JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

もう聴けない!あの超絶技巧 ~パコ・デ・ルシア逝く~

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スペインのギタリスト、「パコ・デ・ルシア/Paco de Lucía」氏が心臓発作のため、25日、滞在先のメキシコで死去したと、AFP通信、朝日新聞などがメディアが伝えた。66歳。スペインの生まれ故郷では、町長が「文化の世界とアンダルシア地方にとって埋めようのない損失だ」とその功績をたたえるとともに、3日間、町全体で喪に服すことを決めたとも報じられている。

「パコ・デ・ルシア/Paco de Lucía」。情熱的な超絶技巧で知られたフラメンコギターの世界的な巨匠。ジャズ、クラシックなど幅広い音楽から刺激を受け、伝統的なフラメンコの現代化にも力を注いだ。1947年、アンダルシア州カディス県の港町アルヘシーラスで生まれる。父や2人の兄もギターを弾き、パコもギターを習う。そして、10代のころからプロのギタリストとして活躍した。早熟の天才で、わずか12歳で、兄とのデュオで初レコーディングをしたという。
 
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1977年、フラメンコの分野で活躍してきたパコに転機が訪れた。元「リターン・トゥ・フォーエヴァー/Return to Forever」のフュージョン・ギタリスト、「アル・ディ・メオラ/Al Di Meola」のアルバム、「エレガント・ジプシー/Elegant Gypsy」に参加し、ジャズ・フュージョンのファンからも絶大な支持を得る。1979年には、「ジョン・マクラフリン/John McLaughlin」、「ラリー・コリエル/Larry Coryell」との3人で、アコースティック・ギター3本だけのツアーを行う。その後ラリーに代わってアルが加入し、「Friday Night In San Francisco」(1981年)、「Passion, Grace & Fire」(1983年)を発表。この3人は、「スーパー・ギター・トリオ/Super Guitar Trio」という愛称で親しまれ、1996年には再び活動を共にし、「Guitar Trio」を発表している。またジャズ・ピアニストの「チック・コリア/Chick Corea」、ロックの「エリック・クラプトン/Eric Clapton」とのジャンルを超えたコラボレーションでも知られている。

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私は、クラシックギターを、高校生時代にすこしかじったため、今でもクラシック、フラメンコなどギター音楽のファンでもある。「パコ・デ・ルシア」。「アル・ディ・メオラ」とコラボした頃から、そのテクニックの凄さで、彼の名前は聞いていたが、初めて演奏を聞いたのは、「スーパー・ギター・トリオ」のサンフランシスコ・ライブ・アルバム、「Friday Night In San Francisco」であった。スパニッシュ・タッチのそのスリリングな神業としか思えない早弾きの応酬。楽譜にしたら一体何分の一音符になるのであろうか ・・・。「総毛立った」という表現が最も当てはまるくらい興奮した。もうあの超絶技巧は聴けないのだ。

私が総毛立ったギター・バトルの究極のアルバム、「Friday Night In San Francisco」(1981年)は、30年以上たった今でも愛聴版となっている。

合掌 ・・・・・。

フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!

ジョン・マクラフリン,パコ・デ・ルシア アル・ディ・メオラ / SMJ

フル・アルバムがYOUTUBEにアップされていました。

1 -Mediterranean Sundance/Rio Ancho(地中海の舞踏/広い河)  2- Short Tales Of the Black Forest(黒い森)  3- Frevo Rasgado(フレボ)  5- Fantasia Suite(幻想組曲)  6 – Guardian Angel(ガーディアン・エンジェル)

「John McLaughlin, Paco DeLucia, Al DiMeola – Friday Night In San Francisco」

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中国よ!PM2.5をなんとかせいよ!

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かなり春めいてきた。そこで、お気に入りの和風カフェ・レストランで昼食。しかし驚いた。いつもははっきりと望むことができる生駒山が霞んでみえない。生駒山どころか、大阪市内の高層ビルすら全く見えない。中国から飛来する「PM2.5」のためである。兵庫県、大阪府は、この日環境省のPM2.5の暫定指針値である「一日平均70μグラム」を超える恐れがあるとして、初の注意報を出した。今までは黄砂、それは春の兆しくらいに思っていたが、「PM2.5」になって、日本でもその深刻さを増してきたようである。

何年か前に、仕事で頻繁に訪問した北京。街中がぼんやりと曇って、晴れなのか曇りなのかよくわからない。聞くと「晴れ」だという。到着後、北京空港から一足外に出ると、すぐに鼻につく排気ガスの臭い。それも2、3日もいれば感覚が薄れてしまう。中国のガソリンは品質が相当悪い上に、車の排ガス規制もしてないという。経済が全てに優先しているためである。

冬はもっと深刻。北京などの大都市では、暖房のためのスチームを各戸に供給しており、その燃料が発電と同様、ほとんどが石炭である。北京市をとり囲むようにスチーム供給設備、火力発電所が配置されている。私が訪れていたのは、北京五輪の前まで。ウォーキングが日課の私は、ひどい時は外へ出ないように、ホテル内のジムですませていた。いまは、その頃よりも経済が発展し、北京の市街区域も拡大しているから、もっと汚染がひどくなっているだろうことは想像に難くない。

