JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

350段坂の紅葉

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遊びの山のある公園には隠れた「モミジ」の名所がある。公園には2ヶ所の駐車場があるのだが、その一つは、ダム湖の湖畔の駐車場から、350段ほどの石段をやっとの思いで上がってくるのだが、その小径の両側が「いろは紅葉」のトンネルとなる。ほとんどの来園者は、丘の上の駐車場を目指すため、意外と知られていないのだ。
いままでまったく手入れが行われていなかったので、ここの紅葉をもっと綺麗に見せようと、秋口に小径の一部の枝払いや雑木の除伐を行った。その結果が写真の光景。手入れを行ったところは紅葉が映え、十分に効果があったようだ。来年は小径全体の手入れをして、もっと紅葉を楽しんでいただこうと思っている。今年の紅葉はもう散りかけ、見頃も今週いっぱいであろう。また来年 ・・・。
 
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さて、今宵のお久しぶり女性シンガーは、「ニコール・ヘンリー/Nicole Henry」。米ペンシルベニア出身のジャズ歌手である。教会や学校のコーラス隊で歌い始め、6歳の時にはチェロを習ったという。マイアミ大学芸術学部を卒業後、女優・モデルとして活躍する傍らクラブでR&B歌手としての活動を行ない、その後ジャズ界へと移行。2004年発表のデビュー・アルバム、「The Nearness of You」が、年間トップ・セラー・アルバムとなり、一躍脚光を浴びる。その後は、マイアミを拠点にシンガーとしてはもちろん、女優、モデルとしても活躍を続けているが、2013年には「ソウル・トレイン賞」で「最優秀トラディショナル・ジャズ・パフォーマンス賞」を受賞し、そのダイナミックな歌唱力にますます磨きがかかったようだ。

Nearness of You

Nicole Henry / Banister Records

デビュー・アルバムから、アルバム・タイトル曲「The nearness of you」。こんなソウルフルに、この歌が歌われるとは ・・・。

「Nicole Henry – The nearness of you」

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これまた、ソウルフルでアップテンポの「虹の彼方に」が新鮮。

「Somewhere Over The Rainbow – Nicole Henry」
 
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「Nicole Henry – Summertime」
 
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2005年には「ヴィーナス・レコード」より、「エディー・ヒギンズ/Eddie Higgins」とのコラボ・アルバム、「Teach Me Tonight」をリリース。今は亡き「エディ・ヒギンズ・トリオ」のバックにのって歌う、白人かと思うような知的なスタンダード集。そして、ジャケが可憐で、かわいい。

ティーチ・ミー・トゥナイト

ニコル・ヘンリー・ウィズ・エディ・ヒギンズ・トリオ ニコル・ヘンリー エディ・ヒギンズ・トリオヴィーナスレコード

「Nicole Henry & Eddie Higgins Trio – Night And Day」

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「Nicole Henry With Eddie Higgins Trio – Angel Eyes」
 
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木の葉が舞う

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さあっと風が吹いてくる。汗ばんできた顔に心地よい。「クヌギ(櫟、椚、橡)」の林から一斉に枯れ葉が降り始める。「クヌギ」の葉は細長く、葉の縁は鋸状に波打ち、葉脈の先端は棘状の突起となって突出する。そんな形状のためか、「クヌギ」の葉は、風で一旦舞い上がると、くるくると回転し、なかなか落ちてこない。たくさんの葉が青空を背景に、一斉に回転する様は、それは美しく見事である。そんな光景を見ながら、今日も窯木づくりに精を出す。

ROBIN-MCKELLE

 

さて、今宵のお久しぶり女性歌手は、「ロビン·マッケル/Robin Mckelle」。1976年米国ニューヨーク州ロチェスター生まれ。「ニーナ・シモン/Nina Simone」と「グラディス・ナイト/Gladys Knight」を聴いて育ったという。マイアミ大学とバークリー音楽院でジャズを学び、1999年に「ロンドン・ポップス楽団」のステージでデビュー。2004年には、これまで、「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」(1998年)、「ロバータ・ガンバリーニ/Roberta Gambarini」(1998年)などの歌姫達を生み出した、「セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション/2004 Thelonious Monk International Jazz Vocals Competition」で、「グレッチェン・パーラート/Gretchen Parlato」、「ケリーリー・エヴァンス/Kellylee Evans」と並んで入賞。2006年のデビュー作、「イントロデューシング/Introducing Robin Mckelle」は、ビルボード誌のジャズ・チャートで第6位まで上がるなど、本格的なジャズ歌手として、「サラ・ヴォーンの再来」とまで言われたそうだ。

