写真は、奈良は高円山の麓、高畑・百毫寺の山門前の萩の階段。私の好きな寺の一つだが、前回訪れたときはもう散ってしまっていた。今年もまたこの萩の季節には行けなかった別名、萩の寺。
「お好きな服は?」と問われれば、今ならば、「デニムのシャツに、チノパン、そしてベスト」と答えるかもしれない。それが山遊びのいでたちで、もっとも着る頻度が多い服装だから。それに加え、長靴、キャップにヘルメット、ナップサックというのが定番の山遊びの服装。
そして、「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ?」と問われれば、それは「秋の七草」と答える。TVか何かで聞いた「秋の七草」の覚え方。「秋の七草」は、「女郎花(オミナエシ)」、「尾花(オバナ/ススキのこと)」、当時は朝顔といわれていたという「桔梗(キキョウ)」、「撫子(ナデシコ)」、「藤袴(フジバカマ)」、「葛(クズ)」、「萩(ハギ)」のことで、「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ次の2首の歌がその由来とされている。
「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種の花」 (万葉集・巻八 1537)
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花」
(万葉集・巻八 1538)
粥にする「春の七草」と違って、あくまで観賞用植物として親しまれているが、「萩」とは「草カンムリに秋」と書き、「秋に咲く草」という意味で、お彼岸のころに萩は見ごろを迎えるため、私の大好物「おはぎ」は、この「萩」に由来する。いくつになっても、食い意地の煩悩は消えないようで ・・・。
我が家の狭い庭には、ちょうど今はもう咲き終わったり、これからだったりであるが、このうちの3種、「藤袴」、「桔梗」、「撫子」があり、そしてウォーキングの道筋には七草すべてがあり、目を楽しませてくれる。
さて、秋の宵を彩る美メロJAZZ。ときどきお邪魔するブログ仲間から「リッチー・バイラーク/Richie Beirach」のソロ・アルバム「ヒューブリス/HUBRIS」を教えていただきました。音質、美メロジャズで定評のあるドイツの名門レーベル「ECM」からリリースのLP盤。「リッチー・バイラーク」、トリオでのスタンダード集の「恋とは何でしょう/What Is This Thing Called Love?」、クラシックの名旋律を素材にした「哀歌/No Borders」を聴いて、よくスイングし、よく歌うピアノだという印象を持っていたが、このアルバム「HUBRIS」は知りませんでした。全曲オリジナル、こんな美メロとは ・・・・。冒頭の曲は、切なさが見えた「Sunday Song」。
ヒューブリス リッチー・バイラーク / ユニバーサル インターナショナル
「Sunday Song – Richie Beirach」
