然は、時にはそんな人間なんぞお構いなしに牙をむく。そのことも忘れてはならない。あの豊かな「みちのく」も母なる大地、恵みの海にはやく戻ってほしいと願う。

息子夫婦が但馬・出石へ遊びにいってきた土産にと、宝永3年(1706年)信州上田の殿様仙石氏がお国替えになったのを由来とする「出石(いずし)蕎麦」と、これまた宝永5年(1708年)創業という地元一番の老舗の出石酒造の銘酒「楽々鶴(ささづる)」を提げ、訪れてきた。

これはうれしい自然からの贈り物 ・・・。

ずばり、「贈り物」というタイトルを持つ曲がある。「ギフト(リカ-ド・ボサノバ)/The Gift(Recado Bossa Nova)」。もともとブラジル人の手になる曲らしいが、英語の詞がつけられ、「イーディー・ゴーメ/Eydie Gormé」の歌や、「ハンク・モブレイ/Hank Mobley」の演奏で有名になった曲である。私も知ったのは、「イーディー・ゴーメ」のアルバム、「恋はボサノバ/Blame It On The Bossa Nova」(1963年)であった。しかも、発売当時ではなく、それから大分経った70年代か80年代ではなかっただろうか。知ってしばらく経ってから、「マンハッタン・ジャズ・クインテット(Manhattan Jazz Quintet)」の2作目「枯葉 – Autumn Leaves」(1985年)で再びこの曲を耳にすることになったと記憶している。それ以来好きな曲のひとつにもなっている。



恋はボサ・ノヴァ  イーディー・ゴーメ / インディーズ・メーカー

「イーディー・ゴーメ」は「スティーヴ・ローレンス/Steve Lawrence」とおしどり歌手夫婦で知られた60年代を代表するアメリカのポピュラー歌手。柔らかい歌声がなかなか魅力的。英語歌詞は原曲とはかなり違ったものになっているという。

「♪ ベルベットの手袋に真珠の首飾りなんていらないわ
   私が欲しいのは愛の贈り物
   金の指輪なんていらないわ
   欲しいのはいつか実現する夢
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ♪」 

「Eydie Gormé – The Gift (Recado Bossa Nova) (1963)」

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「ハンク・モブレイ」といえば、Blue Note の名盤「DIPPIN’」(1965)。「DIPPIN’」といえば、「リカード・ボサノバ」というくらい当時は有名なジャズ喫茶の人気盤だったらしい。残念ながら私はジャズ喫茶では聴いた記憶がないのだ。ゴーメの歌もモブレイの演奏も、アメリカではさほど人気が出なかったらしいが、日本では大ヒットした。「クレオパトラの夢」などと同じように、いかにも日本人好みのマイナー・コードのハード・バップである。



ディッピン  ハンク・モブレー / TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)

「RECADO BOSSA NOVA – HANK MOBLEY 」

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海の見える場所へ

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「今日はとても天気がいいから、海が見たい」。ウォーキングの途中に妻が突然言い出す。まっ、いつものことであるが ・・・。「はいはい!」とばかり、須磨から舞子の浜に向けて車を走らせた。

まずは、明石海峡大橋のすぐたもと、舞子公園にある「孫文記念館・移情閣」を訪れる。この公園には、いくつかの洋館造りの建物があるが、この「移情閣」が最もよく知られている。現存する国内最古のコンクリート・ブロック建造物で、国と県の指定重要文化財に指定されている。この「孫文記念館・移情閣」は、神戸で活躍していた華僑の貿易商、「呉錦堂」が舞子海岸に建てた別荘「松海別荘」の一部として、正八角形の三階建の中国式楼閣の「移情閣」が、1915年に増築された。 それぞれの窓からは六甲山、大阪湾、紀州、淡路島、瀬戸内海、播磨など様々な風景を見ることができ、それぞれ異なった趣を持っていることから「移情閣」と名づけられたという。「呉錦堂」は、「辛亥革命の父」と仰がれる「孫文」を支援し、1913年(大正2年)に彼が来日したときには、「松海別荘・本館」へ招いて、歓迎会を開いたという。そんな所縁で、今は「孫文」の資料を展示する「孫文博物館」として一般公開されている。