関西でもこれだけ濃度が上がるとなると、無関心ではいられない。中国政府よ!日本バッシングに血道を上げる前に、日本から技術導入してでも、早急にこの大気汚染問題を解決せいよ!ことは自国民だけでなく他国民を巻き込む健康の問題であるのだ。しかし、核のゴミの行き場も、福島第一原発の汚染水の行き場もないのに、経済優先で原発再開に前のめりになっている国が、よその国のことを言えないか ・・・。

せっかくの景色が台無しだったが、こんなことを思いながら頂いた昼食は、それはそれで大変美味しく、入口に置かれた梅の花が、ほのかな薫りとともに見送ってくれた。春です。
 

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さて、大気汚染から思いつく曲などありませんが、今は亡き甘いピアノと「泣き節」サックスで「煙が目にしみる/Smoke Gets in Your Eyes」。いや春の宵、こんな曲もいいもんです。「エディ・ヒギンス/Eddie Higgins」と「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」。


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エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン / ヴィーナス・レコード

「Smoke Gets in Your Eyes-Eddie Higgins Quartet with Scott Hamilton」

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いくつになっても奇跡は起こせる ~映画「JAZZ爺MEN」~

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音楽関連映画(DVD)、第5弾目は、「JAZZ爺MEN」。埼玉県本庄市を舞台に、不器用に生きてきたシニア・エイジが、町おこしのためのジャズ・バンド結成のために集められたが、ほとんどが未経験者。それぞれのメンバーが、それぞれの人生に向き合い、小さな奇跡を起こす人間ドラマ。監督は、「宮武由衣」、主演は、「井上順」。共演は、「清水章吾」など。

埼玉県北部の町・本庄で、町おこしのために市民ジャズバンドを結成する計画が発足。元音楽教師が指導することになる。しかし、吹奏楽経験者という形で募集をかけたはずが、集まってきたのは、お調子者の洋菓子店主・後藤をはじめ素人ばかりだった。そんななか、後藤の妻・朝子が癌のために、長くて余命半年と宣告される。後藤は妻に自分の演奏を聞かせてやりたいと思うが、クリスマス・コンサートまで、あと3ヶ月と迫っていた。

 

 

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素人集団、余命六ヶ月、挫折、仲違い、仲間、団結、お決まりのラストシーン ・・・。型にはまった「泣かせる映画」の典型とも思えるし、それほどJAZZの演奏シーンが出てくるわけでもない。しかも、残念ながら、演奏はすべてアテレコ。「スウィングガールズ」のように、実際の演奏に挑戦して欲しかった気もする。しかし、「いくつになっても奇跡は起こせる」、そんなキャッチを信じたくなるような、そしてまた、「人生、生きるに値する」という励ましを貰ったような、ほのぼのとした映画であった。この映画のモデルは埼玉県本庄市を中心とする実在の「SWING HARD JAZZ ORCHESTRA」であるとのこと。いまやご当地の人気バンドとなっているようだ。


JAZZ爺MEN [DVD]

J.V.D.

「映画『JAZZ爺MEN』予告編」

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JAZZが町興しに効果的かどうかは知らないが、「ヤマハ」によると、日本全国で開催されるJAZZフェスティバルの数は、なんと300イベントほどで、特にここ数年、増加傾向が強まっているという。それなりに集客があるところを見ると、経済効果を期待出来るのかもしれない。しかし、開催が増えれば競争も生まれる。来場者数が減り、また、長年の不況から、企業、地方自治体の協賛金も減り、中止に追い込まれたジャズ・フェスティバルもあるという。

ジャズは、スタンダード、POPS、ボサノバ、アレンジにより子どもに人気のアニメ楽曲など、幅広い年齢層が楽しめる。経済効果は少ないかもしれないが、しかし、視点を変えてみれば、間違いなく原発よりはるかにリスクが少なく、安全で、楽しい町興しである。いいではないか ・・・。

ラストのライブのシーンで演奏された曲は、オリジナルのテーマ曲、「君と駆け抜けた人生」。演奏は、小学校の音楽専科の教員だったが、定年退職を経て、ミュージシャンに戻ったという「佐野啓」氏率いる「ハイクラソーナ・オーケストラ」。


「君と駆け抜けた人生 - Hikurasona」

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「11/22/63」 を読む

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Caroline Kennedy Schlossberg

 

