さっ、「雛祭り」が近づいてきた。孫娘のために「雛飾り」を作ってやろうと思い立つ。ちゃんとした「雛人形」は、お嫁さんの実家から贈られているので、私が贈るのは、小さな「竹の飾り雛」。直径10㎝ちょっとの青竹を斜めに切る。外側に金色の塗料を吹き付ける。中に、これはバラエティ・ショップで手に入れたのちりめん細工のかわいいお雛様を入れれば、はい、出来上がり。近々息子夫婦に渡すとしましょうか。
さて、私たち夫婦は、よく食事やお茶に出かけるが、出かけた先のカフェなどでは、これは不思議なことではあるが、圧倒的におばさんグループが多い。そして、その「三人官女」やら「五人官女」のかしましさといったら、もう ・・・。スタンダードに「ガール・トーク/Girl Talk」という曲がある。「キャロル・ベイカー/Carroll Baker」主演の映画「ハーロウ/Harlow」(1965)のために作られたナンバーであるが、些細なことをペチャクチャとよくもまあ飽きもせず(失礼!)喋りまくる女性の会話を歌にしている。この歌、女性のジャズ・シンガーに人気が高いようで、多くの歌手が歌っているが、芯が通った骨太な歌い方が私は大好きである「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」のものなどが好きなバージョンである。
人気コーラス・グループ、「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」の女性ヴォーカル、「シェリル・ベンティーン」のソロ・デビュー・アルバム、「トーク・オブ・ザ・タウン/Talk Of The Town」。「ケニー・バロン/Kenny Barron(p)」、「ジョン・パティトゥッチ/John Patitucci(b)」、「ルイス・ナッシュ/Lewis Nash(d)」ら、名プレイヤーとのセッションでスタンダードを歌う。
トーク・オブ・ザ・タウン シェリル・ベンティーン ケニー・バロン ジョン・パティトゥッチ ルイス・ナッシュ チャック・マンジョーネ デヴィッド・“ファットヘッド”・ニューマンキングレコード
この歌、「ルート66/Route 66」の作詞で知られる「ボビー・トゥループ/Bobby Troup」の手になるが、彼の奥さんであった「ジュリーロンドン/Julie London」のセクシーな歌いぶりも捨てがたい。西海岸を代表する「ジェラルド・ウィルソン・ビッグバンド/the Gerald Wilson Orchestra」のダイナミックなサウンドをバックに、60年代のヒット・ナンバーをセクシーに歌ったアルバムは「フィーリング・グッド/Feeling Good」。
フィーリング・グッド(紙ジャケット仕様) ジュリー・ロンドン / EMIミュージックジャパン
【 Girl Talk 】 作詞︰Bobby Troup 作曲:Neal Hefti
「♪ We like to chat about 今夜着ていくドレスのことを
The dresses we will wear tonight 話すのが好き
We chew the fat about 髪形とかお隣の喧嘩とか
Our tresses and the neighbors’ fight よく愚痴をこぼすの
Inconsequential things that 男の人なら気にも留めない
Men don’t really care to know 些細なことが
Become essential things that 女性とってはそれはそれは
Girls find so “apropos” 大事で本質的なことなの
But that’s a dame, we’re all the same でもそれが女、私たち女は皆な同じ
It’s just a game, we call it そしてそれはただのゲーム
Girl talk, girl talk 私たちはそれを「ガール・トーク」と呼んでいるわ
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Girl Talk talks of you あなたのことも聴かせて ♪」
一見、軽薄で内容のない女性のおしゃべりについて歌っているが、最後の「あなたのことも聴かせて」というフレーズがなんとも粋。