館内を見学しながら、「宗家の三姉妹」という映画を思い出していた。

中国の名士、宋家の娘として生まれた三姉妹。長女の「宋靄齢」は大財閥の当主「孔祥熙」と、次女の「宋慶齢」は中国革命の父「孫文」と、三女の「宋美齢」は後の中華民国総統「蒋介石」と結婚し、「一人は金と、一人は権力と、一人は国家と結婚した」と言われた。彼女たちは辛亥革命・満州事変・西安事件・日中戦争・国共内戦と続いていく激動の中国近現代史を動かす存在となっていく。



宋家の三姉妹 [DVD]  ポニーキャニオン

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舞子公園「移情閣」のあとは、海のほとりのアウトレット「マリンピア・神戸」で、きっちりお買い物。海とヨット・ハーバーを臨むカフェで心地よい潮風に吹かれ、ひと時お茶を楽しむ。

空の色、この海の色、この風、潮の香り、なんという開放感 ・・・。ひさしぶりに気持ちがスカッとして、晴れ晴れとした一日であった。海、風、空、大地、このかけがえのないもの。

「初夏、海、潮風 ・・」とくれば、もう定番「ジョージ・ベンソン/George Benson」の「ブリージン/Breezin’ 」でしょうか。1976年のこのアルバムは、フュージョンの代表作。以前は、ジャズ・ロックなどと呼んでいたが、「デオダート/Deodato」が1972年に「ツァラトゥストラはかく語りき」を発表したあたりから、この種の音楽のカテゴリーを「フュージョン」、「クロスオーバー」などと呼ぶようになったと思う。

軽快なノリとJAZZYな感覚。海辺、この季節のドライブにはぴったり。この年、ビルボード・チャートのPOP、R&B、ジャズの各部門で同時1位に輝いた歴史的な名盤。



ブリージン  ジョージ・ベンソン / Warner Music Japan =music=

「Breezin’ – George Benson」

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60歳過ぎたら聴きたい歌(72) ~ Antonio’s Song ~

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この地上で樹が切り倒されるごとに、その樹はきっと別の場所で、

どこか他の世界で再び成長するのだと、私は信じている。

だから、死んだら、

私はそこへ行きたい。

森たちが平和に暮せるその場所へ。

     アントニオ・カルロス・ジョビン

(青土社刊;アントニオ・カルロス・ジョビン~ボサノヴァを創った男 より)

ボサノバの創始者「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antônio Carlos Jobim」の言葉である。幼い頃にブラジルの大自然に囲まれ育った彼は、環境問題に対する関心が深く、アマゾンの熱帯雨林を保護するための活動を行っていたという。そしてジョビンの曲には自然を題材にしたり、自然に対する彼の思いを込めた曲が多くある。おいしい水 (Água de Beber / Water to Drink)、波 (Vou te contar / Wave)、三月の水 (Águas de Março / Waters of March)などはその代表であろうし、「Urubu」や「Matita Pere」などのアルバムは自然をテーマにしている。「アントニオ・カルロス・ジョビン―ボサノヴァを創った男」には、自然保護活動を含め、ジョビンの実妹エレーナが語る彼の繊細かつダイナミックな世界観のすべてが語られている。



アントニオ・カルロス・ジョビン―ボサノヴァを創った男  エレーナ ジョビン / 青土社

その「アントニオ・カルロス・ジョビン」に「マイケル・フランクス/Michael Franks」が捧げた歌が、前回のブログで取り上げた「アントニオの歌/Antonio’s Song (The Rainbow)」。その歌詞には、「砂漠」、「雨」、「アマゾン」と言った言葉が出てくるので、マイケルはジョビンの自然への思いや、それが込められた歌を十分に理解していたと思う。その歌詞を読み、また改めてマイケルの歌をじっくり聴いてみて、この歌を聴いていた30数年前の頃の若さや苦さが懐かしくなった。そして、今この歌を「60歳過ぎたら聴きたい歌」にいれてもいいかなと思った。



