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年老いた子供たちの歌は

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地域の子供たちに遊びを教えるボランティアに参加しているが、この日は「凧づくり」と「雛飾りづくり」。

朝から大勢の子供達が参加してくれた。菱形に切った和紙に2本の竹ひごを組み合わせた簡単な凧であるが、これが子供にとってはなかなか難しいようである。横ひごを撓ませるところや揚げるための糸を通すところは、すぐあきらめて、手伝いを必要とする子が何人も ・・・。「昔の子供は ・・・」といってしまえばそれまでであるが、「ものづくり立国・日本」の伝統が途絶えることがなければいいがと思わざるを得ない。それでも、出来上がったいくつもの凧は、寒い風の中勢いよく揚がっていった。
 
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折り紙による「雛飾りづくり」。こちらは女の子主体である。やはり女の子は、男の子と比べてみると、総じて丁寧である。こちらも色とりどりの可愛いお雛様がいくつも出来上がった。こんな風に子どもたちが笑顔で遊んでいる姿を見るのは本当に楽しい。そして、教える我々、老いたる子供たちの笑顔もなかなかいいものである。なかばこちらが遊んでもらっているような気もするが、そろそろ来年度の「遊び」の計画を立てなければならない時期ではある。

カナダ出身のシンガー・ソングライター、「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」の名を一躍有名にした衝撃的なセカンド・アルバム「青春の光と影/Clouds」(1969年)に「Songs To Aging Children Come」という曲がある。直訳すれば、「年老いていく子供たちの歌が聴こえてくる」という意味であろうか、彼女の歌にはそんな歌が多いのであるが、最初に聴いたころは、かなり哲学的というか、意味不明というか、相当戸惑ったことを覚えている。そして、年老いた今になっても、歌の意味はよく分からないが、いま聴いてみると、不思議な静けさ、哀しみにも似た諦めといった感じが漂う歌である。年老いてしまった今だから、なんとなく親しみや共感を覚える歌なのかもしれない。さて、われわれ年老いた子供たちの歌はどこにある? そしてどう聴こえるのだろうか?

Clouds

Joni Mitchell / Warner Bros / Wea

【 Songs To Aging Children Come 】  作詞、作曲;Joni Mitchell

「♪ Through the windless wells of wonder  不思議という名の滑車のない井戸を通じて
  By the throbbing light machine  ぶるぶるとうなるエンジンによって
  In a tea leaf trance or under    マリファナの夢うつつの中で
  Orders from the king and queen  あるいは王と女王の命令のもとで
  Songs to aging children come  年老いていく子供たちの歌が聴こえてくる
  Aging children, I am one   年老いていく子供たち、私もその一人

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

「Joni Mitchell-Songs To Aging Children Come」       
   
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