昨年11月15日に、女性初の駐日アメリカ大使として着任した「キャロライン・ケネディ/Caroline Kennedy」氏、言わずと知れた、第35代アメリカ合衆国大統領「ジョン・F・ケネディ/John Fitzgerald Kennedy」の長女である。彼女が大使としての仕事をしている報道を時折見かける。しかし、彼女のニュースを観ていると、どうしても私はあの暗殺事件を思い出してしまう。1963年11月22日(日本時間23日)のことであった。私は17歳の高校2年生。通信衛星を媒介とする日米間TV宇宙中継の受信実験が行われたのがこの日で、その第一報がこの事件だったことを今も覚えている。もうあれから50年経ったのですね。彼女の顔に深く刻まれた皺に、悲劇後の彼女の生き方を垣間見るような気がします。

そうそう、「ニール・ダイヤモンド/Neil Diamond」のヒット曲に、彼女のことを歌った「スイート・キャロライン/Sweet Caroline」(1969)という歌がありましたね。彼女は、上原投手のいる「ボストン・レッドソックス/Boston Red Sox」の大のファン。その本拠地「フェンウェイ・パーク/Fenway Park」で、8回表が終わった後に、この曲が流されるという。

「Sweet Caroline – Neil Diamond」

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そして、事件の真相究明を掲げて発足した、通称「ウォーレン委員会」は、「リー・ハーヴェイ・オズワルド/Lee Harvey Oswald」の単独犯行と結論付け、米政府は多くの証拠物件を、「事件後75年後の2039年までは公開しない」と一切合切を封印してしまった。そんなこともあって、「ケネディ暗殺」は現代史の最大の謎の一つとされ、事件の真相、黒幕の正体を廻って、諸説紛々、百家争鳴状態がいまだに続いている。「JFK」、「ダラスの熱い日」という映画もありましたね。

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「落合信彦」著「二〇三九年の真実 ケネディを殺った男たち」(集英社 1979年)(注;2013年に「二〇世紀最大の謀略 ―ケネディ暗殺の真実」として増補改訂されて再出版)を読んで、ケネディ暗殺陰謀説にはまってしまった私が、かって、出張でダラスを訪れたときは、もちろん、今はミュージアムになっている、ケネディ大統領の狙撃場所とされている旧「テキサス教科書倉庫ビル」を訪れた。(参照拙ブログ「僕らのアメリカン・ヒーローたち」) まっ、その辺については別の機会に譲るとして、暗殺事件50年後の去年、フィクション、ノンフィクションの分野でいろいろな出版物が刊行されている。「ウォーレン委員会」が、なぜ真相に到達するにいたらなかったかを描いた本、「ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言 上/下」(文藝春秋)もその一つ。


二〇世紀最大の謀略 ―ケネディ暗殺の真実― (小学館文庫)

落合 信彦 / 小学館


ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言 上

フィリップ シノン / 文藝春秋

そんな傑作フィクションが、モダン・ホラーの巨匠、「スティーブン・キング/Stephen King」の超大作「11/22/63 上・下」(文藝春秋)である。ケネディ暗殺の日をそのままタイトルとし、上下巻とも2段組で各々500ページを超えるボリューム。当初はそのボリュームに逡巡していたが、思い切って買って読み始めた。しかし、読み終えるまでは2週間ほどであったろうか、それほど面白かったということである。

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 「11/22/63」
スティーヴン キング / 文藝春秋

 

 

 

 

 

小さな町の食堂、その倉庫の奥の「穴」。その先にあるのは50年以上も過去の世界、1958年9月19日午前11時58分。このタイムトンネルをつかえば、1963年11月22日に起きた「あの悲劇」を止められるかもしれない ・・・。過去へ旅することのできる「扉」の存在を知った男は、ケネディ暗殺を阻止するために過去への旅に出る。改変を拒む「歴史」が繰り出す執拗な妨害。世界の未来と愛する人の命のどちらを選べばいいのか? 緊迫のクライマックス、涙のラスト・シーン。「リー・ハーヴェイ・オズワルド」の単独犯行説を前提に描いたタイムトラベルの傑作。

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「スティーヴン・キング」。1947年、アメリカ、メイン州生まれ。怪奇小説としての「ホラー」とは異なる、日常的な空間に潜む恐怖を描く、いわゆる「モダン・ホラー」の巨匠で、1974年に長編小説、「キャリー」でデビューした。その後の作品については、もうあげる必要もないくらい有名であろう。映画化された作品も多く、「キャリー」、「ミザリー」、「シャイニング」ほか、ホラー以外でも 「ショーシャンクの空に」、「グリーン・マイル」、「スタンド・バイ・ミー」など、枚挙にいとまがない。

さて、「11/22/63」ですが、全編にわたっていたるところに、当時のヒット曲、TVドラマ、映画などの描写がちりばめられ、50年前のアメリカの風景や風俗が眼に浮かぶとともに、当時JAZZやPOPS、映画をはじめとしてアメリカン・カルチャーに魅せられ始めだした高校生の私を思い出しもした。

そこで今宵は、その重要なシーン、主人公のジェイク(ジョージ)とセイディーとが結びつくダンス・パーティで踊る曲、「グレン・ミラー/Glen Miller」の「イン・ザ・ムード/In The Mood」を聴いてみます。

「Glen Miller - In The Mood」

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二足のスキー?いや三足かも?

