JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

北欧美女シンガー図鑑(その4) ~女学生っぽさが爽やかなオスロの歌姫~

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スウェーデンのジャズ・ヴォーカルにおける元祖・歌姫、「モニカ・ゼタールンド/Monica Zetterlund」に比べうるノルウェイの元祖・歌姫は、「カーリン・クローグ/Karin Krog」である。そして、スウェーデンの「ロリータ・ボイス」の代表が、「リサ・エクダール/Lisa Ekdahl」なら、ノルウェイのそれは、「セリア(シリエ・ネルゴール)/Silje Nergaard」にちがいない。

日本で「セリア」の名前で通っている「シリエ・ネルゴール」は1966年の生まれ。16歳のときノルウェーのジャズ・フェスティバルで、「ジャコ・パストリアス・バンド/Jaco Pastorius Band」とヴォーカリストとして共演、センセーションを巻き起こし、一躍注目の新人シンガーとなったという。

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さらに、19歳で1985年にノルウェー代表としてユーロビジョン・ソング・コンテストに出場。その才能に注目した「パット・メセニー/Pat Metheny」が手助けをして、1989年9月にシングル、「やさしい光につつまれて/Tell Me Where You’re Going」でロンドンからデビューし、同曲は、イギリス、ヨーロッパ、日本で大ヒット、1993年には、パット・メセニーが参加した同名のアルバムがリリースされた。以後、ノルウェイを代表するシンガーとしてコンスタントにアルバムをリリースするとともに、日本びいきらしく、2005年、東京で開催された「ノルウェー・ジャズウィーク/2005 Norwegian Jazz Week」をはじめとして、何回か来日している。

よく聴いてみると、「リサ・エクダール」とは声の質は大分違うのだが、第一印象が似ているのだ。女学生っぽいちょっと甘ったれたハスキーで、しかし適度に透明感があってまろやかな声が特徴。外見も女学生っぽいさわやかさが印象的な「セリア」。

やさしい光につつまれて

セリア / EMIミュージック・ジャパン

私が知ったのはこのアルバムだったように思う。スタンダードを中心に歌っているが、この辺りから本格的にJAZZに傾倒し出したようだ。

Port of Call

Silje Nergaard / Universal I.S.

「Silje Nergaard - Bewitched, Bothered and Bewildered」

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日本びいきらしく、収録曲になんと「Japanese Blue」と言う曲があるアルバムは、2001年発表の「At First Light」。(追補;サポートをする「Silje Nergaard Band」のピアノや作曲者の名前には「Tord Gustavsen」の名が ・・・。)

At First Light

Silje Nergaard / Universal I.S.

このアルバムに、「Be Still My Heart」という私好みの曲があるが、YOUTUBEでこの曲を探していたら、なんとなんと歌伴をあの「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」がつとめているという「お宝ライブ動画」が見つかったのである。5分間もの長い美メロ・イントロ ・・・。

「Be Still My Heart - Silje Nergaard with Tord Gustavsen」
 
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北欧美女シンガー図鑑(その3) ~ノルウェイ、癒しの熟女は ・・・ ~

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百花繚乱、数ある癒し系、あるいは「Jazzy,Not Jazz」系シンガーの中にあって、私のイチオシかもしれないシンガーは、「インガー・マリエ(・グンデルセン)/Inger Marie Gundersen」。オーガニック系の美女シンガーが多い中で、彼女達とは一線を画し、アンニュイで少しダーク、大人のムードを湛え、いぶし銀のように一際光っている。2004年のJAZZシーンに彗星のごとくデビューした時から、ずっと気になっている歌手である。1959年生まれというから、45歳のデビュー、相当な遅咲きである。今年になってリリースされた最新作を含めても、アルバムはまだ4枚という寡作なシンガーでもある。

デビュー作「Make This Moment 」(2004)、セカンド・アルバム「By Myself 」(2006)、第三作「My heart would have a reason 」(2009)、そして今年1月にリリースされた最新作が、「For You」。

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三作目のライナーノーツにのっていた彼女の座右の銘は、「Less is more ・・・」。歌においても人生においても、「歌いすぎない」、「音を溢れすぎさせない」、「飾り過ぎない」・・・。音の空白や無音の瞬間を大事にする、そんな彼女の歌唱スタイルが成熟した女性を感じさせる。

アンニュイで、ちょっとダーク、決して明るく健康的とはいいがたい声であるが、かえってそれが北欧の乾いた空気と、さらっとしたぬくもりを感じさせ、私にとってこよなく心地いい。

「キャロル・キング/Carole King」の大ヒット曲「Will You Still Love Me Tomorrow」を始め、「Fool On The Hill/Nature Boy」などのポップスや、ジャズのスタンダードを中心にジャンルを越えて、多くの人々の心をつかんだデビュー・アルバムは、「Make This Moment」。 