スリーピング・ジプシー  マイケル・フランクス / ワーナーミュージック・ジャパン

英語歌詞はコチラ。

【 アントニオの歌(虹) 】  作詞作曲;マイケル・フランクス

「♪  ・・・・
   さあ、彼の歌を歌おう
   長い間、忘れられていた歌を
   そして彼の曲をずっと流し続けるのだ
   光が虹に溶け込んでいくように

   僕らにはまだサンバの踊りが残されている
   まだチャンスがあるんだ
   束縛の鎖を壊し、自由になれるチャンスが…
   光が虹に溶け込んでいくように…

   アントニオは砂漠を愛し、
   アントニオは雨に祈る
   アントニオは喜びは
   痛みの中から生まれることを知っているんだ

   そして全てを失なってしまったLAで
   私の希望が消え去ったとき
   アントニオのサンバが
   私をアマゾンの地へと導いたのだ ・・・    ♪」

久しぶりにアルバム「Sleeping Gypsy」をずっと流し続け、YOUTUBEで動画を検索していたら、聞いたことのない女性ジャズ歌手が歌う「アントニオの歌」が眼に留まった。歌手の名は「Live Maria Roggen」。これがまた過度にべとつかず、実にいい味なのである。初めて聞く名前で、アルバムも聴いたこともないが、ノルウェーでは最もリスペクトされているジャズ・ヴォーカリストの一人で、詩人&ソングライターでもあるという。

Live Maria Roggen – Antonio’s Song 」。2009年8月10日、オスロ・ジャズ・フェスティバルの期間中に、オペラハウスで行われたライブ・コンサートから。Live Maria Roggen;vocal、Jon Eberson;guitar、 Arild Andersen;double bass、Jon Christensen;drums。

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雨中の白

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子ども達に工作を教え、一緒の遊ぶ日であったが、あいにくの雨。ストロー飛行機などを作って屋内で楽しむ。外には雨に煙る「ヤマボウシ」の花と「モリアオガエル」の卵の白が、なんとも眼に鮮やかで印象的。午後には晴れてきた空には虹が ・・・。

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「Over The Rainbow/虹の彼方に」。1939年のミュージカル映画「オズの魔法使」で「ジュディ・ガーランド/Judy Garland」が歌った劇中歌。アメリカ人が最も好きなPOPSとしても有名である。「エドガー・イップ・ハーバーグ/Yip Harburg」作詞、「ハロルド・アーレン/Harold Arlen」作曲で、その年のアカデミー歌曲賞を受賞している。

ここではちょっと変わったアップ・テンポのアレンジの「虹の彼方に」を紹介しましょう。「メロディ・ガルドー/Melody Gardot」。視覚過敏症という交通事故の後遺症を背負いながらも、ハスキーで独特のビブラートで優しく包み込むような歌声が魅力の彼女。(拙ブログ奇跡のシンガー・ソングライター参照) そのアルバム「My One and Only Thrill」。全編オリジナルの中にあって、ただ一曲ラストのスタンダード「虹の彼方へ」は、ちょっとダークなイメージガルドーとは違って明るい希望を感じさせる佳唱。



マイ・オンリー・スリル  メロディ・ガルドー / UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)

「Over The Rainbow – Melody Gardot」

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隠れ家はもういらない?

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「男の隠れ家」。かっては私も大阪や京都、東京の盛り場あたりにいくつか持っていたのだが、もう縁がなくなってから何年も経つ。第一、もう隠れたいと思う「なにか」がないのだ。だから隠れ家の必要もなくなったともいえる。毎日が隠遁生活といえば、そうかも知れないのだから ・・。そして「男の隠れ家」という言葉に、なにかしらバブルな感じもしないではない。しかし、また行って見たいという思いも一方でするのである。

そんな最近の私の「隠れ家的場所」といえるのは、「イオン・ラウンジ」。大手ショッピング・センターの行っているサービスである。このラウンジのカードを持っていれば、いってみれば、航空会社のラウンジと同じようなサービスがイオン各店で受けられるのである。といっても、ドリンク、雑誌・新聞、スナック程度ではあるが ・・・。私の行動範囲のなかに、イオンのSCが4店ほどあるので、結構、日々の買い物の時に利用する回数が多く、重宝しているのである。ラウンジは、ひっそりと目立たないように売り場の片隅に設けられていて、航空会社のラウンジと同じように「あなただけ特別に・・」という消費者心理をくすぐるように演出されている。うまい「顧客囲い込み」のための戦略のように思える。 

