JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

春の兆しも ・・・

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少しづつの変化ではあるが、遊びの山でも春が近づいてきているのがわかる。その兆しは芽吹き。上の写真は「サンシュユ(山茱萸)」。秋には「グミ(茱萸、胡頽子)」のような赤い実をつけるが、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつける。そんなことから、「ハルコガネバナ(春黄金花)」とも呼ばれる「サンシュユ」の芽が大きく膨らんできた。

そうおひさしぶりでもないが、今宵の「熟女シンガー」は、「カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」。寡作であまり知られていないが、私は彼女が好きで、何回かこのブログにも登場している。(参照拙ブログ「待ち人来たらず」「羽化の季節」 など)

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たしか、寺島靖国氏の「JAZZ Bar 2003」で知ったと思う。私好みの美人で、「玄人ごのみ」というか、地味ながらいぶし銀のような存在だが、抜群に歌が上手いのになぜか寡作。デビュー・アルバム、「One For My Baby」(1995)、グラミー賞3部門にノミネートされた、「Be Cool Be Kind」(2001)、日本人ギタリスト「笹島明夫/Akio Sasajima」とコラボした「Carla With Akio」、そしておなじコラボの最新作(MP3の配信のみ)、「Quiet Intentions」と、たった4枚しかアルバムはリリースされていない。

アメリカ・ウィスコンシン州出身のボーカリスト、ソングライター。音楽一家に育ち、8歳の時に音楽をはじめ、13歳ではもうプロとして歌っていたという。カーラは1997年以来、サンフランシスコに住み、カリフォルニア州を中心に音楽活動、教育活動を続けているという。寡作のためか、検索しても記事がなかなかヒットしないし、写真、YOUTUBEも同様である。したがって、この記事も目新しい情報はないので、同じアルバムの紹介や、同じ動画のピックアップになってしまうが、私の記事を読んだある読者さんからの情報で、昨年12月、北海道・函館で、カーラ+笹島氏のコンサートがあったことを知った。

彼女の中では、私の最もお気に入りとなったアルバム、「Be Cool Be Kind」。「風のささやき/The windmills of your mind」には聞き惚れてしまう。


Be Cool Be Kind

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ほかにアップされていないので、またもや同じ動画の紹介になってしまいますが、「The touch of your lips」。

「The touch of your lips - Carla Helmbrecht」

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MP3配信のみのようであるが、日本人ギタリスト「笹島明夫/Akio Sasajima」氏とのコラボの2枚目のアルバムは、「Quiet Intentions」。スタンダード集である。ギターと絶妙の肌合いで、相変わらずしっとりとした大人の女性の色気を感じさせる歌唱。

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Quiet Intentions/Carla Helmbrecht & Akio Sasajima

 

 

 

そんな中から、スタンダード中のスタンダードと言ってもよい、「you don’t know what love is」を ・・・。「♪ 愛とは何か、あなたは知らない ブルースの意味を知り、失恋するまでは ・・・・ ♪」。「ビリーホリディ/Billie Holiday」の歌唱が有名であるが、カーラもまたしっとりと歌い上げている。笹島氏のギターも印象的な好プレイ。

「Carla & Akio - YOU DON’T KNOW WHAT LOVE」

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もっともっと知られてもいい歌手である。

今季最後の炭焼きをほぼ終える

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今季最後の炭焼きをほぼ終えた。今シーズンはこれで3回目であるが、これ以上の炭化をさせないと判断したころで、炭窯への空気の供給を遮断する「くどさし」という作業を実施する。それを今日終えた。後は窯の冷めるのを待って、炭を取り出す「炭出し」という作業を残すのみ。炭の出来栄えは、この時点で天まかせ、「神のみぞ知る」というところであるが、今までの経験からすると、「だんだん良くなる法華の太鼓」で、いつも1回目より2回目、2回目より3回目の方がいい炭ができる。今季は1、2回目ともいい炭ができているので、「今回は ・・・」と期待するところ大である。写真は「くどさし」を終えて密閉された状態の炭窯。

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さて、再開の「お久しぶり熟女シンガー」は、「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。この人もいろいろな引き出しを持っている人だと感心する。そして、この写真、実にいい顔をしている。

1963年生まれ。アメリカ、ネブラスカ州オマハ出身。名門ウェズリアン大学で文学を専攻、卒業後バークリー音楽大学に入学。バークリー音楽卒業後は、L.A.を拠点として活動する女性ジャズシンガー。1998年のデビュー以降、10枚のアルバム発表、2度のグラミー賞「ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム」にノミネートされた経験を持つという。ライブ活動をする傍ら、南カリフォルニア大学やロスアンゼルス・ミュージック・アカデミーで指導を行なっている。あの「グレッチェン・パラート/Gretchen Parlato」も「ティアニー・サットン」に師事した一人という。

