JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

秋を近づける雨

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晴れの日が続いたと思ったのも束の間、秋雨前線の影響とやらで降ったり病んだりの天気に逆戻り。気温は低いが、湿度が高くジメジメしている。こんな天気を繰り返しながら秋へと近づいていく ・・・。

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秋の気配が近づく雨の夜に、一人聴き込むのにぴったりなのは、「ローズマリー・クルーニー/Rosemary Clooney」。「ペギー・リー/Peggy Lee」、「ドリス・デイ/Doris Day」、「ジュリー・ロンドン/Julie London」、「ジュディ・ガーランド/Judy Garland」、「パティ・ペイジ/Patti Page」 ・・・。往年の人気白人女性歌手の中で、佇まいも美貌も歌唱も、その「端正」において抜群のローズマリー。「ジュリー・ロンドン」と並んで私が好きな歌手である。

「ローズマリー・クルーニー」。1928年生まれのアメリカの歌手、女優である。幼い頃、母親は別の男と結婚し、父親も行方をくらますという悲惨な生活を経験するが、ローズマリーとベティの姉妹は、シンシナティのラジオ局のオーディションに合格し、1945年に「The Clooney Sisters」として歌手デビューを果たす。数年後、姉妹は別々に活動するようになり、ローズマリーは、21歳の時にニューヨークに渡り、メジャーのプロ歌手に。1951年に日本でもヒットした「Come On-a My House(家へおいでよ)」が、ビルボード・チャートで全米第1位となる大ヒットとなり、その後も、「Mambo Italiano(マンボ・イタリアーノ)」などの世界的な大ヒット曲を連発する。2002年にカリフォルニア州、ビバリーヒルズで肺癌により死去。74歳。俳優の「ジョージ・クルーニー/George Clooney」は甥である。

そんな彼女のピカイチ、珠玉の全編バラード集が、「Sings Ballads」(1985)。どの曲もその歌詞が、彼女の歌唱によって心に響いてくる。そしてギターの「エド・ビカート/Ed Bickert」が抜群の演奏をして、見事にサポート。パーソネルは、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton (tenor saxophone)」、「ウォーレン・バシェ/Warren Vache (cornet)」、「ジョン・オッド/John Oddo (piano)」、「エド・ビカート/Ed Bickert (guitar)」、「チャック・イスラエル/Chuck Israels (bass)」、「ジェイク・ハナ/Jake Hanna (drums)」。

Sings Ballads

Rosemary Clooney / Concord Records

秋を近づける雨の日の夜に ・・・。

「Rosemary Clooney – Here’s That Rainy Day」

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フルアルバムもアップされています。


「Rosemary Clooney ‎– Rosemary Clooney Sings Ballads (1985) [Full Album]」

01 Thanks For The Memory/02 Here’s That Rainy Day/03 The Shadow Of Your Smile/04 A Nightingale Sang In Berkeley Square/05 Bewitched, Bothered And Bewildered/06 The Days Of Wine And Roses/07 Easy Living/08 Spring Is Here/09 Why Shouldn’t I/10 It Never Entered My Mind

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空には秋の兆しが ・・・

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台風が過ぎ去って、何日かぶりの快晴の空には、「うろこ雲」が見られるようになった。秋の兆しである。近所の小学校の校庭は、もうすぐ始まる2学期に向けて、校庭に伸びていた雑草もきれいに抜かれ、整地されている。これから始まる運動会の練習などに向けてでしょうか、防塵効果を高めることができる、多分「塩化カルシウム」も撒かれている。遊具や手すりのペンキの塗り替えなど、2学期開始の準備に余念がない。これも兆しといえば兆し ・・・。

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さて、今宵の音楽です。「テナーは重い」といったが、この人のテナーは軽やかというかクリアというか ・・・。だからボッサノヴァがよく似合うのであろう。夏の終わりのボッサ・テナーはこの人で決まり。「ハリー・アレン/Harry Allen」。

「ハリー・アレン」。1966年ワシントンDC生まれのジャズ・テナー・サックス奏者。父親はビッグ・バンドのドラマーだったという。ご多分にもれず、父親の影響を受け、サックス奏者を目指すようになった。初期の頃は、「コールマン・ホーキンス/Coleman Hawkins」や「ベン・ウェブスター/Ben Webster」のスタイルを踏襲していたというが、高校の時に、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」の影響を強く受けたという。

彼のサックスはボサノバの柔らかなリズムが本当に合っている。ボッサのリズムに乗りながら、メロディを豊かにふくらませ、インスツルメンツながら、その歌心が私たちの心に潤いを与えてくれるのだ。