ビッグ・バンドを従えて、素直に小気味よくスィングする歌唱は気持ちよい。声はややハスキーであるが、デビュー盤とは思えないほど堂々としたもの。「モンク・ジャズ・コンペ」入賞の実績は伊達ではなさそう。

Introducing Robin Mckelle

Robin Mckelle / Cheap Lullaby


 
お馴染みのスタンダードから2曲、「Bei Mir Bist Du Schon (素敵なあなた)」、「Come Rain or Come Shine (降っても晴れても)」。

「Robin Mckelle - Bei Mir Bist Du Schon」
 
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「Come Rain or Come Shine – ROBIN McKELLE」
 
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デビュー作以後、ほとんど耳にすることはなかったが、調べてみると、2010年のアルバム、「Mess Around」ではソウル・ジャズを披露し、新たな魅力を発揮。2012年には、ソウル・バンド、「ザ・フライトーンズ/The Flytones」を結成し、アルバム「ソウル・フラワー/Soul Flower」をリリースしている。

ソウル・フラワー

ロビン・マッケル&フライトーンズ / SPACE SHOWER MUSIC

「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」、「チェット・ベイカー/Chet Baker」などの名唱で知られる「I’m a fool to want you」。いや、なかなかいい ・・・。

「Robin McKelle & The Flytones – I’m a fool to want you」
 
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源氏の社の紅葉

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今日のウォーキングはちょっと道筋を変えて、この地域の隠れた紅葉の名所でもある清和源氏発祥の地、「多田神社」へ。我が家から片道30分ぐらい、ちょうどいい距離である。天気は雨こそ降らなかったが、どんよりとした曇り空。日に当たって輝く紅葉も美しいが、暗い境内に浮かぶ沈んだ紅も風情があって美しい。社殿にお参りし、紅葉を楽しんだあとは、ぜんざいでもとお茶屋に寄ったが、残念なことにお休み ・・・。(多田神社については、拙ブログ「地域の歴史を楽しむ  ~多田神社あれこれ~」を参照して下さい)
 
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さて、今宵のお久しぶり女性シンガーは、「リタ・クーリッジ/Rita Coolidge」とまいりましょうか。「リタ・クーリッジ」は、1945年生まれ。アメリカ・テネシー州出身の女性歌手。アメリカ・インディアンのチェロキー族の血を引くという。写真にもそんな印象が伺えますね。幼い頃からゴスペルに親しみ、1960年代末期から本格的にプロの歌手として活動。「デラニー&ボニー/Delaney & Bonnie」や「ジョー・コッカー/Joe Cocker」のツアーに参加したあと、1971年、アルバム「リタ・クーリッジ」でデビュー。

以後、多くのヒット曲を飛ばし、POPS界でのスターの座を確かなものにした。1973年、カントリーのシンガー・ソングライター、「クリス・クリストファーソン/Kris Kristofferson」と結婚(のちに離婚)、その後クリスと連名のアルバムを何枚か発表。そんなアルバムのひとつ、「Anytime…Anywhere」(1977年)の収録曲で、「ボズ・スキャッグ/Boz Scaggs」のカバー「ウィ・アー・オール・アローン/We’re All Alone」が大ヒットしたのでご存知の方も多いのでは ・・・。
 
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1983年には、映画「007 オクトパシー」の主題歌、「All Time High」を歌うなど活動の幅を広げていく。さらに、1984年には、一部歌詞が日本語で歌われている「沢田研二」作曲の「美しき女 LOVE FROM TOKYO」を来日記念シングルとしてリリース。1991年のアルバム、「Dancing With An Angel」では、「森高千里」の「雨」や、「徳永英明」の「Rainy Blue」などが英語詞のカバーで歌われたという。また、「中島みゆき」のアルバム、「歌でしか言えない」(1991年)にもゲスト参加、相当な日本びいきを発揮しているようだ。(Wikipedia参照)