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私が彼女を知ったのは、4作目「Something Cool」(2002)であった。「Comes Love」が入っていたのがきっかけの購入であったが、その歌唱力の確かさは、本格派ジャズ・シンガーという極めて強い印象であった。ピアノ・トリオ、「クリスチャン・ヤコブ・トリオ/Christian Jacob Trio」をバックに歌う彼女。このピアノ・トリオとの絶妙なコンビネーションに、いたく感心したものである。

 


Something Cool

Tierney Sutton/Telarc

そんな歌唱力の確かさは、ベースとのデュオ、「Alone Together」を聴けばすぐに分かる。音程といい、ピッチの確かさといい、いとも簡単そうにまったく危なげなく歌いこなす。

「Tierney Sutton – Alone Together」

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そして、トリオとのからみが絶妙な、タイトル曲「Something Cool」も聴いて頂きましょうか ・・・。

「Tierney Sutton – Something Cool」

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このアルバムですっかり「ティアニー・サットン」が気に入った私は、デビュー・アルバム、「Introducing Tierney Sutton」(1998)まで遡って聴くようになった。やはり、正統派、本格派 ・・・。デビュー作とは言え安心して聴ける。


Introducing Tierney Sutton

Tierney Sutton / Challenge

そのアルバムから、スタンダードの代表曲の一つ、「In the Wee Small Hours of the Morning」を。

「In the Wee Small Hours of the Morning - Tierney Sutton」

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第3作目は、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」へのオマージュ、「ブルー・イン・グリーン/Blue in Green」。いや、脱帽でしょう。


Blue in Green

Tierney Sutton/Telarc

「tierney sutton – blue in green」

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こうなるとライブを見たくなりますよね。2007年11月、サン・ディエゴでのライブから「ルート66」。

「Tierney Sutton – “Route 66″ – live at Anthology in San Diego」

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とまあ、こんな感じで彼女を追っかけていましたが、私にとって、お久しぶり2013年リリースの最新作は、「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」のカヴァー・アルバム、「After Blue」。


After Blue

Tierney Sutton / Varese Sarabande

「Tierney Sutton - Woodstock」

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不思議な空間

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不思議な空間である。重さを感じさせない石。無重力かなとさえ思えるような軽みを感じる石。冷たさや硬さを感じさせない緩やかな美しい曲線を持つ石が置いてある。まるで座ったら体が沈み込みそうなソファーのような感じさえする。時々コンサートで訪れる「兵庫県立芸術文化センター」のロビーの光景。このオブジェの作者は分からないが、訪れるたびにしばらくにの間見ていると不思議に心が落ち着く。
 
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聴いていると不思議と心が落ち着く。少女のような可憐さと裏腹に、時折見せるドキっとするような成熟した女性の一面。(CDジャーナル評) そんな歌い手がいる。今日は、「熟女シンガー」からちょっと離れてみます。ジャジーなシンガー・ソングライターとして、何年か前、一躍人気を得た「エリン・ボーディー/Erin Bode」。

「ジャズ歌手ではない」といっても、POPSの歌手でもない。ロックやカントリー、R&Bのテイストも感じられて、ジャズの範疇をこえたカテゴライズ無用の歌手。強いて言うなら、「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」と同系統の「Jazzy Not Jazz」シンガーと言ったらいいのかな。
 
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アメリカはミネソタ州生まれ。高校時代にミーズリ州、セントルイスに移り住み、ウェブスター大学で本格的にジャズを学んだという。大学卒業後、自主制作したアルバム「Requests」が評判となり、2004年に「Max Jazz」よりアルバム、「Don’t Take Your Time」でデビュー。そして2006年には、「Over and Over」を ・・・。2008年にレーベルを変え、「リトル・ガーデン/The Little Garden」が日本デビュー盤としてリリースされた。クリスタルでクリアーなそのアコースティックな歌声は、癒しの世界へと誘うと話題になった。確かに60年代の香りを感じさせる少しノスタルジックな雰囲気に、オーガニックな味を加えた爽やかボイス。シンガー・ソングライターとしての資質もあるようだ。私の能書きよりいくつか聴いてもらったらわかるでしょう。

Don’t Take Your Time

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デビュー・アルバムから「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」のカバー、「Time After Time」。

「Erin Bode – Time After Time」
 
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そしてタイトル曲、「Don’t Take Your Time」も聴いてみましょうか。

「Erin Bode – Don’t Take Your Time」
 
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お気に入りの曲は、2006年にリリースされた「Over and Over」に収録されている「Holiday」という曲。フォーキーでありながら、都会的という二面性がよく表れている。

Over And Over

Erin Bode / Max Jazz

「Holiday - Erin Bode」
 
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そして、2008年リリースの「静かな夜に/A Cold December Night」。アコースティック・ギターのなあたたかく優しい音をバックに、「冬」をテーマにしたレパートリーは、彼女の持ち味である柔らかく清楚なヴォーカルが存分に発揮されている。