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ソチ・オリンピックも大詰めに近づいてきた。スノーボード女子パラレル大回転で銀メダルを獲得した「竹内智香」選手、フリースタイルスキー女子ハーフパイプで銅メダルの「小野塚彩那」選手以外は日本女子選手勢は悔しい思いをしている。明け方のライブ中継は起きるのが辛いので、昼間のNHKBS1で観ていることがほとんど。しかし、日本勢の活躍が少ないので、当然ながら外国選手の活躍を見ることが多くなってしまう。そんな中での個人的な感想だが、今回のオリンピックは、美女アスリートが多いような気がする。見ていて飽きません。

例えば、モーグルのカナダ代表の美人三姉妹、「デュフォーラポイン」姉妹、カーリング、ロシア代表の「リュドミーラ・プリヴィフコヴァ」選手などなど ・・・。やはり、好きな人はいるもので、そんなソチ・オリンピックで話題の美女アスリートたちの写真が特集されています。興味のある方は以下をクリックしてみてください。

『世界各国ソチ・オリンピック「美人アスリート」達の画像集』
『世界各国ソチ・オリンピック「美人アスリート」達の画像集 後編』
『ソチ五輪の美人アスリートを集めてみた!』

いや楽しめますね! 中にはグラビア・アイドルも顔負けするような写真もあり、こんな写真を撮らせる、この辺の感覚は日本人と大分違うようです。

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そしてアスリート以外でも活躍している美人アスリート、いわばマルチ・タレント美人アスリートも話題になっている。そんな中で抜きん出ているのが、滑降についで大回転でも優勝し、2冠に輝いたスベロニア代表のアルペン・スキー選手、「ティナ・マゼ/Tina Maze」選手。(写真上) オリンピック・アスリートだけでなく、モデルで歌手、ピアノの才能もあるという。オフシーズンには、ファッション・モデルの仕事をこなし、シンガーとしても活躍するという。二足の草鞋、いや、二足のスキーどころか、いくつのスキーを履いているのであろう?いや、それよりも、一体神は彼女に何物を与えたもうたのか。

2012年秋、いわゆるメジャーデビューではないが、スロヴェニアでは有名なアーチストのプロデュースにより歌手としての活動を始めたという。デビュー曲は、「My Way is My Decision」という曲だそうだ。このタイトル、歌詞に、自分の生き方に対する彼女自身の強い信念が表現されているようだ。 気になりますね。探したら、YOUTUBEにありました。

「Tina Maze – My Way Is My Decision (Official Video) 」

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そして、もうひとりが、「ヴァネッサ・メイ/Vanessa Mae」。シンガポール出身のヴァイオリニストであるが。タイ人を父親に持つので、ソチには、タイ代表としてアルペン・スキー女子大回転に出場したという。結果は、67位であった。しかし彼女はそのバイオリンの方が、ひと足早く知られるようになった。2006年トリノ五輪で、金メダルに輝いた「荒川静香」さんがフリーで使用した曲、「誰も寝てはならぬ」(プッチーニのオペラ「トゥーランドット」のアリアの一つ)の演奏者だったのである。この曲が収録された「ヴァネッサ・メイ」のアルバム、「チャイナ・ガール」(1997年)は当時廃盤となっていたが、日本国内でこの曲が非常に話題を集めたことから、この曲を含むベストアルバムが急遽リリースされたという。

セクシーな衣裳に身を包み、いわゆるオルタナティヴとかフュージョンと呼ばれるジャンルのミュージシャンとして、クラシック音楽とポップスの垣根を越えて活躍している。


トゥーランドット~ベスト・オブ・ヴァネッサ・メイ

メイ(ヴァネッサ) / EMIミュージック・ジャパン

オリンピックを自分のプロモーションに利用しているような感がしないわけではないが、まあ、聴いていただきましょうか、「トゥーランドット」。

「Violin Fantasy On Puccini’s ‘Turandot’ – Vanessa Mae」

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プロモーション・ビデオも観てみますか? う~~~ん。

「Vanessa Mae — Toccata & Fugue」

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路傍の花、樹々の鳥(34 ) ~梅一輪によせて ・・・~

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いつものウォーキングの道筋。梅一輪が咲いているのを見つけた。膨らんではいるものの、他の花はまだ蕾だというのに、健気にも咲き始めたのだ。「あっ、咲いた」とすこしホッとしますね。そして、「スイセン(水仙」)は、もういっぱいに花を開いている。

それにしても、いつも思うことがある。樹木の和名の付け方が絶妙であるということだ。例えば、春を待ちかねたように咲く「コブシ(辛夷)」は、その実が子供の拳のような形から名付けられたというし、また、「ミツマタ(三椏)」は、その枝が必ず三叉、すなわち三つに分岐する特徴があるため、この名がある。「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」は、その名の通り、枝先に花が終わってから三枚の葉がつくことからこの名がついた「ミツバツツジ(三葉躑躅)」に比べて、葉が多少小さいためこの名がある。花の咲くのは夏であるが、その実が美しい赤になる「ナナカマド(七竈)」は、大変燃えにくく、「七度竃(かまど)に入れても燃えない」ということから付けられたという。また「ガマヅカ」は、鎌などの柄に最適なので、「鎌柄(かまつか)」が名前の由来だという。
古の人は、その生活の中で、よく樹木を観察し、利用し、親しんだ中で、和名が付けられていったことに、いつも感心するのである。

