JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

最近のおもちゃは ・・・

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関西地方も梅雨入りだそうである。遊びの山の公園では、上の写真のような光景も、しばらくは見ることができないだろう。つい1ケ月前、松本に帰省した時には日陰に残雪を見かけたというのに ・・・。季節は確実に進んでいる。

ところで、先日孫娘が熱をだしたので、一日子守を頼まれた。次男夫婦は二人とも働いており、この4月から嫁さんは職場復帰をし、孫娘は保育所に預けているのだが、ある程度の熱があると保育所では預かってくれないらしい。すわ、「育爺」、「育婆」とばかりに勇んで出かけた。

38度くらいあるというので、すこし心配したが、びっくりするほど元気で、食欲はあるし、遊びたい意欲満々で、とても熱があるとは思えないくらい。山のようにあるおもちゃからお気に入りを自分で引っ張り出しきて、一緒に遊べという。

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そんな最近のおもちゃを見て、ちょっとびっくり。電子化玩具というか、ハイテク玩具というか、じじばばがイメージしている玩具、かって我が子に買い与えた玩具とおなじおもちゃもあるが、半分くらいはかなり違うのである。音や歌の出る絵本、おもちゃなどは当たり前、幼児教育のためだろうか、人形が英語でしゃべる玩具まである。

キャラクター人形が英語で、「ストロベリーをくれ」とのたまうのである。そこで、苺の絵の描かれたプレートを人形の口に当てると、「ストロベリーをありがとう」と英語で答える。間違うと、「これはストロベリーではない」という。まあ、ハイテクと言っても、そうたいした技術ではないのだが、それを玩具に応用した点が素晴らしい。

ままごと遊びの道具も、電子レンジやIHヒーター、全自動洗濯機など最新の家電機器である。極め付きは、バーコードリーダーがついている店用のレジ。物にあてると、光って「ピッ」と反応する。こんな玩具を見ていると、戦後68年、日本人の生活がどう変わってきたかが、よく分かる。

このようなハイテク玩具も、それはそれで面白いのであるが、その一方で、単純な水あそびや泥んこ遊び、我が山遊びの仲間でやっている木工細工、ボランティアで続けていた昔の遊びや工作、そんな遊びに、なぜあんなにも人気があるのか、その理由がわかったような気がする。

息子から夜に医者に連れていったら、気管支炎だったとやらの連絡で一安心。そして、梅雨が明ければ、うるさいほど蝉が鳴き、近くの小学校のプールから歓声が聞こえてくる季節となる。

今宵も前回に引き続いて「大石学」。YOUTUBEにソロ演奏がアップされていた。「CECIL MONROEに捧ぐレクイエム AmazingGrace~Peace」。多分出典は、ソロ・ライブ・アルバム、「MANABU OHISHI/大石学 - Requiem/レクイエム」。

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MANABU OHISHI/大石学
Requiem/レクイエム/月下草舎(ゲッカソウシャ)





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「セシル・モンロー/Cecil Monroe」といえば、長年にわたり大石のパートナーであったドラマーというが、2011年8月、千葉の館山で海水浴中、不慮の事故で帰らぬ人となった。彼を悼む並々ならぬ情感が、その指先から伝わってくる。

1955年8月、ニューヨーク生まれ。14才でドラムをたたき始める。 小さい頃から音楽にかこまれて育つ。1978年に来日してから、ジャズ、ロック、ファンク、フュージョンなどジャンルにこだわらず、実に多くの日本のミュージシャンとセッションしたり、レコーディングしている。大石の他にも、「浅川マキ」、「鈴木良雄」、「チャリ-ト/Charito」、「越智順子」、「伊藤君子」、「ネイティブ・サン」、「近藤等則」、「ティファニー/Tiffany」、「中本マリ」 ・・・・など。「パワフルでありながら、繊細でずば抜けたリズム感をもっている独創的なドラマー」という評価で、日本のジャズ・ミュージシャンから、ひっぱりだこのドラマーだったという。

「MANABU OHISHI PIANO SOLO - REQUIEM」 「CECIL MONROEに捧ぐレクイエム AmazingGrace~Peace」

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棚田に映る空

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いつも季節ごとに定点観測?をしているお気に入りの場所、能勢町は「長谷の棚田」へ出かける。周囲の山は大分緑が濃くなってきていて初夏の気配が濃厚。下の方の田んぼは、すでに田植えが終わり、上の田んぼは水が張られ、すっかり田植えの用意ができている。あたり一面、いつものように静かである。聴こえるのは鶯の囀りくらい。下界は30度を超えていたが、ここはさわやかな風が吹いているので、そんな暑さは微塵も感じない。畔のそこここには「アヤメ」が咲いている。棚田に映る空の青さ、雲の白さ、山の緑 ・・・。いつものように、しばらく散策を楽しみ、「ああ!日本だ」とすっきりとした気分で、いつものように棚田を後にした。

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そして、お茶は、猪名川町のカフェ・レストラン「K’z deli (ケーズデリ)」ですることにする。丹波篠山に通ずる県道12号線、「道の駅いながわ」を北へ5分ほど、木津地区にある築150年の酒蔵を改装­した開放感溢れるカフェである。