Make This Moment

Inger Marie Gundersen / CD Baby

2作目のタイトルを『BY MYELF』にした理由を聞かれて、「 『BY MYELF』は、ある意味このアルバムの雰囲気を表していると思う。ちょうどアルバムを準備している時の孤独感のような…。また、これはとてもステキな昔のスタンダード曲のタイトルでもあるのよ。」と答えているが、先駆者「カーリン・クローグ/Karin Krog」のデビュー・アルバムが「By Myself」だったことを思うと、多分トリビュートの意味も込められていたんだと思う。

By Myself

インガー・マリエ / コロムビアミュージックエンタテインメント

前作同様、「ジョージ・ハリソン/George Harrison」の名曲「Something」をはじめ、「スティング/Sting」、「ジョニー・ナッシュ/Johnny Nash」など多様なアーティストのヒット曲をカバーしている。さらに、「ロバータ・フラック/Roberta Flack」の「The first time ever I saw your face」も。相変わらずのアンニュイな雰囲気の中にも美しさと上品さが漂う。

マイ・ハート・ウッド・ハブ・ア・リーズン

インガー・マリエ / インディーズ・メーカー

「私のすべての想いを、大震災と津波による被害を被り、愛する人さえも失った日本のすべての人々に捧げます。このアルバムをFOR YOU、あなたのために・・・」と語る「インガ―・マリエ」。最新作、「フォーユー」。ここでの「How Insensitive」は、今まで聴いたいくつもの「How Insensitive」の中で、ベストの部類の歌唱に入る。

フォー・ユー

インガー・マリエ / T.A.C.S

私にとって、究極の癒し歌かもしれないヘビー・ローテの曲は、「Fool On The Hill/Nature Boy」、「Will You Still Love Me Tomorrow」。デビューアルバム「Make This Moment」から。

「Fool On The Hill/Nature Boy – Inger Marie Gundersen」

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「Inger Marie Gunderson – Will You Still Love Me Tomorrow」

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「By Myself」より、「ジョージ・ハリソン」のカバー、「I Will」。

「I Will ‐ Inger Marie Gundersen」

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最新アルバム、「For You」から「Answer Me, My love」。円熟し、美しく老いている彼女。

「Inger Marie - Answer Me, My love (Official Video) 」

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YOUTUBEから4曲も紹介するとは、相当な入れこみかもしれません ・・・。

                                 
               

北欧美女シンガー図鑑(その2) ~ノルウェイの元祖・歌姫~

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さあ、次はノルウェイ。この国もまだ行ったことはないが、大のご贔屓のピアノ・トリオ、その美メロが、私の心をとらえて離さない「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」、そして透明感あふれる音色と美しいメロディは、他の誰も出し得ないといわれる孤高のジャズ・サクソフォーン奏者、「ヤン・ガンバレク/Jan Garbarek」などを輩出している国である。
 
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ボーカルであげるとすれば、まず、「カーリン・クローグ/Karin Krog」であろう。 1937年、ノルウェーのオスロ生まれで、国民的な尊敬を集めているという。奇しくも、スウェーデンの女性ジャズ・シンガーの元祖といってもいい、「モニカ・ゼタールンド/Monica Zetterlund」と同じ年の生まれである。1960年代初頭から地元オスロやストックホルムで活動を始めたという。「カーリン・クローグ」は、多様な引き出しを持った歌手である。スタンダードやブルースなどのオーソドックスなものから、声を楽器として使うような前衛的なものまで、とにかく色々なことにチャレンジしてきた、。

はじめて彼女を知ったのは、「デクスター・ゴードン/Dexter Gordon」と共演したアルバム、「サム・アザー・スプリング ブルース・アンド・バラ-ズ/Some Other Spring Blues & Ballads」(1970)だったと思う。ゴードンのサックスとのかけあいでけだるそうに歌うタイトル曲や、「How Insensitive」、「Blues Eyes」などが耳に残っている。

ブルース・アンド・バラッズ+4(紙ジャケット仕様)

カーリン・クローグ with デクスター・ゴードン / インディペンデントレーベル

その後、実験的というか、前衛的な方向にも走って振り回されもしたが、1963年から2005年までの彼女の40年に及ぶ軌跡を知るには、2枚組のベスト・アルバム、「スウィート・トーカー/Sweet Talker」がいいのではなかろうか。

スウィート・トーカー 1963-2005

カーリン・クローグ / ミューザック


 
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私が、「カーリン・クローグ」にもっとも魅かれるのは、アメリカのジャズ・ピアニスト、「スティーヴ・キューン/Steve Kuhn」と共演した一連のアルバムである。1974年、37歳、絶頂期の彼女と耽美派キューンとの出会いがもたらした傑作、「ウィー・クッド・ビー・フライイング/We Could Be Flying」。そして、2002年、30年ぶりの運命の再開が再び傑作を生んだ、「ニューヨーク・モーメンツ/New York Moments」。さらに、2005年、秋深いオスロでの再会から生まれたデュオ・アルバムが「トゥゲザー・アゲイン/Together Again」。ちょっと、モニカとエヴァンスの関係も想起させますね。