静かな夜に

エリン・ボーディー / オーマガトキ

「In the Bleak Midwinter – Erin Bode」
 
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最新作は、2010年リリースの「Photograph」。これまでと同様全曲オリジナルで、その透明感あるアコースティックな声質を生かした、シンプルで心地良いアルバム。

「Erin Bode - Photograph」
 
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こんな風景を見ると心が落ち着く

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心が落ち着く風景である。遊びの山の公園に積もった雪が、午後の日差しを浴び、半ば溶けた光景である。歳を重ねるに従って、こんな光景を見ているのが好きになってしまった。厳しい寒さとそのあとの穏やかさ。そして、やがて来る春を予感させる雪解け。まだまだ春は遠いが、公園の木の枝を見ると、もう芽が膨らみ出しているのがよく分かる。もうすこしで春 ・・・。
 
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今日の「お久しぶり熟女シンガー」は、ジャズ歌手ではないが、POPS歌手としてもう円熟の域に達している大ベテラン、「カーリー・サイモン/Carly Simon」。そんな彼女のJAZZYなアルバムを紹介してみたいと思う。「カーリー・サイモン」は1970年代前半のシンガーソングライター・ブームの一翼を担った一人。よくも悪くもイケイケ、ハチャメチャで、活動的なイメージで、女性アーティストとしては、渋めの「キャロル・キング/Carole King」や「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」と並ぶ人気を誇った。

1945年生まれ。ニューヨーク出身で、裕福な家庭の子女として育った。1964年に姉のルーシーとフォーク・デュオの「サイモン・シスターズ/The Simon Sisters」を結成し、1971年にはソロ・デビューを果たした。その「幸福のノクターン/原題;That’s The Way I’ve Always Heard It Should Be」がヒットし、同年のグラミー賞最優秀新人賞を受賞した。「ミック・ジャガー/Mick Jagger」などとも噂があったと記憶しているが、1972年には、「ジェームス・テイラー/」と結婚し、2児をもうけたが、1983年に離婚。破局の時期に録音されたアルバムが、あのメランコリーなジャズ・スタンダードアルバム、「トーチ/Torch」(1981)。「松明(たいまつ)」という意味の他に、「燃えるような恋心」という意味がある。

Torch

Carly Simon / Rhino Flashback

彼女の想い、情念、未練・・などが切々とつたわってくる「Body and Soul」。POPSシンガーながらも、私は「なかなかやりますな!」と感心しました。

「Body and Soul – Carly Simon」
 
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若いころにはいろいろあったが、それを乗り越え、すっかり落ち着き、穏やかな境地に達した「カーリー・サイモン/Carly Simon」が魅せる円熟のスタンダード・アルバムが「ムーンライト・セレナーデ」(2005)。タイトル曲のほか、「I’ve got you under my skin」などご存知のスタンダードの名曲ばかりを、独特な低めの声でセクシーに聴かせてくれる。

Moonlight Serenade

Carly Simon / Sony

この端正なスタンダード・ソングを歌う時、歌手は居住まいを正して歌うようである。ジャケットを見ると、優雅な純白のドレスに身をつつみ、表題曲ほかを低めの声でセクシーに、かつ端正に聞かせてくれる。過激なコスチュームがジャケットの、「Playing Possum」と同一人物とはとても思えないのだが ・・・ 。

「Moonlight Serenade – Carly Simon」
 
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そして春を待つあなたに贈る歌。あまり知られていない春の歌のスタンダードに、「♪ 今年は春の訪れがすこし遅くなるかも知れない。孤独なわたしの住むこの地にはちょっと遅れるかもしれない。 ・・・ ♪」 こんな歌いだしで始まる美しいメロディを持つロマンチックな歌がある。「Spring Will Be A Little Late This Year」。アルバムは、「フィルム・ノワール/Film Noir」。1997年リリースのアルバムで、タイトル通り’40~’50年代の古き良き時代の銀幕を彩った犯罪映画の映画音楽をカヴァーしたもの。「Spring Will Be A Little Late This Year」も、「サマーセット・モーム/Somerset Maugham」原作の映画「Chritmas Holiday」(1944年)のために書かれた曲らしい。「カーリー」は、この歌を「ジミー・ウェブ/Jimmy Webb」のピアノ伴奏による美しいデュエットで聴かせる。

Film Noir

Carly Simon / Sbme Special Mkts.

