JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

一ヶ月分の炭を切る

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ほぼ毎日、土鍋と七輪を使い、自分で焼いた菊炭で飯を炊いていることは、何回かこのブログで紹介した。炭桶いっぱいの炭が約一ヶ月でなくなる。ガレージに保管してある炭の棒を取り出しきて、七輪に入る適当な長さ、7、8cmに切断する。炭は硬いので、金鋸(カネノコギリ)を使って切断する。切断してみると、自分たちで焼いた炭の出来栄えがよくわかる。端部が生焼けのもの、焼けすぎため樹皮がボロボロと剥落ちてしまうもの、樹皮もきれいに残って美しい菊の断面が現れるもの ・・・。そんな出来栄えを確認しながら、一ヶ月分の炭を用意するため、鋸を引く。

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さて、今宵の美メロピアノも、引き続いて「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」。ソロ、デュオときたからには、今は新メンバーになってしまったが、かっての鉄壁トリオの演奏を ・・・。鉄壁トリオとは、ピエラヌンツィに加え、「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans Trio」の最後のベーシスト、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」、ドラムの「ジョーイ・バロン/Joey Baron」のトリオ。

このトリオで、いくつもアルバムを出しているが、私が最初に「エンリコ・ピエラヌンツィ」と出会ったのは、アルバム、「チャント・オブ・タイム/The Chant of Time」(1997)。2003年の復刻版である。まるで「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の再来かとびっくりした記憶がある。

チャント・オブ・タイム

エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ / ビデオアーツミュージック

「Enrico Pieranunzi Trio – Thiaki」

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そして、「Ballads」(2006)。結晶格子が放つ光のようにも見えるジャケット・・・。

Ballads

Enrico Pieranunzi / Carrion

アルバムは、冒頭、28歳でピストル自殺したというイタリアの歌手、「ルイジ・テンコ/Luiggi Tenco」が、「ダリダ/Dalida」に捧げた歌だという、「Mi sono innamorato di Te (君に恋して)」で幕を開ける。


「Enrico Pieranunzi – Mi sono innamorato di Te」

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以下、ピエラヌンツィのオリジナル曲。

「The Heart of a Child」

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「Enrico Pieranunzi - Miradas」

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梅雨空にロケットを飛ばす

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今日は公園の別の活動団体が、ペットボトル・ロケットをつくり飛ばすイベントのお手伝い。人気のイベントで予約がすぐにいっぱいになってしまう。とはいえ、このイベント、製作もそうであるが、発射して遊ぶための広場の安全確保や道具の運搬などにも人手が必要で、もともとの活動団体の人数が少ないため、いつもそれをを大幅に上回る我々グループのメンバーがお手伝い?をしている。この日も5組20人ほどの家族連れが参加。午前中いっぱいかかってロケットをつくり、午後は広い芝生広場で飛ばす。いつもの様に歓声があがる。

脇にある「ヤマモモ(山桃)」の木には、もうすぐ食べごろになる赤く熟れたはじめた実がいっぱい。鳥たちとの奪い合い?が始まりそうだ。

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さて、今宵も引き続いて美メロピアノ、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」のEGEAレーベルからのアルバムをご紹介しましょうか。ピエラヌンツィのクラシカルな面にフォーカスしたアルバムを多くリリースしているのがEGEAレーベル。今宵は、長くトリオを組んでいたベースの「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」とのデュオ・アルバム、「Trasnoche(Beyond The Night/夜のかなたに)」(2003)。

「マーク・ジョンソン」は、「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans Trio」の最後のベーシストで、現在はブラジル出身のジャズ・ピアニスト、ヴォーカリストの「イリアーヌ/Eliane Elias」の夫でもある。「Trasnoche」、まるで美しい短編物語、或いは魂の会話を聴いているかのように思え、この梅雨時に聴くと、じめじめした蒸し暑さの中で怠惰に流されがちな気持ちを凛としたものに戻してくれる。