壊される寸前だった造り酒屋の廃屋を、ホテルのシェフをしていたというオーナーが買い取り、釘を使っていない梁や柱などの重厚な造りをそのまま活かして、1年ほど前にリニューアル・オープンした店。

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奥の駐車場に車を止め、入口の方へまわる。ここはもとは、「花衣(はなごろも)」という地酒を造る醸造所とその酒蔵で、板張りの土壁、大きな瓦屋根、醸造所特有の高い煙突、樽、銘柄のプレート、古めかしいガラス窓などが、その名残を色濃く感じさせる。醸造所だった、およそ200㎡の高天井の重厚な空間は、解放感に溢れ、ゆったりとくつろげる。 隣接の蔵では、落語会やジャズ・コンサートなども企画されている。女性に人気らしく、やはりここも男性客は見かけず、殆どが女性客。まっ、その喧しいこと。私の現役時代、妻はどうだったんでしょうかねえ ・・・。

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静かに聴くJAZZとなれば、やはりピアノでしょうか。このところ、ピエラヌンツイ、ミラバッシ、ガラティ、グスタフセン、モジュジェル、スキバンなど、ずっとヨーロッパの美メロ・ピアノを紹介してきましたが、日本にも彼らに匹敵する美メロ・ピアニストがいる。確かこのブログでも一度取り上げたことがある、「Manabu Ohishi/大石学」。

「レディ・キム/Lady Kim」などのアルバムの歌伴で聴いてはいたが、彼名義のアルバムを聴いたのは、澤野工房の「澤野由明」社長がその音に惚れ込んで、ASシリーズ100タイトルの記念したアルバム「Wish」(2010)からである。その後、ソロ・アルバム、「Water Mirror」(2011)、トリオ・アルバム「Gift」(2012)と続き、今回、トリオ3部作の完結アルバム、「ETERNAL」が発売された。いままでの3枚が、澤野工房のカラーというか、日本人好みの美メロをちりばめたアルバムだったが、今回もその延長上ではあるが、トリオのインタープレイに焦点をあてたという。

さすが澤野社長が惚れ込んだだけあって、その澄み切った音色と、静寂の「間(ま)」の絶妙なバランスにいつも魅かれてしまう。静寂の「間」といえば、「トルド・グスタフセン」のそれを思い出すが、大石は、「間」の中にいつも「和」を感じさせる。ソロももちろんであるが、日本人以外のメンバーとのトリオにも、それを強く感じるのである。それが故に、いつも「ソロ」か「トリオ」で迷ってしまう。トリオであれば、「Wish」、「Gift」、新アルバム、「ETERNAL」、「PAINTED DESERT」、ソロであれば「Water Mirror」、「TOSCA」などが私のお気に入りである。

ETERNAL

マナブ・オオイシ・トリオ / 澤野工房

PAINTED DESERT

大石学トリオ / イーストワークスエンタテインメント

WATER MIRROR

マナブ・オオイシ / 澤野工房

TOSCA

大石学 / インディペンデントレーベル

澤野工房からのリリース・アルバムは、YOUTUBEに殆どアップされていない。澤野以外のアルバムから、トリオ、ソロ演奏を1曲づつ紹介しておきます。

トリオ・アルバム、「PAINTED DESERT」から、スタンダード「But Beautiful」。パーソナルは、大石学 (pf) 米木康志 (b) 原大力 (ds)。

「But Beautiful – Manabu Ohishi Trio」

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ソロ・アルバム、「TOSCA」から、ダリやピカソの作品群から着想したというタイトル曲を ・・・。

「TOSCA - 大石学」

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家族連れ20人と竹パンを焼く

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遊びの山に、ヤマボウシ(山法師、山帽子)が咲き出した。梅雨の季節も近いということである。梅雨の雨中に咲くヤマボウシの花の白さは格別であるのだが ・・・。

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梅雨入りまでには、まだ少し時間があるが、さて、今年の春の寒さはどこへやら、忘れたようにこの5月は気候がいい。やはり5月はアウトドアや行楽のシーズンである。我が遊びの公園でも、小学生の自然体験学習や、所属する各クラブの遊びのイベントやらで、毎週何か行事がここしばらくは続く。

さて、我がクラブの今月のイベントは、いつもの通りの木工細工。それと、竹パン作り。木工細工はいつものように子供たちのユニークな発想が我々を感心させる。そして、大好評の「竹パン」づくり。つくり方はいたって簡単。強力粉250g、牛乳180㏄、バター30g、それに、砂糖25g。塩3g、イースト3gをポリ袋に入れて均一に混ざり合うまで振る。あとは捏ねて、発酵させるため30分ほど寝かせておく。ポリ袋からパン生地を取り出し、細長いひも状に丸め、竹串に巻きつければ、準備完了。あとは、炭火にかざして、焼き上げるだけである。

「これは美味しい!」とみなさんに喜んでもらった「手作り竹パン」、自信の逸品?である。

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さて、今宵の「お久しぶりピアニスト」は、先日の「umie」で思い出したイタリアの大御所、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」。「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」もリスペクトしているという巨匠です。彼を知る前は、ヨーロッパのジャズ・ピアニストで知っているアーティストといえば、「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」、「オイゲン・キケロ/Eugen Cicero」、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio(EJT)」ぐらいであったか ・・・。イタリアン・ジャズ・ピアニストも初めてであったし、ジャズ・ピアノに「エヴァンス派」、「パウエル派」というカテゴリーがあることも初めて知った。

