JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

ひそやかに唄う ・・・ ~浜田真理子~

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肌寒くなり、月が煌々と冴えわたる季節になると決まって聴きたくなる歌手がいる。題して「ひそやかに唄う ・・・」。あまり目立ちはしないが、心がほあ~~んと暖かくなる、そんな歌手たちのアルバムに手を伸ばしたくなる季節である。

初回は、このブログでも何回か紹介した「浜田真理子」。(拙ブログ「松江・宍道湖のほとりから~浜田真理子の世界」「化学反応」「月観れば ・・・」など参照) TVドキュメンタリー番組「情熱大陸」で紹介されてからブレーク、一躍注目されるようになった。わたしも、何回かコンサートも聴きにいっているが、「愛、恋、純粋、純愛、永遠、死・・・・」など、少し照れくさくなるような言葉を紡いで醸し出す、深い静けさ、情念に満ちたあの独特の雰囲気は、多分コンサートでしか味わえないのではないだろうか。

 
 
ひそやかな心をひそやかに唄うシンガー・ソングライター、「浜田真理子」。

あなたへ

浜田真理子 / インディーズ・メーカー

変わったタイトルだなと一瞬違和感を感じるが、聴きだせばじわっと沁みてくる「あしくび」。

「♪ 私のあしくびを つかんだまま
   あなたはどこへ 行こうというのか
    返せ 私のこころを 置いてゆけ
     あなたに あげるつもりの
      こころでは なかったのだ
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「浜田真理子 あしくび (Live) 」

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オリジナルが主体であるが、時にはカバーにもその異彩を発揮する。オリジナルと全く違った世界が広がるいい例が、「阿久悠」作詞、作曲「浜圭介」の「街の灯り」。「人間万葉歌」の5枚のCDでは収まり切らなかったヒット曲&名曲の数々を収めた続編から。

続・人間万葉歌~阿久悠 作詞集

オムニバス / Vicctor Entertainment =music=

「街の灯り~Mr.Lonely 浜田真理子」

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そして、最新のアルバムは、初のカバーアルバム、「あなたの心に」(2012年3月リリース)。

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あなたの心に/浜田真理子/美音堂
 
 
 
 
 
 
 

頑張る爺さんたちに ・・・

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ここ10日間ばかりの間に、定例の山の手入れ活動の他に、6日ほどたてつづけに子どもたちと遊んだり、遊ぶイベントの準備が続いている。工作や遊び、うどん作りを家族に教えたり、小学生の自然体験学習のサポートをしたり、木工遊びの材料準備をしたりと大忙しである。

まず、木工と手打ちうどん作り。今回は、5家族20人ぐらいに教えたのであるが、これが結構大変。お父さんが一緒の家族は、ここぞとばかりお父さんが木工で大活躍するので、そう面倒を見なくてもいいが、お母さんあるいはお祖母さんが連れてきているところは、材料の加工をしてあげたり、組み立てのアドバイスをしてあげなくてはならないので、これが手間がかかる。それと、うどんの釜茹で。15分ぐらいかかるので、釜茹で担当の爺さんは、次から次とやってくる注文に汗びっしょりの大奮闘。

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それと大変なのが、木工細工の材料準備。例年、延べ300人近い子供たちが遊びに来るのである。相当数の材料を準備しても瞬く間になくなってしまう。この日も半日かけて、枝をスライスしたり、板切れを切ったり ・・・。しかし、実感するのは、電動鋸の威力。今考えると信じられないが、何年か前までは、この作業を手鋸でやっていたのである。しかし、このいささかのハード・スケジュール、さすがの爺さんたちも少々バテ気味でしょうか ・・。それでも、楽しいからボランティアは続けられるのである。そして子供たちの喜ぶ顔が見たいのである。

そんなときには、ご長寿ピアニスト「ジーン・ディノヴィ/Gene DiNovi」でも聴いて、元気をもらいましょうか。

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「ジーン・ディノヴィ」。ヨーロッパのピアノ・トリオを思わせるような流麗さ、上品さと、「オスカー・ピーターソン」ばりのモダンな都市感覚、リズム感覚を兼ね備えている屈指のピアニストだとおもう。1928年ニューヨーク生まれというから、今年84歳。同年代のジャズ・ピアニストは、もうほとんど故人になっていよう。最後の御同輩、「ハンク・ジョーンズ」も先年鬼籍に入ってしまった。1940年代に「チャーリー・パーカー」や「ディジー・ガレスビー」といったビ・バップの開祖たちと共演をしたというから、いまやビ・バップを身をもって体験した伝説的なピアニストの一人に数えられよう。しかも、大変な晩生(おくて)で、リーダーアルバムを出したのが、50歳を間近にしたころというから、ちょっと信じられない。

70年代にカナダに移住し、現在はトロントに住んでいるそうであるが、彼の家からは夜な夜なピアノを弾く音が、隣の家まで聴こえるそうで、隣家の住人は、ジーンがいい演奏をすると、拍手で応じるのだという。なんという「暮らしかた」であろうか。まさに頑張る爺さんの代表「ジーン・ディノヴィ」に乾杯!!