そんなPOPS界の大御所にして、大姉御、「リタ・クーリッジ」がジャズに挑戦した、たった一枚のアルバムが、「And So Is Love」(2005年)。功なり名を遂げても、やはりジャズが歌いたかったんでしょうね。スタンダード中のスタンダードと言える曲ばかりを思う存分歌っている。それに、あのヒット曲「We’re All Alone」も ・・・。もうこれは、アメリカン・ソング・ブックですね。

And So Is Love

Rita Coolidge / Concord Records

ゲスト・アーティスト、トランペットの「ハーブ・アルパート/Herb Alpert」が、叙情的に盛り上げる「エスターテ」。

「Rita Coolidge – Estate」

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紅葉の山目指してロケットを飛ばす

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森の手入れのボランティア・クラブが月一行うイベントの日。秋晴れ、紅葉、小春日和。そうくれば、公園には朝からいっぱいの親子連れ。来園者の皆さんに協力をいただきながら、広場を空けていただき、午前中に親子で作ったペットボトル・ロケットを打ち上げる。いや、どれもよく飛んだ。子供も親も驚きの歓声。爺さんたちも大満足。
 
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CDの収納場所を整理していると決まって取り出す女性シンガーがいる。いままで取り上げた時もそうだったが、今回もそうである。今宵のおひさしぶり女性シンガーは、「フレドリカ・スタール/Fredrika Stahl」。(参照拙ブログ「厄介な外来種、歓迎したい外来種 ~スウェーデン美女シンガー図鑑(12)補遺~」

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「フレドリカ・スタール/Fredrika Stahl」。1984年ストックホルム生まれ、フランス育ちのまだ30歳の若手ジャズ・シンガー、ソングライター。幼少期はフランスで育ち、12歳には故郷スウェーデンに帰り学校へ、そして17歳には歌手を志して再びパリに移住。現在は、パリを拠点にして活動しているという。彼女のスタイルは、今はやりの「Jazzy,Not Jazz」スタイルの典型といってよく、ジャズとPOPSをほどよくミックスし、しかもピアノとギターを弾き語るというスタイル。そして、清楚で愛くるしいルックス。デビュー・アルバム、2006年の「A Fraction of You」の日本盤はジャケ買いが多かったらしい。デビュー・アルバムながら、曲のすべてを彼女自身が作詞・作曲をしている。スタイリッシュなフレンチ・ポップと、フェイク・ボッサと、ちょっとアンニュイなジャズをごちゃまぜにしたようなアルバム。


ア・フラクション・オブ・ユー

フレドリカ・スタール / BMG JAPAN

現在までに4枚ほどのCDをリリースしているが、ジャズ色が次第に薄れ、POPS色が色濃くなっているという。デビュー・アルバムからタイトル曲を含め、何曲か ・・・。

「Fredrika Stahl - A Fraction Of You」
 
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「Fredrika Stahl – Game Over」
 
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「Fredrika Stahl – A little kiss」
 
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「Nissan Juke」のCMソングとしても使われた「Twinkle twinkle little star」をライブで ・・・。

「Fredrika Stahl – Twinkle twinkle little star」
 
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路傍の花、樹々の鳥(53) ~ 紅葉一色のはずだが ・・・ ~

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いずれもウォーキングの道筋にある見事な紅葉。上は小学校の校庭にある、別名、「サンカクバフウ(三角葉楓)」、「タイワンフウ(台湾楓)」などとも呼ばれる、「フウ(楓)」である。よく見ると、褐色で棘のある球状の集合果が成熟している。下はお馴染みの「イロハカエデ(いろは楓)、イロハモミジ(いろは紅葉)」である。「なぜこれほどまでに ・・・」と思うくらいの色に染まっている。

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そして、不思議なことにこの時期に咲く桜。何年か前に最初見た時は、「まさか桜ではあるまい」と思ったが、どう見ても桜である。この時期に咲く種類の桜なのか、春だけでなく秋にも開花する「狂い咲き」、「二度咲き」の桜なのか、そのへんはよくわからない。いずれにしても、いつもこの時期咲くので、最初はびっくりしたが、最近は開花を心待ちするようになった。
 