そのアルバムは、「チャント・オブ・タイム/The Chant Of Time」(1997)、「ナイト・ゴーン・バイ/The Night Gone By」(1996)。そして、魅せられて曲は、前者に収録されている、「Un’ Alba Dipinta Sui Muri/壁に描かれた夜明け」。切ないほど美しい。(参照拙ブログ「もしもピアノが弾けたなら(16)~ヨーロッパ・ジャズ・ピアノ・トリオ番外編(2)~」) 彼と20年以上組んで演奏をしてきたのは、「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans Trio」、最後のベーシスト、「マーク・ジョンソン/Mark Johnson」と、ドラムの「ジョーイ・バロン/Joey Baron」。

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 エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ / / ビデオアーツミュージック
 ISBN : B0000C9VP9

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以来、彼のアルバムをずいぶんと聴き、それがミラバッシと出会ったきっかけにもなっている。「エンリコ・ピエラヌンツィ」は1949年、ローマ生まれ。5歳でピアノを始め、10代後半に伊・フロジオーネ音楽院で作曲とピアノ学位を取得した後、ジャズに関心を抱き19歳でプロ入り。’80年アート・ファーマーとの共演で世界的知名度を上げると、以後はヨーロッパやアメリカの多数著名アーティストと共演し、国内外で自身のトリオを持つなどベテラン・ピアニストとしての地位を不動のものにしていく。多作でも知られ、ほとんどが彼のオリジナル作品となるアルバムをこれまでに30枚以上もリリースしている。

「静謐」、「叙情」、「美メロ」、「緊張」、「躍動」、「哀愁」、「リリシズム」 ・・・。「ビル・エヴァンス」に捧げられた形容詞がそのまま「ピエラヌンツイ」にも当てはまる。

多作なのでとてもすべてをカバーできないが、その中で渋いジャケットが光るピエラヌンツィの代表作の一つは、1995年のミラノ録音の「Seaward(海へ・・)」。彼独特のリリシズムを感じる美メロが溢れている。パーソナルは、Enrico Pieranunzi(p), Hein Van De Geyn(b), Andre’ Ceccarelli(ds)。

Seaward

Enrico Pieranunzi / サウンドヒルズ

「Seaward – Enrico Pieranunzi Trio」

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すこし心地よさの方に流れていた「ピエラヌンツイ」に「喝っ!」が入ったのが、「Permutation」(2012)。20年来の鉄壁のトリオを解消して、「スコット・コリー/Scott Colley(b)」、「アントニオ・サンチェス/Antonio Sanchez(ds)」という、新しいメンバーで再出発をしたが、そのリズム・セクションが強壮剤となったのか、見事に若返った。

Permutation

Enrico Pieranunzi / Camjazz

そんな若返りピエラヌンツイの新しき美メロ「Whitin the House Of Night 」を ・・・。

「Whitin the House Of Night – Enrico Pieranunzi with Scott Colley and Antonio Sanchez」

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ここで特筆しておかなくてはならないのが、EGEAからリリースされたシリーズ。どれもが洒落た絵画風のジャケットで、叙情的な美しい演奏に溢れている。特にお気に入りは、「マーク・ジョンソン」に加え、クラリネットの「ガブリエル・ミラバッシ/Gabriele Mirabassi」とのトリオによる「Racconti Mediterranei/地中海物語」。穏やかな春の地中海を思わせるゆったりとした演奏で心地よさを誘う。

Racconti Mediterranei

Enrico Pieranunzi / Egea

なかでも、私の臨終のときに流れていてほしいと思う、「マイ・ラスト・ソング」の候補の一つでもあるのが、「Un’ Alba Dipinta Sui Muri/壁に描かれた夜明け」。ピアノトリオ始め、いくつかのバージョンがあるが、一番のお気に入りは、このアルバムに収録されているバージョン。(参照拙ブログ「もしもピアノが弾けたなら(20) ~彼岸のBGMは・・・~」) 再掲 ・・・。

「Enrico Pieranunzi, Gabriele Mirabassi, Mark Johnson – Un’ Alba Dipinta Sui Muri」

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子供120人と里山をちょっとだけ学ぶ

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春の「自然体験学習」が始まった。全国的なカリキュラムかどうかは分からないが、大阪府や兵庫県では実施されている、小学校の3、4年生を対象に自然、環境に関することを学んでもらう体験学習である。

毎年、春と秋に大勢の小学生がこの学習のため、公園を訪れる。この日のカリキュラムは、120人余りの小学生に、「芝刈り体験」をしてもらうというメニュー。

まず「里山とは何か?」ということや、森の手入れ、伐採の大切さをちょっとだけ学び、それから実際に山に入って、鋸を使って伐採された木から、柴を作ってもらう。この鋸の使い方を教えるのが大変で、殆どの子供たちが、鋸を使うのが初めてなので、怪我をしないように細心の注意を払って教えなければならない。それと力の入れ方のコントロールが、なかなかうまくできないので早くは伐れない。しかし、伐り落とした時は結構快感があるようで、あちこちで歓声が上がっていた。