一人、隠れ家で静かに酒を飲む。もはや想像でしかなくなったそんなシーンで聴きたいと思う男性ボーカル・アルバムがある(女性シンガーばかりではないのですよ)。「マイケル・フランクス/Michael Franks」の「スリーピング・ジプシー/Sleeping Gipsy」。中でも、マイケルが作曲し、かの「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antônio Carlos Jobim」に捧げた歌「アントニオの歌/Antonio’s Song (The Rainbow)」は、じーんと胸に沁みる男の曲である。1977年リリースのアルバムながら、いまでも忘れがたい曲。当時は、「ソフト&メロウ、シティ・ミュージック」なんていっていたが、なかなかどうして実にお洒落で、大人のサウンドといえる。

「♪ ・・・・ When most of my hope was gone
        Antonio’s samba led me
        To the Amazon

        We sing the song
        Forgotten for so long     ・・・・   ♪」

今ではもう大御所の若きプレイヤー「ジョー・サンプル/Joe Sample」、「ラリー・カールトン/Larry Carlton」、「デヴィッド・サンボーン/David Sanborn」、「マイケル・ブレッカー/Michael Brecker」らのヴィヴィッドなサポートも印象的。



スリーピング・ジプシー  マイケル・フランクス / ワーナーミュージック・ジャパン

Antonio’s Song (The Rainbow) -Michael Franks
 

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今なお続く「音楽のチカラ」

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4月11日、岩手県陸前高田市の自宅跡で、海に向かってZARDの「負けないで」を吹いたあと、祖母が買ってくれたトランペットを抱きしめる佐々木瑠璃さん(17)。4月12日付の朝日新聞(東京本社発行)=森井英二郎撮影

東日本大震災から1カ月後、津波に流された岩手県陸前高田市の自宅跡で、海に向かってトランペットを吹いていた少女がいた。そして、震災から70日たった20日、少女は東京オペラシティの舞台に立った。少女の名は「佐々木瑠璃」さん。聴衆約1500人に披露したのは、あの時、天国の母らに捧げた「ZARD(ザード)」の「負けないで」と「故郷」。 【 5月21日/5月15日 朝日新聞記事より 詳細記事はコチラコチラ 】  

ZARD /負けないで」。坂井泉水さん亡くなったのが4年前の2007年5月27日。今なお、この歌は被災地の皆さんに勇気を与えているという。YOUTUBEへのアクセスは170万回を超えている。

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いつもの街角で

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久しぶりに「神戸街歩き」。いつものように旧居留地 にある「 ビラブリガーデン/Villabli Garden」で我が夫婦お気に入りの「海鮮焼きそば」を堪能し、旧居留地界隈から歩き始める。

「神戸は日本のジャズの発祥地」といわれるのは、わが国最初のジャズバンド「井田一郎とラッフィング・スターズ」が誕生し、そのプロのジャズバンドによりジャズが最初に演奏されたのが神戸だったからである。大正12年(1923年)4月のことだったという。その意味で、神戸は「日本のジャズ発祥の地」であるのだ。( 神戸ジャズCITY委員会」HPによる )

そんなことから、「JAZZ」は神戸の観光資源のひとつにもなっていて、年に何回かのジャズ・フェスティバルやジャズのイベントが開催されたり、ジャズクラブ、ジャズ喫茶ではもちろんのこと、それ以外のアーケードやお店の種類を問わずいろいろな店で、いつもジャズが流れている。

そんなJAZZが流れる「おかき」の店が「播磨屋本店」。無料カフェで話題を呼んだお店である。「日本一おかき処」と名乗るだけあって実に香ばしく美味い、わたしは、ここの「はりま焼き」が大好物。例の無料カフェであるが、いつまで続くのやらと心配していたが、案の定、不特定多数への無料サービスはやめて、もとのようなお客へのサービスに戻っていた。いつものように「おかき」を買う。そしてうれしい「ぜんざい」のサービスを頂き、あとは栄町~元町~南京街~トアロードといつもの街歩きとショッピングという、いつもの街ブラ。

あれから16年。あの年に産まれた子どもも、もう高校生。街角のそこかしこに残る震災モニュメントを除くと、表面上はすっかり復興したように見える。震災が記憶となり、表層からはすっかり見えなくなるためには、このぐらいの年月が必要なのかもしれない。しかし原発事故は、多分こんな年月では済まないのだ。