なんといってもおすすめは、2006年NY録音の「リカード・ボサノヴァ/Recado Bossa Nova」。パーソネルは、「ハリー・アレン/Harry Allen (ts)」、「ジョー・ベック/Joe Beck (g)」、「ハッサン・シェーカー/Hassan Shaker (b)」、「アドリアーノ・サントス/Adriano Santos (ds)」。

リカード・ボサノヴァ

ハリー・アレン / カメラータ東京

「Harry Allen – Recado Bossa Nova」

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「CORCOVADO - HARRY ALLEN」

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「Manha De Carnaval(カーニバルの朝) - Harry Allen」

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素敵なジャケットで好評だった。「アイ・キャン・シー・フォーエヴァー/I Can See Forever」(2002)と、その同じメンバー・編成による続編は、「If Ever You Were Mine(日本盤タイトル;サマー・サンバ)」。どこかの評に書かれていて、私も確かにそう思うのだが、『ハリー・アレンのボッサは、都市に生活する人のためのジャズ、都会生活者のためのオアシス ・・・』。だから、家で、ドライブでとヘヴィーローテになるのも当たり前か。究極のBGM-JAZZ ・・・。

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アイ・キャン・シー・フォーエヴァー

 ハリー・アレン ギルヘルム・モンテリオ ジェイ・バーリナー ロン・カーター グレディ・テート ジョー・アシオンBMG JAPAN





If Ever You Were Mine by Allen, Harry 【並行輸入品】

Harry Allen / Bmg Japan



「I WILL WAIT FOR YOU - HARRY ALLEN」

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木漏れ日の森で

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台風が過ぎ去った森へいつもの作業に向かう。こんないい天気になった作業日は1ヶ月ぶりである。木漏れ日が作る明暗のグラディエーションが美しく、すこし秋の気配が濃くなったような感じがする。台風によって折られ、観察路に落ちている枝を片付けながら、いつものように山頂へと向かう。

もうあちこちに、「コナラ(小楢)」の団栗(どんぐり)がいっぱい落ちている。今年は団栗も豊作のようだ。そして、この時期のお約束、きっちりとカレンダーどおりというか、時期を違えることなく、「チョッキリ虫」が「クヌギ(椚、櫟)の枝を切り出した。クヌギの団栗に孔を開け、卵を産み、地上に落とすためである。自然の営みの面白さと、仕事師「チョッキリ虫」の技の冴えに毎年のことながら感心する。。(拙ブログ「剣豪 チョッキリ虫」、「技の冴え ~続・剣豪チョッキリ虫~」など参照)

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さて、朝晩は少し過ごしやすくなったとは言え、まだまだ日中は暑い。こんな日は、テナーでは重いので、軽やかなアルト・サックスを聴きたくなる。そんな一人が、「ポール・デスモンド/Paul Desmond」。言わずと知れた「デイヴ・ブルーベック・カルテット/The Dave Brubeck Quartet」のメンバーで、「テイク・ファイヴ/Take Five」の作曲者としても知られている。

「ポール・デスモンド」。1924年生まれ、サンフランシスコ出身のジャズ・サックス奏者、作曲家。ウエストコースト・ジャズを代表するミュージシャンの一人。12歳でクラリネットを始め、後にサックスに転向。1946年、ジャズ・ピアニストの「デイヴ・ブルーベック」のバンドでデビュー。以後永きにわたってバンドを支えたが、1977年に亡くなった。1950年代中期には、バンド・リーダーとしての活動も多い。そんな中から、1968年にA&M、CTIシリーズのために吹き込んだアルバムが、「サマータイム/Summertime」。いわゆるイージー・リスニングというシリーズであるが、それを超えてデスモンドのアルトが素晴らしく、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」の美しいピアノも聴きもの。

サマータイム

ポール・デスモンド / ポリドール

「Paul Desmond – Summertime」

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「Paul Desmond – Ob-La-Di,Ob-La-Da」

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デスモンドと「ジム・ホール/Jim Hall」といえば、「テイク・テン/Take Ten」(1972)、「アランフェス協奏曲/Concierto」(1975)が有名だが、リラックスしたムードの中にも洗練されたJAZZを展開するアルバムは、「ボッサ・アンティグア/Bossa Antigua」(1964)。このアルバムも 「テイク・テン」と並ぶ私の愛聴盤となっている。パーソネルは、「デイヴ・ブルーベック・カルテット」でもおなじみの、「Paul Desmond(Alto Sax)」、「Jim Hall(Guitar)」、「Gene Wright(b)」、「Connie Kay(drs)」。



Bossa Antigua

Paul Desmond / RCA Victor Europe

「Paul Desmond / Bossa Antigua」

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「Paul Desmond & Jim Hall – O Gato」

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特異な形が名前の由来

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夏も終わりに近づくと、山で目立つのは花よりも実。それも特徴のある形が目に付く。「形」というのは非常に大事で、その「種」の進化と密接な関係があるという。

