番組の冒頭にびっくりした。大阪・道頓堀の戎橋(グリコのネオン・サインのあるところ)近くに浮かべた船の上で、浴衣姿の「桑田佳祐」が歌っているではないか。NHKの番組「SONGS」である。8月7日のサプライズだったという。番組収録の1時間前に、ツイッターなどでアナウンスしたが、あっというまにその情報が伝わり、収録時には、なんと6千人近くのファンがあつまったという。歌った曲は、「OSAKA Lady Blues(大阪レディ・ブルース)」と「希望の轍(わだち)」。考えてみると、私だけの思いかもしれないが、「サザン・オール・スターズ」は湘南が似合うが、「桑田佳祐」個人は、大阪が似合うと思うのである。あの軽妙な言葉遊び、駄じゃれ、ボケとツッコミを思わすようなかけあい、きわどいシモネタ、お祭り騒ぎ ・・・。 あの猥雑な感じは、大阪の気質にぴったりだと思うがどうだろうか。数ある名曲、ヒット曲の中で「希望の轍」は、今年の夏につながるようなタイトルで、好きな曲の一つ。夏の夜、暗い海岸道路を疾走する車。切なくなる映画のラスト・シーンのような感じがたまらない。
「♪ ・・・・・・・・・・
情熱の重さは夜の凪
さまよう夏の日は陽炎
・・・・・・・・・・・ ♪」
歌詞は「コチラ」。
そしてこの番組最後の曲は、大震災の東北地方のため、「桑田佳祐」や「福山雅治」など同じ芸能事務所に所属する54名のアーティスト達による復興支援プロジェクト「チーム・アミューズ!!」がデジタル配信した「Let’s Try Again」の桑田バージョンであった。「チーム・アミューズ」バージョンとはまた趣が違い、かなり素晴らしい歌詞になっている。
「♪ ・・・・・・・・・・・・・・
人間(ひと)は驕(おご)りと誤ちの果てに
己を顧み叡智(ちえ)と技術(わざ)を身につけた
哀しみの海に消えた幸せは
帰らぬ人の想いを胸にいつか蘇る
・・・・・・・・・・・・・・・・
Let’s try again!! ♪」
桑田バージョンの「Let’s try again」、この夏久しぶりに感動した歌。
このCD、8月17日発売なので、YOUTUBEなどにまだアップされていない。多分TVから採ったらしいので音質はかなり悪いですが、歌の雰囲気は出ています。「桑田佳祐 – Let’s try again ~kuwata keisuke ver.~」
