JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

薪ストーブに火が入って ・・・

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今朝、新聞を取りに玄関を出たら、鉢に氷が張っていた。今シーズン初めてである。そして、山の遊び場に向かうため、車のエンジンをかけたら、路面凍結注意の警告表示がフロントパネルに出た。3.5℃以下になると表示されるが、外気温は2℃を示している。寒いはずである。大阪では初雪を観測したとのニュース。
 
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我が遊びの山のビオトープにもしっかりと初氷が張っている。こんな今季一番の寒さの中を、地域の幼稚園児たちが元気いっぱい遊びに来てくれた。公園と市の教育委員会が主催の「森の幼稚園」に参加するためである。我々の遊び場の公園で、探検や遊びをしながら、この公園に生息している動物や昆虫などを発見し、木の葉やどんぐりなどを採集して、里山に親しんでもらうという企画である。10月に実施する予定であったが、台風のため1ケ月ほど延びてしまったものである。
 
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園児たちと一緒に散策路を廻り、この山に生息する動物、といってもほぼ実物大のイラストの看板をおいたものであるが、それらを発見したり、かって里山として盛んに利用されていたころの炭窯跡や、この地域特有の銀銅鉱採掘跡の「間歩(まぶ)」をみたり、どんぐり、クヌギやモミジ、ホウノキの葉やドングリ、真っ赤な「サンシュユ(山茱萸)」の実を採集して遊ぶ。寒くて風も強かったが、天気は上々、園児たちは元気いっぱい。絶え間なく落ちてくる色とりどりの落ち葉や、紅葉の美しさに歓声をあげていた。

そしてお楽しみのお昼ご飯は、我々が昔ながらの竈で炊いた古代米と具沢山の豚汁。3杯も4杯もお代わりする子も多く、その旺盛な食欲に感心する爺さんたち。そして午後は、どんぐり独楽(こま)と、どんぐり笛づくり。お土産と思い出を一杯持って帰ってもらう。

管理センターの薪ストーブには、先週から火が入った。薪は我々が伐採したクヌギを十分乾燥したもの。暖かい炎。早速、昼食後の園児たちが集まってきて、じっと炎を見つめている。本当に癒しの炎である。

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夜、観た映画(DVD)は、「17歳のエンディングノート」。白血病で余命9か月の宣告を受けた17歳の少女が、残りの人生でしてみたい事柄を実行していく中で恋に落ち、生きる意味を見いだしていくというドラマ。いや泣かされましたね。いわゆる「泣かさせるための映画」かなと思って、ちょっと引いた感じで見始めたが、お決まりのステレオ・タイプの「泣かせ映画」ではなく、ドロドロでなく、さわやかというか、そんな感じの泣かされ方でした。この映画を見たのは、最近よく聴いている「ダスティン・オハロラン/Dustin O’Halloran」が音楽担当だと知ったから。監督は「オル・パーカー/Ol Parker」、主演は「ダコタ・ファニング/Dakota Fanning」。

17歳のエンディングノート [DVD]

TCエンタテインメント


 
そして音楽担当の「ダスティン・オハロラン」の映画での演奏をYOUTUBEからアップしておきましょうか。

「Now is good- Tessa Theme / Dustin O’Halloran」
 
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「Dustin O’Halloran- Carry me」
 
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それにしても、「アイソン彗星」が消滅とは ・・・。

 

再び彗星を見たい、その一心で ・・・

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(写真は産経新聞より/16日午前5時27分、岡山県美作市で撮影されたアイソン彗星/倉敷科学センター)

なんと朝、5時20分に目ざまし時計をかけ、起きた。「アイソン彗星」を見ようと思ったからである。

『「世紀の大彗星になる」と期待されるアイソン彗星が29日、太陽に最接近する。国立天文台によると、明るさは、現在は4~5等にまで急激に増し、双眼鏡を使えば明け方の東南東の空で見られるという。明けの明星(金星)より明るいマイナス6等ほどになると予想されている。』(朝日新聞11月20日朝刊より)

『この彗星は、これから来年の1月頃までは見られますが、その後は地球からどんどん遠ざかります。いまの時期は、12月の初めまでは、特に明るく、天体望遠鏡がなくても、夜明け直前の東の低い空で、双眼鏡または肉眼でも見られます。特に、明日(日曜日)と明後日(月曜日)は、水星と土星に接近。広く晴れることが予想される明日の明け方、日の出の1時間くらい前、が狙い目です。東京では、明日の日の出の時刻は「6時25分」なので、「5時半頃」が良さそう。観察してみてはいかがでしょうか。 ・・・ 』(exiteニュースより)