アメリカ的なジャズではなく、真に自由な表現としてのジャズを求め続けたヴォーカリストと、ピアノにおける耽美的表現を求め続けたピアニスト。若き二人の邂逅が生んだ傑作、「ウィー・クッド・ビー・フライング」。キューンのフェンダーローズと情感豊かなヴォーカルが豊かに絡み合う。

ウィー・クッド・ビー・フライング [紙ジャケット仕様]

カーリン・クローグ / Pヴァイン・レコード

この時65歳、旧友「スティーヴ・キューン」との30年ぶりの再会から生まれたジャズ・ヴォーカル・アルバムの傑作、「ニューヨーク・モーメンツ」。身震いをするくらいの深い哀愁。

ニューヨーク・モーメンツ

カーリン・クローグwithスティーヴ・キューン・トリオ / インディペンデントレーベル

さらなるオスロでの再会から生まれた究極のデュオ・アルバム、二人で音楽する喜びがよく伝わってくる「トゥゲザー・アゲイン」。お見事!

トゥゲザー・アゲイン

カーリン・クローグ&スティー /

キューン畢生の名曲「Meaning Of Love」を最初のアルバム、「ウィー・クッド・ビー・フライング」と30年後のアルバム、「ニューヨーク・モーメンツ」とで聴き比べてみましょう。
 
「Karin Krog – The Meaing of Love」
  
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「Karin Krog – The Meaning of Love (featuring Steve Kuhn) 」

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そして、「ニューヨーク・モーメンツ」から、かってシャンソン歌手「ダミア/Damia」が歌って一躍有名になった曲、「暗い日曜日/Gloomy Sunday (原題;Sombre Dimanche)」を。

「Karin Krog – Gloomy Sunday」

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北欧美女シンガー図鑑(その1) ~フィンランドの声楽教師とは~

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前回を持って「スエーデン美女シンガー図鑑」シリーズは一応終わった。しかし、かってストックホルムの港で、ヘルシンキやオスロ行の豪華フェリーを見た時、「あ・・乗って彼の地に行ってみたい」と思ったように、心情的に北欧を去りがたく、音楽で旅してみようか、とタンスのCDを漁ってみた。そして、ご贔屓の歌手の新作アルバムも届いたので、スエーデンを除いたスカンジナヴィア2ヶ国、ノルウェイ、デンマークにフィンランドを加えた北欧の国々の「美女シンガー図鑑」を、いましばらく続けることをお許し願いたい。

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まずは、フィンランドから。正直言って、フィンランドにどんなジャズ・アーティストがいるのか、まったくと言っていいほど知らない。知っていることといえば、ロシア出身のジャズ・ピアニスト「ウラジミール・シャフラノフ/Vladimir Shafranov」が、現在はフィンランドに住んで音楽活動を続けているということくらい。そして、女性ボーカルでは、「ソフィア・フィンニラ/Sofia Finnila」が現在たった一枚だけリリースしたアルバム、「Everything I love」を持っているというくらい。ライナー・ノーツくらいでしか、彼女のキャリアなどもほとんどわからない歌手であるが、適度にスモーキーでしゃがれた声が、極めてJAZZYでいい。

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1970年生まれ。1994年に北欧の名だたる音楽家を輩出している名門、「シベリウス音楽院」で声楽を学び、1999年にフィンランドで開催された国際ジャズ・シンガー・コンテスト、「The Lady Summertime」で優勝したという実力の持ち主。現在はフィンランドの声楽校の教授として教壇に立つ傍ら、作曲やアレンジも手掛けるという。そんな彼女が、2008年に自主制作したアルバム「Everything I Love」が日本でリリースされた。

3年ほど前であろうか、CDショップで、1曲目「Cheek To Cheek」、2曲目「So In Love」を試聴して、即、購入したアルバム。収録曲はいずれもスタンダードで、それもどちらかというと古い時代のスタンダード。それらに新しい感覚を与えようという彼女なりの意気込みを感じる。その試み、すべての曲で成功している訳ではないのだが、ソフィアのスモーキーなヴォーカルだけでなく、サポートする「ザ・ファイヴ・コーナーズ・クインテット/The Five Corners Quintet」の力によって、大方の曲に新鮮さとメリハリを感じる。だから、単に心地いいだけでなく、古い曲にコンテンポラリーな息吹を与えようとするジャズ・ボーカルの一つの方向が読み取れるような気がする。そして、これはまたジャケットがオヤジ好み ・・・。

EVERYTHING I LOVE

ソフィア・フィンニラ / ZOUNDS

「Cheek to Cheek – Sofia Finnila」
                                                
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ぼけ間近のジャズ好き老人が語るスエーデン美女シンガー図鑑(番外編) ~My Dear Old Stockholm~