その後、昔の人と同じように、竈(かまど)で薪を使って火を焚き、各自持ち寄った具を使って豚汁を作り、昼ご飯にする。まあ、ざっとこんなメニューであるが、ちょっとだけではあるが、里山やそこでの生活体験を通じて自然や環境の大切さを理解する。まあ、体験学習の建前はそうだが、サポートする爺さんたちにしてみれば、半ば遠足気分でも、自然の中で少しでも楽しくすごしてもらえればそれで十分 ・・・というのが本音である。

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このところ、「レシェク・モジュジェル/Leszek Mozdzer」にどっぷりはまっている。「クリシュトフ・コメダ/Krzysztof Komeda」へのオマージュ的アルバム「Komeda」が、あれほどの出来映えだと知ってしまうと(参照拙ブログ「ふるさとエレジー(20) ~いつもの蔵通りにて~」)、もう一人のポーランドの国民的音楽家「ショパン (フルィデールィク・フランチーシェク・ショペーン)/Fryderyk Franciszek Chopin」を、彼がどう弾いているのか聴きたくなってくるのは、当然といえば当然のことである。アルバムは、ズバリ「Impressions on Chopin」。

ポーランドと言えば「ショパン」である。ポーランドのピアニストがショパンを弾くのは、当たり前といえば、当たり前のこと。その当たり前のことが、このアルバムでは、凄いことになっている。モジュジェルは、ショパンと真っ向四つに取り組み、自由奔放、縦横無尽な演奏を繰り広げている。彼は、5歳でピアノを始め、18歳でジャズに出会ったというから、その間に身につけたクラシック・ピアノの基礎的な技法は確かなものでろう。その上に奔放なジャズのイマジネーションを拡げている。

ご贔屓「小曽根真」のアルバムに、「ロード・トゥ・ショパン/Road To Chopin」というアルバムがある。最初は、「アンナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」を、彼女とは知らずに聴いていたアルバムである。このアルバムは、ジャズの世界から見たショパンへの小曽根のアプローチといった感がするのに対し、「Impressions on Chopin」は、モジュジェルが、ショパンをジャズという自由な空間へ解き放っている感じがする。ゆえに、JAZZの血が騒ぐという点で、モジュジェルに軍配をあげざるを得ないのである。

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Impressions on Chopin

Leszek Mozdzer / Universal Poland


 
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「Leszek Możdżer – Impressions on Chopin, Etude op. 25 no. 4 」
 
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海へ、umie ・・・

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JR大阪駅の北側、かってのJRバックヤードの跡地に4月26日に街開きした複合ビル群、「グランフロント大阪」の来場者数が、6日までの11日間で367万人に達したという。連日TVで報道されていたが、根っからの新しいもの好き、興味はないことはなかったが、その人出を聞いて、「この歳になって、そんなところへはよういかん、ほとぼりが冷めるまで見送ろう」と決めた。

一方、ダイエーや阪急百貨店などの撤退などもあって、長い間低迷を続けていた神戸港に隣接する商業施設、「神戸ハーバーランド」のメイン施設が、「神戸ハーバーランドumie(ウミエ)」として、4月18日にリニューアル・オープンした。この界隈は、このブログでも何回となく登場している、わが街歩きの定番コースである。「umie」、なかなか響きのいいネーミング。早速、混雑する連休を避けて、その変わりぶりを見に行ってみることにした。

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かって、閑古鳥が鳴いて薄暗かった立体駐車場だったが、平日なのに車が一杯。しかも、他府県ナンバーが多い。エレベーターを降りると、いよいよ、「umie」。リニューアルだから、基本的に前と同じ空間なのに、明るい解放感に包まれている。たぶん、色使いのためであろう、なんとなく暖色系、ラテン系の色で、海辺を感じさせる。

リニューアル後は、200を超えるほどのテナントが入ったそうだ。「ZARA」、「H&M」、「UNIQLO」などの有名ブランド、シネマ・コンプレックスのほか、地元神戸のブランドも結構入っているようだ。運営は、各地のモールで成功しているイオンモールだという。神戸のイメージを最大限利用して、若者中心の集客に舵を切ったようだ。

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そして、かっては海運で栄えた、神戸港に隣接する栄町という区域がある。今は、三宮、元町に中心が移ってしまって、寂れた感があったが、そのレトロな街並みを活かして、多くの若者たちが古いビルにブティックや雑貨屋などを開き、今では新しい情報発信、観光の場として多くの若者たちで賑わっている例もある。海に面した「モザイク」には、「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」がオープンしたというから、子供を中心とした家族連れの集客力もアップするに違いない。ショッピング中心の「街づくり」が多少気にならない訳ではないが、この賑わいが尻つぼみにならないよう、「umie」が神戸の街に定着して欲しい。

いずれにしろ、神戸を愛する私としては、喜ばしいことに、またひとつ「街歩き」のスポットが増えたのだ。

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さて、「お久しぶりピアニスト」は、海辺へ出かけたこともあって、「海辺のピアニスト」と呼ばれている、「ディディエ・スキバン/Didier Squiban」。フランス、ブルターニュ出身のピアニスト、作・編曲家である。「ブルターニュ」、そして「海」が一貫した彼のテーマ。(参照拙ブログ「海辺のピアニスト」など)