こんな記事を見つけたのです。この彗星を見たい一心で、柄にもなく早起きをしたわけ。私は一度だけ尾を引く彗星を肉眼で見たことがある。1997年4月1日に近日点通過をした、「ヘール・ボップ彗星」である。この時は、日本でも、そして近日点通過の頃、出張をしていたマイアミでも全く見ることができなかった。ところが、それからほぼ1ケ月くらいたった4月の下旬、この時出張していたスウェーデンで、何気なく夜空を見上げたら、ゴシック建築様式の教会の尖塔の脇に、まさしく尾を引いている「ヘール・ボップ彗星」が見えたのである。いや感激しました。(参照拙ブログ「欧州JAZZY紀行(2) ~スエーデン 北緯60度にて~」) 

その感激が忘れられず、今年の3月10日、近日点通過をした「パンスターズ彗星」の時は、天体望遠鏡まで用意したものの、見つけることができず悔しい思いをしたのである。(参照拙ブログ「彗星、いまだ見えず」) 

さて、今度の「アイソン彗星」は ・・・と、相当に期待をかけているのである。この日の結果は、時間も視界も良かったが、我が家の東側には小高い山があり、それに遮られて残念なこと見えなかったのである。12月から1月にかけてはもっと高いところで見えるようになるというから、まだまだチャンスはあろう。それにしても、久しぶりに見た、夜明け直前の空の色、月、星は美しかった。
 
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そんな冬の夜明けの空のイメージに合う曲は、「青い影/A Whiter Shade of Pale」。1967年、一世を風靡したイギリスのロック・バンド、「プロコル・ハルム/Procol Harum」のデビュー曲である。歌の意味は難しくて、今でもよくわからないが、なんとなくムードが、「冬の夜空」という感じ。「サラ・ブライトマン/Sarah Brightman」から、「ジョー・コッカー/Joe Cocker」まで、多種多様、多くの歌手のカバーがあるが、「ヘイリー・ロレン/Halie Loren」のカバーで聴いてみましょうか。いろいろと評価はあるが、スモーキーで、ときどき高音が裏返る、あのキュートさがたまらなく、私の好きな歌手のひとりである。
 
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「ヘイリー・ロレン」。アラスカで生まれ。幼年期にジャズ・シンガーの「エッタ・ジョーンズ/Etta Jones」、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」などを好んで聴き、11-12歳頃に「ダイアナ・クラール/Diana Krall」に影響を受けたという。13歳の頃にアラスカをから、オレゴンに移り、15歳でプロとして歌い始め、16歳の頃から、「ビルボード・インターナショナル・ジョンレノン・ソング・ライティング」など様々な作曲賞を受賞するという才人ぶりを発揮。2006年、21歳の時でオリジナル・ソングを纏めたデビュー・アルバム、「Full Circle」を発表。2008年に発表した「They Oughta Write a Song/邦題:青い影」が世界中で大ヒットし、一気にファンが増えた。

最新アルバムは、「Simply Love」。これは、最近ご紹介しましたね。(参照拙ブログ「今年もいつもように黒豆の枝豆を ・・・」

ヘイリー・ロレン/青い影

ヘイリー・ロレン / ビクターエンタテインメント

「A Whiter Shade of Pale – Halie Loren」
 
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疲れを癒す山の赤 ~窯木おろしは順調に~

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炭焼き作業の工程の中で一番大変な「窯木おろし」。5日目が終わったが、ほぼ必要とされる「窯木」の数は確保できそうで、何とか順調に進んでいる。クラブ員の半数が腰痛持ちやら体力低下で、危険な斜面での力仕事はちょっと無理な状況の中で、まあまあの進捗度ではないだろうか。全部処理し終えるまでに、あと2日ほどかかるであろう。爺さんたちの疲れも多分ピーク。眼を癒してくれるのは、燃えるような「イロハモミジ/いろは紅葉」の燃えるような赤と、ポツンと梢に一つだけ残った野生種の柿の実 ・・・。
 