さて、もうすぐ春である。「春が来たのに、なぜ私の心は浮き浮きしないのかしら?」と微妙な女心を歌う歌がある。「Spring is here(春が来たというのに)」という歌。「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」、「ローレンツ・ハート/Lorenz Hart」のゴールデン・コンビにより、1938年のミュージカル「私は天使と結婚した」のために作られた古い歌である。このほろ苦く感傷的なムードの漂うスタンダードを、「エラフィッツ・ジェラルド/Ella Fitzgerald」、「カーリー・サイモン/Carly Simon」などが歌っている。私が好きなのは、「ローズマリー・クルーニー/Rosemary Clooney」の歌唱。

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「ローズマリー・クルーニー」。1928年生まれのアメリカの歌手、女優である。幼い頃、母親は別の男と結婚し、父親も行方をくらますという極貧の生活を経験するが、ローズマリーとベティの姉妹は、シンシナティのラジオ局のオーディションに合格し、1945年に「The Clooney Sisters」として歌手デビューを果たす。数年後、姉妹は別々に活動するようになり、ローズマリーは、21歳の時にニューヨークに渡る。1951年に「Come On-a My House(家へおいでよ)」が、ビルボード・チャートで全米第1位となる大ヒットとなり、その後も、「Mambo Italiano」などの世界的な大ヒット曲を連発する。2002年にカリフォルニア州、ビバリーヒルズで肺癌により死去。74歳。俳優の「ジョージ・クルーニー/George Clooney」は甥である。

 

佇まいも美貌も歌唱も、その「端正」において抜群のローズマリー。私が大好きな白人女性歌手のひとりである。そんな彼女のピカイチ、珠玉のバラード集が、「Sings Ballads」。どの曲もその歌詞が、彼女の歌唱によって心に響いてくる。ギターの「エド・ビカート/Ed Bickert」が抜群の演奏をして、見事にサポート。


Sings Ballads

Rosemary Clooney / Concord Records

そのアルバムに収められているのが、「Spring is here(春が来たというのに)」。

【 Spring Is Here 】  作詞;Lorenz Hart  作曲;Richard Rodgers

「♪ Spring is here!                 春が来た
   Why doesn’t my heart go dancing?   でも私の心が浮き浮きしないのは何故?
   Spring is here!                  春が来た
   Why isn’t the waltz entrancing?     でもワルツを聞いてもうっとりしないのは何故?
   No desire, no ambition leads me,     欲しいこともしたいこともないの
   Maybe it’s because nobody needs me.  たぶん誰も私を必要としていないからかしら

       ・・・・・・・・・・・・               ・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「Rosemary Clooney – Spring is here」

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そして、この曲をリリカルに奏でるのは、ご存知「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans trio」。名盤「ポートレイト・イン・ジャズ/Portrait in Jazz」より。


ポートレイト・イン・ジャズ+1

ビル・エヴァンス / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Bill Evans trio-Spring is here」

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奇しくも3月11日は ・・・

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もうすぐ3月である。そして、私の68歳の誕生日も近づいてくる。

それはさておき、私が知っている限り、カラオケで最もおじさんたちに歌われている洋楽の曲は、「マイウェイ/My Way」である。「マイ・ウェイ」は、カバーされた回数が、史上第2位(第1位は「ビートルズ/The Beatles」の「イエスタデイ/Yesterday」)と言われている、1969年の「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」の大ヒットのポピュラー・ソングで、作詞は「ポール・アンカ/Paul Anka」。とまあ、ここまではほとんどの人が知っていることであろう。

ところが、その原曲の作曲は、1960年代のフランスのアイドル歌手で、39歳の若さで夭折した「クロード・フランソワ/Claude François」であるということは意外と知られていない。1967年のフランス語の歌、「Comme d’habitude(いつものように)」(作詞:クロード・フランソワ、ジル・ティボ/Gilles Thibault、作曲:クロード・フランソワ、ジャック・ルヴォー/Jacques Revaux)が原曲である。

この「マイ・ウェイ」の作曲者として知られ、世界デビュー直前に39歳の若さで急逝した「クロード・フランソワ」の波乱の生涯を映画化したのが、映画「最後のマイ・ウェイ/原題;CLOCLO」(2012)。監督は、「フローラン・エミリオ・シリ/Florent Emilio Siri」、主演は「ジェレミー・レニエ/Jeremie Renier」。