あの年にして、華麗にして踊るようなタッチ、流れるような旋律。そして甘美な艶と甘さ。このピアノタッチの心地よさは何だろうか。まさに隣人は毎夜「酔いしれる」至福を味わっているのだ。

ゴールデン・イヤリング

ジーン・ディノヴィ / エムアンドアイカンパニー

ソー・イン・ラヴ

ジーン・ディノヴィ / エムアンドアイカンパニー

2010年に来日した時のライブから「ゴールデン・イヤリング」。
「Golden Earrings – Gene DiNovi Live In Yokohama 2010」

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路傍の花、樹々の鳥 (24) ~続・猪名川界隈を散策する~

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さあ、昼食をとったら、車を受け取りに再び猪名川へと向かう。明治の中ごろの建てられ、昭和44年まで続いていたという「呉服座(くれはざ)」という芝居小屋が畔に立っていたという「呉服橋(くれはばし)」へ。橋から河畔に降りてみて、川に沿って少し歩く。私は鳥の名前はよく知らないのだが、「カワラヒワ(河原鶸)」でしょうか、10数羽が群れをなして、何かの実を啄んでいた。360度開けた視界に爽快な気分。

再び「呉服橋」まで戻り、そこから五月山の中腹にある「伊居太(いけだ)神社」へと向かう。池田市綾羽にある市内最古の神社で、正式名称は「穴織宮伊居太神社」(あやはみやいけだじんじゃ)。呉の国から渡来し、日本に機織技術を伝えたとされる二人姉妹の織姫の一人、妹の穴織媛(あやはとりのひめ)と、応神天皇、仁徳天皇を祀っている。(拙ブログ「二人の媛へ ・・・」参照)

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慶長9年(1604年)に「豊臣秀頼」によって再建されたというその壮麗な社殿。いつ訪れても、人がほとんどいないが、、凛とした神社の空気が気持ちいい。正面には「軒唐破風」がつき、三つの「千鳥破風」が立ち上がるという「五間社流造」という神社建築らしい本殿が壮麗で、見事である。この神社は、「上の宮」とよばれているが、二人の媛のうち、姉媛・呉織媛(くれはとりひめ)は、阪急池田駅の南、「下の宮」とよばれる「呉服(くれは)神社」に祀られている。遠く異国から日本にやってきた二人の媛の数奇な運命に思いを馳せながら、階段を下り、「伊居太神社」を後に、車を受け取りに向かう。気持ちのいい、爽やかな秋の一日。

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先日の「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」に誘われたのか、「オイゲン・キケロ/Eugen Cicero」が聴きたくなった。「オイゲン・キケロ(1940年6月 – 1997年12月)」は、ルーマニア出身のジャズ・ピアニスト。「ジャック・ルーシェ」が「プレイ・バッハ#1/Play Bach No.1」で鮮烈なデビューをしたのが、1959年。それから遅れること6年、これまた鮮烈なデビューであった。幼い頃よりクラシックのピアニストであった母親からピアノを習い、10歳の時にはリサイタルを開くようになるほどの天才振りを発揮したという。兄の影響でジャズに興味を持ち始めるようになり、ジャズ演奏家としてルーマニアからオーストリアに移って活躍を続けているうちに、ジャズ・レコード会社の社長に認められ、1965年に初めてレコード録音をする。これが、代表的なロココ作曲家である「ドメニコ・スカルラッティ/Domenico Scarlatti」、「フランソワ・クープラン/François Couperin」の楽曲をジャズ化した、デビューアルバム「Rokoko Jazz」である。

ロココ・ジャズ

オイゲン・キケロ / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Eugen Cicero Trio – Solfeggio In C-Mall」

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猪名川界隈を散策する

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車の6ケ月点検と部品交換。この車も乗りはじめてから5年9ケ月、走行距離は9万㎞に届こうとしている。定年後の我々夫婦の足となり、色々なところへ連れて行ってくれた。ちゃんとメンテをしているため、至極快調、いまだに飽きが来ない。そして天気は上々。いつものように車を預けている間に、猪名川周辺の散歩をする。この河畔は安全柵などと無粋なことはしていないので、川べりまで下りてゆっくり散策できる。  