Trasnoche

Enrico Pieranunzi & Marc Johnson / Egea

美メロの極みの二曲を ・・・。

「TRASNOCHE - Enrico Pieranunzi e Marc Johnson」

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「Enrico Pieranunzi & Marc Johnson – The Chant Of Time」

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地元の紫陽花寺へ詣る

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私が住まう地域の「あじさい(紫陽花)寺」へ詣る。全国どこの地域にも、「あじさい寺」と呼ばれ、地元の人から親しまれている寺はあると思うが、わが街の「あじさい寺」は、「酒呑(酒天)童子」退治で知られる「源頼光」ゆかりの寺、「頼光寺」である。

「源頼光」は、源氏の祖、「源満仲」公の長子で、「渡辺綱」、「坂田公時」らの頼光四天王、丹波国大江山での「酒呑童子」討伐や土蜘蛛退治の説話でも知られる。「頼光寺」は、「満仲」公の夫人である「法如尼」の発願で、満仲公の四男、「源賢僧都(幼名美女丸)」を開基とし、頼光の子「永寿」によって建てられたという。梅雨時ともなれば、500株ものあじさいが、色鮮やかに咲きほこり、この時期地元の人が多く訪れる地域の名所。

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さて、今宵も引き続いて「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」のピアノ・ソロ・アルバムをご紹介しましょうか。前回に続いて、ピエラヌンツィのクラシカルな面にフォーカスしたアルバムを多くリリースしているEGEAレーベルからのソロ・アルバムの一枚、「Un’ Alba Dipinta Sui Muri (壁に描かれた朝日)」(1998年)。EGEAレーベル、どれもが洒落た絵画風のジャケットで、叙情的な美しい演奏に溢れている。

クラシカルな面にフォーカスしたしたというのは、EGEAレーベルからリリースされているアルバムは、ソロ以外のアルバムにも、非クラシック的な楽器であるドラムが入っていないし、録音は由緒あるオペラ劇場のホールで、ピアノは「ファツィオリ/Fazioli」などを使うことが多く、深くまろやかな音に響くよう細かな配慮がなされている。「Un’ Alba Dipinta Sui Muri(壁に描かれた朝日)」は、ペルージャにある、「パヴォーネ劇場/Teatro Pavone」でのコンサートのライブ録音。

Un'alba Dipinta Sui Muri [輸入盤]

Enrico Pieranunzi / EGEA

アルバムからは、一曲だけアップされていましたが、「リクエストによる埋め込み無効」になっているので、下記クリックしてください。

「Drimlavì - Enrico Pieranunzi piano solo Live at Umbria Jazz 1998」

最も美しく、儚いさを感じさせるタイトル曲がアップされていませんので、ベースの「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」に加え、クラリネットの「ガブリエル・ミラバッシ/Gabriele Mirabassi」とのトリオによる「Racconti Mediterranei/地中海物語」からの演奏をアップしておきます。この演奏も甲乙つけ難し。

Racconti Mediterranei

Enrico Pieranunzi / Egea

「Enrico Pieranunzi, Gabriele Mirabassi, Marc Johnson – Un’alba dipinta sui muri」

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好ましきものも、好ましからざるものも

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暑い。クヌギ再生林。ここは一昨年クヌギを伐採し、新芽がこれから10年かけて、炭材として適当な台場クヌギに育つよう手入れをしている斜面。「ヨウシュヤマゴボウ/洋種山牛蒡」が、人の背丈ほどに伸びている。ここ数日の雨と日差し、格好の条件がそろったようで、あっという間に生い茂った。そして、花が咲き終え、種を残そうと綿毛の種子をつけた「ボロギク/襤褸菊」も。いずれもこれ以上成長したら厄介なので、今日も駆除に精を出す。林に巣を作っているらしい「スズメバチ(雀蜂、胡蜂)」を気にしながらも、仲間14人、フルメンバー総掛かりで、ヤマゴボウ約1,000本、ボロギク約2,300本を一気に抜いた。