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4連チャンではあるが、土曜日は、この地域の「里山サポーターズ・クラブ」の会員さん達が、我々の活動や活動の場を見学に来る「里山ツアー」のサポート、そして日曜日は、子供たちとの工作イベントと、疲れを癒せる息抜きの日が続く。

私と同じ世代のオールド・ジャズ・ファンならば、ギンギンのジャズではなく、たまには昔懐かしいジャズの名演奏で和みたくなるかもしれない。私なんぞは、ずっと和みっぱなしですが ・・・。先日の朝日新聞のコラム、「聴くなら」に目が留まった。そこで紹介されていたのは、「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」の「ディア・オールド・ストックホルム/Dear Old Stockholm」。こんな風に紹介されていた。

『黒人差別が米国に根強くあった1950年代、ジャズメンは演奏の場を求めて欧州に渡り、北欧の自由な空気に魅せられた。スウェーデン民謡「麗しのヴェルムランド」をアレンジした「ディア・オールド・ストックホルム」は、ジャズの気怠(けだる)さと北欧的哀愁が交互に襲い、聴くほどに癖になる。「麗しの~」はノルウェーの作曲家グリーグの「ソルベーグの歌」に通じる響きがある。 ・・・』
 
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この曲、「ディア・オールド・ストックホルム/Dear Old Stockholm」には、私も思い出と思い入れがある。というのも、取引先と子会社があったため、仕事で何回も訪れた街だからである。ハードでタフな相手との仕事の間に、古くは13世紀にまで遡る小路、玉石敷きの通り、古風な建築が残る「ガムラ・スタン/Gamla Stan(旧市街)」の街歩きや、フィヨルド沿いの散策、そしてジャズが盛んでジャズ・クラブも多い大好きな街の一つ。(写真はWikipediaより) そんな影響で、このブログでも、「スウェーデン美女シンガー図鑑」なんてシリーズをアップしてきた。私が知っている限り、有名なのは、2バージョンの演奏。先のコラムで紹介されたのは、アナログ・レコードでしか手に入らない?オリジナルLPアルバム、「Young Man With a Horn」(1952)に収録されている1952年録音の演奏である。

Young Man With a Horn [12 inch Analog]

Miles Davis / Classic Records

そして、CDではベスト盤のひとつ、マイルスが「ブルーノート」に残したセッションから52年と54年を収録した、「コンプリート・マイルス・デイヴィス Vol.1」に収められている。パーソネルは、「Miles Davis /Trumpet」、「J. J. Johnson /Trombone」、「Jackie McLean /Alto saxophone」、「Gil Coggins /Piano」、「Oscar Pettiford /Bass」、「Kenny Clarke /Drums」。

コンプリート・マイルス・デイヴィス Vol.1

マイルス・デイヴィス / TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)

「Miles Davis - Dear Old Stockholm」
 
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そして、もう一つの有名なバージョンは、こちらの方が有名かもしれないが、歴史的名盤と言われる「ラウンド・ミッドナイト/’Round About Midnight」 (1957)に収録されていて、アレンジは、「スタン・ゲッツ/Stan Getz」だという。先ほどのコラムにも書かれていたが、マイルスは54年後半から、トランペットのミュートを、カップ・ミュートからハーマン・ミュートに替えたという。その違いが聴き比べるとよく分かる。カップ・ミュートの方が、ストックホルムの印象を残す温かい音のように私は感じるが、さて、どちらがお好きですか ・・・。

パーソネルは、「Miles Davis /trumpet」、「John Coltrane /tenor saxophone」、「Red Garland /piano」、「Paul Chambers /bass」、「Philly Joe Jones /drums」。
 

ラウンド・アバウト・ミッドナイト

マイルス・デイヴィス / ソニー・ミュージックレコーズ

「Miles Davis – Dear Old Stockholm」
 
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ふるさとエレジー(22) ~ 赤き林檎に ~

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母親の顔を見に、ふるさと松本に帰省した。今年はこれが最後になるであろう。松本は、もうほとんど冬。最低気温は零度近く、日中でも10度を超えない。そんな冷え込みのため、実家の近所の山はどこもかしこも、常緑樹と広葉樹の織りなす紅葉のパッチワークが鮮やかであった。これから松本は一気に冬へとなだれ込んでゆく。松本を離れてから40数年、多分あの冬の寒さを越せと言っても、もう自信がない。やはり、「ふるさとは遠くにありて ・・・」なのか ・・・。
 