この川を横断する阪神高速に架かる「ビッグ・ハープ」と名づけられた 吊り橋のワイヤが、なにかオブジェのようで美しい。川面のきらめきや水音を楽しみながら、すこし川沿いに歩いてから、猪名川から引いた疏水沿いを小戸神社(おおべじんじゃ)へと向かう。

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昔からの屋敷が立ち並ぶ住宅街の狭い道を行くと小さな森に囲まれた小戸神社の前に出る。小戸神社、兵庫県川西市小戸、旧摂津国河辺郡に鎮座する式内社。祭神は、「大山津見尊(おおやまつみのみこと)」、「素盞嗚命(すさのおのみこと)」、「天児屋根命(あめのこやねのみこと)」の三神。社の創建年代・由緒など詳細不明であるが、延喜式内社であるからには、その創建が10世紀以前であるのは確かだという。

境内には、根回り約12メートル、樹高約30メートル、推定樹齢500年の兵庫県指定天然記念物の「大楠(おおくすのき)」が、でんと聳えている。このご神木、その存在感たるや、大変なもので、枝ぶりの見事さにしばし見惚れる。

一休みしてから、駅前再開発や、鉄道の高架化、道路の拡張から取り残され、ビルやマンションの谷間にまだ取り壊されずに残っている古い建物が軒を連ねる路地を駅方面に向かう。昔ながらの八百屋や何屋さんかわからない店などもぽつぽつと残っており、のぞいたり、ひやかしながら歩く。これが街歩きの楽しさでもある。

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さて、こんな気持ちのいい散歩を楽しんだ秋の夜長に聴きたいピアノ。今宵はイタリアの美メロ巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」の「Racconti Mediterranei/地中海物語」を選んでみました。いままでに何回も取り上げているので、飽きたといわれるかも知りませんが、やはり私の感性に合うのか、春だけでなく、月が美しい秋の宵になると、どうしてもこのCDに手が伸びてしまいます。

ピアノとダブルベース、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」と、クラリネット、「ガブリエル・ミラバッシ/Gabriele Mirabassi」という少し変わった編成による、エンリコのオリジナル曲のアルバム。「ミラバッシ」は、クラシックもジャズも音楽学校で学んだというクラリネットの名手。アルバムタイトルの「Racconti Mediterranei (地中海物語)」どおり、穏やかな春の地中海をほうふつとさせる美しいメロディと演奏が淡々と続いてゆく。通常のピアノトリオとは少し違って、クラリネットが明るい日差しと穏やかな海を感じさせる。

「マーク・ジョンソン」は、かってエヴァンス・トリオの最後のベーシストであり、先日新譜を紹介したばかりの「イリアーヌ」の旦那でもある。

Racconti Mediterranei

Enrico Pieranunzi / Egea

「Un’ Alba Dipinta Sui Muri」(壁に描かれた夜明け?)は、切ないほど美しい。私の臨終時に流れていてほしいと思う「我がラストソング」の有力候補である。 (参照拙ブログ 「もしもピアノが弾けたなら(20)~彼岸のBGMは・・・~」) 春と言わず、秋の夜長に聴くもいい。さっ、再録しておきましょう。

リクエストにより、埋め込みができませんので、クリックしてください。

「Enrico Pieranunzi, Gabriele Mirabassi, Mark Johnson – Un’ Alba Dipinta Sui Muri」
 
 
 

プレシャス・タイム

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プレシャス・タイム(precious time);貴重な時間、大切な時間

予約をしてあった「小曽根真」のコンサート・チケットを受け取りに、「兵庫県立芸術文化センター」まで出かけた。先行予約ができるので、センターの会員になっているのであるが、それでも予約に時間がかかることが多い。ジャズの分野でも、「小曽根真」のような人気アーティストの場合は特にそうである。このコンサートも朝10時の受け付け開始時間から、ずっと電話をかけつづけたがまったくつながらない。400席ほどの小ホールでのコンサート。売り切れてしまうのではと、多少やきもきしたが、途中で、パソコンでも受け付けていることに気が付いて、そちらに切り替えてやっと予約ができた。その時は開始からもう1時間近く経っていた。さすが「毎日が日曜日」の定年爺さんでも、週日の朝の貴重な時間に全く手が離せなくなるのだが、一般の人はどうやって予約時間を確保しているのだろうか?