「ヤマゴボウ」によってできた切り株の日陰には、猛毒をもつ茸、「カエンタケ(火炎茸・火焔茸)」が顔をのぞかせている。クヌギの新芽、ヤマゴボウ、スズメバチ、カエンタケ、蝶 ・・・。人間の勝手な基準による好ましきものも、好ましからざるものも集まってくる遊びの山は、平等で多様性に満ちている。

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さて、紹介していただいた「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」のデュオ・アルバムを聴いている。アコースティック・ギター、「フェデリコ・カサグランデ/Federico Casagrande」とのデュオ・アルバム、「Double Circle」。ピエラヌンツィは、1949年生まれ、一方のカサグランデは、1980年生まれ。ともにイタリア出身ながら、世代もキャリアも大きく違う。その二人が奏でるアコースティック・ギターとピアノの優雅なハーモニー、豊かに薫る詩情にすっかり感心してしまった。「エンリコ・ピエラヌンツィ」、66歳。まだまだ進化しているようである。

Double Circle

Enrico Pieranunzi / Imports

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「エンリコ・ピエラヌンツィ」、5歳でピアノを始め、10代後半に「フロジオーネ音楽院」で作曲とピアノ学位を取得した後、ジャズに関心を抱き、19歳でプロ入りしたという。1980年に「アート・ファーマー/Art Farmer」との共演で世界的知名度を上げると、以後はヨーロッパやアメリカの有名アーティスト多数と共演し、国内外でベテラン・ピアニストとしての地位を不動のものにしていく。

そもそも、「エンリコ・ピエラヌンツィ」という人、「ビルエヴァンス」の後継ピアニストとの評価が高いが、私は彼の持つ引き出しの多さ、多面的な進化にいつも驚かされてきた。叙情的で美しく、気品あるクラシカルなプレイにため息をついたと思えば、別のアルバムでは、アグレッシヴで緊張感と躍動感に溢れたプレイに転ずる。ソロかと思えば弦楽四重奏とのコラボ。ソロ、デュオ、トリオ、カルテットなどの編成は言うに及ばず、ギター、クラリネット、トランペット、弦楽四重奏、オーケストラなど、そのコラボの相手も実に広範囲である。そして多作でも知られ、ほとんどが彼のオリジナル作品となるアルバムをこれまでに70枚近くもリリースしているという。その全てをカバーできるわけもなく、ファン泣かせなアーティストでもある。

「Double Circle」からはまだYOUTUBEにアップされていないので、ピエラヌンツィのクラシカルな面をフォーカスしたアルバムを多くリリースしているEGEAレーベルからのソロ・アルバムの一枚、「Canto Nascosto(秘められた歌)」(2000)を紹介しておきましょう。

Canto Nascosto [輸入盤]

Enrico Pieranunzi / EGEA

「Enrico Pieranunzi – Canto Nascosto」

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まっくろくろすけ、出てきそうな

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毎年11月、「日本一の里山」と称されている川西市黒川地区で行われている「黒川里山まつり」。地域振興のため、自治会を中心に、行政やわれわれも含めた地域のボランティア団体、地元企業などが協力して開催をしている。今年の「まつり」についての実行委委員会の初会合があった。会合の開催された場所は、かって明治37年(1904年)に建築された旧「黒川小学校」の木造校舎で、過疎化の進行などで廃校され、現在は地区の公民館と資料館になっている黒川公民館。100年以上経た木造校舎、教室、廊下、小さな机や椅子、黒板など ・・・。まるで「宮崎駿」の映画に出てくるような雰囲気。ほら、薄暗い廊下の曲がり角から、「まっくろくろすけ」が ・・・。41x25BnwDiL__SX300_