1959年フランス、ブルターニュ地方のプルーダルメゾーに生まれる。8歳のときに教会のオルガンに魅せられてピアノを始める。ジャズ・オーケストラの結成や、音楽活動“ケルトの文化遺産”への参加などさまざまな活動を経て、1997年より、「ブルターニュ、海」をテーマにしたソロ・ピアノ3部作となるアルバムを発表し、大きな評価を得た。「まるで予定調和のようなヒーリング・ミュージック」という評価もあるが、私は心安らぐ究極のBGMとして、一日中流していたこともある。
  
三部作、第一作目のアルバムは、ブルターニュの伝統音楽、「ケルト音楽」へのオマージュとなった「MOLENE~この世の果て」。これはブルターニュ・アルバム大賞を受賞したという。3つの組曲、(「三つの石」、「泡のすみか」、「バネック島」)、全18曲からなる壮大な叙事詩。

MOLENE/モレーヌ~この世の果て(ピアノ三部作(1)) (CCCD)

ディディエ・スキバン / avex io

「組曲No.2:泡のすみか」から「夜のワルツ」。

「Didier Squiban – Variations sur laridé à 6 temps」

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1999年、第二作としてリリースされた「Porz Gwenn~白い港」は、ドイツの最優秀ジャズ・アルバムを受賞したという。ブルターニュ地方の歴史、民話などに想を得たアルバム。

Porz Gwenn/ポルス・グウェン~白い港(ピアノ三部作(2))

ディディエ・スキバン / avex io

「ピアノ・ソロ」三部作の最後は「ROZBRAS ~12の色彩」。ブルターニュ地方の伝統的な「Gwerz/グウェルス」と呼ばれるアカペラ・ソロで歌われる「哀歌」を、イメージして、12曲のバラードをちりばめたアルバム。曲ごとに日本語で色のイメージがつけられている。

ロスブラス~12の色彩(ソロ・ピアノ三部作(3))

ディディエ・スキバン / avex io

そのラストのイメージ、「イメージ12/淡水色の記憶」。
 
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路傍の花、樹々の鳥(32 ) ~延喜式の社へ ・・・~

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昨日の雨から一転。初夏を思わせる爽やかな風。午前中にウォーキングは済ませてはいたが、午後久しぶりに、ご近所の延喜式の社、「多太(たぶと)神社」まで足を伸ばす。切通しの近道を抜けると15分ほどである。最近は一部に宅地開発もされて、ちょっと趣も違ってきたが、最初にこの切通しを抜けた時は、どこの山道に迷い込んだのかと思ったほどであった。

それでも、切通しの傍に咲いている、3mはあろうかという大きな「オオデマリ(大手毬)」、「ヤマツツジ(山躑躅)」、「アイリス」などが、目を楽しませてくれる。抜ければ、すぐそこが「多太神社」である。

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さて、延喜式神名帳に、「摂津国川辺郡 多太神社」とある式内社である。すぐ近くにある、清和源氏の祖、「源満仲」が970年に創建した「多田(ただ)神社」が有名で、呼び方が同じため、地元では「たぶと」と呼んで区別している。 

当社の創建について、社頭に掲げる案内には、「創立年代は明らかでないが、延喜式内社である」とあるだけで詳細不明だが、御祭神は、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」、「伊弉冊尊(いざなみのみこと)」、「日本武尊(やまとたけるのみこと)」、「仁徳天皇(にんとくてんのう)」となっている。
 
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享保年間(1716~1736年)のころ、この社を「平野明神」と呼んでいたが、調査で、延喜式内社の「多太社」であることが判り、元文元年(1736年)に、寺社奉行「大岡越前守」によって古い社の由緒を失わないようにと社名を正し、「多太社」と刻んだ社号標石が建てられた。この標石は、今でも残っていて、市指定文化財となっている。

御本殿は、春日造りの一間社で、大きな覆い屋に納められているが、内陣厨子内の小箱に書かれた墨書から、建築年代は、元禄六年(1693年)の造営であることが確認されまたという。さほど広くもない境内。いつ来ても、まず人がいない。知名度の高い「多田神社」とは対照的である。しかし、毎年の秋の大祭には、関西でいう所の「だんじり」、「山車」や神輿が出て、この時ばかりは大変賑わうのである。

再び、切通しを帰り、わが街、ご近所の洋菓子屋さん「ファレース/Falaise」でお茶をする。フランス北部、ノルマンディー地方の小さな古城にちなんだ名前のこのお店、我々夫婦の地域の御用達とも言っていい。ケーキが大変おいしいので、我が家のケーキは大抵ここで用達することが多い。少し汗ばんだので、今年初めてのアイス・コーヒーを飲んだ。私は、断然、「ホット」派なのであるが、今日ばっかりは、この「アイス」は実に美味かった。

Lars+Danielsson
 
前回のブログで、「レシェク・モジュジェル/Leszek Mozdzer」とのデュオ、「パソドブレ/Pasodoble」を聴き、すっかり惚れ込んでしまったのが、スウェーデンのベーシスト、「ラーシュ・ダニエルソン/Lars Danielsson」。