受け取った後は、すぐ近くにある複合商業施設「阪急西宮ガーデンズ」内のご贔屓のカフェ「ヘルシンキ・ベーカリー」へと ・・・。いつものように、吹き抜け越しに壁の画を見ながらコーヒーを楽しむ。これも私にとって別な意味で貴重で大切な時間である。そして、このブログは、書いている私にとっても、読んでくださっている皆さんにとっても、貴重な時間を使っているのだから、それなりに大事にしたいと思っているし、充実したものでありたいと思っている。が、さあ、果たしてどうだろうか ・・・。

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「小曽根真」。1961年、神戸生まれ。いまでも現役で活躍してるジャズ・ピアニストの父・実の影響でジャズに興味を持ち独学で音楽を始める。12歳でオスカー・ピーターソンの演奏を聴きジャズ・ピアノを始める決意をし、クラシック音楽を1年間学んだ後、関西唯一のビッグバンド、「アロー・ジャズ・オーケストラ」を率いる「北野タダオ」氏に師事し、本格的にJAZZを学ぶ。

1976年、神戸のジャズ・フェスティバル「ワイド・ワイド・ジャズ」でジャズ・ピアノ・ソリストとしてデビュー。その後、1980年、渡米、1983年ボストンの「バークリー音楽大学ジャズ作・編曲科」を首席で卒業。同年カーネギーホールにてソロ・リサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビューという輝かしい経歴を持ち、現在、世界中で最も知られる日本人JAZZピアニストとして活躍。

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小曽根は今までもJAZZはもちろん色々なミュージシャンとの出会いやコラボを果たしてきた。その彼が今年邂逅を果たしたのが、1934年、ジャズの聖地、ニューオリンズ生まれ、今年78歳になるジャズ・ピアニスト、「エリス・マルサリス/Ellis Marsalis」。長男「ブランフォード/Branford Marsalis(sax)」、次男「ウィントン/Wynton Marsalis(tp)」、四男「デルフィーヨ/Delfeayo Marsalis(tb)」、そして末っ子、六男「ジェイソン/Jason Marsalis(ds)」がいずれもJAZZプレイヤーであるという、マルサリス・ファミリーの家長である。

小曽根は、昨年、東日本大震災のチャリティとして、ヨペックを含む世界のミュージシャンを集めレコーディングされた「Live & Let Live」をリリースしたが、今年も復興を願ったチャリティとして、2005年、「ハリケーン・カトリーナ/Hurricane Katrina」によって、故郷ニューオリンズが壊滅的打撃を受けた経験を持つ「エリス」とのピアノ・デュオ・アルバム「ピュア・プレジャー・フォー・ザ・ピアノ/Pure Pleasure For The Piano」をリリースした。古き良き時代の香りのするピアノ・デュオ。録音場所は、ニューオリンズ。ハリケーン被災後にエリスを中心として設立された「ザ・エリス・マルサリス・センター・フォー・ミュージック/The Ellis Marsalis Center For The Music」という音楽による復興支援の旗印的教育施設の中にあるホールだという。

「音楽は、人種も国籍も宗教も年齢も関係ない最高のコミュニケーション・ツールだ」と小曽根は語る。「アンナ・マリア・ヨペック」との邂逅が、傑作「HAIKU(俳句)」を誕生させたように、この魂の邂逅が再び傑作を産み出したようだ。

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小曽根真 エリス・マルサリス / ユニバーサルクラシック

「一回一回のステージが完全燃焼。人生のラスト・ステージも熱い心でいたい」と、つい先日のあるTV番組で「人生最後の質問」というインタビューにこたえていた小曽根。その小曽根が、ゲストに「中川英二郎(tb)」を迎えてのコンサート、「小曽根真 プレシャス・タイム」。 その完全燃焼ステージが来年2月23日 ・・・。私のプレシャス・タイムにもなると期待しているのだ。

「小曽根真」と日本のジャズ・トロンボーンの第一人者「中川英二郎」とが、デュエットしているアルバムがある。

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中川英二郎 / キングレコード

「フランツ・リスト/Franz Liszt」の「ハンガリア狂詩曲」などで知られているが、「チャルダッシュ(またはチャールダーシュ)/英語;chardash、ハンガリー語;csárdás」というハンガリーの民族舞曲がある、元々、マンドリンのために書かれた曲であるが、哀愁を帯び、どこか官能的なヴァイオリンの演奏の方が、すっかり有名になってしまったのが、「ヴィットーリオ・モンティ/Vittorio Monti」の「チャルダッシュ」である。それをトロンボーンとピアノのデュオで。