このブログに登場する常連、「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」の最近のアルバムに、「スタジオ・ジブリ」の作品を中心に取り上げたアニメ音楽集、「アニメッシ~天空の城ラピュタ ほか~ 」がある。レーベルが変わってからの多分日本から提案された企画物。彼の大ファンであるが、ちょっとあざとい感じがして手は出さずにいるが、「澤野工房」からリリースされていたころのアルバムの「プリマ・オ・ポワ/Prima O Poi」」(移籍先からもリリース)にも、実は宮崎アニメの音楽が取り上げられている。「久石譲」が作曲した「ハウルの動く城/英題:Howl’s Moving Castle」のテーマで、「人生のメリーゴーランド」というタイトルで、「倍賞千恵子」やシャンソン歌手の「クミコ」などが歌っている。こちらは、ミラバッシらしい美しく叙情的な演奏に満ちている。

アニメッシ~天空の城ラピュタ ほか~

ジョバンニ・ミラバッシ / 日本コロムビア

プリマ・オ・ポワ

ジョバンニ・ミラバッシ・トリオ with フラビオ・ボルトロ / ビデオアーツ・ミュージック

Prima O Poi

Giovanni Mirabassi / Bang



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「ジョバンニ・ミラバッシ」。ヨーロッパを代表するジャズ・ピアニストの一人。1970年、イタリア北部の都市ペルージャの生まれ。3歳よりピアノを始め、10歳の頃に、ジャズに興味を持ち自己流で勉強を始めたという。1992年パリに移住後、1996年には「アヴィニョン・フェスティヴァル」で大賞を受賞、フランス・ジャズ界最高の栄誉である「Victoire du Jazz」、「Django d’Or」といった賞を総ナメにしている。最も影響を受けた音楽家として、同じイタリアが生んだジャズ・ピアニストの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」をあげている。世界各国で民衆に歌い継がれている反戦歌、革命歌をソロ・ピアノで演奏したアルバム「AVANTI! 」を2001年にリリース。このアルバム、ジャズの、それもピアノ・ソロの作品としては、日欧で異例の10万枚セールスを記録して、日本のジャズ・ファンに一挙にその名を知られることとなった。現在は、パリのモンマルトルに居を構えて世界を股にかけた音楽活動を展開している。

「ジョバンニ・ミラバッシ - アニメッシ ~天空の城ラピュタ ほか~」

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「Giovanni Mirabassi – Howl’s Moving Castle」

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初心に帰って ・・・  ~ ブログ、10年目へ入る ~

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『「眞鍋かをりもすなるブログなるものを・・・・・・」ということで、本日から「Oyaji-Jazz」なるブログを開きました。 ・・・・  』

こんな書き出しで、最初の記事を書いたのが、2006年6月24日。その年の3月に定年退職を迎え、なんとなく始め、それからあっという間に駄文を重ねて9年が経ち、このブログ、「大屋地爵士のJAZZYな生活」も10年目に突入することになりました。ご同慶のいたりというか、ご愁傷様というか ・・・・。

その時々の生活のシーンで「何を聴いて心地よかったか?」という他人様が聴きたいかどうかも分からない私の音楽聴き歴を、私の勝手な判断基準で公開する、いわば、わたしの極めて個人的な「音楽感想文」としてスタートした。(参照拙ブログ「初めまして」) 初代のPCは、ノートブック・タイプのwindowsXPで、パソコンの容量が小さく処理能力も低く、また回線のスピードも遅かったため、文章がほとんどで思うような記事もかけず、「音楽感想文なのに ・・・」と悔しい思いを抱いたこともあります。大きな写真、YOUTUBEなどが思いのままに貼り付けられるこんな時代がすぐ来るとは、正直予想もしていませんでした。

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途中から支店(「JAZZYな生活」/プレミアムエイジ)も開設することにもなりましたが、本店の「大屋地爵士のJAZZYな生活」サイトだけに限ってですが、この記事で1758本目のアップ。訪問していただいた方は延べで約17.7万人を数えています。本当にありがたく思っています。またメールやコメント欄を通じてですが、いろいろな方と知り合えることもできました。この場を借りて御礼申し上げます。今では、生活の一部にさえなっているといっても過言ではありません。これからも、芸術論や技術論に陥ることなく初心に帰って、「聴いて心地よい」アーティストやアルバムを紹介することを基本に、綴っていきたいと思います。