「Carly Simon & Jimmy Webb – Spring Will Be a Little Late This Year」
 
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そんな彼女も、もう69歳。しかしまだまだ現役のようで、「Into White」(2007)、「This Kind of Love」 (2008)、「Never Been Gone」(2009)を立て続けにリリースし、ステージやTVでの活動も精力的に行っているようである。
 

 

大寒、積雪、氷柱、スケート ・・・ 冬の思い出は

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「大寒」だそうである。積雪、結氷、氷柱(つらら)、霜柱 ・・・。北国に住んでいる人にとってはどうってこと無いでしょうが、私が今住んでいる地域ではあまり経験しないことが、この冬一気に押し寄せた。これだけ長い氷柱を見るのは久しぶり。一昨年は凍結防止対策をしていなかったため、取り替えたばかりのガス湯沸かし器が凍結するという初めての経験もした。多分、今朝もそのくらい寒かったのであろう。しかし、故郷松本で経験したような寒さには、まだ程遠い。子どもの頃の松本地方は平地でも、氷点下10度~15度にまで冷えることは当たり前で、空気中の水分が凍って、朝日の光に煌く「ダイヤモンド・ダスト」や、窓ガラスの表面が氷点下に冷えた時、室内の水蒸気が窓ガラスの表面に疑結してできる氷結晶で、花のように見えることから名が付いた、「霜華(しもばな)」(氷華ともいう)などは、この地域では経験していない。(拙ブログ「ふるさとエレジー(11) ~霜華~」参照)
 
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そして、小学校の校庭に積もった雪の上に、前の晩に水を撒いてつくった速成のスケートリンクで、毎日毎日飽きもせずに下駄にスケート刃をつけたいわゆる「下駄スケート」でスケートをしていた子供の頃を思い出した。

19年前の「阪神淡路大震災」の朝も寒かった。あの揺れと寒さは今でも実感として体が覚えている。電気・ガスが止まったため、朝一番、近くのホームセンターの開店を待って走ったことを覚えている。電源が必要なファンヒーター・タイプでなく上面で煮炊きできる石油ストーブを手に入れるために ・・・。今は七輪と自分で焼いた炭をたっぷりと家に用意してある。大寒の朝にそんなことも思い出した。
 

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さて、「お久しぶり熟女シンガー」は、「イルセ・ヒュイツインガー/Ilse Huizinga」。1966年生まれのオランダのジャズ・シンガーである。6歳の時に家に来た古いピアノが音楽に目覚めるきっかけだったという。「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「ボリー・ホリディ/Billy Holiday」、「アビー・リンカーン/Abbey Lincoln」らのアルバムの影響でジャズに関心を持つようになった。そして、17歳の時、「北海ジャズ・フェスティバル/the North Sea Jazz Festival」で「ベティ・カーター/Betty Carter」のライヴを聴き、ジャズ・ボーカルのレッスンを受けるようになったという。その後キャリアを積み、KLM航空の機内エンタメのためのアルバム、「Out Of A Dream」がデビュー・アルバムとなった。そして、2006年に録音された「The Intimate Sessions – Volume 1」は特に日本で大きな反響を呼んだ。

インティメイト・ジャズ・セッション vol.1

イルセ・ヒュイツィンガーガッツプロダクション

このアルバムで、彼女の夫で、アレンジャー、作曲家でもあるピアニストの「エリック・ヴァン・デル・リュイート/Erik van der Luijt」とのデュオで歌われるのは、ジャズスタンダードの23曲。彼女のクリアーでいて、暖かい声を聴くと、まるでちいさなナイトクラブで、間近に彼女の歌を寛いで聴いているかのようになってくる。

「Ilse Huizinga – Georgia on my mind」
 
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そして、ブロードウェイのナンバーを集めた「Beyond Broadway」(2005) も魅力的。こちらはピアノトリオにサックスを加えたカルテット仕立て。

Beyond Broadway

Ilse Huizinga / Maxanter

彼女のパフォーマンスは、あまりYOUTUBEにアップされていないが、夫君エリックとのデュオ・ライブから、上記アルバムにも収録されている「君住む街角で」。「マイ・フェア・レディ/My Fair Lady」から。

「Ilse Huizinga – On The Streets where you Live」
 
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さらに、愛娘の7歳になるエレンをステージに上げての微笑ましいデュオは「All Of Me」。これを観ただけで彼女の人柄が知れてしまう。

「Ilse Huizinga en dochter Ellen - All Of Me」
 
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こども里山探検隊来たる

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一面の雪景色である。私の住んでいる地域は滅多に雪は積もらないが、シーズンに多くて2、3回程度うっすらと積もることがある。この日は、我が遊びの山に「こども里山探検隊」がやってくる日。前の晩、雪が降り出したのをみて、「さて、どうだろうか?」と心配していたが、どうやら道路には積もっていないため、駐車場までは上がれるということで、決行という判断。