CALABRIA
 
さて、今宵のおひさしぶり女性シンガーは「カラブリア・フォーティ/Calabria Foti」。ニューヨーク生まれ。音楽一家に育ち、幼い頃から身の回りには音楽があふれていたという。「家族でクラシックのコンサートやジャズクラブにもしょっちゅう行っていたし、初めて習った楽器はジャズギターとベースだった」と彼女は語る。12歳になる頃には、もう両親たちとホテルやナイトクラブのステージにたっていたともいう。「エラ・フィッツ・ジェラルド/」、「ペギー・リー/」、「フランク・シナトラ/」、「サミー・デイビス・ジュニア/」 ・・・などの大物シンガーの歌をよく歌っていたというが、どうすれば彼らと同じように観客の心を掴めるのかということを意識して歌っていたというから、末恐ろしい12歳であったようだ。

やがて認められ、2005年、「When A Woman Loves A Man」でデビュー、それに続くセカンドアルバムになったのが、「A Lovely Way To Spend An Evening(恋に過ごせし宵)」。優雅なジャケットもそうであるが、その歌唱も上手いだけでなく、育ちの良さ、品のいい色気を感じる。

恋に過ごせし宵

カラブリア・フォーティー / キングレコード

「Ballads & burton」での「アン・バートン/Ann Burton」の歌唱に匹敵するくらい、情感豊かに優雅に歌う。「Calabria Foti – A Lovely Way To Spend An Evening」

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「Calabria Foti - I Wanna Be Loved」
 
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天蚕の繭を見つけて

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クヌギの伐採をしている時に見つけた「ヤママユガ(山繭蛾)」の繭(まゆ)である。遊びの山のクヌギ林では、成虫、幼虫もふくめ、よく見つけることがある。

「ヤママユ(山繭)」、「テンサン(天蚕)」とも呼ばれる日本在来の代表的な野蚕(やさん)で、北海道から九州にかけて分布し、クヌギ、コナラ、カシワ、シラカシなどの葉を食物として、全国の落葉性雑木林に生息している。

いまでも続けられているかどうか分かりませんが、養蚕が盛んだった私の故郷・松本に隣接する地域、穂高町(現在の安曇野市)の有明では、いわゆる一般的な「お蚕さん」である「家蚕(かさん)」とは別に、江戸時代からこの「天蚕」の飼育が行われていることで知られていた。家蚕に比べれば、長径約5cmほどで大きな繭であるが、この繭1粒から長さで600~700m程度、繭1,000粒から重さで、250~300g程度の糸が得られるという。この糸は、「天蚕糸」とよぱれ.光沢が優美で、太く、伸度が大きく、織物にして丈夫で、しわにならず、暖かく、手触りも良いなどの優れた特徴があり、繊維のダイヤモンドにもたとえられて珍重されているという。(Wikipedia参照)

見つけた繭にこんな故郷との縁を思い浮かべながら、この日も窯木づくりに精をだす。作業を終え振り返ると、クヌギ林はあらかた伐採が終わり、一株だけ残る「ヤマザクラ(山桜)」の真っ赤な紅葉が目を射る。

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蝶や蛾などの「メタモルフォーゼ(metamorphose);生物学でいう変態の意」には誰しも驚かされる。この夏、私の妻などはすっかり夢中になってしまった。(参照拙ブログ「やがては華麗なメタモルフォーゼへと ・・・」「メタモルフォーゼ」「お客さんはカラフルでした」 など) ジャズの世界では、オリジナルの曲のイメージがすっかり変わり、全く別の曲になってしまうということはままあること。

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私がそんなメタモルフォーゼを強く意識したアルバムがある。「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」の「AVANTI!」というアルバムである。冒頭の「El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido」の哀しさ、美しさにまずひきこまれてしまう。実は、このアルバムに収録された美しい詩情溢れる曲は、実はすべて革命歌であり、反戦歌である。そのことを知って、私は驚くと同時に、革命歌をこれほどまでに情感込めて歌い上げられるピアニストを初めて知ったのである。そして、ミラバッシは私にとって探し求めて、辿りついたピアニスト、一里塚あるいは原点のピアニストとなった。

AVANTI!