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今回は、時間がなかったため、いつもの蔵通りの散策も、ご贔屓の蕎麦屋もなし。12月1日が命日の父の墓参りを、ちょっと早いがすませる。そして、夏の暑さのためか出荷が遅れ、やっと市場に出始めたいう林檎、「サンふじ」を買い求め、とんぼ返りで帰ってきた。林檎は紅葉と同じで、日照と寒暖の差が糖度を促進させ、また色づきを鮮やかにするという。まだ熟れ方がもう一つで、蜜が貯まっていないが、そのシャキシャキとした歯ごたえと甘さ、程よい酸味はやはり最高である。私は子供時代の思い出が強いためか、最近まで林檎といえば、「紅玉」と「国光」などの品種しか思い浮かばなかったのであるが、消費者のし好の変化等によって、「デリシャス」系、「ふじ」系への品種の更新が急ピッチで行われ、今では、「紅玉」と「国光」は、市場で殆ど見かけなくなったという。あの少し酸味が強い味はもう思い出の中でしか味わえないのかもしれない ・・・。

そして、つるべ落としと言われるそのままに、急速に暮れようとする午後の松本平。暮れなんとする陽を受けて北アルプスは「常念岳」の稜線がすこし輝き始めた。
 

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どちらかというと 前衛ジャズ的なイメージのある「坂田明」ですが、「ひまわり」(参照拙ブログ「大雨の日に「ヤジロベエ」を作って遊ぶ」)もそうでしたが、何の何のこんな叙情的なサックスも吹くのです。

赤とんぼ

坂田明 mii / インディペンデントレーベル

ドボルザークの有名なシンフォニ­ー「新世界」から「家路」。メンバーは、坂田明(Alt Saxl)、黒田京子(Piano)、バカボン鈴木(Wood Base)。

「坂田明 - 家路」
 
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路傍の花、樹々の鳥(33 ) ~何の実かわかりませんが ・・・~

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いつものように日課のウォーキングをスタート。、我が家を出て最初の関門?が、この66段の石段である。この付近には桜が多く植えられていて、春には満開の花が、秋になるとその紅葉が、いつも目を楽しませてくれる。しかし、今年の夏の気候異変のためか、櫻は鮮やかに紅葉する前に、ほとんど葉が散ってしまった。そんなことを思いながら登っていく。「この66段の石段、一気に登ることができなくなったら、もう体力の限界だろう。そんな日がいつか来る ・・・」と思いつつも、毎日のように登っている。

そして何の実かちょっとわからないが、ウォーキングの道筋で見かけた。鮮やかな色でユニークな大きな実を付けてているので、ひときわ目立っている。春、夏、そして今の秋もと、この道筋はいつも私の目を和ませてくれたり、ちょっとした季節の変化への気付きを与えてくれる。この道筋に多くある冬の花木、「さざんか/山茶花」は、まだまだ固い蕾 ・・・。
 
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最近紹介が多くなったアメリカ出身、ベルリン在住で、「色彩のピアニスト」と呼ばれている、「ダスティン・オハロラン/Dustin O’Halloran」。「Piano Solos (Vol.1)」と「Piano Solos Vol.2」の2枚のピアノ作品集がセットになって再発された彼のアルバムを以前紹介した。(参照拙ブログ「七五三の夜に聴く色彩のピアニスト」「正倉院展の秋 ~在るだけで物語~」)彼の作品は、「Opus(作品)××」、「prelude(プレリュード)××」、とだけタイトルがつけられることが多いが、何度聴いても、その一曲一曲に物語を感じ、胸を締め付けてくるほど美しいそのピアノの音色に心奪われる。

Piano Solos Vol.1 and 2

Dustin O’halloran / p*dis


 
その中から、「Variazione Di Un Tango」。例外的にタイトルが付けられたように思ってしまうが、これとても、イタリア語で「タンゴのバリエーション」という意味であるからして、「Opus××」、「prelude××」と同じようにさほど意味はない。ただし、収録されている1作目のアルバム、「Piano Solos」は、イタリアで作曲されたとクレジットにあるので、聴いてみると、なるほどラテン系の憂いに満ちた「イタリア的哀愁」を感じさせる。