「中川英二郎(eijiro nakagawa) & 小曽根真(makoto Ozone) – chardash」

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路傍の花、樹々の鳥 (23) ~共存、共生、共栄~

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近所の空き地一面に、「ススキ(芒、薄)」と「セイダカアワダチソウ(背高泡立草)」が生い茂って風にそよいでいる。その光景が以外と鮮やかで美しく目に映る。「ススキ」は、イネ科ススキ属の植物。「萱(かや)」、「尾花」ともいい、子供の頃は、空き地はもちろん、川原、土手いたるところでごく普通に見ることができた。十五夜の月見には、「ハギ(萩)」とともに、「ススキ」を飾り、決して見栄えのいいとは言えない「ススキ」に、日本人は風趣を見出し、色々な歌に詠んできた。まあ、秋の雑草の代表格であろう。一方、「セイダカアワダチソウ」。明治時代末期に園芸目的で、日本国内へ移入された外来種で、キク科アキノキリンソウ属の多年草である。根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出したり、一時は気管支喘息や花粉症の元凶だと考えられていたため、いつも駆除すべき外来種の筆頭にあげられる花。日本では「代萩」とも呼ばれ、河原や空き地などに群生し、ススキなどの在来種と競合する。ご近所の空き地のいくつかでは、まさにそのような状況が起こっているのである。この状況どちらかが勝つまでの闘いなのか、それとも、バランスを保った共存、共栄状態かはわからないが、それぞれのエリアに棲み分けされているように見える。

そして、北米では、日本種の「ススキ」は、「セイタカアワダチソウ」が日本に侵入したのと逆の経路で伝播し、侵略的外来種として猛威をふるっているため、駆除すべき外来種の筆頭にあげられるという。まっ、秋になると、洋の東西で駆除すべき外来種の筆頭同志が、闘いか共存、共栄かはわからないが、風物詩?あるいは話題となっているようだ。立場立場で、色々言い分はあるだろうが、この共存、これはこれで、そう目くじら立てなくてもいいのかもしれないと思う。

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さて、「ハロウィン/Halloween」が近づいてきた。商業施設はどこも「ハロウィン」一色。私が子供の頃は、クリスマスはあったが、「ハロウィン」に特に何かをしたという覚えもない。元々「ハロウィン」なんて知らなかったのだ。キリスト教徒でもないので、我が家ではどうこうないのだが、妻がそれらしい雰囲気をちょっとだけ演出している。

「ハロウィン」は、ヨーロッパを起源とする2500年以上の歴史のあるケルト人の民族行事で、毎年10月31日の晩に行われる。ケルト人の行っていた収穫感謝祭が、他民族の間にも行事として浸透していったらしい。ローマ帝国がアルプス山脈を越えるまでは、その北側は「ガリア」と呼ばれたケルト人の世界であった。やがて、ローマ帝国とキリスト教文化が版図を拡大するにつれ、ケルト民族は、次第に西方や北方に追いやられ、ローマによる植民地化や文化破壊のため、やがて衰退していった。現在では、ケルト文化は、ローマの植民地化を免れたアイルランド、スコットランドや、今でも英語とは別の言語を持つイングランドのウェールズ地方やコーンウォール地方、フランスのブルターニュ地方に色濃く残っている。イギリス、ブリテン島が、フランス側からは今でも「ブリテン」及び「ブリタニカ」の語源となる「ブルターニュ島」と呼ばれていることが、かって同一文化圏であった証拠であるという。(Wikipedia参照)

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そんな、フランス・ブルターニュ地方を中心に、伝統のケルト文化と現代音楽の融合、共存、共生を目指して活動するソロ・ピアニストに「ディディエ・スキバン/Didier Squiban」がいる。その叙情的なタッチは、JAZZというカテゴリーに収めるにはすわりが悪いし、かといってクラシック、民俗音楽とするのも違和感がある。勿論、それらの要素はすべて内包しているのだが・・・・。敢えて俗っぽく言うと、ヒーリング音楽、あるいはフランス版ウィンダムヒルとでもいえば、ちょっとは近づいた感じになるだろうか?

その「ディディエ・スキバン」が奏でるソロ・ピアノアルバム、「ROZBRAS/ロスブラス~12の色彩」を「今宵のピアノ」に選んでみました。「MOLENE/モレーヌ~この世の果て」、「PORZ GWENN/ポルス・グウェン~白い港」に続くピアノソロ3部作の完結編だそうだ。いかにもヒーリング音楽、それらしさを感じてしまう部分もあるのだが、先ほど述べたように、ジャズなのかクラシックなのか、はたまた違うジャンルなのか、カテゴリーはよくわからない。予定調和的で、ただ美しいだけの音楽ということもいえるかもしれないが、脳髄をフーッとただ通り抜けていくような音楽が聴きたい時、海がイメージできるような音楽が聴きたい時は、決まってこのCDに手が伸びてしまう。ハイブリッド盤だけあってピュアな音質は際立って素晴らしい。

ロスブラス~12の色彩(ソロ・ピアノ三部作(3))
ディディエ・スキバン / / avex io
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「Didier Squiban - Image 5 (アルバム「Rozbras」より」

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鳴く鹿の ・・・

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(写真;炭焼き窯跡の前で)

