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今もひそやかに唄い続ける ・・・ ~エヴァ・キャシディ~

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今日は、朝から年に二回ほどある地域の「クリーンアップ作戦」の日。この日は、地域が一斉に総出で、自分の家の周辺や公園の掃除を行うのである。我が家の担当は近所の公園。行ってみると、前の日は大雨のため、たっぷりと水を含んだ枯葉が絨毯のように積もっている。40人ほどのご近所の皆さんと一緒に40分ほどかけて落ち葉掻きを終えた。しかし、水を含んでいるため、落ち葉をかき集めるのも容易ではない。地面や草にへばりつくのである。結構厄介な作業であった。

そういえば、定年後の爺さんたちのことを、払っても払ってもまとわりついてくるので、「濡れ落ち葉」などと世の奥さま方から揶揄されたこともありましたね。また「われも・・族」とも ・・・。定年後、6年半経過したが、私は「濡れ落ち葉」や「われも・・族」にはなっていないだろうという自信はしっかりとありますが ・・・。

2時間ほど経って、ウォーキングの帰り道、先ほどの公園をのぞいてみたら、もうすっかり元の木阿弥。あれほどきれいに掃除をした地面には、もう色づいた落ち葉が積もっていた。この季節、これも仕方ないでしょう。

Eva+Cassidy
 
生前にリリースされたアルバムは、たった一枚。死後のリリースも含めても、本人が残したアルバムがたった3枚、しかし、その素晴らしい歌唱力がゆえに、死後に人気があがり、いまだにそれが続いているという女性シンガーがいる。1996年に残念にも悪性黒色腫(皮膚癌の一種)でわずか33歳で亡くなったアメリカの歌手、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」である。

1963年生まれ。小さいころからジャズとフォークに親しみギターを習っていたという。1986年に「メソッド・アクター / Method Actor」というグループ に参加しアルバムを1枚残す。その後、ワシントンDCでプロデューサーをしていた「クリス・ビオンド/Chris Biondo」と知り合い、「チャック・ブラウン/Chuck Brown」のヴォーカリストに推薦される一方、ビオンドと一緒に暮らしながら、多くの曲を録音した。「さあこれからアルバムをだして ・・・」という矢先、皮膚癌のために1996年11月2日に亡くなってしまった。

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「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」で検索をすれば、10数枚のアルバムがラインナップされてくる。しかし、リリースを予定していたと言われるのは、生前の1枚を除いて、「Live At Blues Alley(96)」、「Eva By Heart(97)」の2作だけだとか ・・・。残りのアルバムは、音楽パートナーや遺族などによって、残された音源から編集し、死後にニュー・アルバムとして、リリースされたものである。そして、何と最新のリリースは、死後15年の節目、2011年に出された「Simply Eva」である。

いまもなお、人の心の中でひそやかに生き続けている彼女のピュアな声への想いが、死してもなお新しいアルバムをリリースを望み、そのアルバムが、さらなるファンを獲得し、その心を癒しているのである。もちろん私が彼女を知ったのも没後10年ほど経った頃。死してもなおファンが増え続ける ・・・。一人の歌手の持つ「歌のチカラ」。こういう歌手を知ると、使い捨て、消耗品、ビジネスの手段となってしまった感のある団体様全盛の今の日本の音楽シーンがまったくつまらなく見えてくる ・・・。

Simply Eva

Eva Cassidy / Blix Street

そんな中から、秋の夜に聴くにふさわしい一枚を選ぶのなら、「Live at Blues Alley」でしょうか。行ったことはありませんが、1965年に創業したワシントンDCにある老舗ジャズ・ディナー&ナイト・クラブ「Blues Alley」でのライブ。1996年1月2日、 この日に「Blues Alley」でのライブを行ったが、その年の11月に彼女は突然の如く旅立ってしまったのである。なんというピュアで躍動感にあふれた声であろうか ・・・。もうリアルタイムで聴くことはかなわないが、彼女のこの声に魅せられてしまった私は、いまだに彼女の新譜(?)がリリースされると買い求めてしまうのである。

Live at Blues Alley

Eva CassidyEva Music

「枯葉」。私はボーカルでは「エヴァ」と「ジャシンサ」の歌うこの「枯葉」が甲乙つけがたいほど好きなのです。

「Eva Cassidy – Autumn Leaves (Live at Blues Alley)」

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全部ではありませんが、「Blues Alley」でのこの「枯葉」を含む、10曲、45分のステージの模様もYOUTUBEにアップされていますので、さらにご覧になりたい方はどうぞ。フォーク、カントリー、ジャズ、ブルース、ソウル、POPS ・・・・、カテゴライズできないピュア・ヴォイスの魅力。
 
「Eva Cassidy – Live at Blues Alley」
1.What a wonderful world 2.Cheek to cheek 3.People Get Ready 4.You’ve Change
5.Time after Time 6.Honeysuckle Rose 7.Autumn Leaves 8.Stormy Monday 9.Tall Trees in Georgia 10.Somewhere over the Rainbow

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4 Responses to “今もひそやかに唄い続ける ・・・ ~エヴァ・キャシディ~”


  1. 風呂井戸
    on 11月 20th, 2012
    @ 6:20 PM

     出てきましたね。エヴァ・キャシディ。
     私も彼女のアルバムは「Live At Blues Alley」からの入門でした。とにかく諸手を挙げて受け入れましたね。(笑)
     私もブログで何回か取り上げましたが、それも後から掘り出しものの録音ものアルバムがリリースされるというところで、そうなってしまっていました。
     ケイティ・メルアも彼女のファンで、彼女の唄の録音ものに自己の歌を加えてデュエットにしたのも面白かったです。
     とにかく今日でも、BBCのベイト27位にベスト盤が入っていますね。エヴァを聴いての秋の夜長を過ごすのも確かに最高です。


  2. 大屋地 爵士
    on 11月 20th, 2012
    @ 10:25 PM

    風呂井戸さん    私も理屈抜きに「Live At Blues Alley」ではまりましたね。いま生きていれば ・・・と思わずにはおれません。「Jazzy、Not Jazz」の先駆けだったかもしれませんね。


  3. シンドバッド
    on 11月 21st, 2012
    @ 10:28 AM

    外野から失礼します。 「Blues Alley」と聞いてどうしても入り込みたくなりました。

    今年1月8日に目黒の「Blues Alley Japan」で「音楽祭」を行ないましたが、本場と同じイメージのジャズ・クラブだそうで、雰囲気も音響も頗る良かったです。マイルス・デービス自筆の絵画が3枚飾られていたりして。毎晩、有名ミュージシャンがライブをやっているようです。

    一度、そういう場所で演奏すると、メンバー全員、どうしてももう1回、となり、年明け1月13日に「音楽祭」をやることになりました。大屋地爵士さん、都合がつけば是非。


  4. 大屋地 爵士
    on 11月 21st, 2012
    @ 10:47 PM

    シンドバッドさん    お誘いありがとうございます。残念ですが、私は炭焼きの真っ最中。12月~2月は動きが取れません。「Blues Alley Japan」とワシントンの「Blues Alley」とは姉妹店?
    どちらも行ったことはないですが、ワシントンの方は、HP(http://www.bluesalley.com/index.cfm)をみると、チケットが25ドルくらい、軽食も同じくらいで、まっリーゾナブルなようです。
    新春のステージ頑張ってください。

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