9年前、一番最初に取り上げたのが、「阿川泰子」。そして、「綾戸智絵」。(参照拙ブログ「第2回 二人の「あ」」「第3回 二人目の「あ」・・・」

とりあげた「阿川泰子」、「綾戸智絵」のアルバムを懐かしんで ・・・。


JOURNEY
阿川泰子 / ビクターエンタテインメント
ISBN : B0000561AS

懐かしい映像は、「A列車で行こう - 阿川泰子」

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Life

綾戸智絵 ビリー・ジョエル ジョン・ニュートン モート・ディクソン レッド・スチュワート キャロル・キング ハリー・ヘイマン / イーストワークスエンタテインメント

「夜空ノムコウ - 綾戸智絵」

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路傍の花、樹々の鳥(81) ~ アルプスのランタン ~

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ウォーキングをしていて、この時期感じるのが蔓性の植物の旺盛な繁殖力。ところかまわずどこにでも伸びてくる。最近、実家の庭でもその駆除に一汗もふた汗もかいたばかり。さらに困るのは毒性を持っていたり、他の草花を枯らしてしまったりする種が多いということ。しかもこれが意外と可愛い花をつけていたりする。

道筋で見かけたちょっと珍しい蔓性の植物の花。まず「チロリアン・ランプ(チロリアン・ベルとも)」。原産は、スイスかなと思ったら、ブラジルだそうだ。葉の脇から長い花柄(かへい)を垂れ下がらせて、赤い筒状の萼(がく)が目立ち、ランプをぶら下げたような形の黄色の花を咲かせる。和名は「ウキツリボク(浮釣木)」。釣りの浮きが浮いているように見える花の姿から名付けられたという。どちらも言い得て妙。

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「ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)」(突貫忍冬とも書く)。北米原産の常緑ツル植物。「ツキヌキ」の名は、葉の真ん中を突き抜けたように、花の茎が出ていることからによる。「忍冬」というのは「スイカズラ(吸葛)」のことだそうだ。 英名を「トランペット・ハニーサックル/trumpet honeysuckle」といい、これまた言い得て妙。

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ご存知、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」。「炎天の花」と認識していたが、もう咲いている。これが咲くとすぐそこに、暑い夏 ・・・。

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さて蒸し暑い今宵のピアノ・トリオは、「ベルンハルト・シューラー/Bemhard Schüer(p)」を中心に、「マティアス・ノヴァク/Matthias Nowak(b)」、「ステファン・エーミッヒ/Stephan Emig(ds)」からなるJAZZピアノトリオ、「トリオセンス/Triosence」。結成は、1999年だという。北欧やイタリアなどに比べ、あまり馴染みのないドイツ出身のトリオ。バンドの名前を「トリオセンス」とした由縁は、 トリオとエッセンスとを併せた造語だそうだ。

私が最初の聞いた彼らの最初のアルバムは、トリオとしては3作目の「When You Come Home」(2008)。このトリオにヨーロッパ・ジャズに共通する美メロと哀愁、抒情性とともに、可能性も感じ、デビュー作、「First Enchantment」(2002)、アメリカの人気女性ジヤズ・シンガー、「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」とのジョイント作、「Where Time Stands Still」(2010)と聴いてきたが、その透明感に少しもやもやした切れの悪さや、その哀愁におずおずとした踏込の悪さを、かすかながら感じていたが、それが払拭されたのが、「ターニング・ポインツ/Turning Points」(2013)。澄み渡った透明感、臆することなく深みを加えた哀愁、明快でダイナミックなリズムの歯切れのよさと疾走感。美しさだけでなくダイナミズムも獲得し、まさしく「ターニング・ポイント」を超えた。(再録拙ブログ「初・山遊び」など)

Turning Points

Triosence / Imports

「triosence – no one’s fault (official music video) 」

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「Triosence – Your Nearness」

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「Triosence - Winter Rain」

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お父さんの腕は逞しい

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父の日は、いつも山の仲間たちで主催するイベントの日である。毎月第3日曜日がイベントの日と決めてあるからである。今日のメニューは、木工と手作りピザ。朝のうちは雨模様であったが、9時ころには、すっかり上がり夏を思わす日差し。たくさんの家族連れが来てくれた。木工にせよ、ピザの生地づくろにせよ、頼りになるのはお父さん。はやり、お父さんの腕は逞しい。父の日、日曜日 ・・・、夕食には刺身が出た!