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スエーデンの春は遅い。そして短い。
                                                                 
春の訪れは6月ころ。北の地域では、4月でもまだ深い根雪が残っているし、川もまだ結氷している。6月、春の訪れを待ちかねた人々は一気にアウトドアへと。昼休みに公園で肌を焼く人も多く見かけるし、仕事が終わってからでも、ビーチへ繰り出すという。何せ、白夜、「Where The Midnight Sun Will Never Set」。夏は太陽の沈まない国なのだ。オールナイトでマラソン・ゴルフをするとも言っていた。しかし、夏は、あっという間に過ぎ、8月の夜はもうコートが必要なくらい肌寒くなる。そして、10月ともなれば、空がどんよりと曇り、太陽が顔を出さなくなるとともに、一気に日が短くなり、冬へとなだれ込んでいく。12月、あたり一面銀世界、午後の3時半ごろにはもう真っ暗であるが、街中の窓という窓の縁に飾られた山型の電飾オーナメントが、幻想的なクリスマスの風景を形作る。

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ストックホルム。中世から変わらない「ガムラ・スタン」の街並み。やっと人が通ることができるほどの狭い路地がまるで迷路の入り組んでいる。路地を抜けると、ぱっと視界が開け、そこには内陸部まで複雑に入り組んだ真っ青なフィヨルドが広がる。目を見張るほどのサプライズ。ノーベル賞の晩餐会やパーティが行われる75mの塔を持つ赤レンガが美しい市庁舎、1773年に建築されたヨーロッパで最も古い歌劇場の1つであるオペラハウス、国会議事堂、衛兵の交代が楽しい宮殿など、いくつかの古い建物のほか、市立図書館など比較的新しい建築物を見て回ったのも、今は楽しい思い出。ガムラ・スタンの周辺には、いくつものジャズクラブがあり、日本のような歓楽街、酒場での接待などがないことをいいことに、JAZZクラブがもっぱら私の夜遊びだった。
 
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そして、ビジネスで最も多く訪れたスエーデンの街が、子会社がある3番目に大きい都市「マルメ/Malmö(現地の発音はマルモに近い)」。写真(いずれもnetより無断拝借)は、15世紀に造られたマルモ城。19世紀には牢獄として使われたが、現在は博物館になっている。一番最初にマルモを訪れたときは、まだ橋が架かってなかったため、対岸のデンマーク・コペンハーゲン空港から、ヘリコプターかフェリーでマルモ入りをしたものである。2000年に海峡をまたぐ全長約8㎞の「エーレスンド橋」が完成し、マルモとコペンハーゲンが鉄道や道路で接続されたため、車か列車で数十分で結ばれるようになった。あるスエーデンの会社からの事業譲渡にはじまり、現地子会社設立、経営と厳しかったが、一連のビジネスの経験をしたため、思い出深き地の一つである。

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マルモは人口30万ほどの街であるが、スエーデンはどこの街もそうであるが、看板や外観に規制がかかっているため、町全体がしっとりとした印象を与え、朝は前夜の酒を振り払っても、散歩したくなる街並みが続く。
                                                                 

「マルモ城」の写真を見ていて、昔見たフランス映画「スウェーデンの城」という映画と、そのテーマ曲を思い出した。原題は、「Chateau En Suede」、「フランソワーズ・サガン/Françoise Sagan」の戯曲をもとに、耽美派の鬼才「ロジェ・ヴァディム/Roger Vadim」監督が描く、どろどろの官能サスペンス・ドラマ。出演は、「モニカ・ヴィッティ/Monica Vitti」、「ジャン=ルイ・トランティニャン/Jean-Louis Trintignant」、「 ジャン=クロード・ブリアリ/Jean-Claude Brialy」、「クルト・ユルゲンス/Curd Jürgens」、「フランソワーズ・アルディ/Françoise Hardy」など渋めであるが、そうそうたるキャスト。

スウェーデンの大きな湖に浮かぶ島にそぴえる古城。古城の住人たちは中世風の服装で恋愛遊戯にひたる風変わりな人たち。城主のユーゴーには妻がいたが、彼は若く実しいエレオノールに惹かれていく。しかし、彼女は実の兄セパスチャンと深く愛し合っていた。やがて都会で人妻と問題を起こして城にやって来たユーゴーの従弟エリックも、彼女の妖しい美しさに魅せられてしまうのだった   ・・・・・。

スエーデンの城 [DVD]

東北新社


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この映画の主題曲がJAZZであった。バディム監督が、1957年の「大運河」で「モダン・ジャズ・カルテット/Modern Jazz Quartet」を起用したのがきっかけで、いわゆるヌーベルバーグと呼ばれる若手の監督たちが、次々とジャズを映画音楽として用いるようになった。その頂点が、「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」を起用した「ルイ・マル/Louis Malle」監督の「死刑台のエレベーター」であったことはご存知でしょう。