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雪の中を40人を超える子供連れの探検隊家族がやってきた。受付を済ませるとすぐに雪だるまづくりに興じる子も ・・・。積もった雪で遊ぶことがあまりないこの地域の子ども達にとっては、これも貴重な体験。今日の探検メニューの一つは、「飾り炭づくり」。缶の中に山で見つけたいろいろなものを入れ、炭にしたらどうなるかという遊び。あいにくの雪であったが、缶に入れるものを探して雪の山へ。探すのが大変な雪であったが、まあなんとか思い思いに探したようだ。そして「竈(かまど)体験」。この日の昼食は、竈で炊いた古代米のご飯と豚汁。子供たちにも竈で火を焚くということがどんなことか体験してもらう。

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午後は、集めてきた木の葉、枝、松ぼっくり、どんぐり、柿、蛾の繭、竹などを缶に入れ、いわゆる蒸し焼きにして飾り炭を作る。どんな風になるのか子供も親も興味津々。炭焼きの合間には、クヌギを使って椎茸の「ホダ木」作りも ・・。さあ、どんな炭が焼けるのか? 開けてみると、長い針のような突起に覆われた「楓(フウ)」の実も、熟れた真っ赤な柿の実も、青々とした羊歯の葉も、みんな崩れずにそのままの形で真っ黒に炭化している。これには子供たちもびっくり。そして、帰る頃には、もうすっかり雪も溶けて、いつものような公園に戻っていた。
 

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さて、今宵のお久しぶり熟女シンガーは、「ローラ・フィジィ/Laura Fygi」。ヴィジュアル・フェロモン系ですね。1955年アムステルダム生まれのオランダの女性シンガー。幼少期の8年間は、ビジネスマンでオランダ人の父親と元・ベリーダンサーのエジプト人の母親と一緒に、海外勤務先の南米ウルグァイで、ラテン音楽やジャズに親しんで育ったという。

オランダに帰国後芸能界入りし、20歳で「Terra」という名の多国籍グループを皮切りに、29歳には、オランダ発の挑発的なコスチュームで歌うお色気系3人組女性ユニットのポップス・バンド「Centerfold」のメンバーとなり、ヨーロッパ各国での人気を得た。
 
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その後、レコード会社に認められ、ファースト・ソロ・アルバム「Introducing “Laura Fygi”」で1991年にデビューを果たし、ベルギー出身のジャズ・ハーモニカの巨匠「トゥーツ・シールマンス/Toots Thielemans」や「クラーク・テリー/Clark Terry(tp)」、「ジョニー・グリフィン/Johnny Griffin(sax)」らと、重厚なストリングスによってフィーチュアされたこのアルバムは、「Bewitched」のタイトルで再プレスされ、世界各国でリリースされヒットした。その後、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」等との協演も果たし、スタンダード・ナンバーからシャンソン、ラテンの名曲まで、英語・仏語・スペイン語・ポルトガル語・中国語などでカヴァーし、20年間に15枚以上のアルバムを発表している。

そのレパートリーの幅の広さ、ソフトでハスキーな歌唱と艶やかな美貌は、異論があるかもしれないが、私には日本で言えば「阿川泰子」のポジションを想起させる。

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Laura Fygi / Polygram Records

そのデビュー・アルバムのタイトル曲、「Bewitched(魅せられて)」を。

「Bewitched – Laura Fygi」
 
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そして「マイケル・フランクス/Michael Franks」とのデュエットでうたうボッサ・テイストの「Tell Me All About It」もお気に入り。アルバムは、「The Lady Wants to Know」。

The Lady Wants to Know

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「ll Me All About It – Laura Fygi & Michael Franks」
 
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そしてとっておきの一枚。もっとジャズ・テイストが楽しめる「Laura Fygi at Ronnie Scott’s」。かって一度だけ行ったことのあるロンドンのジャズ・クラブ、「ロニー・スコッツ/Ronnie Scott’s」でのライブである。フルバンドをバックに小気味よくスウィングする。

Laura Fygi at Ronnie Scott’s

Laura Fygi / Verve

なんといってもお気に入りはこの一曲。映画「シェルブールの雨傘/Les Parapluies de Cherbourg」の挿入曲で「ミシェル・ルグラン」の名曲、「I Will Wait For You」。ベースのイントロと軽快なスウィング感が身震いするほどたまらない。 

「I Will Wait For You – Laura Fygi」
 
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水鳥は川にいた。山鳥は何処に?