今日も小学1年生の自然体験学習のお手伝い。メニューは前回と同じウォーク・ラリー。この時期に実をつける木の名前や、この山に住む動物、昔里山として利用していたころの炭焼き窯の跡を探したり、どんぐりを採集するというメニュー。それは、無事終わったが、実感として、考えさせられたことがあった。前回は大規模住宅団地にある小学校1,2年生で165名、今回は大阪北部、農村地域にある小学校の1年生で、3校合わせてもたったの23名。農村の過疎化と少子化の実態が顕著に顕れているのである。この地域は隣接していて車で走れば、10分か15分の距離なのである。ずっと前から言われているように、農業問題、過疎化問題、都市問題、少子高齢化、地方分権 ・・・ 全てが根っこで繋がっている政党を超えた政治課題。早く政治が動かねば ・・・。この子たちの未来なくして、国の繁栄などあり得ない。前夜見たIMF専務理事ラガルドさんがでていたNHK「クローズアップ現代」に共感。

しかし、爺さんの心配なぞよそに、子供たちは元気である。前回の住宅団地の子供たちより、間違いなく逞しかった。そして、きょうもまた、「生」鹿が、子連れと思われる3頭で、我々を迎えてくれた。しばらくの間、こっちをじっと見ていたが、「ピュイ~」と一声鳴き、警戒音を発すると、森の奥へと消えていった。

  奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき   (よみ人知らず 『古今集』から)

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今宵のピアノも、前回に続いて、ノルウェイのピアニスト、「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」としましょう。このピアニストは、ジャズ喫茶オーナー、評論家だけでは収まりきらず、レコード会社まで作ってしまった、「寺島靖国」氏の選曲によるコンピレーション・アルバム、「Jazz Audio Fans Only」で教えてもらい聴きだしたピアニストである。寺嶋氏が取り上げた曲は、「ミシェルルグラン/Michel Legrand」の名曲、「What are you doing the rest of your life 」。私のブログ・カテゴリー、「60歳過ぎたら聴きたい歌」の最初にあげた曲でもある。(参照拙ブログ「60歳過ぎたら聴きたい歌(1)~What are you doing the rest of your life ?~」

For Jazz Audio Fans Only

寺島靖国 / ディウレコード

寺嶋氏の言う「ジャズは哀愁とガッツだ!」そのものの演奏。これ一曲さえ聞けばもうこのアルバムの価値は十分である。「ヘルゲ・リエン」のデビューアルバムは、「What are you doing the rest of your life 」。

What are you doing the rest of your life

Helge Lien / Curling Legs

「これからの人生」なんてタイトルは訳されていますが ・・・。 「What are You doing the rest of your life - helge lien trio」

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色づき始めました

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木の実の採集も兼ねて、川西と宝塚の境の雲雀ヶ丘近く、清和源氏ゆかりの寺、「万願寺」付近の山を散策した。ここは秘密?の採集スポット。お目当ての木の実は、クヌギのどんぐり、松ぼっくり、そしてヤシャブシ(夜叉五倍子)の実である。特にヤシャブシはふんだんに採集できる場所。

「ヤシャブシ」は、カバノキ科の落葉高木で、日本固有種、西日本に多く自生する。近年、花の花粉が花粉症などのアレルゲンとなることが知られるようになったので、全部伐採してしまうなんて話が持ち上がっていたようだが、この辺の山には、ヤシャブシが一面に自生している。その面積を考えると、なかなかそこまではいかないようだ。しばらくは、この採集スポットも安泰のようである。

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我が家の近辺は紅葉の気配はまだないが、この辺りは、そう標高も高くないのに、寒暖の差が激しいのか、櫻、クヌギがもう色づき始めていた。北摂の山が紅葉一色になる日ももう近い。櫻の季節と並んで、この地域に住んで本当に良かったと思えるほどの、色鮮やかな紅葉がこの地域を染め上げるのである。

さあ、秋の宵を染め上げる今宵のピアノは誰を選びましょうか。むかしむかし、ジャズ・ピアノを好きになるきっかけを作ってくれたピアニストを選んでみた。残念ながら、エヴァンスではありません。私がエヴァンスを聴くのはずっとずっと後のこと。「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」です。あの「プレイ・バッハ/Play Bach」を発表したのは1959年。もう50年以上も前のことなのです。「バッハ」の名曲をピアノ・トリオでのジャズ・アレンジで聴かせ、バロック旋律をモチーフにして鮮烈なモダン・ジャズを創り上げ、そのメロディアスな新鮮さ、躍動感は、世界的なセンセーションを巻き起こしたものです。いわゆる、ビ・バップ、ハード・バップでジャズに入り込んでいた大学生の私は、ジャズ喫茶ではない別の店で教えられて衝撃を覚えたことを憶えています。

