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ウィスパリング再び

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相変わらず「K-POPS」の人気は高く、日本の音楽界を席巻しているようだ。そして、「K-JAZZ」もなかなか侮れないとこのブログに書いたのは一昨年の3月であった。(参照「これはヤバイ! 韓流JAZZ」) それから2年、韓国ナンバー・ワン・ジャズ・ヴォーカリスト「ウン・サン/woong san」の日本での4thアルバムがリリースされてた。

彼女を知ったのは、2ndアルバム「Close Your Eyes」がたまたまTSUTAYA店頭で目にとまり、あまり期待もせずにレンタルして聴いてみたが、これが大当たりであった。久しぶりのハスキー系、ウィスパー系の歌い口にすっかり魅了されてしまったのである。そして、17歳から仏教寺院で尼僧の修行をし、山を下りてからJAZZに目覚めたが、修行中に授かった法名、それが「Woong San(雄山)」であったという彼女の特異な経歴にも興味を覚えた。

1曲目、彼女のオリジナル「クローズ・ユア・アイズ/Close Your Eyes」のハスキーとスイング感の絶妙なマッチングに驚かされる。そして3曲目、ハスキー・ウィスパリングの極み、「マイケル・フランクス/Michael Franks」作詞作曲のカバー「ヴィヴァルディーズ・ソング/Vivaidi’s Song」で、はやくもノックアウトにいたってしまう。日本人の女性JAZZシンガーにありがちな声量の無さをカバーするような「ウィスパリング」ではないのである。

Close Your Eyes

ウンサン / ポニーキャニオン

2年前は、ほとんどYOUTUBEにアップされていなかった彼女の動画が、いま多くアップされているところからすると、彼女の人気の高さが察せられる。
                                               
「Vivaldi’s Song ― Woong San」
 
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そして4thアルバム「Tomorrow」は、明るく希望がいっぱいの未来、明日が日本に訪れることを祈ってという思いを込めてリリースしたという。「Woong San」自身が書いたオリジナル「Tomorrow」で始まり、「キャロル・キング/Carole King」の「You’ve Got A Friend」で締めくくるというこれも彼女の思いが伝わってくる秀逸なアルバム。韓の国から再びのウィスパリング、ハングルで歌うジャズ2曲、「A Petal」、「Coffee Cup I」も収録されており、音楽の質も音質も高いアルバムに仕上がっている。そして、特筆すべきは全編をサポートしている韓国人ギタリストの「チャーリー・ジョン」。ナチュラルでありながらパッショネイト、豊かな表情を持つ音色。「ジョー・サンプル/Joe Sample」の「Street Life」のカバーにみるソウルフルな演奏は彼女のウィスパリングにも違和感なくマッチしている。

Tomorrow

Woong San / ポニーキャニオン


 
では、新アルバムのタイトル曲「Tomorrow」を ・・・・。

「Woongsan ― Tomorrow」

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