ジョバンニ・ミラバッシ / 澤野工房

「El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido (団結した民衆は決して負けない)」から始まって、「ポーリュシュカ・ポーレ/ロシア語: Полюшко-поле/Plaine, Ma Plaine (愛しき草原よ草原)」で終わる「Avanti!」の16曲のピアノソロ全てが、CDについているブックレットの写真と共にアップされていました。

「Giovanni Mirabassi: Avanti! 」

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原曲の革命歌、「El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido (団結した民衆は決して負けない)」を聴いてみましょうか。これが同じ曲なんですね ・・・。

「El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido」
 
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世に音楽を送り続けて  ~ 伊藤八十八氏逝く ~

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続く訃報。

ジャズ・プロデューサーの「伊藤八十八(いとう・やそはち)」氏が、19日死去した。享年68歳。

あまり馴染みがないかもしれないが、ジャズ・プロデューサーとしては伝説的な人物であった。


「伊藤八十八」氏は、1946年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中、ニューオリンズ・ジャズ・クラブに在籍、その頃からJAZZに傾倒する。大学卒業後、入社した「日本フォノグラム(現 ユニバーサル ミュージック)」で、「ポール・モーリア/Paul Mauriat」などを担当。また、「イースト・ウィンド・レーベル」を設立し、「ザ・グレート・ジャズ・トリオ/The Great Jazz Trio」、「渡辺貞夫」、「日野晧正」らのプロデュースを手掛ける他、「ジョー・サンプル/Joe Sample」などのアルバム「ザ・スリー」では、ダイレクト・カッティングを行うなど、オーディオ・ファイルな作品を多数世に送り出す。1978年に「CBS/SONY」へ入社後は、「マイルス・デイビス/Miles Davis」、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」、「ウェザー・リポート/Weather Report」といったJAZZ系のアーティスト、一方では、「ザ・スクエア」、「マリーン」、「笠井紀美子」等、国内のJAZZ/FUSION系アーティストのプロデュースを担当する。その後、邦楽制作部門へ移り、「久保田利伸」、「大滝詠一」、「松田聖子」を始め数多くのJ-POPアーティスト達の制作部門を担当する。 95年に洋楽部門に復帰し、「ケイコ・リー」、「TOKU」等を育成。また、「Puffy」や「ラルク・アンシエル」といった国内アーティストのアジア戦略を計画推進する。なお、次世代のSACD(スーパー・オーディオCD)の開発にも携わる。現在に至るまでのアルバム・プロデュース作品は、国内外を合わせ約350点。洋楽編成時代に担当した作品は約3,000点を超えるという。(Wikipedia などより)

私と同じ歳。早すぎる死と言わざるを得ない。音楽プロデュース一筋の生涯。その一徹さには清々しさを感じる。

合掌 ・・・。

彼より先立って鬼籍に入ってしまったが、彼がプロデュースしたレジェンド、「ハンク・ジョーンズ/Hank Jones」の率いる「ザ・グレート・ジャズ・トリオ/The Great Jazz Trio」で偲んでみようか。私にとっても「ハンク・ジョーンズ」には忘れられない想い出がある。(参照「ハンク・ジョーンズの思い出~初めてのニューヨーク~」

2008年に90歳を迎えた、「ハンク・ジョーンズ」のアメリカ国民芸術勲章・グラミー賞功労賞のW受賞を記念した初のベスト・アルバム、「ザ・グレイト・ジャズ・トリオ/The Great Jazz Trio」。まさに「レジェンド・オブ・ジャズ」、まさに「ミスター・スタンダード」。

ザ・レジェンド・オブ・ジャズ

ザ・グレイト・ジャズ・トリオ / ヴィレッジ・レコード


「Someday My Prince Will Come – Great Jazz Trio」

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グレイト・ジャズ・トリオの最新で、最後のアルバム。亡くなる直前に録音されたというハンク最後のアルバム、「ラスト・レコーディング」。

ラスト・レコーディング

ハンク・ジョーンズ / ヴィレッジレコーズ

そして同じく彼がプロデュースした「ケイコ・リー」との共演。伊藤氏の盟友「菅原正二」氏が店主である一関のジャズ喫茶「ベイシー」でのライブである。「ライヴ・アット・ベイシー~ウィズ・ハンク・ジョーンズ~」。