「Dustin O’Halloran - Variazione Di Un Tango」
 
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爺さんたちの体力が ・・・  ~始まった炭焼き作業~

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炭焼き作業が始まった。「窯木おろし」、「バイタ作り」。12月初旬からの炭焼きに向けての準備作業である。クヌギ再生林の手入れ~伐採~窯木おろし~バイタ作り~炭焼きという一連の作業工程の中で、何と言ってもこの「窯木おろし」が、もっとも大変で安全に気を配らなくてはいけない作業なのである。
 
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プロによる伐採を終えた後、大人の腕で一抱えもあるような太いクヌギの玉木や、大きな枝が急斜面一面にゴロゴロと散らばっている。それを人の力ですべて平地まで降ろし、窯木として使える玉木は太さ毎に、またそうでない玉木は薪にと分別して積み上げていく。また枝の中で太いものは所定の長さに伐って、窯木として使い、その他の細枝は、窯内での燃焼を助けるための「バイタ」として束ねるのである。1回の炭焼きで、窯木が約400本、バイタが約100束ほど使うのであるが、合計3回の炭焼きを行うのでその量は結構な量となる。伐採されたクヌギの本数が40~50本くらい、伐採したばかりでまだ乾燥しておらず、加えて今年の夏が長く暑かったため、木が水分を相当吸っていて重いのだ。
 
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我々クラブの高齢化もさらに進み、爺さんたちの半分は、腰痛持ちやら体力低下で、危険な斜面での力仕事はちょっと無理な状況になってきている。そのため、危険度の少ないバイタ作りをしてもらっているが、これとてそう楽な作業ではない。人数を増やせばいいのだが、好きでなければできないこのボランティア、定年延長とやらで新人もなかなか入ってこない。まさに日本の林業の縮図ともいえるような状況。この作業を終えるのに、延べ6日ほどはかかると踏んでいるが、ともあれやっと前半の3日が終わった。作業する傍らで真っ赤に色づき、我々の疲れを癒してくれるのは、「イロハモミジ(いろは紅葉)」。
 
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さて、今宵のお久しぶりピアニストは、いつも寒くなって雪の便りが届くと、決まって聴きたくなってくる曲がある。「ミルチョ・レヴィエフ/Milcho Leviev」のピアノと、「デイヴ・ホランド/Dave Holland」のベースのデュオ・アルバム「Milcho Leviev + Dave Holland/Up and Down」に収録されている「カヴァティーナ/Cavatina」という曲。「マイケル・チミノ/Michael Cimino」監督、1979年公開のアカデミー賞受賞映画「ディア・ハンター/The Deer Hunter」の中で使われたあの美しくも鮮烈な曲である。

「ミルチョ・レヴィエフ」。1937年12月、旧共産圏ブルガリア生まれ。1960年にブルガリア国立音楽院卒業という、クラシックにベースを持つJAZZピアニスト。1965年にモントルー・ジャズ・フェスティバルで、自身のバンドが、ベスト・ヨーロピアン・ジャズ・グループに選ばれたが満足せず、東西冷戦のまっただ中、1971年彼はJAZZのため、音楽のため、家族も祖国も捨てて、アメリカに渡った。雪の中を丘に向かって続く一本の道。ジャケットの絵もレヴィエフの心根を表しているようで私の好きな一枚。録音は1987年9月、東京サントリー・ホールでのライブ。

Up and Down

Milcho LevievM.a. Recordings

このブログでも何回かアップしましたが、またお付き合いください。「カヴァティーナ/Cavatina」。

「milcho leviev – dave holland – cavatina」
 
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ご近所で見かけた秋のかたち

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少し前から、いつものウォーキングの道筋にある蕎麦屋に「新そば」の幟(のぼり)が立っている。私のような「蕎麦っ喰い」にとっては待ちに待った季節の到来である。後で久しぶりに寄ってみようかとウォーキングの歩みを速めた。

こんな些細なことにも、秋の深まりを感じる私もそんなお年頃 ・・・。

さて、今宵の「お久しぶりピアノ」。先日の「ジーン・ディノヴィ/Gene DiNovi」につづいて、華麗?なピアノを奏でるのは、もう一人の黒きジーン、「ジーン・ハリス/Gene Harris」。こちらは、さらに加えてブルージーでソウルフルなピアノ。
 