その実に握りこぶしに似たデコボコがあるのは、この山で春一番に咲く花で、「コブシ(辛夷)」。この果実の形状が、その名前の由来である。

そして、やがてピンク色の立方体の実が割れて、オレンジ色の種子が出てくるのは、「マユミ(檀、真弓、檀弓)」。この様が綺麗なので、秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木として親しまれている。こちらは形ではなく、材質が名前の由来。強い上によくしなる為、古来より弓の材料として知られ、名前の由来になった。

「Shape Of My Heart」。ご存じ、「リュック・ベッソン/Luc Besson」監督の映画「レオン/仏題:Léon、米題:The Professional」(1994)の主題歌。「ジャン・レノ/Jean Reno」、「ナタリー・ポートマン/Natalie Portman」主演。ニューヨークに生きる殺し屋レオンが、両親を殺された少女マチルダを偶然助ける話。「スティング/Sting」の代表作。あの泣けるラストシーンに流れるのがこの曲でした。

Ten Summoner’s Tales (Jewel Box)

Sting / A&M

「Sting – Shape of My Heart」

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南瓜泥棒

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いつものウォーキング。その道筋にあり、ブログでも取り上げ、つい最近まで見事に実っていた「カボチャ(南瓜)」。(参照拙ブログ「路傍の花、樹々の鳥(84) ~ 実りを待つ ~」) 実が消え、そこにこんな張り紙がしてあった。 『泥棒が食べました』 無粋な不届き者がいるものである。せっかく丹精込めて育てたものを ・・・。

とはいえ、私もあまり偉そうなことは言えない。子供の頃、近所の果樹園から葡萄や林檎を失敬して、追いかけられたものだ。ゴメンナサイ ・・・。そんな、子供の頃の思い出がふっと湧いてくることがある。台風九州上陸。サウダージの夏も終わる。

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さて、今宵の曲は、JAZZを離れて、そんな子供の頃の大ヒットした夏の曲。イージー・リスニング、ムード音楽の極めつけ、癒し系音楽の元祖ともいえる曲で、「パーシー・フェイス楽団/Percy Faith & His Orchestra」の「夏の日の恋/Theme from A Summer Place」。この曲は、1959年に公開された映画「避暑地の出来事/A Summer Place」のテーマ音楽で、「マックス・スタイナー/Max Steiner」作曲のものを「パーシー・フェイス」がカバーした。公開翌年、1960年に全米ヒット・チャートで9週連続1位になり、同年のグラミー賞を受賞したという。私はその頃は、洋楽に目覚め始めた中学生。その歯切れの良い3連符のリズムとメロディの美しさに新鮮な感動すら覚えた。その後進学した高校の野外レコード・コンサートでもリクエストNo.1であったことを覚えている。

映画。高校の名画鑑賞会か何かで見ましたね。「トロイ・ドナヒュー/Troy Donahue」と「サンドラ・ディー./Sandra Dee」の青春コンビが新鮮で、女生徒などは金髪碧眼、甘いマスクの「トロイ・ドナヒュー」にキャーキャー行っていましたね。

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さて、「パーシー・フェイス/Percy Faith」。1908年カナダのトロントで生まれのアメリカの作曲家、編曲家、指揮者、音楽プロデューサーである。イージー・リスニングやムード音楽分野で一時代を画したと言える。8人兄弟の長男として生まれ、幼少期より音楽に親しみヴァイオリンとピアノを演奏してクラシック音楽のピアニストを目指すが、事故で両手に大火傷を負い、ピアニストを断念して作曲へ転向したという。やがてアメリカに移り活躍。特に自身が率いるムード・ミュージック・オーケストラで活動し、「デリカード」、「ムーラン・ルージュの歌」、「夏の日の恋」の3曲が全米ヒットチャートで1位になる。1976年、逝去。以後も根強い人気を保っていて、「夏の日の恋」は、夏のBGMの定番といっていいでしょう。

「夏の日の恋/A Summer Place - Percy Faith」

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ピアノの詩人、ジョン・テイラー逝く

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「ピアノの詩人」と称されるイギリスのジャズピアノ奏者、「ジョン・テイラー/John Taylor」氏が7月に亡くなったという。私はつい最近までそのことを知らなかった。

『ジョン・テイラー氏(英ジャズピアニスト)、フランス西部スグレで17日に開かれた音楽祭で演奏中に心臓発作を起こし、18日死去、72歳。音楽祭の主催者が明らかにした。家族は主催者を通じ「音楽祭で演奏されている音楽が彼にとって最高の弔辞だ」とコメントした。・・・・』