ライヴ・アット・ベイシー~ウィズ・ハンク・ジョーンズ~

ケイコ・リー ハンク・ジョーンズ ソニーミュージックエンタテインメント

「But Beautiful - Keiko Lee Live at “Basie” with Hank Jones」
 
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里山に遊ぶ爺と小学生たち

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年が明けてから始まる炭焼きの準備を続けている。クヌギの再生林で、前回の伐採の後10年をかけ、炭材として適当な太さにまで育った「台場クヌギ」を伐採し、所定の長さの「窯木」になるように「玉切り」し、枝を細かに分けて束ね、「バイタ」とよぶ「柴」を作る作業である。

今日は、地域の小学4年生が「自然体験学習」で里山を学びに来てくれた。ちょうど爺さんたちの作業をウォーク・ラリーの途中で見学をして、かって人々の暮らしと密着してあった里山の形を実感してもらう。太閤秀吉の昔からこの地域で焼かれていた「菊炭」。このあと数十年後にも、この子供達に伝わっていたらいいなと思いつつ、伐採した山のようなクヌギの始末に向かう。やっぱり、人手が多いというものはありがたいもので、伐採予定のほぼ半数が片付いた。

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さて、お久しぶり懐かしの女性ボーカル、今宵は「シビル・シェパード/Cybill Shepherd」。この人も、「天は二物をあたえた」女性。「シビル・シェパード」は、1950年テネシー州メンフィス生まれのアメリカの女優、歌手、ファッションモデル。10代のころからミス・コンなどに出場するようになり、1970年代はモデルとして活躍した。彼女を雑誌で見た「ピーター・ボグダノヴィッチ/Peter Bogdanovich」監督に抜擢され、「ラスト・ショー」で映画デビュー。そして、日本でも人気が上がったのが、「マーティン・スコセッシ/Martin Scorsese」監督、「ロバート・デ・ニーロ/Robert De Niro」主演の映画「タクシー・ドライバー/Taxi Driver」(1976)。「デ・ニーロ」が魅かれる選挙事務所に勤める女性を演じていた。

そして、1986年NHKで放映されたテレビシリーズ、「こちらブルームーン探偵社/MOONLIGHTING」の主役を努め、「ゴールデングローブ賞」を受賞している。わたしも毎週見ていたが、髪フサフサの「ブルース・ウィリス/Bruce Willis」の人気がこの番組で一気にブレイクしたという。

多数の映画TVドラマに出演したが、1976年、「タクシー・ドライバー」の年にはアルバム・デビューもしている。「Mad About the Boy」(1976)。「男狂い」という意味ではありませんよ、「彼に夢中」。なんと「スタン・ゲッツ/Stan Getz」をはじめとする手練がサポートしているという豪華なセッション。多分、所属事務所の売り出しへの肩入れも相当なものだったんでしょう。これも含め、6枚ほどのアルバムがリリースされている。今聴いてみると、「Jazzy、Not Jazz」路線の元祖といった感じであるが、全編ボッサ・テイストに彩られたこのアルバムは、彼女の持つ清楚な色気や艶が十分感じられ、歌唱力もしっかりしていて、女優芸の傍らにというレベルではない。良質のボッサ・アルバムとして十分に楽しめる。

マッド・アバウト・ザ・ボーイ(紙)

シビル・シェパードPヴァイン・レコード

「Cybill Shepherd with Stan Getz – This Masquerade/Mad About the Boy/I’m Old Fashioned」

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忍びて終わり悔いなし ~ 健さん逝く ~

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突然の訃報。

なにをか言わんや。

ほとんどTVドラマに出ることはなかった最後の映画俳優。

天台宗・比叡山延暦寺の大阿闍梨、「酒井雄哉」氏から贈られたという、健さんの座右の銘。

「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」

見事な人生、見事な旅立ち。

合掌 ・・・。

冬になると観たくなる映画のひとつ「夜叉」。ジャズ・ハーモニカの巨人、「トゥーツ・シールマンス/Toots Thielemans」が奏でる哀切極まりない調べが、全編を通して流れる。(写真は「夜叉」から)

夜叉

サントラ / ダブリューイーエー・ジャパン

「Toots Thielemans & Masahiko Sato – YaKsa Soundtrack (1984)」

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エンディングに流れる「Winter Green And Summer Blue」。歌うは「ナンシー・ウィルソン/Nancy Wilson」。上のYOUTUBEではカットされているし、オリジナル・サントラは廃盤で入手困難だが、「ナンシー・ウィルソン」のアルバム、「Keep You Satisfied」でその歌唱を聴くことが出来る。