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「ジーン・ハリス」。あの「スリー・サウンズ/The Three Sounds」のピアニストである。よくジャズ喫茶で流れていたプレイヤー。1933年、ミシガン州の生まれ。「フォー・サウンズ/Four Sounds」のあと、1957年にベースの「アンディ・シンプキンス/Andy Simpkins」とドラムの「ビル・ダウディ/Bill Dowdy」とともに、ピアノ・トリオ、「スリー・サウンズ」を結成した。ピアノばかりでなく、さまざまなキーボードを駆使し、ソウル、ゴスペル、ブルースといったサウンドを取り込みながら、ファンキーだけでなくフュージョンなサウンドでも70年代人気を集めた。しかし惜しくも2000年に亡くなったしまった。

そんなジーンのファンキーな面がよく出たアルバムが、「スリー・サウンズ」ではないが、カルテットでのアルバム、「Funky Gene’s」。

Funky Gene’s

Gene Harris / Concord Records

華麗で、ブルージーで、ある意味成熟している素晴らしいピアノ演奏が聞ける。ギターのロンの演奏もかなり渋い。パーソネルは、 Gene Harris(piano)、Ron Eschete(guiter)、Luther Hughes(bass)、Paul Humphrey(drums)。

装飾過多という声もあるが、まっ、錦秋の夜更けのBGMとしてはかなりイケるのではないでしょうか。
 

「Gene Harris quartet – everything happens to me」
 
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どうです。気に入っていただけたでしょうか ・・・。あと2曲ほど聴いてみますか。いずれもお馴染みのスタンダードです。
 
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Listen Here

Gene Harris / Concord Records


 
  

「Gene Harris quartet – this masquerade」
 
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Down Home Blues

Gene Harris / Concord Records

 

「YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS – Gene Harris」
 
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小雨のヨットハーバーで盛り上がる

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朝からどんよりと暗い空、そして小雨が振り出したが、いそいそと出かける。前の会社では、と言っても相当昔、若いころの話であるが、ヨット部に所属し、毎年初夏から秋にかけては、休みはいつもヨットの練習に明け暮れていた。そんなことを、何回かこのブログでも書いたことがある。(参照拙ブログ「仲間、再会、別れ ・・・」「風良し、波良し、天気良し」「夏の気配  ~潮風の記憶~」など) そんなヨット部が今年で創部50周年を迎え、それを記念して現役ヨットマン、OBヨットマン/現役社員、OBヨットマン/OB社員で交流会をしようということで、現在の艇庫がある「新西宮ヨットハーバー」に集合した。創部は昭和38年(1963年)、何人かのヨット経験者によって創部された。もちろんその先輩たちはまだお元気である。私が当時の同僚に誘われて入部したのが、1970年か71年であったと思う。ほかに楽しみもなく、近くではあるが、今とは違った場所にあった西宮浜に毎週通ったものである。その時の仲間たちとの交流が今でも続いているのである。
 
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天気が良ければ、クルーザーで海に出るはずであったが、あいにくの雨に加えて、寒冷前線の通過に伴う相当の風。陸に上がってもうすっかり足元もおぼつかなくなっている爺さん達を乗せては危険という当然の判断で、停泊中の見学と記念写真のみとなり、早々のBBQパーティとなった。時間を忘れるほどの大盛り上がり、初めて会った後輩もヨット仲間なら百年の知己のように話も弾む。そして聞けば、やはりこのご時世、ご多分に漏れず、クルーザーの繋留料、艇庫の賃料など経費の負担が企業内スポーツの継続には重くのしかかってきているが、どうにか会社の理解もあって、かろうじて継続できているという。ここまで50年続けてきたのだ。何とか継続をとエールを送りつつ、夕暮れ近づくハーバーを後にした。
 
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さあ、古き良き仲間たちに会えたので、今宵はあの若かりし頃を思い出しながら、ブルーノートの復刻盤から聴いてみましょうか。「グラント・グリーン/Grant Green」。1960年代を代表するギタリストといえば、一人は言わずと知れた「ウェス・モンゴメリー/Wes Montgomery」、そしてもう一歩の旗頭が、「グラント・グリーン」であった。当時のジャズ喫茶でも、ウェス派とグラント派がはっきり分かれ人気を二分していたように思う。奏法でも「ウェス・モンゴメリー」が、コード・ソロ、オクターヴ奏法を多用したのと対照的に、シングル・ノート(単音)のメロディを主体にプレイした。