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「ジャック・ルーシェ」は、1934年にフランス西部のアンジェで生まれ、15歳で「パリ音楽院」に入学したが、中退。その後、ジャズに魅せられ、「ジャクリーヌ・フランソワ/Jacqueline Francois」や「シャルル・アズナヴール/Charles Aznavour」等の伴奏を務める。その後、バッハ作品をジャズの表現の中に生かそうと、1959 年に初の「プレイ・バッハ」発表、大成功を収める。たしか第1集から第6集まで出されたが、1974年に病に倒れ、以後10年間はトリオの演奏活動を休止した。しかし、バッハ生誕300周年を翌年に控えた1984年、デジタル録音版の「デジタル・プレイ・バッハ」で見事にジャズのバッハ弾きのトップ・アーティストとしてカムバックした。初期の「Play Bach」に比べ、より流麗で、JAZZYに洗練されたアルバムになっている。まさに「バッハ弾き」の真骨頂が味わえる。

デジタル・プレイ・バッハ

ジャック・ルーシェ / キングレコード

「AIR ON THE G STRING(G線上のアリア) – Jacques Loussier」

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「ジャック・ルーシェ」は「バッハ」だけではなく、「モーツアルト」、「ヘンデル」などの曲も手掛けるほか、「ドビッシー」、「エリック・サティ」、「ラヴェル」らの作品にも意欲的に取り組んでいる。その中で、ソロで「ショパン」のノクターン全曲21番に挑戦した「インプレッションズ・オン・ショパンズ・ノクターンズ」も特筆もの。甘く華麗だがJAZZの基本を損ねることはない。これも秋の宵にオススメの一枚。

インプレッションズ・オン・ショパンズ・ノクターンズ
ジャック・ルーシェ / / ユニバーサルクラシック
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「Chopin/Nocturnes op.9,1~3 -Jacques Loussier」

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木の実集めは着々と ・・・

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このブログでよく取り上げる、私が所属している森の手入れを中心とした山遊びのボランティアとは別に、地域の子供たちに遊びや工作を教えているグループ、こちらは夫婦揃ってお手伝いをしている。これは最初に妻がお手伝いを始め、定年後、私が引きずり込まれたもので、妻は指編みを教え初めてからもう10年以上になる。したがって、最初の頃来ていた子供は20歳ぐらいになっている勘定で、ウォーキングで団地内を歩いていると、時折高校生ぐらいの子や、子供たちからあいさつや声をかけられたりする。こちらはもう顔も忘れているが、一緒に遊んだ子供たち。なんとなく清々しくて、うれしい気持ちになる。

そんなグループの最大のイベントが近づいてきた。11月の初めの休日は、2日間にわたって、団地あげての、いわゆる「文化祭」が開催される。我が団地は結構文化活動が盛んで、3つある自治会館と公民館は、いつもその活動や教室で一杯である。毎年この文化祭には、その多くのグループが発表やら展示をする。そんな中で、我々のグループは、子供たちの「遊びの広場」を開いている。木工細工、木の実工作、編み物、折り紙、昔の遊びなどで精一杯遊んでもらうという広場である。

そして、何が大変と言えば、木工細工、木の実工作の材料の準備である。2日間で延べ2~300人ぐらいの子供たちが遊びに来るのだ。あっという間に材料がなくなってしまう。一日かけて、枝などを加工して、様々な形状や大きさの材料を作る。もっと大変なのが木の実集め。昨年、一昨年はドングリが不作で集めるのに大変な苦労をした。今年は、どんぐりの成長も順調なようで、暇を見てはいくつかある「どんぐりスポット」で集めているし、私が、毎年集めていることを知っているので、山遊びの仲間も手伝ってくれる。今年はそう苦労しなくても大丈夫なようである。

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秋の夜更けに聴くジャズ・ピアノ。ノルウェイから「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」なんぞいかがでしょう。私が、ノルウェイのジャズ・ピアニストといえば、それはご贔屓の「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」のことであった。しかし、うれしいことに、もう一人ご贔屓が増えたのである。それが、「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」。1975年、ノルウェイ生まれというから、37歳。「ピンク・フロイド/Pink Floyd」に最初に音楽的影響を受けたがクラシックへ。しかし、「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を聴いてジャズの世界に入ったという。デビュー・アルバムは、2001年リリースの「What Are You Doing The Rest Of Your Life 」。そして、2002年リリースの第2作「スパイラル・サークル/Spiral Circle」は、いまは休刊している「スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク」に選定された。この時弱冠27歳。