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「クロクロ/CLOCLO」という愛称でも知られる、「クロード・フランソワ」は、1939年、裕福で厳格な実業家の父の家に生まれ、家族とともにエジプトで恵まれた毎日を送っていた。ところが、第2次中東戦争によって父が失業し、一家はモナコへと移住。クロードは家計を支えるため、楽団の歌手として働きはじめる。父の死後、パリに進出し、歌手としてデビュー。しかし、なかなか人気が出ず下積みの苦労を味わっていたが、やがて敏腕マネージャーのポールのプロデュースでスターの座へと上り詰める。そんな中、「夢見るシャンソン人形」で一躍有名になった、アイドル歌手「フランス・ギャル/France Gall」との破局を歌った「Comme d’habitude(いつものように)」を、ずっと尊敬していた「フランク・シナトラ」が、英語詩でカバーすることとなった。人気絶頂、世界デビュー目前の1978年3月11日、フランソワはパリの彼のアパートの部屋で、割れた電球で浴槽を照らそうとして感電死した。

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1960年代から70年代にかけてといえば、「ビートルズ」の全盛時代。そして私が知っているフランスPOPS界のスター、アイドルといえば、「ジョニー・アリディ/Johnny Hallyday」、彼と結婚した「シルヴィ・ヴァルタン/Sylvie Vartan」、「フランス・ギャル」、「セルジュ・ゲーンズブール/Serge Gainsbourg」。正直言って、「マイ・ウェイ」の原曲がフランスの歌ということは知っていたが、「クロード・フランソワ」を私は知らなかった。この映画でその生涯を初めて知ったのだが、波乱万丈、栄光と挫折、愛と憎悪、家族、悲劇的な死 ・・・、悲劇のヒーローに当てはまるすべての要素を持ったスター、「クロード・フランソワ」の短い人生ドラマにすっかり見入ってしまった。疾走した人生。やはり、神は光と栄光だけを授けないのである。主演は「ジェレミー・レニエ」はよく似ているし、歌もうまく、十分、「クロード・フランソワ」の雰囲気を出していると思った。

そして、3月11日は奇しくも私の誕生日であることに気がついた。


最後のマイ・ウェイ [DVD]

TCエンタテインメント

「映画『最後のマイ・ウェイ』予告編」

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まず、「クロード・フランソワ」のオリジナル、「いつものように」から。

「Claude François – Comme d’habitude(いつものように)」

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そして、「フランク・シナトラ」の「マイ・ウェイ」。歌詞が出てきますので、カラオケ十八番の方はどうぞ。

「Frank Sinatra – My Way」

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森が明るくなるとすぐに野鳥たちが集まってきた

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先週末、再び降った大雪はもうすっかり消えている。今日の植生調査の作業は、昨年設定した10m×10m=100㎡の調査管理区域の照葉樹をすべて伐採する作業。「ヒサカキ(柃、非榊)」がほとんどであるが、「ソヨゴ(冬青)」、「アセビ(馬酔木)」をくわえて、100本ほどの照葉樹を伐採した。その結果、この区域は陽が差し込み、すっかり明るくなった。1年後、追跡調査をする予定であるが、どのくらい新しい種が芽生えているか楽しみである。

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そして、よくしたもので、森が明るくなった途端に、「ジョウビタキ(尉鶲)」、「ルリビタキ(瑠璃鶲)」、「コゲラ(小啄木鳥)」などが、作業を続けている我々を怖がることなく、直ぐに集まってきた。「コゲラ」は、虫を捕るためか、早速木を啄き始めだした。やはり、「森を明るくする」という我々の地道な活動は、意味のあることであると実感する。鹿の食害を防ぐための試みなども施しながら、今日の作業を終える。気温は低いが、陽ざしの暖かな一日だったためか、この時期の日曜日にしてはいつもより多くの来園者が、森林ウォークなどを楽しんでいた。もう、春は近いのだ。

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さて、「木漏れ日のようなボーカリスト」というキャッチは、先日紹介したノルウェイの女性シンガー・ソングライター、「トールン(トルン)・エリクセン/Torun Eriksen」であった。(参照拙ブログ「北欧美女シンガー図鑑(その11) ~木漏れ日のようなボーカル~」) それに続く、木漏れ日にあそぶ「ジョウビタキ」ようなスエーデンのボーカリストを聴いてみましょうか。たしか、一、二度紹介しましたね。(参照拙ブログ「GWに薔薇を一鉢買う」など) そこから再掲になりますが、「イザベラ・ラングレン/Isabella Lundgren」。

帯に曰く、『スウェーデンからコケティッシュなシンガーがデビュー! ノスタルジー溢れる甘美な歌声で切ない女心を歌い上げた珠玉のバラード チャーミングなイザベラの歌は聴く人の心を捉えて離さない ・・・。』