「グラント・グリーン」。1935年、ミズーリ州セントルイス生まれ。デビューのきっかけは、「ジミー・スミス/Jimmy Smith」とのセッションだったという。オーソドックスなビ・バップから、モード・ジャズ、そしてジャズ・ファンクに至るまで、さまざまなジャンルで活躍したため、グリーンはモダン・ジャズ・ファンだけにとどまらず幅広い支持を獲得した。しかし、残念ながら1979年に47才という若さで亡くなっている。
 
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私が学生時代はモダン・ジャズの全盛期、よくジャズ喫茶に通っていた。そこでよく流れていたグリーンのアルバムが、「アイドル・モーメンツ/Idle Moments」(Blue Note, 1963)。なんといっても、このタイトル曲に、皆痺れていたものである。「デューク・ピアソン/Duke Pearson」のピアノに始まり、「グラント・グリーン」のギターと「Bobby Hutcherson/ボビー・ハッチャーソン」のヴィブラフォンがテーマを奏でる。このメロディラインが実にうっとりするほど魅惑的なのだ。そしてアドリブが、ギター、ピアノに続いて、柔らかく優しい「ジョー・ヘンダーソン/Joe Henderson」のテナー。さらにクールで緊張感を高める「ボビー・ハッチャーソン」のヴァイヴへと続く。この1曲だけで十分堪能といえるアルバムである。

Idle Moments

Grant Green / Blue Note Records

パーソネルは、「グラント・グリーン/Grant Green (g)」、「ジョー・ヘンダーソン/Joe Henderson (ts)」、「ボビー・ハッチャーソン/Bobby Hutcherson (vib)」、「デューク・ピアソン/Duke Pearson (p)」、「ボブ・クランショウ/Bob Cranshaw (b)」、「アル・ヘアウッド/Al Harewood (ds)」。

フル・アルバムがYOUTUBEにアップされているが、「Idle Moments」1曲で十分堪能 ・・・。

「Idle Moments – Grant Green」
 
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ポールがやって来た!

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(写真は日本経済新聞より)

NHK夕方のニュース。元「ビートルズ/The Beatles」のメンバーの「ポール・マッカートニー/Paul McCartney」が、11年ぶりの日本公演を行うため、9日夜、小型ジェット機で関西空港に到着した。TVのニュースは、妻のナンシーさんに付き添われ、ビートルズ初来日の時と同じように、法被姿で現れ、両手を大きく振って、「ありがとう」と繰り返し、ファンの声援に応えていた。そしてTVに映るその姿はとても71歳とは見えない若々しいオーラに包まれていた。公演は11日と12日に大阪で、15日には福岡で、そして18日、19日、21日に東京で行われるという。

そして同夜、フィギュア―・スケートNHK杯のため、20分遅れてスタートしたNHK総合TV「SONGS」は、「ポール・マッカートニー」。
DSC_0434今回のワールド・ツアーのラスベガス公演のライブを中心に、ポールの生い立ち、ビートルズ結成・解散の話、解散後の彼の音楽活動を支えた亡き妻リンダさんへの思い、今回のツアーへの意気込みなどをインタビューを交えての特集であった。
 
「ビートルズ」が来日し、日本武道館でコンサートを行ったのが1966年。当時大学生だった私は下宿のTVで見ていたように思う。ただその頃は、学生バンドでベースを担当していたにも関わらず、むしろ「ローリング・ストーンズ/The Rolling Stones」や「アニマルズ/The Animals」などR&B色の強いバンドに魅かれていて、「ビートルズ」の良さを改めて感じたのは、解散後であった。「ビートルズ」結成は1962年、50年近く経ち、解散、メンバーも亡くなってもなお世界の音楽界に影響を与え続けている「ビートルズ」、「ポール・マッカートニー」の存在。「偉大」という以外に言葉が見つからない。

そして、朝日新聞のインタビューに応えたポールは演奏するのが最も好きなビートルズの曲は、「ヘイ・ジュード/Hey Jude」だと語った。

「ヘイ・ジュード/Hey Jude」は、1968年8月に「ビートルズ」が発表した18枚目のオリジナル・シングル曲である。2004年に「ローリング・ストーン/Rolling Stone」誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・ソング500(The RS 500 Greatest Songs of All Time)」において、第8位となった。

