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近づく3月11日

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(写真は「福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書」の表紙)

3月11日が近づいてきた。その日は66歳の誕生日である。去年までは、ただの誕生日ですんでいたが、今年からは「3.11」という別な意味が重なった。TV、新聞など各メディアはこぞって特集を組みだしたので、少し観てみたが、番組、記事とも情緒的に流されていないだろうか。懸命に頑張っている被災地の人々。それはそれで異を唱える気はないが、事故の原因や責任の追及がなおざりになっていないだろうか? 「冷温停止状態」という一見、安全宣言と錯覚させるような宣言の意味もよく分からないし、何せあの当時の枝野官房長官が経産大臣になった途端、事故原因すらはっきりしていないのに、もう再開容認ともとれる発言をし始める始末。東電は値上げ宣言の一方、改革についてはだんまりを決め込んでいるように見える。「民間事故調」の調査にも応じなかったという厚顔ぶり。神童氏の指摘、怒りももっともである。

話題になった写真の民間事故調(福島原発事故独立検証委員会)の「調査・検証報告書」が、3月11日に緊急出版されることが決まった。全国の書店ならびにオンライン書店で、1,575円で買えるという。NETで予約注文をしたところ。

そして、この大事故はメディアに対する大きな不信感も生み出した。「格納容器は健全に保たれている」、「メルトダウンには至らない」、「ただちに健康には影響しない」など、政府や東電の嘘を垂れ流したメディア。この一週間は、その責任を自ら追及することなく、情緒的な震災秘話や美談特集が各社で競って続くのであろう。もっとも、事故後大手メディアの記者たちは、社内規定により、いち早く数10㎞地域に避難し、現場で取材することはなかったのだから。そんなメディアの責任を問う本が「報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪」。事故当日、東電会長は大手メディアの記者たちを連れ、大半の費用は東電持ちで北京に行っていた。東電記者会見席上で、「勝俣会長様」、「清水社長様」と呼んで、会見を仕切るNK新聞、Y新聞大手メディアの記者たち。御用記者、その実態に慄然とする。

報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪 (幻冬舎新書)

上杉 隆 / 幻冬舎

そして、本当に未来にわたって健康被害はないのか? ないと、どうして断言できるのか?1986年4月26日、旧ソビエト連邦(現在はウクライナ共和国)のチェルノブイリで原発事故発生した。事故から25年・・・いまだに収束もしていないし、終わっていない。ウクライナと国境を接するベラルーシ共和国の病院で治療を受けている多くの子供たちを取材した短編のドキュメンタリー・映画がある。「マリオン・デレオ」監督が、事故後16年後の2002年にベラルーシを取材をした「チェルノブイリ・ハート」(2011年)。「ハート」とは心情的な「ハート/心」ではなく、ズバリ「心臓」のこと。事故後に生まれた10代の若者の甲状腺がんの発生率は30~40%。さらに心臓に重度の障害を負った子供達が増大したという。その子らを「チェルノブイリ・ハート」と呼んでいるのだ。ベラルーシでは今でも新生児の85%が何らかの障害を持っているという。目を背けずに、先入観を持たずに、ただ見てほしい。そう思う映画。

チェルノブイリ・ハート [DVD]

角川書店

事故後、昨年4月からTV番組「報道ステーション」のテーマ音楽が新しくなった。新しいテーマ曲は「I am」。ニューヨーク在住で26歳のジャズ・ピアニスト「森田真奈美/Manami Morita」がてがけた。一年経った今、「報道ステーション」も含めメディアは「Who am I ?」と自らに問い直してほしい。

I Am

Manami Morita / Rambling RECORDS

「I am ― Manami Morita」
                                               
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