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「イザベラ・ラングレン」は、スウェーデンのヴァルムランド生まれ。両親が聴いていたレコードから音楽、とりわけジャズに興味をもったと言われます。18歳の時、ニューヨークに渡り、大学で音楽を学びながら多くのジャズメンとも共演したようです。22歳で帰国するやいなや、その実力を認めたレコード会社と契約し、幸運なデビューを飾り、スウェーデン・ジャズ界にフレッシュな新風を送り込んだ注目の新人である。現在はストックホルムに住み、将来は司祭となるため大学で神学を学んでいるという変わり種。

デビュー・アルバムは、「It had to be you (若しあなただったら)」。1920年代から40年代を中心とした、すこしレトロな時代のスタンダードのバラード集である。この他に「スイート・ジャズ・トリオ/Sweet Jazz Trio」とのアルバムがあるが、リーダー・アルバムは私は過分にしてこの一枚を知るのみ。そのノスタルジックで甘い歌声は、あの早逝の美人女性歌手、「ビバリー・ケニー/Beverly Kenney」を思い起こさせる。上品で楚々たるスウェーディッシュ・ビューティ、「イザベラ・ラングレン」。


It had to be you (若しあなただったら)

イザベラ・ラングレン / Spice of Life/Savvy

残念ながら、上のアルバムからはYOUTUBEにアップされている曲がないので、一番彼女の雰囲気が出ていて、音質のいい動画から、再びとなりますがスタンダードから、「You’ve Changed」をアップします。

「You’ve Changed – Isabella Lundgren」

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「おじいちゃん、頑張って!」 その声は届いたか

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ここしばらく特に意図したわけではないのだが、「25年目の弦楽四重奏」、「ジンジャーの朝」など続けて音楽関連の映画(DVD)を観ている。この日は、「ポール・アンドリュー・ウィリアムズ/Paul Andrew Williams」監督・脚本の「アンコール!!/Song For Marion」(2012)。キャッチは、「歌わにゃイカん理由ができた」。基本的には、「ジジババ映画」であるが、「泣ける映画」、はたまた「音楽映画」か、カテゴライズに迷う作品でもあった。しかしここは、あのラストシーンを観れば、「泣ける映画」としたいところです

主演の一人は、「ウィリアム・ワイラー/William Wyler」監督の「コレクター/The Collector」(1965)で孤独な倒錯者を演じ、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞、最近では「スター・ウォーズ エピソード1/Star Wars:Episode I」(1999)、「ワルキューレ/Valkyrie」(2008)、「アジャストメント/The Adjustment Bureau」(2011)などが記憶に新しい、英国の名優「テレンス・スタンプ/Terence Stamp」。 1939年生まれの74歳。

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一方はこれもイギリスが誇る名女優、「ヴァネッサ・レッドグレイヴ/Vanessa Redgrave」。1937年生まれの77歳。「ジュリア/Julia」(1977)のオスカー女優でもあり、最近では「つぐない/Atonement」(2007)、「いつか眠りにつく前に/Evening」(2007)、「ジュリエットからの手紙/Letters to Juliet」(2010)などますます円熟味を増した私の大好きな女優でもある。最近ではアカデミー賞有力候補の呼び声が高い、「リー・ダニエルズ/Lee Daniels」監督の「大統領の執事の涙/The Butler」(2013)にも出演している。

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たぶん、ストーリーは実在するじじばばコーラス・グループ、「ヤング@ハート」に着想を得たのであろう。(参照拙ブログ「こんなふうに老いたいなぁ・・・ ~最近感動のじじばば映画~」

寡黙でとっつきにくい性格が災いし、周囲から筋金入りの頑固おじさんとして扱われ、息子とも溝ができてしまっているアーサー(テレンス・スタンプ)。そんな彼が愛してやまない、性格の明るい妻マリオン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)のガンが再発してしまう。そんな中、彼女が在籍するロックやポップスの名曲を歌う合唱団「年金ズ」が国際コンクールの選考大会に出場することに。治療などで練習に参加できないマリオンの代理で「年金ズ」のメンバーになるアーサーだが、個性豊かなメンバーや慣れない合唱に面食らってしまう。

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コンクールの当日、気後れしたアーサーの背中を押したのは「おじいちゃん! 頑張って!」の孫娘の声だった ・・・。気難しい初老の男が、さまざまな出来事を通して、人生の新たなスタートを切る姿を映し出す。そんな、人情味あふれる物語に加え、劇中で合唱団が歌う「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」や、「ビリー・ジョエル/Billy Joel」といった有名アーティストのヒット曲も大きな魅力。

 


アンコール!! [DVD]

TCエンタテインメント

『映画「アンコール!!」予告編』

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エンディング・ロールを見ていたら、劇中歌われる歌は、アテレコではなく、「テレンス・スタンプ」や「ヴァネッサ・レッドグレーヴ」自身が歌っているのに気がついた。いや上手い上に味のある見事な歌唱である。