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さて、逞しいかどうかは本当のところはわかりませんが、イメージからすればそれらしい男性シンガーがいる。身長2mを超える大男で、世界的に男性JAZZボーカル不作と言われる中で、ただ一人その声の色気で気を吐いている「マリオ・ビオンディ/Mario Biondi」、私は勝手に「イタリアの海坊主」と呼んでいますが ・・・。

「マリオ・ビオンディ」。1971年、シチリア島に生まれの44歳。ソウル・ミュージックを愛するシンガーだった父の導きで、12歳から教会で歌い始め、ソウル・ミュージックを愛し、特に「ルー・ロウズ/Lou Rawls」、「アル・ジャロウ/Al Jarreau」、「アイザック・ヘイズ/Isaac Hayes」などから影響を強く受け、17歳の時には「レイ・チャールズ/Ray Charles」のイタリア公演の前座を任されるまでになったという。2006年、若手トランペッター、「ファブリッツィオ・ボッソ/Fabrizio Bosso」率いる人気ジャズ・コンボ「ザ・ハイ・ファイヴ・クインテット/High Five Quintet」をバックに、「Handful Of Soul」でデビュー。そして2ndリリースの「If」(2009)は、ヨーロッパで20万枚を売上げ、一般音楽ファンにまでその人気が浸透したという。

2011年3月から4月にかけ、アシッド・ジャズ・コンボ、「インコグニート/Incognito」のゲスト・ボーカルとして日本ツアーが予定されていたが、大震災発生。公演直前、彼だけがキャンセルして来日しなかったという。意外と見掛け倒しのビビリかもしれない。

ハンドフル・オブ・ソウル

マリオ・ビオンディ&ザ・ハイ・ファイヴ・クインテット / キングレコード

「mario biondi – this is what you are」

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「Mario Biondi – Rio De Janeiro Blue」

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If

Mario Biondi / Halidon

「Mario Biondi – Everlasting Harmony / “If”」

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父の日のプレゼントは、Something Cool

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「父の日」とやら ・・・。1日前の20日に、次男夫婦が孫娘を連れ、プレゼントを持ってやってきた。孫娘から「じいじ、ありがとう」と言われて、手渡されれば、自然に顔もほころびる。プレゼントは濃紺のポロシャツ。父の日に、Something Cool ・・・。早速手を通そう。写真は咲き始めた「ムラサキシキブ(紫式部)」。ひょっとするとコムラサキ(小紫)」かも ・・・。

そんな少し嬉しい夜。大人の雰囲気を色濃く持つ女性シンガーが聴きたくなって、風呂井戸さんからご紹介いただいた「ルース・キャメロン/Ruth Cameron」を聴く。アルバムは、「ロードハウス/Roadhouse」(2000)。まずジャケットがいい。伏目がちな横顔、赤いルージュ。ささやくようなウィスパー・ボイス。落ち着きと安らぎ。これが彼女名義のファースト・アルバムというから驚く。

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「ルース・キャメロン」。私はすっかり忘れていたのですが、私が最高のベーシストと思っていた「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」の奥さん。音楽一家に育ったが、最初は北米やヨーロッパで活躍する舞台女優であった。「チャーリー・ヘイデン」と結婚してからは、彼のバンド、「クァルテット・ウエスト/Quartet West」のマネジャーとなり、プロデュースもしつつ、彼を支えつ受けてきた。ヘイデンの励ましで、ボーカルを志すようになり、「ジェリ・サザン/Jeri Southern」や「スー・レイニー/Sue Raney」の指導を受けたという。1999年に「First Songs」でデビューしたが、自身のフルネームでのアルバムは、この「Roadhouse」が最初だという。