「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/Europian Jazz Trio」の初期のアルバムに、この曲「スエーデンの城」を含む同名のタイトルのアルバムがあるが、ここはサウンド・トラックでしょう。音楽は、「レイモン・ル・セネシャル/Raymond le Senechal」が担当しているが、演奏者は分からない。クラリネットの哀愁の音色が、暗く澱んだスエーデンの冬の空を思い起こさせる。    
       
「スエーデンの城 ― オリジナル・サウンド・トラック」
 
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センチメンタルな年寄りの思い出語りは、もうこのくらいにして、美女シンガー図鑑(番外編)、最後は「美女ジャケット」で締めくくりましょう。下の美女ジャケット、北欧の貴公子と呼ばれるジャズ・ピアニスト、「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」の一連のアルバムです。1966年スウェーデンの生まれ。現在はマルモに住んで、コペンハーゲンを活動の拠点におき、音楽活動をしていると聞く。彼の魅力は、ナイーブであるが、明るい透明感のあるタッチと抜群のメロディ・センス。北欧らしい洗練された気品溢れる美メロはたまらない魅力。

シャレード

ヤン・ラングレン・トリオエムアンドアイカンパニー

ロンリー・ワン

ヤン・ラングレン・トリオ / エム アンド アイ カンパニー

シェルブールの雨傘

ヤン・ラングレン・トリオ / インディペンデントレーベル


 
その美メロが冴えわたる、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の往年のヒット曲「ロンリー・ワン」。

「The Lonely One ― JAN LUNDGREN」
 
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もう行くこともないかもしれない北欧スエーデン、北欧のベニスともよばれるフィヨルドによる入り江や湖が美しい街ストックホルム、対岸にコペンハーゲンを望む海峡の街マルモ、美しい学園都市ルンド、万感の思いを込めて「Dear Old Stockholm」。

「Dear Old Stockholm – Jan Lundgren」

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スウェーデンの俊英ピアニスト、「マーティン・ティングヴァル/Martin Tingvall」率いる「ティングヴァル・トリオ/Tingvall Trio」、2008年に惜しくもリーダー、「エスビョルン・スヴェンソン/Esbjörn Svensson」をスキューバ・ダイビング中の事故により失ってしまった、「E.S.T.(イー・エス・ティー、Esbjörn Svensson Trio)」については、またの機会にでもお話しましょうか ・・・。

     
     

                               

ぼけ間近のジャズ好き老人のスエーデン美女シンガー図鑑(その11) ~ミリアム・アイーダ&メタ・ルース~

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ご陽気でダンサブル、スエーデンではちょっと異色ともいえるかもしれないブラジリアン・テイストの、若手と大ベテランの美女ジャズ・シンガー二人の紹介です。 

まずは、「ミリアム・アイーダ/Miriam Aida」。「スキンドウ・レ・レ/SKIONDO LE LE」をクラブ音楽風にカヴァーした事でも知られるスエーデンのブラジリアン・ジャズ・バンド、「ア・ボッサ・エレトリカ/A Bossa Elétrica」のヴォーカルを務めた「ミリアム・アイーダ」のソロ・アルバム。モロッコ人の父とスエーデン人の母を持つ、まぎれもないスウェーデン出身の女性歌手だが、容貌も歌声もまるでネイティヴ・ブラジリアンみたいである。しかしその奥に秘められたアフリカンDNAが、ジャズ風であり、ブラジル風であり、アフロ風であり、カリビアン風でもあり、ラテン風であるという融通無碍な彼女の声の個性の原点にあるのであろう。

ラテン・アレンジのジャズ・スタンダードからラテンまでカラフルな輝きに彩られたアルバム「パールス/Pearls」。

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ミリアム・アイーダ/コロムビアミュージックエンタテインメント

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Miriam Aida / Connection

アルバム「パールス」から、スタンダード「What A Difference A Day Made (縁は異なもの)」を。

Miriam Aida – What A Difference A Day Made (縁は異なもの)」
 
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そして、1954年生まれというから、もう大ベテランと言っていいだろう、もう一人のブラジリアン・ジャズ、人気の歌姫は、「メタ・ルース/Meta Roos」。何年か前、たまたまCDショップで求めたアルバムが、1978年、弱冠24歳で吹き込んだ「茶盤」との愛称で知られるレア・アルバム「メタ・ルース・アンド・ニッピ・シルヴェンス・バンド/Meta Roos & Nippe Sylwens Band」の復刻盤であった。

8歳のころからアコーデオンやピアノを独学で弾き、地元のコーラスグループにも所属していた。その後、欧米のPOPミュージックに興味を抱いたが、徐々にJAZZに影響を受けていったという。プロのデビューは1971年、17歳の時であったという。そして彼女に白羽の矢を立てたのが、ほかならぬ人気バンドを率いる「ニッピ・シルヴェンス/Nippe Sylwens」で、1978年、80年と続けてアルバムがリリースされ、それらは今でも名盤と称されているのである。
 