1958年スウェーデン生まれ。イェテボリの音楽院でクラシックのチェロを学び、その後ベースとジャズに転向という。スウェーデンの女性歌手のアルバムなどで、サイドメンとして、たびたびクレジットされているので、名前だけは知っていたが、彼のリーダー・アルバムなどは、聴いたことはなかった。そんな彼の代表作、「Libera Me」をオススメにより聴いてみた。

このアルバムで彼は、ベースだけでなく、チェロ、ギター、なんとピアノまでも弾くという才人ぶりを発揮している。そして、クラシック畑出身らしく、オーケストラ(DR Danish Radio Concert Orchestra)の使い方が素晴らしい。先日、ブログに書いたミラバッシの新譜とは大違いである。収録曲の半分ほどが、「ダニエルソン」自身の作曲であるが、いずれも抒情性に溢れた美メロで、期待に違わず作曲家、アレンジャーとしての才能にもすぐれていることを実証しているようだ。

そして、このアルバムには、ボーカルとして、デンマーク出身の「セシリア・ノービー/Caecilie Norby」が参加している。(参照拙ブログ「北欧美女シンガー図鑑(その7最終回)~デンマークを彩る個性的な歌姫たち~」) 北欧美女シンガーに始まり、それがきっかけで東欧美女シンガー、「アンナ・マリア・ヨペク/Anna Maria Jopek」に出会い、さらにそれが「クリシュトフ・コメダ/Krzysztof Komeda」につながり、「レシェク・モジュジェル」、「ラーシュ・ダニエルソン」に出会い、また北欧美女シンガーへと回帰した。音楽の連鎖がここに完結したのだ。

Libera Me (Hybr)

Lars Danielsson / Act Music + Vision

まずは、「ラーシュ・ダニエルソン」のベース・ソロから、お馴染み、「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」の「青春の光と影/Both Sides Now」。ベース一本で奏でられる極上の世界。

「Lars Danielsson - Both Sides Now」

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そして、オーケストラとの絡みが素晴らしい美メロで、オリジナルのタイトル曲、「Libera Me」。

「Lars Danielsson - Libera Me」

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路傍の花、樹々の鳥(31 ) ~ご近所は薔薇の季節~

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薔薇の季節である。薔薇の名前はほとんど知らないが、ご近所の庭先やウォーキングに道筋にいくつも咲いている。薔薇は手入れが大変であると聞いているが、やはり華麗、愛好家が多いのであろう。

黄モッコウは、秋篠宮家・眞子内親王のお印であるという「モッコウバラ(木香薔薇)」、中国原産で、宝永年間(1704年~1710年)に渡来したという、「ナニワイバラ(浪花茨 、難波茨)」など ・・・。「つるバラ」の系統が多いようである。しばらくの間は、ウォーキング途中の目を和ませてくれるに違いない。

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さて、今宵のピアノ。「風呂井戸」さんに教えた頂いたポーランドの鬼才、「レシェク・モジュジェル/Leszek Mozdzer」のデュオ。ソロ・アルバム、「コメダ/Komeda」に続いては、やはり「風呂井戸」さんおすすめの、スウェーデンの有名なベーシスト、「ラーシュ・ダニエルソン/Lars Danielsson」と組んだアルバム、「パソドブレ/Pasodoble」(2007)。

「レシェク・モジュジェル/Leszek Mozdzer」。あの「アナ・マリア・ヨペク/Anna Maria Jopek」のアルバムでピアノを弾いていた男。「Bosa」、「Barefoot」、「Nienasycenie」、「Upojenie」、「Farat」、「Secret」、「ID」とちょっと確認しただけでこんなアルバムのピアノを弾いていた。何としたことでしょう、「風呂井戸」さんに示唆されるまで気が付きませんでした。やはり縁があったんでしょう。

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いやあ、「Pasodoble」、聴いて驚きました。一音一音が端正でクリア、フォルテからピアニッシモまで自在に繰り出される「モジュジェル」のピアノにまず心を奪われる。そして、これまたクリアで暖かい音を響かせる「ダニエルソン」のベースあるいはチェロとの絡み。緩急自在に、時には優しく、激しく ・・・。「レシェク・モジュジェル」は、1971年ポーランド生まれ、一方、「ラーシュ・ダニエルソン」は、1958年スウェーデン生まれ。そんな年の差や、国の違いなど一切感じさせない音楽の世界。「目くるめく音楽世界」というのはこんなことを言うのであろう。

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「パソドブレ/Pasodoble」は、スペイン語で、闘牛とフラメンコをイメージしたダンスを呼ぶ言葉の他に、「二重歩、double step」の意味があるという。まさに「Pasodoble」である。ピアノとベースのデュオの傑作に新たな一枚が加わったと言えよう。

1708年に、イタリアでピアノが発明されて300余年。鍵盤と連動したハンマーで弦を叩くという画期的なメカニズムにより、タッチによる音の強弱、指の動きの速さへの追従性が驚異的に改善され、この楽器は「ピアノ・フォルテ」などと呼ばれるようになり、それ以降の音楽に革命的とも言える変化をもたらした。「レシェク・モジュジェル」のピアノを聴くと、なぜこの楽器が「ピアノ・フォルテ」と呼ばれたか実感できる。