タッチが繊細ではあるが、アドリブは鋭い。そんなバランスの微妙さが魅力ともいえよう。それとベース、「フローデ・バルグ/Frode Berg」とドラムの「クヌート・オーレフィアール/Knut Aalefjaer」がすごい。まさに対等の演奏である。「テイク・ファイヴ/Take Five」にはびっくりしたが、それを聴いてみればわかる。あまり好きなカテゴライズではないが、エヴァンス派と言ってもいいだろう、やはりアルバム全体には、北欧の薫りがする。エヴァンスとは、一定の距離をおいたり、独自の世界観を構築しているが故であろうか。グスタフセンもそうであるが、アメリカや古い時代のジャズにはない、こんな新しい感覚のヨーロッパJAZZにどうしても魅かれてしまう。オスロ、レインボー・スタジオ録音、音質も最高。

SPIRAL CIRCLE

ヘルゲ・リエン・トリオ / ディスク・ユニオン

久しぶりにJAZZのスリリングさ、エッジという感覚を味わった、「Take Five」。ライヴ・バージョンから。

「Helge Lien Trio – Take Five」 アルバム「Helge Lien Trio Live」から。

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馴染のない曲も含まれているが、オリジナルは一曲もないので、ジャズ・スタンダード集といっていいのだろうか ・・・。バラードにもトリオ全員がその冴えを見せるアルバムは「To The Little Radio」。   

トゥー・ザ・リトル・ラジオ

ヘルゲ・リエン・トリオ / ディスク・ユニオン

頑張る爺さんたち(もちろん私を含めて)に捧げる曲は、アルバム、「To The Little Radio」から、「Bill Evans & Stan Getz」の演奏で知られている「Grandfathers Waltz」。いやあ、いいじゃないですか。

「Helge Lien Trio – Grandfathers Waltz」

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炭焼きの準備を始める

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(写真は補修前の炭焼き窯)

炭焼きの季節が近づいてきた。年が明ければ、炭焼きが始まる。「えっ、もうこんなに早くから準備するのか?」と言われれば、「イエス」である。12月の初めには、炭の材料となる「クヌギ」や「コナラ」を伐採し、一定の長さに切りそろえ、山から降ろして、しばらく乾燥させるという「窯木づくり」という材料の準備を終えなくてはならない。そしてその前には、伐る木、伐らない木の選別、それとクヌギ林の林床整備を行わなくてはならない。こうやって逆算していくと、10月には実行計画の立案、11月からは作業の開始というスケジュールになってしまのである。そしてもう一つ大事な作業が、炭焼き窯の点検と補修である。何せ1年のうち、2か月だけしか炭焼きはせず、後は放置されているのである。しかも、炭焼きの時、窯の中の温度は800度とか1000度近くにさらされるのだ。当然メンテが必要なのは言うまでもない。ちゃんとメンテすれば、窯は100年持つといわれている。

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半年ぶりに窯内に入ってみた。この窯ができたのは10年ほど前である。窯の壁はこの山の赤土、いわゆる粘土で作られているが、10年もの使用でだいぶ壁が剥がれてきている。山から赤土を掘って運び、それを篩(ふるい)にかけて細かくし、少量のセメントと水を加え、こねる。それを壁の剥がれた箇所に埋め、鏝(こて)で丁寧に仕上げていく。立つこともままならない狭い窯の中の作業である。約1時間の作業を終えるともう膝はガクガクの有様。外壁部の石組みや頭頂部の補強、窯口周辺の補修も無事に済み、後は養生をして、炭を焼く日を待つばかりである。

この地域は、太閤秀吉の時代から、茶の湯に使われる最高級の黒炭、「菊炭」の産出地として有名である。炭を使う生活や文化が段々すたれていく中で、遊びの山のクヌギ再生林を手入れし、菊炭を焼く技術を伝承していくのが我々ボランティアグループの活動の目的の一つとなっている。これだけの苦労を掛けて補修したのである。いい炭が焼けてもらわないと困るのである。我がボランティア・グループの一大行事、里山文化である「菊炭を焼く技術の伝承」として行っている炭焼きの準備の一つを終え、炭焼きの季節へスタートを切る。

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前にも何度かご紹介しましたが、秋の夜更けに聴きたくなるピアニストの一人が、イタリアの叙情派ピアニスト、「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」。強面の顔に似合わない繊細な美メロを奏でる。初めて聴き、魅せられたガラティのアルバム。極めつけの美メロが構築する詩情あふれる空間。深い哀愁の中に 繊細かつ歌心あるピアノが自在に踊る珠玉の傑作。

キュービック

アレッサンドロ・ガラティ・トリオ / BLUE GLEAM

「Alessandro Galati Trio – cubicq」

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