「ビリー・ジョエル/Billy Joel」の「Just The Way You Are (素顔のままで)」からはじまり、「ジョルジ・ベン/Jorge Ben」の「Zazueira (ザズエイラ)」、「ロバータ・フラック/Roberta Flack」の「Feel Making Love」から、「マリーナ・ショウ/Marlena Shaw」の「Street Walking Women」など、人気POPS、ジャズシンガーのヒット曲を、ポップで爽快なブラジリアン・アレンジで歌いまくる。たしかに、1978年という時代にこのようなアルバムがリリースされていたということに驚くとともに、スウェーデンらしい懐の深さを感じる。 
                    

メタ・ルース・アンド・ニッピ・シルヴェンス・バンド(1978)

メタ・ルース・アンド・ニッピ・シルヴェンズ・バンド / Pヴァインレコード


 
まず、「ビリー・ジョエル/Billy Joel」の「Just The Way You Are (素顔のままで)」から ・・・。
 
「Meta Roos – Just The Way You Are」
 
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そして私が一番感心した曲は、「Here We Are Falling In Love Again」。往年のPOPSファンには懐かしい「ニール・セダカ/Neil Sedaka」がシンガー・ソングライター時代の1978年に発表した曲を、見事な高速ジャズ・ボッサに仕立てて歌う。

「Meta Roos – Here we are falling in love again」 
 
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ぼけ間近のジャズ好き老人のスエーデン美女シンガー図鑑(その10) ~アンナ・シセ&リーグモル・グスタフソン~

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このシリーズ、だいぶ終盤に差し掛かってきましたが、すみません、まだまだしつこく続きます。

ごくごく最近知った若手ほやほやのスエーディッシュ・ビューティが、「アンナ・シセ/Anna Sise」。容貌はアフリカンであるが、父親はアフリカのガンビア出身、母親はスウェーデン人という北欧の若手女性歌手。そのデビュー作が、「バット・ビューティフル/But Beautiful」。今まで紹介した「スエーデン美女シンガー」達は、どちらかというと、癒し系、スムース・ジャズ系、あるいは「Jazzy,Not Jazz」が多かったが、彼女は豊かで深い声と表現力を持つJAZZど真ん中のシンガー。キャリアなどはよく分からないが、「アンナ・シセ」は、スウェーデンの舞台女優、テレビ女優、モデル、そして、ジャズシンガーとして活躍しているという。まだ一作だけであるが、今後期待できる新人かな。

スウェーデンの人気ピアニスト、「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」をはじめとする総勢22名からなるストリングスを交えたオーケストラをバックに、堂々と歌い上げるスタンダードの数々。新しい「スエーデン美女シンガー」誕生のアルバムは、「バット・ビューティフル」。

バット・ビューティフル

アンナ・シセ / スパイス・オブ・ライフ

アルバム収録曲は、YOUTUBEにアップがありませんが、彼女が率いる?バンド、「ファイン&メロウ/Fine and mellow」とのライヴを。 彼女がリスペクトしている「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」の代表作「God bless the child」を ・・・。

「Anna Sise & Fine and mellow – God bless the child」
 
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sb-rigmorg
 
たしか他にもまだスエーデン美女シンガーがいたはずと、CDが収納してあるタンスを漁ると出てくるは出てくるは ・・・。そんな一人が、「リーグモル・グスタフソン/Rigmor Gustafsson」。1966年生まれというから、もう大ベテラン、スウェーデンでは有名な女性ジャズシンガーだという。

彼女の音楽への興味は、7才の時、家の壁に掛けられたギターへ向けられたことから始まった。その後、音楽学校に通っていた18才の時、ギターからヴォーカルへ転向。ストックホルムの名門、王立音楽院へ通い、ジャズ声楽と教授法を専攻、ジャズ歌唱法と作曲を学んだあと、一時ニューヨークに活動の場を移す。その後、再びストックホルムに戻ったリーグモルは、王立音楽院にて声楽の教授となる傍ら、活発な音楽活動をこなし、いくつものアルバムを出したりして今に至っている。

I Will Wait for You

Rigmor Gustafsson / Act

Calling You

Rigmor Gustafsson & Radio.String.Quartet.Vienna / Ais

彼女のアルバムの魅力は何と言っても、そのアレンジの魅力に尽きるといってもいいのではないだろうか。POPS風にジャズを歌うというか、ファンキー風のノリにのせてしまうというか、そんな感じ。
まずは、超有名スタンダードをファンキー風に料理した「Black Coffee」を ・・・。

「Rigmor Gustafsson ― Black Coffee」

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アルバム「I Will Wait for You」のジャケットで怪しい手つきをしている男、ファンキーなトロンボーン・プレイヤーとして人気の「ニルス・ラングレン/Nils Landgren」。この男のボーカルが、ちょっと渋くていい。ルグランの名曲、映画「シェルブールの雨傘」のテーマ曲で、アルバム・タイトル曲の「I Will Wait for You」をデュエットで歌う。なぜか映像が初めの部分だけで、あとは音のみ。