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日課のウォーキングの道筋にある溜池から、冬に決まって飛来していた水鳥が、数年前から姿を消した。ここ数年の気象の変化が影響しているのだろうか?そんな話を先だって書いた。(参照拙ブログ「水鳥はどこへ ・・・」
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そして先日、車の調子がおかしいので馴染みのディーラーへ持っていった。イグニッション・コイルの不具合とやらで部品を取り替えてもらっている間、猪名川の河川敷を散策してみた。鴨をはじめとして、水鳥がいっぱい群れている。あの溜池よりも、餌が豊富で容易に捕れる猪名川に集まっているのであろう。私の心配は解消されたようだが、やはり水鳥の飛来しない溜池は少し寂しい。

そしてディーラーに車を持っていった際、ボンネットを開けてみて驚いた。鳩よりは一回り小さいくらいの「ツグミ(鶇)?」と思しき鳥が死んでいるのだ。一体どうやって中に入り込んだのだろう。年末に掃除をした時には、たしか見当たらなかったから、遊びの山の駐車場で、エンジンの暖かさに誘われて、巣作りでもとホイール周りからでも入り込んだのだろうか。

冒頭の問いの答え。水鳥は猪名川にいた、そして山鳥はエンジン・ルームにいた。
 
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さて、「お久しぶり熟女シンガー」、今宵は「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。1954年1月17日、米国ワシントン州生まれというから、ちょうどさきほど還暦、60歳を迎えたばかり。人気ボーカル・カルテット「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」のボーカルである。父はディキシーランド・ジャズのクラリネット奏者で、音楽一家に育ち、高校の時からクラブで歌い始めたという。高校卒業後は、しばらくスウィング・ジャズのバンドに入り、主に西海岸で活動していたが、1979年にオーディションを受け、交通事故で大けがをした「ローレル・マッセ/Laurel Masse」の後任のソプラノ担当として「マンハッタン・トランスファーに加入、現在のメンバーとなった。1992年には初のソロ・アルバム、「サムシング・クール/Something Cool」を発表して以来、コンスタントにソロ・アルバムを発表、もはや円熟の域に達したといっていい。私が聴き始めたのは、「Sings Waltz For Debby」(2004)あたりからで、その大人の歌唱にすっかり惚れ込んでしまった。「ケニー・バロン/Kenny Barron(p)」、「レイ・ドラモンド/Ray Drummond(b)」を配しているが、まるでバロンとのデュオのような印象を受ける。

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珍しくヴァースから歌われる「ブルー・ムーン」を。

「Blue Moon – Cheryl Bentyne」
 
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そんな彼女の最新アルバムは、「Book of Love」。アルバムにも収録されているが、「マグネティック・フィールズ/The Magnetic Fields」がオリジナルで、「ピーター・ガブリエル/Peter Gabriel」がカバーし、ハリウッド版「シャル・ウィ・ダンス/Shall We Dance?」の挿入歌としても使われた、「Book of Love」をタイトル曲としている。

文字通り「愛の教科書」、「愛の本」。7つのチャプターとエピローグで綴られたこのアルバムは、愛の始まり、憧れ、欲望、愛の歓び、幻滅、そして別れ ・・・、シェリルはひとりの女性の愛の変遷、軌跡を歌に託して優しく綴ってくれる。

Book of Love

Cheryl Bentyne / Telarc


 
涙あふれるように切なく歌い上げるのは、「You don’t know me」。
 

「Cheryl Bentyne - You don’t know me」
 
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餅を搗き、餅を頬張る

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遊びの山の公園に登録している活動団体、5団体が合同で開催する毎年恒例の新年餅つき大会が今年も大寒波襲来の中で行われた。この寒さにもかかわらず、集まってきた家族連れが60人、スタッフも入れて90人を超える「大餅つき大会」となった。子供たちも一緒になって、石臼で搗(つ)いた餅米は16kg、10臼。その搗きたての餅をあんころ餅、きなこ餅、納豆おろし餅にして頬張る。大鍋で炊いた野菜だしの雑煮が体を温めてくれる。今年も参加者大満足の餅つき大会であった。
 
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さて、「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」から火がついてしまった「お久しぶり熟女シンガー・シリーズ」、もうすこし続けることにしましょう。ということで、今宵は「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」。あまり馴染みがないシンガーかもしれません。正直言って、彼女のキャリアなどよくわかりませんが、1962年生まれ、生まれ故郷のミネソタ州ミネアポリスを拠点に活動をしているようです。

彼女のアルバムに初めて出会ったのは、「Let It Be Jazz-Connie Evingson Sings the Beatles」。タイトルからわかるように、「Let It Be」をパロった、遊び心に溢れる「ビートルズ」のJAZZカバーの名盤である。(参照拙ブログ「60歳過ぎたら聴きたい歌(4) ~ When I’m 64 ~」

Let It Be Jazz-Connie Evingson Sings the Beatles

Connie Evingson / CD Baby

「Connie Evingson – Oh! Darling」
 
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現在までに9枚ほどのアルバムがリリースされているが、アルバムごとに世界がガラっと変わる。ビートルズをカバーしたかと思えば、「Fever」では、「ペギー・リー/Peggy Lee」をトリビュートし、彼女の持つ「ダルなスイング感」が発揮される。そして、「Some Cats Know」では、豪華な顔ぶれのサポート陣を率いて、JAZZスタンダードを歌う。