Keep You Satisfied

Nancy Wilson / Sony


 

 

和太鼓の響きに

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和太鼓のコンサートを聴きに行った。今は独立、起業して会社を経営しているが、かっての同僚、I君が活動をしている「和太鼓 飛炎」のコンサートである。「飛炎」は、大阪青年会議所を支持母体として発足した創作和太鼓チームで、もう30年もの間活動を続けており、今回が20回目の公演だという。メンバーは男女あわせて20人ほどで、いずれも仕事や家事の合間を縫って練習を重ね、年1回の定期公演やボランティア演奏など年間15回ほどの演奏活動をこなしているという。

いままでもI君から何回かお誘いは受けていたのだが、なかなかスケジュールが合わず、「飛炎」を聴くのは今回が初めて。和太鼓のコンサートとしても2回目である。会場は客席1,000ほどのホール。その8割方が埋まっていたところを見ると、活動30年以上、20回の公演というキャリア、活動の息の長さが、多くのファンや支持を得ているのであろう。

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私は和太鼓については全くの門外漢であるが、この公演、アマチュア集団とはいいながら、ただ太鼓を鳴らすだけでなく、笑いやアイデアを盛り込んだ本格的なステージ演出の楽しいステージであった。なんといっても日本人のDNAを目覚めさせる地鳴りのような太鼓の響きと迫力。太鼓の種類、大きさによる音の違い、叩き方 リズムの多様さと緩急、それに鉦、篠笛、三味線が加わって、打楽器のパフォーマンスながら豊かな表情やうねりを見せる。ドラムから和太鼓に転向して23年だというI君、ステージ上で活き活きとしていた。いくつになっても情熱あれば ・・・。(写真は飛炎HPより拝借)

祭りや神事、大衆芸能の楽器のひとつであった和太鼓を、集団パフォーマンスとして、音楽芸術の域まで高め、海外にも広く知られるようになったさきがけは、「鬼太鼓座」であったろうか、「鼓童」であったろうか。かってヨーロッパを旅していて、いくつもの都市で、「鼓童」や「林英哲」など和太鼓のコンサートのポスターを見たことを思い出す。

「飛炎」のコンサートでも演奏された「鼓童」がオリジナルの「族(ZOKU)」。

「KODO 鼓童 - 族(ZOKU)」
 
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「林英哲」、「鼓童」など和太鼓アーティストは、「山下洋輔」、「富田勲」などのミュージシャンとジャンルを超えたコラボを盛んに行っている。そんな一例、ジャズ・ピアニスト、「山下洋輔」、それにブラス・アンサンブルの組合せによる85年大晦日のライブ・アルバム。

鼓童VS山下洋輔ライヴ

鼓童 / 日本コロムビア

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私が入れあげているポーランドの歌姫、「アンナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」。ジャズ・ピアニスト、「小曽根真」、邦楽笛奏者の「福原友裕」とコラボし、日本とポーランドの伝統音楽を結びつけた極上のセッションのアルバム「HAIKU(俳句)」がある。このアルバムは、福原の作曲になる「Yoake(夜明け)」に始まり、和泉式部の和歌に着想を得たという「Biel/ビェル(白)」、ポーランドの民族舞曲「OBEREK / オベレック」や「KUJAWIAK /クヤヴィアク」などを経て、やはり福原の手になる最終曲の「Yuugure(夕暮れ)」で幕を閉じる。さらに歌舞伎から題材をとった「Do Jo Ji(道成寺)」では、和太鼓、大鼓、小鼓などが演奏に使われている。福原の奏でる篠笛、そして和太鼓などが、ポーランドのミュージシャンたちとのコラボに違和感なく溶け込み、「和と洋との邂逅」を際立たせていることに驚嘆する。(拙ブログ「ふるさとエレジー(17) ~埃にまみれた一枚の絵~」 より一部再録)

Haiku

Anna Maria Jopek / Universal Poland

上記アルバムからYOUTUBEにアップされている2曲を続けて ・・・。いずれもポーランド民謡で、「Dolina/ドリナ (谷)」、「O, Mój Rozmarynie/オー・ムイ・ロズマリーニェ(ローズマリーよ)」。

「Anna Maria Jopek & Makoto Ozone – Dolina, O Mój Rozmarynie」

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