「Rigmor Gustafsson & Nils Landgren – I Will Wait for You」
 
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今回は新人VS大ベテランのジャズ・ボーカル競演でした。
                                                            
                                      
                           
                                      

閑話休題:不思議なことは ・・・

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kinkan
 
何百年かに一度という世紀の天文ショー「皆既日蝕」をばっちり観ましたよ。天気予報では曇りと、天候が少し危ぶまれ、私の住んでいる地域は、皆既日蝕が見える北限だったので、「どうかな?」と思いましたが、少し早起きをして、空を見ると、快晴とまでいかないまでも、太陽が降り注ぐ上天気。もう日蝕は始まっていた。

2か月も前から「太陽グラス」を用意して待っていたのである。皆既になるという午前7時半後になると、近所の奥さん連中が家から出てくる。しかし、だれも「太陽グラス」を持っていない。皆で廻し見しましたが、金環がはっきりと見えました。ちょっとした感動。しかし、コンデジによる撮影は見事失敗、NETから無断借用したのが冒頭の写真。

「天の岩戸」の伝説を出すまでもなく、ばあさん連はグラスを持っていなくとも、興味津々で出てきた。しかし皆既日蝕よりもっと不思議だったのは、爺さん連中はお隠れになったまま、誰一人として出てこなかったことであった。
 
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イタリアの鬼才、「ミケランジェロ・アントニオーニ/Michelangelo Antonioni」監督の映画に「太陽はひとりぼっち」という作品がある。1962年(昭和37年)製作・公開のイタリア・フランス合作映画である。原題は仏語:L’eclisse、イタリア語: Eclipse、英語: The Eclipse で、意味は「日蝕」。「アラン・ドロン/Alain Delon」、「モニカ・ヴィッティ/Monica Vitti」主演、音楽は「ジョヴァンニ・フスコ/Giovanni Fusco」。「愛の不毛」をテーマに乾いたタッチで描き、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞に輝いた作品。

この映画を観た当時、私はまだ高校生。「愛」どころか、まして「愛の不毛」など分かるわけもなく、さっぱり分からない難解な映画であった。さて、今観ても分かるかどうか、自信はないが ・・・。
      

太陽はひとりぼっち [DVD]

紀伊國屋書店

しかし、アンニュイなモニカの表情と、この映画の主題歌ははっきり覚えている。主題歌も当時、ずいぶんと流行りましたね。今でも耳の底に残っている方が多いのではないでしょうか。サントラ盤とカンツオーネ歌手「ミーナ/Mina」の歌が印象に残っている。

感動のスクリーン

映画主題歌 / キングレコード


 

太陽はひとりぼっち ベスト・オ

ミーナ / キングレコード


  
  
まずはサントラから「コレット・テンピア楽団」の演奏で ・・・。                                                                                                                         
 
「太陽はひとりぼっち/L’Eclisse/Collètto Tempia and his Orchestra」
 
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そして「ミーナ」の熱唱 ・・・。映画の一シーンと一緒に。
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ぼけ間近のジャズ好き老人が語るスエーデン美女シンガー図鑑(その9) ~ソフィア・ペテルソン~

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かっての深夜TV番組「11pm」が、その原因と思うのだが、スエーデンに対し、「フリー××、男性憧れの国」みたい認識が一時期(今も?)あった。それは間違いなく全くの誤解である。一般の人が目に触れるような街角や電車の中に、ポルノまがいの雑誌の広告など絶対にないし、ひっそりとあるのかもしれないが、一度として、女性が横に座るような酒場へ連れて行ってもらったこともないし、いわゆる日本の歓楽街のような場所もついぞ見かけなかった。この辺が、ほかのヨーロッパの国と違って、お堅いという印象を持っている。その一方で、仕事で関係ができたスエーデン人が来日すると、接待で夜の街へ繰り出すこともあったが、彼らは全員が異口同音にして「日本は男性天国だ」とのたまうのであった。  

私の見聞きした範囲の「スエーデンの男女の関係」についての私見ですが、まず愛情がベース、これは世界共通である。どうしてそんな誤解が生じたかといえば、一つはジェンダー・フリーの考え方が行き届いていること。そして、結婚という宗教的、法律的手続きをしなくとも、何の不利益も、支障もないこと。そして、いかなる状況の子供でも教育、医療などは差別なく無料。そんなことから同棲に対しては比較的寛容で、そして18歳になれば、よほどの事情がない限り親と同居しないという子供の早い自立を促す一方で、早い段階から、責任と自覚を持たせるため、ちゃんとした性教育を実施するそうだ。そんなことに面白おかしく尾ひれがついたのではなかろうか。