そして、ある時期は「ジプシー・ジャズ(ジプシー・スウィング)」にも凝ったようだ。そのきっかけのアルバムは、「Gypsy in My Soul」。「ジャンゴ・ラインハルト/Django Reinhardt」の「ホット・クラブ・バンド/Hot Club Band」ばりのスイング感が心地よい。彼女は、その後スエーデンまで行って、ジプシー・ギター・バンドとコラボしたアルバム「Stockholm Sweetnin’」をリリースする。

Gypsy in My Soul

Connie Evingson / Minnehaha Music

その中から、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」のヒット曲で、秀逸な歌唱の「ネイチャー・ボーイ/Nature Boy」を。

「Nature Boy – Connie Evingson」
 
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そして、人気絶頂の海賊映画俳優「ジョニー・デップ」が、出演した映画「ショコラ」の中でギターを爪弾いて歌ったタイトル曲「Gypsy in My Soul」。

「Connie Evingson – Gypsy in My Soul」
 
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最後は、とっておきの最新アルバム。お待ちかねボッサ・アルバムです。「Sweet Happy Life」。「やさしく歌って (原題:Killing Me Softly with His Song)」の作詞で知られる「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」が英訳したボッサ、サンバのオンパレード。相変わらずのノリの良さは、聴いているだけで、「スウィートでハッピーな生活」にしてくれそう。

Sweet Happy Life

Connie Evingson / CD Baby

ギンベルは「Sweet Happy Life」と英訳しているが、映画「黒いオルフェ」でお馴染み、「オルフェのサンバ/Samba de Orfeu」。  

「Connie Evingson - Sweet Happy Life」
 
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炭あそび

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炭焼き2日目はただただひたすらに窯口で薪を焚く。そして3日目は、この日もひたすら煙の色の観察と温度計測を繰り返す作業が続く。はっきり言えば、単調な作業の連続で、一般の炭焼き体験参加者にとっては、暇な一日である。そんな日をできるだけ楽しんでもらおうと、いろいろな工夫をしている。前回はお点前を楽しんでもらった。今回は、炭の楽しみ方を知ってもらおうという試み。

茶道でも嗜んでいる人、あるいはBBQを楽しむ人以外は、家で炭を使うという人はまず殆どいないでしょう。実際、体験教室で炭を焼き、炭をもらっても、「さてどうしたらいいのやら?」という参加者も多い。ならば炭の楽しみ方を提案しようと思い立ち、まずその一つとして、七輪で炭の熾し方を覚えてもらう。これを覚えておくと、サバイバル熱源としての利用だけでなく、日常につかう熱源としてもすこぶる便利である。二つ目は、消臭剤としての利用。炭には優れた消臭効果があることはご存じでしょう。しかし、ただそのまま置いておくだけではつまらないので「飾り炭」にアレンジしたらどうかと提案したのが冒頭の写真。100均ショップで買った篭やトレイ、正月飾りの造花の梅の花などを使ってみた。そのほかにも「一輪挿し」にしたり、重ねて水引や細いわら縄で巻いて、「俵づくり」にしたりいろいろな炭細工を楽しんでもらった。

57h

さて、大寒波襲来。今日の女性ボーカルは、少し心が暖かくなるかもしれない大人の女性のしっとりとしたバラードはいかがでしょうか。ノルウェーのシンガー、「インゲル・マリエ・グンナシェン/Inger Marie Gundersen」。アンニュイで少しダーク、大人のムードを湛え、いぶし銀のように一際光っていて、一度聴いたら、その声が深く心に刻まれる。

1959年生まれ、2004年、45歳のデビューというから相当な遅咲きである。音楽一家に育ち、物心ついた頃から歌うことに喜びを見出していたという。20代の頃には、地元でもうプロ活動を始めていたが、2004年になってようやくソロデビューするチャンスに恵まれたという苦労人でもある。(参照拙ブログ「北欧美女シンガー図鑑(その3) ~ノルウェイ、癒しの熟女は ・・・~」)そんな彼女のセカンド・アルバムが「バイ・マイセルフ/By Myself」。デビュー・アルバム、「メイク・ジス・モーメント/Make This Moment」と同じように、ポップスやジャズ・スタンダードのカバーが中心のアルバム。遅咲きの苦労人という彼女のキャリアが、カバー曲に何とも言えない色艶と温もりを吹き込んでいる。


By Myself

インガー・マリエ / コロムビアミュージックエンタテインメント

52h

 

その中から、「ロッド・スチュアート/Rod Stewart」が、アルバム「アトランティック・クロッシング/Atlantic Crossing」 (1975)で取り上げ有名になった、「ニール・ヤング/Neil Young」のバック・バンド、「クレイジー・ホース/Crazy Horse」がオリジナルのバラード、「I Don’t Want To Talk About It」が心に沁みる。作詞作曲は「クレイジー・ホース」のリーダー、「ダニー・ホイッテン/Danny Whitten」。 「もう何も言えない」というような意味でしょうか ・・・。