「シンディ・ローパー」の大ヒット曲、「True Colours」を歌う「ヴァネッサ・レッドグレーヴ」のシーン。残念ながら、スペイン語?の字幕ですが ・・・。

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   But I see your true colors     でも私はあなたの本当の色を見ているのよ
   Shining through            透けて輝いて見える
   I see your true colors        その本当の色が
   And that’s why I love you     私があなたを愛している理由
   So don’t be afraid           恐れないで
   to let them show            それを見せることを
   Your true colors             あなたの本当の色を
   True colors are beautiful,      その色はとても美しいわ
   Like a rainbow              まるで虹のように
   ・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・♪」

「Vanessa Redgrave - True Colours(Song For Marion Movie Clip)」

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そして、「ビリー・ジョエル」のナンバー、「Lullaby (Good Night My Angel)」を歌う「テレンス・スタンプ」。こちらもスペイン語?ですが ・・・。

「♪ Good night my angel          お休み、僕のエンジェル
     time to close you eyes     目を閉じる時間だよ
   And save these questions       君の質問は残しておこう
     for another day          別の日に
   I think I know            わかっているよ
     what you’ve been asking me    何を君が訊きたかったのか
   I think you know            君も分かっているだろう
     what I’ve been trying to say   僕が何を言いたかったのか ♪」

「Terence Stamp - Lullaby (Good night my angel)/ Song For Marion Movie Clip」

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けもの道を分け入って森へ入ると ・・・

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13日、植生調査のため、森へと分けいった。先日の雪が日陰にはまだところどころ残っている。そしてその雪には、無数の鹿の足跡が ・・・。この日も数頭の群れを見かけたが、この山には多くの野生の鹿が生息し、それがいわゆる「鹿の食害」をもたらして、大きな問題となっているが、ネットを張るくらいの対策で、実際のところはお手上げ状態である。ところで、森にはいくつもの「けもの道」がある。これを探すと、森の中を移動するのに大変楽である。

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そしてこの「けもの道」をたどりながら、植生調査をしていると、この山の中ではいたるところで先人が残した「炭焼き窯」の窯跡や「間歩(まぶ)」と呼ばれる手掘りの採掘坑の跡に出会う。我々の遊びの山は、「知明山」というが、その昔、神のお告げにより銅が発見されたという言い伝えがあり、そうしたことから不思議な山、「奇妙山」といわれ、いつしか「知明山」と呼ばれるようになったという。事実、この地域一帯には、おおきな銀銅鉱脈が走っていて、太閤秀吉の財政を支えたという「多田銀山」もその鉱脈上にある。銀や銅の精錬には炭が必要であり、そんなこともこの地域で炭焼きが盛んだった理由の一つかもしれない。

さて、また昨日の大雪。けもの達は ・・・。

Marty Paich - end piece

 

さて、久しぶりにビッグ・バンドJAZZを聴きたくなった。引っ張り出してきたのは、ご存知、通称「踊り子」で知られる名盤、「マーティ・ペイチ/Marty Paich」率いる「Modern Touch」のアルバム、「ブロードウェイ・ビット/The Broadway Bit」(1959)。「足ジャケ」でも名高いアルバムだ。(参照拙ブログ「JAZZ的トリビア(3) ~続き・JAZZと美脚との素敵な関係~」

「マーティ・ペイチ/Marty Paich」。1925年、カルフォルニア生まれ。1950年代に「ショーティ・ロジャース/Shorty Rogers」楽団にピアニストとして在籍した後、自己の楽団を結成し、クールジャズのウエスト・コーストで活躍したバンド・リーダー。なんといっても特筆すべきはその素晴らしいアレンジである。

のっけの「It’s All Right With Me」からスイング感一杯の演奏が始まると、それだけでウキウキしてくる。「アート・ペッパー/Art Pepper (sax)」をはじめとする手練のウエスト・コースト・ジャズの名手が多数参加し、お馴染みのスタンダードを題材に、洗練されたビッグバンド・ジャズ・アルバムに仕上がっている。1959年の録音であるが、全く古さを感じさせない粋なフルバンドJAZZ。


ブロードウェイ・ビット

マーティ・ペイチ / ワーナーミュージック・ジャパン

そこから2曲ほど。最初は、「アート・ペッパー」のアルトと「スコット・ラファロ/Scott La Faro」のベースが絶妙な「I’ve Never Been In Love Before」。

「Marty Paich and His Orchestra – I’ve Never Been In Love Before」

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そして「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」や「トニーベネット/Tony Bennett」などの歌唱でお馴染みのスタンダード、「Just in Time」。

「Marty Paich and His Orchestra – Just in Time」

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そして、「踊り子」アルバムとペアで有名なのが、「お風呂」こと「アイ・ゲット・ア・ブート・アウト・オブ・ユー/I Get A Boot Out Of You」。こちらもほぼ同時期の録音。いまではこの2枚の名盤が、ともに1,000円という廉価版で買えるのである。


アイ・ゲット・ア・ブート・アウト・オブ・ユー

マーティ・ペイチ / ワーナーミュージック・ジャパン

ご存じのスタンダード、「It Don’t Mean A Thing(スイングしなけりゃ意味がない)」。

「It Don’t Mean A Thing – Marty Paich」

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