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さて本題に戻りましょうか。「リサ・エクダール」で「スエーディッシュ・ビューティ」と「ロリータ・ヴォイス」に目覚めてしまった私が、「すわ、二匹目のどじょうか ・・・」と思ったのが「ソフィア・ペテルソン(ペターソン)/Sofia Pettersson」であった。爺さんには安心できる、「アリ・マッグロー/Ali MacGraw」、「アンジー・ディキンソン/Angie Dickinson」といった60年代、70年代の典型的な美人である。あまりキャリアに関する資料がないのでよくわかりませんが、2002年ころから本格的にジャズ・シンガーとしてのキャリアをスタートさせたという。ジャズ風に歌うポップス・シンガーといった感じであるが、「リサ」と違ってやや太目で力強いが、まぎれもない「ロリータ・ヴォイス」である。なかなかキュートな面もあるのだが、あの「リサ・エクダール」を知ってしまっている私には、その声の「ロリータ度」においても、その容姿の「コケティッシュ度」においても、残念ながら、「リサ」を超えるものではなかった。
 
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Slow Down

Sofia Pettersson / Prophone


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That's Amore

Sofia Pettersson / Prophone

アルバム、「Slow Down」からは、それこそ、山のような多くのアーティストにカバーされている「君の瞳に恋してる/Can’t take my eyes off you (君から目を逸らせることができない)」。よく御存じのポピュラー音楽のヒット曲で、1967年に「フォー・シーズンズ/The Four Seasons」の「フランキー・ヴァリ/Frankie Valli」がソロ・シングルとしてヒットさせた曲。YOUTUBEには、怪しい写真とともにアップされていますが、私の性癖でもありませんし、まして赤裸々な告白でもありませんので、誤解なきようお願いいたします。

「Can’t take my eyes off you – Sofia Petersson」
 
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ぼけ間近のジャズ好き老人が語るスエーデン美女シンガー図鑑(その8) ~マルガリータ・ベンクトソン~

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「リサ・エクダール」とはまったく異次元で異質の声を持つ美女シンガーにはまったのは「マルガリータ・ベンクトソン/Margareta Bengtson」。人気ア・カペラ・ユニット、「ザ・リアル・グループ/The Real Group」の元リード・シンガーで、北欧一美しい声の持ち主とか、北欧一美しいソプラノの持ち主といわれている。正直言って、「ソプラノ」と「JAZZ」、全くイメージが湧かず、結びつかなかった。ソプラノといえばクラシック、JAZZといえば、低めのハスキー・ヴォイスと思っていたからだ。そんな私の固定観念を崩した美女シンガーが「マルガリータ・ベンクトソン」である。

「マルガリータ・ベンクトソン」。レコード会社の資料によれば、1966年、ストックホルム生まれ。声楽の教師を母に、王立オペラの主席フルート奏者を父にもち、幼少から歌とピアノを、12歳からはハープを習う。1984年に王立音楽アカデミーに入学すると同時に、学友と「ザ・リアル・グループ」を結成。2000年発表のアルバム「コモンリー・ユニーク/Commonly Unique」は、スウェーデン国内のグラミー賞を受賞したが、その後グループから独立し、ソロ活動へ。古き佳き時代のアメリカン・ジャズ・スタンダードへのオマージュとして制作された、2007年のデビュー・アルバム、「アイム・オールド・ファッションド/I´m Old Fashioned 」が、その美しいソプラノ・ヴォーカルとオーケストレーションで話題を呼んだ。
                                                 

アイム・オールド・ファッションド

マルガリータ・ベンクトソン / スパイス・オブ・ライフ


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そして第2弾アルバムは、「クイシー・ジョーンズ/Quincy Jones」が、60年代スエーデンに滞在した時に書いた曲、「The Midnight Sun Will Never Set」をタイトルにした、「ホエア・ザ・ミッドナイト・サン・ネヴァー・セッツ/Where The Midnight Sun Will Never Set (真夜中の太陽が沈まない国)」。これまた、オリジナルの2曲をのぞいて、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン/My Funny Valentine」、「スターダスト/Stardust」など古き佳きアメリカン・スタンダードが、清楚でチャーミングなソプラノで歌い上げられている。その歌唱力に、彼女の円熟した人生を垣間見ると同時に、スウェーデン・ジャズの奥深さと多様な側面を感じる。

ホエア・ザ・ミッドナイト・サン・ネヴァー・セッツ

マルガリータ・ベンクトソン / Spice of Life

デビュー・アルバムのタイトル曲をライブから。「ザ・リアル・グループ」時代を思わせるようなア・カペラの歌い出し。彼女の魅力は、このようなスロー・バラードにこそ惹きだされていると思う。

「I´m Old Fashioned – Margareta Bengtson」

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美しいソプラノの本領発揮は、お馴染みのスタンダード、「Once Upon A Summertime」。目一杯仕事をして疲れた日、脱力感の中で身を委ねてみたい曲をお探しの方はどうぞ ・・・。

「Once Upon A Summertime – Margareta Bengtson」
 
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