実は、彼女の歌は、「Sophisticated Ladies」で聴いていたのですが、その名前も、ヘイデンのパートナーだということもすっかり忘れていたところでした。(参照拙ブログ「勝尾寺の紅葉に酔う」

Sophisticated Ladies

Charlie Quartet West Haden / Emarcy / Umgd

こんな素晴らしい歌手を忘れるところでした。いや思い出させてくれてありがとうございます。

Roadhouse

Ruth Cameron / Polygram Records

もちろんベースは、「チャーリーヘイデン」。ピアノは、「ブラッド・メルドー/Brad Mehldau」や「アラン・ブロードベント/Alan Broadbent」と、実力派を起用。

「Ruth Cameron – Something Cool」

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今日、父の日は、義理と愛であふれる日曜日に ・・・。

「Ruth Cameron - Sunday kind of love」

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「Ruth Cameron - ALL ABOUT RONNIE」

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路傍の花、樹々の鳥(80) ~ ヒマラヤの帽子 ~

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「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」が咲き終わった後、ウォーキングの道筋に、よく似た花が満開です。「ヒマラヤヤマボウシ(ヒマラヤ山法師)」でしょうか。「ヤマボウシ」はご近所でもよく見かける花だが、これは見かけたことがない。別名、「トキワヤマボウシ(常磐山法師)」、「キバナヤマボウシ(黄花山法師)」、「キイロヤマボウシ(黄色山法師)」ともいうらしく、中国南部、ネパール原産でミズキ科ミズキ属に属し、落葉樹の「ヤマボウシ」と違って、常緑樹だそうだ。初めは黄緑色で、だんだんと白くなってゆくそうだ。地味な花であるが、コンクリート打ちっぱなしの壁によく似合っている。

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さて、今宵は美女シンガー×美メロ・ピアノ。お久しぶりの美女シンガーは、このブログでも何回も取り上げ、いまでも私の大のご贔屓、ポーランドの歌姫、「アンナ・マリア・ヨペク/Anna Maria Jopek」。美メロ・ピアノは、つい最近も取り上げたばかりのノルウェー、オスロを中心に活動している「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」。(「俄か愛国主義者の夜は更ける(前半)」 「俄か愛国主義者の夜は更ける(後半)」「Patriotic Song、愛国歌 ・・・ 哀哭歌」「病、ますます高じる」などなど)

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「Dwa Serduszka Cztery Oczy(二つの心、四つの瞳)」という豪華ボックス・セットのアルバムがあります。このセットは、「ID」、「SPOZA」、「JO & CO」の3タイトルのCDで構成されている。「ID」は代表作の一つのポーランド盤であり、「SPOZA」は、未発表音源集、「JO & CO」はライブ盤である。二人の出会いのきっかけはよくわからないが、ヨペクの歌とグスタフセンのピアノ。何も語る必要はないだろう。

Dwa Serduszka Cztery Oczy

Anna Maria Jopek / Universal Poland

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Anna Maria Jopek / Emarcy Import

上のインターナショナル盤でリリースされている「ID」(2008)とは、曲順、曲数、曲目などがすこし違うが、「SPOZA」を合わせると、「Daleko(Far Away)」、「Samej Cię Nie Zostawię (Will Not Leave You Alone) 」、「Niepojete I Ulotne(Incomprehensible)」の3曲が聴ける。

「Anna Maria Jopek and Tord Gustavsen – Daleko」

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「Anna Maria Jopek – Samej Cię Nie Zostawię (I Will Not Leave You Alone) 」

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「Anna Maria Jopek – Niepojęte I Ulotne (Incomprehensible) 」

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あのポーランドの鬼才、「レシェック・モジジェル/Leszek Możdżer」とも3曲ほどコラボしているが、それはまたの機会に ・・・。



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