 

 

【 I Don’t Want To Talk About It 】

「♪ I can tell by your eyes             お前の目を見ればわかる
   That you’ve probably been cryin’ forever    ずっと泣き続けていたんだね
   And the stars in the sky don’t mean nothin’ to you
                 夜空の星さえもお前には何の意味もないだろうね
   They’re a mirror      それはお前の心を映し出す鏡だから

   I don’t wanna talk about it, how you broke my heart
                お前が僕の心をどれだけ傷つけたかなんて言えない
   If I stay here just a little bit longer   もうちょっとここにいていいなら
   If I stay here won’t you listen to my heart  もうちょっとここにいていいなら聴いてくれ
   Oh my heart?                    僕の胸の内を、つらい胸の内を
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・      ♪」

「Inger Marie Gundersen - I don`t wanna talk about it」

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そして、2004年のJAZZシーンに彗星のごとくデビューしたアルバム、「メイク・ジス・モーメント」から、「Always on my mind」を。原曲は、「ブレンダ・リー/Brenda Lee」が1972年にリリースしたカントリー・ソングらしく、「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」をはじめとして、多くのアーティストにカバーされたという。


メイク・ジス・モーメント

インゲル・マリエ・グンナシェン / インディーズ・メーカー

「Always on my mind – Inger Marie Gundersen」

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炭を焼きながら

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第2回目の炭焼きが始まった。今日は窯内の温度を上げるため、朝からただひたすらに窯口で、薪をくべ、火を焚く一日。8時間以上も ・・・。そして、その作業の間をみて、炭焼き体験参加者に「七輪」での炭の熾し方を学んでもらう。窯口の炎も美しいが、この「七輪」で熾った炭のえも言われぬ赤も美しい。昔はどこの家にも「七輪」があり、湯を沸かしたり、物の煮炊きに使っていた。山の仲間は火力も強く、火持ちがいいため、黒豆を炊いたり、日常的に使っているという。もちろん、我が家にも「七輪」はあり、震災などの非常用の熱源として準備している。
 
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そして、来年の炭焼きに向けて準備しなくてはならないものがある。それは、「薪」である。炭焼きの出来の良し悪しを左右するのが、どれだけ強い火力を得られるかにかかっている。そのためには、1年近く十分に乾燥させた良質の薪が必要なのである。今回の炭焼きで2年ほど前に用意した薪は全て使い切ってしまう見込み。従って、来年用の薪を用意しておかねば炭焼きができないのである。そこで合間を縫って、玄能と楔、あるいはマサカリで、窯木には太すぎて使えないクヌギの玉木を割る。これが意外と重労働なのであるが、まあ、ゆっくりと楽しめる範囲で薪割りに精を出す。これも、子供の頃、よく親父と一緒にやったもんだ。

古来、炎の赤は人を妖しくするといわれる。私は決して妖しくはならないが、じっと炎を見ていると、魅入られてしまったのか、ぽかっと頭の中が空白になり、時を忘れたような瞬間は確かにある。だから魔術やマジックには炎がつきものなのかもしれない。
 
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さて、炎を見たら、久しぶりにあの「サンタナ/Santana」で一躍有名になった「ブラック・マジック・ウーマン/Black Magic Woman」を聴いてみたくなった。ジャズ・アレンジ?で歌うのは、「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」。

ジャズ・ピアニストで、シンガーで作曲家、しかもバンド・リーダーの「パトリシア・バーバー」は、1955年、シカゴで生まれた。父親は、「グレン・ミラー・オーケストラ/Glenn Miller Orchestra」のメンバーでもあったサックス・プレーヤーの「フロイド・‘シム’・バーバー/Floyd “Shim” Barber」だという。アイオワ大学でクラシック・ピアノを専攻したが、クラシックを演奏するより、ジャズをプレーするほうがずっと楽しいという理由でジャズをやるようになったという。そして、歌を歌うようになったのは、「ピアノを弾き語るシンガーのほうが、ずっといい仕事があったから」と、実に率直に言う。

JAZZとロックの垣根を自分流に取り払い、「Black Magic Woman」をミステリアスに歌っているアルバムは、「Companion」。かって「Jazz Life」誌は、彼女をこう評したことがある。「ノワールの語り部、夜の闇をミステリアスに歌う」。シカゴ・ブルース、シカゴ・ジャズ発祥の地、音楽の街シカゴで生まれた彼女は、今もシカゴを中心に音楽活動をしている。

Companion

Patricia Barber / Blue Note Records

「Patricia Barber – Black Magic Woman」
 
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