THE BEATLES 1967 – 1970

THE BEATLES / Capitol

「The Beatles-Hey Jude」
 
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そして、ビートルズ解散後の彼の曲の中で私が一番好きな曲は、「キアヌ・リーヴス/Keanu Reeves」、「サンドラ・ブロック/Sandra Bullock」主演の映画「イルマーレ(原題;The Lake House)」の挿入歌となっていた「This Never Happened Before」。

Chaos & Creation in the Backyard

Paul Mccartney / Concord

「Paul McCartney – This Never Happened Before」
 
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色鮮やかに変わっていく

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ここにきて、朝夕の冷え込みがぐっと厳しくなってきた。そのため、遊びの山の紅葉が段々鮮やかに、そして深まってきた。

いくつかの近隣の小学校3、4年生の「自然体験学習」に来る。そのお手伝いのため、里山の話をしたり、ウォークラリーを通じて、秋に実をつける木を探したり、「台場クヌギ」やそれを材料にした炭焼きの話もまじえ、年々数が少なくなってきている「エドヒガン」櫻などについてちょっとだけ勉強をしてもらっている。
 

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「どんぐり笛」を作るため、「クヌギ(櫟、椚、橡)」のどんぐり(団栗)を子供たちが集める。もうほとんどのどんぐりが地面に落ちてしまった中で、色鮮やかな葉に変わったクヌギの枝に、まだしっかりとしがみついているどんぐり。そして、なかなか見つけられなかった「ナナカマド(七竈)」の実。すっかり葉が落ちて、枝の先端にある実が見るようになってきた。しかし、まだオレンジ色である。こんな風にして、色が変わりゆく山の様子を楽しんでいるのである。
 

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さて、今宵のお久しぶりピアノは、少しきらびやかに、ご長寿ピアニスト、「ジーン・ディノヴィ/Gene DiNovi」と参りましょうか。
 
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「ジーン・ディノヴィ」。ヨーロッパのピアノ・トリオを思わせるような流麗さ、上品さを持ち、そして「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」ばりのモダンな都市感覚、リズム感覚を兼ね備えている屈指のピアニストだと私はおもう。1928年、ニューヨーク生まれというから、なんと今年85歳。相当なお年であるが、現役だという。同年代のジャズ・ピアニストは、もうほとんど故人になっていよう。1930年代ハーレムからその中心が移り、多くのジャズ・クラブが軒を連ねていたため、「スウィング・ストリート/Swing Street」と呼ばれた、ニューヨークの52番街で、1945年にジャズ・ピアニストとしての音楽生活を始めたという。

1940年代に「ベン・ウェブスター/Ben Webster」、「チャーリー・パーカー/Charles Parker」や「ディジー・ガレスビー/Dizzy Gillespie」、「レスター・ヤング/Lester Young」といったジャズの巨人たちと共演をしたというから、いまやビ・バップを身をもって体験した伝説的なピアニストの一人に数えられよう。しかも、大変な晩生(おくて)で、リーダーアルバムを出したのが、50歳を間近にしたころというから、ちょっと信じられない。
 

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70年代にカナダに移住し、現在はトロントに住んでいるそうであるが、彼の家からは夜な夜なピアノを弾く音が、隣の家まで聴こえるそうで、隣家の住人は、ジーンがいい演奏をすると、拍手で応じるのだという。なんという「暮らしかた」であろうか。

「ジーン・ディノヴィ」はそのメロディアスなスタイルで私がお気に入りのピアニストであるが、いくつかが「マシュマロレコード」からリリースされている。特にお気に入りの2枚は、「Golden Earrings」、「So In Love」。そのなかでもお気に入りの曲は、「ゴールデン・イヤリングス」。ハンガリーのジプシー民謡が原曲で、「ヴィクター・ヤング/Victor Young」が作曲、1947年の映画、「ゴールデン・イヤリングス」で発表したナンバー。映画の中で「マレーネ・ディートリッヒ/Marlene Dietrich」が歌ってヒットした。

ゴールデン・イヤリング

ジーン・ディノヴィ / エムアンドアイカンパニー

ソー・イン・ラヴ

ジーン・ディノヴィ / エムアンドアイカンパニー

金色に染まっていく秋の山に ・・・。アルバム、「ゴールデン・イヤリング/Golden Earrings」から。
 

「Golden Earrings - Gene DiNovi」
 
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