Pasodoble (Dig)

Lars Danielsson & Leszek Mozdzer / Act Music + Vision

「Lars Danielsson & Leszek Mozdz -Reminder (Pasodoble)」
 
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「Lars Danielsson & Leszek Mozdzer – Pasodoble」
 
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母の日近づく ・・・

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久しぶりの雨。春に降る雨には3種類あるそうだ。花に降る「紅雨」、新緑に降る「緑雨」、にわか雨の「白雨」。窓から見る今日の雨は、山の緑を煙らす「緑雨」か ・・・。

さて、毎年訪れる「母の日」。今年は5月の第2日曜日、5月12日である。我が家は、子供は男ばかりだったので、長じてからは誰も「母の日」なんて言いだすことも、まして祝うこともなかった。ところが次男が結婚してから状況が劇的に変わったのである。次男がお嫁さんにせかされてか、次男夫婦が毎年、「母の日」のプレゼントを持ってくるようになったのである。その結果、この時期になると、妙にそわそわしているのが妻である。今年も12日に来たいという電話があった。

バレンタイン同様、業界に踊らされていることは十分分かっていても、感謝の言葉やプレゼントを贈られるのは誰しもうれしいもの。きっと今年は、大分言葉を覚えてしっかりと話ができるようになってきた孫娘からプレゼントを渡されるのであろう。妻にとって、この日が最良の日になることは、間違いのないところ。さて、お次は6月16日、「父の日」か ・・・。

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ところで、「母の日」のプレゼントに、音楽を添えてと考えている方に、格好の曲があります。「愛」がテーマの歌が山ほどある中で、そのクリアで呪文のようなフレーズが耳に残っている曲があります。「エンヤ/Enya」の「アマランタイン/Amarantine」。

「エンヤ」。ケルト音楽をベースに独自の音楽を展開するアイルランド生まれの女性ミュージシャンで、今なお、生まれ故郷であるアイルランドでの活動を続け、各国でアルバムが発売され、世界的な人気を得ている。日本でも、この歌を含め、CMや番組のエンディングなどに彼女の曲が多用されているので聴いた方も多いであろう。

タイトルの「アマランタイン(Amarantine)」は、詩人が「永遠の花」を語る時に使う言葉だという。エンヤ曰く、「アマランタインと呼んだのは永遠性を込めてのことなの ・・・。」
ちなみに、母の日に贈られるピンクのカーネーションの花言葉は、 「感動」、「感謝」、「美しい仕草」だそうです。

アマランタイン

エンヤ / ワーナーミュージック・ジャパン

【 Amarantine (アマランタイン) 】   作詞・作曲;Roma Ryan, Enya,Nicky Ryan

「♪ You know when you give your love away  愛を人に贈ると 
   It opens your heart, everything is new    心が開かれて、すべてが新しくなる  
   And you know time will always find a way  そして時は、必ずそれが真実だと 
   To let your heart believe it’s true          あなたが信ずるように導いてくれる

   You know love is everything you say      あなたが口にする全てのものは愛
   A whisper, a word, promises you give     囁きも、言葉も、交わす約束も
   You feel it in the heartbeat of the day     あなたは一日の鼓動にそれを感じる
   You know this is the way love is          愛はそういうもの

   Amarantine、Amarantine、Amarantine      アマランタイン、・・・・・・・
   Love is. Love is. Love….                 愛はそういうもの ・・・・  ♪」

「Enya – Amarantine」
 
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GWに子供たち20人と鯉のぼりを作る

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5月6日は、1日遅れの「子供の日イベント」。この公園で、いつも遊ばせてもらっているいくつかの団体がお手伝いをしての特別イベントの日である。メニューは、「鯉のぼりつくり」、「柏餅づくり」、そして「木工細工」。いずれも「作る」ことを楽しんでもらうメニューだ。

幸いなことに五月晴れ、昨日まで肌寒かった気温も朝方はひんやりしていたものの、すぐにうなぎのぼり。連休最後とあってか、10時過ぎには駐車場も満杯の盛況。GW前半は寒くて、ほとんど遊ぶ人のいなかった水の広場も、水あそびをする子供たちで一杯。後半になってやっといつものGWらしくなってきた。

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子供20人との鯉のぼり作り。できあがった子供から、鯉のぼりをずらっと並べ、風にはためかせてみる。この日は風が強かったので、よくはためく。親御さん達も含め、一同、ご満悦顔で写真に収まる。そして、柏餅づくり。午後からは、我々の森の手入れの際の間伐材を使っての動物づくり。  鹿、リス、カメ、猿、カタツムリ、カバ、犬、 ・・・などいろいろなサンプルを用意したが、子供たちは、最初はサンプルを見て作っていたが、やがて自由に発想を膨らませて色々なものを作っていく。いつもながら、その創造力には感心する。用意した材料は瞬く間に使い切ってしまった。

今宵のピアノは、ご贔屓、「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」の新作「Viva V.E.R.D.I.」。予約注文していたが、リリースが1ヶ月近く遅れ、GWにやっと手元の届いた。新作は、オーケストラとの共演と聴いていたが、なんと開けてみると韓国、「Goyang (高陽市)Aram Nuri Hall」でのコンサートを収録した作品。