「日本のジャズの発祥地・神戸で遊ぶときは敬意を表して、今まで聴いたことのない、何か新しいJAZZアーティストのCDを買い求めよう」と勝手な屁理屈をつけ、今まで神戸へくるとCDを買っていた。今回は、日本ではあまり馴染みなく、Amazon のオススメで始めてその名を知った北欧デンマークの女性ボーカル「シーネ・エイ/Sinne Eeg」。いやあ、驚きました。声に張りと力がある。そしてうまい。スムース・ジャズに流れない本格派のジャズ・ボーカルで、しかも美人ときた。すでに5枚ほどアルバムを出している実力派らしい。夏が過ぎると次の春までどんよりと曇り、陽の射さない北欧の空を感じさせるちょっとダークでメランコリーな声。しかも作詞、作曲も手がけ、アルバムの半分以上は彼女のオリジナルであるが、もうすでにスタンダードであるかのごとく、しっくりと耳に馴染む。なんとも私好みの女性ジャズ・ボーカルが登場したものである。



Waiting for Dawn  Sinne Eeg / Calibrated

 

Remembering You  Sinne Eeg / Red Dot Music

上のアルバムに収録されているオリジナルのバラード2曲を聴いてみましょうか?

SINNE EEG – Waiting For Dawn

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Sinne Eeg – MOONBEAM

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いつものバラ園で

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今年もまたいつものように隣町、伊丹市の荒牧バラ園を訪れた。広さ1.7ヘクタールの園内には、世界のバラ約250種1万本が咲き乱れ、これからがちょうど見ごろの季節。園内一杯に香る薔薇の香りを楽しむ多くの人。天気がよいので、老人施設からも多くのお年寄り達が車椅子を並べて楽しんでいる。そのなごむ笑顔が素敵である。

薔薇の本場といえば、イギリスかフランス。このバラ園にも1800年代にイギリス、フランスで品種開発された薔薇を多く見ることができる。あの「ダイアナ妃」に捧げられた薔薇「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」も、今年もまたそのあでやかで気品に満ちた大輪の花を咲かせていた。先日、4月28日におこなわれた故・「ダイアナ妃」の息子、「ウィリアム王子」と「キャサリン妃(ケイト・ミドルトンさん)」とのロイヤル・ウェディングも記憶に新しいところである。

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さて、今年のアカデミー賞で、作品、監督、主演男優、脚本賞に輝いた映画といえば、「英国王のスピーチ」。現イギリス女王の「エリザベス2世」の父「ジョージ6世」にまつわる実話を「コリン・ファース/Colin Andrew Firth」主演で映画化した歴史ドラマ。きつ音障害を抱えた内気なジョージ6世(ファース)が、言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露して、人心を得るまでを描いた久しぶりに見た重厚で見ごたえのあるドラマ。

さあ、あでやかで、大輪の薔薇とくれば、私のイメージの中では「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」がすぐ浮かんでくるのです。1998年、20歳にして「セロニアス・モンク・コンペティション」で第2位を獲得したことで、一躍注目を集め、2000年に華々しくデビューを飾った。その美貌と、表情豊かでしっとりした歌声に加え、その歌う姿、ステージングの美しさはたちまち人気を集め、今やジャズ・シーンを代表するシンガーの一人にまで成長した。

今までリリースされたCDジャケットのほとんどで、そのあでやかさを楽しむことができるが、極めつけは、ニューヨーク・マンハッタンの「ロックフェラー・プラザ」65階の「レインボールーム」で行われた彼女のライブのDVDであろう。その歌のうまさとあでやかさは一見に値する。



ライヴ・アット・ザ・レインボールーム [DVD]  ジェーン・モンハイト / ビクターエンタテインメント

さあ、ここでは「ロン・カーター/Ron Carter」を含むコンボをバックに軽快にスインギーに歌うスタンダード、「Cheek To Cheek 」を紹介しておきましょう。アルバム「In the Sun」からのナンバー。その大輪の薔薇ような美貌と表情豊かなステージには言葉を失う。



In the Sun  Jane Monheit / Encoded Music

「Jane Monheit – Cheek To Cheek」

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