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ミラバッシ、韓国でも相当な人気らしく、このライブは、2011年秋、韓国~日本コンサート・ツアーの時のもの。この時、ミラバッシは「さくらさくら」を日本へのメッセージとして、YOUTUBEにアップしている。(参照拙ブログ「路傍の花、樹々の鳥(29) ~ご近所のエドヒガン~」

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ストリングスは総勢31人の地元のアーティストたちで構成されたオーケストラ、「Bee String Orchestra」。アルバム・タイトルの「Viva V.E.R.D.I.については、ミラバッシ自身が、こう語っている。『・・・ 「V.E.R.D.I.」というタイトルについては、イタリアが生んだ大作曲家「ヴェルディ/Verdi」と併せて、19世紀初頭、イタリア統一を成し遂げた「イタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ/Viva Vittorio Emanuele Re D’Italia」の頭文字という2重の意味を持たせている ・・・』。

耽美、哀愁、繊細 ・・・、相変わらずのミラバッシの世界である。そこは申し分ない。しかし、ストリングス、オーケストラとの共演がなぜ必要であったのだろうか? 私には、そのコンセプトがよくわからず、ストリングスが絡むことによって、むしろ興を削がれてしまっている印象の方が強い。ただ1曲、ラストに演奏された日本でもよく知られている「アリラン/Arirang」。もし、意義があるとすれば、この1曲であると思う。

VIVA V.E.R.D.I. [輸入盤]

Giovanni Mirabassi / CAM Jazz

アルバムにも収録されている「The Ancient Oak」。ソウルでのコンサート・ライブから。 Giovanni Mirabassi (p)、Gianluca Renzi (b)、Lukmil Perez Herrera (ds) with Bee String Orchestradirected by Lorenzo Pagliei

「The Ancient Oak – Giovanni Mirabassi trio and the Bee String orchestra live in Seoul」

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GWに薔薇を一鉢買う

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連休後半、子供の日。三男の帰省に合わせ、孫娘と次男一家との食事会は先日既に済ませ、たぶん、どこへ行っても満員の人出だろうと、家にいることに決めた。が、昼過ぎてからあまりの陽気に、お茶をしがてら隣町の「あいあいパーク」まで出かけることに ・・・。隣町の「宝塚市」、「池田市」一帯は、古くから植木、造園業など花卉(かき)産業が盛んなところで、あちこちに育苗のための農園がある。

「あいあいパーク」は、阪神淡路大震災の後、倒壊した住宅などの跡地に建てたイギリス風の建物に、花や緑を売るガーデニングの店やレストラン、雑貨屋などが入っている。(参照拙ブログ「印象に残る一本の薔薇」) そこの中庭で、薔薇の即売会をやっていた。中庭に入ると、一面の薔薇とその薫りで一杯。「薫りのいい小ぶりの薔薇を」ということで、「リトル・アーティスト」という品種の薔薇を一鉢買い求めた。それと、今夜の菖蒲湯のための葉も ・・・。

やはり、薔薇は華やかでいい。この時期いつも訪れる「荒牧バラ園」もそろそろ見ごろであろうか。来週あたり行ってみよう ・・・。

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「スウェーディッシュ・ビューティ!」と聞いた途端に、「パブロフの犬」と化す私ですが、なんと「イザベラ・ラングレン/Isabella Lundgren」のアルバムをCDショップの店頭で観てしまったのです。前回に続くニュー・カマーの紹介です。

帯に曰く、『スウェーデンからコケティッシュなシンガーがデビュー! ノスタルジー溢れる甘美な歌声で切ない女心を歌い上げた珠玉のバラード チャーミングなイザベラの歌は聴く人の心を捉えて離さない ・・・。』 こうなると、Nothing can be done.

「イザベラ・ラングレン」は、スウェーデンのヴァルムランド生まれ。両親が聴いていたレコードから音楽、とりわけジャズに興味をもったと言われます。18歳の時、ニューヨークに渡り、大学で音楽を学びながら多くのジャズメンとも共演したようです。22歳で帰国するやいなや、その実力を認めたレコード会社と契約し、幸運なデビューを飾り、スウェーデン・ジャズ界にフレッシュな新風を送り込んだ注目の新人である。現在はストックホルムに住み、将来は司祭となるため大学で神学を学んでいるという変わり種。

デビュー・アルバムは、「It had to be you (若しあなただったら)」。1920年代から40年代を中心とした、すこしレトロな時代のスタンダードのバラード集である。そのノスタルジックで甘い歌声は、あの早逝の美人女性歌手、「ビバリー・ケニー/Beverly Kenney」を思い起こさせる。上品で楚々たるスウェーディッシュ・ビューティ、「イザベラ・ラングレン」。

It had to be you (若しあなただったら)

イザベラ・ラングレン / Spice of Life/Savvy

残念ながら、上のアルバムからはYOUTUBEにアップされている曲がないので、一番彼女の雰囲気が出ている動画から、スタンダード「You’ve Changed」を選んでみました。

「You’ve Changed – Isabella Lundgren」

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