「ジョン・テイラー」。1942年生まれ、イギリス・マンチェスター出身のジャズピアノ奏者、作曲家。音楽一家で育ち、幼少からピアノをマスターしたという。1964年ロンドンに出て、多くのアーティストと共演。1971年トリオを結成し、初リーダー作「Decipher(日本タイトル;覚醒)」を発表。モード手法を基盤としたスピード感溢れる高度なインタープレイを披露した。「ピアノの詩人」と称されるように、欧州ピアニストの例に漏れず、クラシックをベースにした気品あふれる演奏でファンを魅了。現在までにECMレコードに多くの録音を残していることもうなづける。彼の元妻が英ジャズ歌手、ヴォーカリスト、「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」である。(参照拙ブログ「鹿や猪はこんな事をしない」

奇しくも1年前の7月には、私が最高のジャズ・ベーシストと思っている、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」が他界している。ヘイデンとテイラーには、「ナイトフォール/Nightfall」(2003)という素晴らしいデュオ・アルバムがある。ベテランの二人が奏でるのは「美しさと静謐にみちた黄昏」といった表現がぴったりのアーティスティックなアルバム。二人を偲んで献杯。

そして、合掌 ・・・・。

ナイトフォール(NIGHTFALL)

チャーリー・ヘイデン&ジョン・テイラー / ライス・レコード

「Bittersweet – Charlie Haden & John Taylor」

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路傍の花、樹々の鳥(89) ~ 夏の終わりの白と紫 ~

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ここ数日、一日の中で照りと土砂降りの繰り返し。水遣りの手間は省けているが、なんだか落ち着かない天気である。ダブル台風も近づいてきているとか、雨を気にしながらのウォーキング。見かけた純白と紫が目に鮮やか。名前は分からないが、この時期のその白さに強い印象を覚える。紫の方は、たしか「デュランタ」という園芸種。しだれて伸びる枝先に、紫色の花を多数咲かせる夏の花。こちらはなんとなく夏の終わりを感じさせる印象。

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さて、今宵の曲は、「The Summer Knows/おもいでの夏」。大御所、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」曲で、「ロバート・マリガン/Robert Mulligan」監督のアメリカ映画、「おもいでの夏/Summer of ’42」(1971年)で使われた曲で、「第44回アカデミー賞作曲賞」を受賞した。

さて、だれのパフォーマンスにしましょうか。まずは、「ミシェル・ルグラン」とも親交のあるオランダの熟女シンガー、「ローラ・フィジィ/Laura Fygi」。(彼女のキャリアなどは拙ブログ「主なき庭の秋」などを参照して下さい。) アルバムは、「ミシェル・ルグラン」曲集、「Watch What Happens Laura Fygi Meets Michel Legrand 」から。全曲、ルグラン自身がオーケストラの指揮、編曲を担当し、「Et Si Demain」では、フィジィとデュエットをする程のサービスぶり。

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Laura Fygi / Verve Forecast

「Laura Fygi – The Summer Knows」

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さて、もうひとりは、「アート・ファーマー/Art Farmer」。フリューゲル・ホーンの名手である。あのデリケートで哀愁を含む音色が好きで、ご贔屓のひとりでもある。アルバムは、この曲をタイトルにした、「おもいでの夏/The Summer Knows」(1975年録音)。「シダー・ウォルトン/Cedar Walton」のピアノも、この美しいメロディを優しくサポート。パーソネルは、「Art Farmer (flh)」、「Cedar Walton (pf)」、「Sam Jones (b)」、「Billy Higgins (ds)」。

おもいでの夏

アート・ファーマー / ユニバーサル ミュージック

「The Summer Knows – Art Farmer」

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夏の終わりの校庭は

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お盆休みが終わり、甲子園の高校野球も終わると、まだまだ暑さは続くが、心理的には夏が終わりに近づいてきたという気分になる。ウォーキングの途中の小学校。夏休みの校庭で子供たちが水鉄砲遊びをしている。竹の水鉄砲を使っている子もいるが、ほとんどの子は、プラスティック製の水鉄砲を使っているようだ。当然こちらのほうがよく飛ぶ。子供の頃、水鉄砲に限らず、遊びの道具は、自分たちで作った。とりわけ竹は重宝で、水鉄砲、竹馬、竹スキー、橇、竹ひごにして凧、ゴム動力の飛行機 ・・・などに。みんな自分たちで手作りし、その遊びの中で小刀や肥後守、和紙の貼り方、飛行機や凧の重心の取り方など遊びのノウハウを覚えていった。60年近く前の話 ・・・。こんな光景、ちょっぴりサウダージを感じる。

そして、この時期いつものように、店頭には川西特産の「イチジク(無花果)」がならんだ。

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さて、今宵のピアノ演奏は、「過ぎし夏の思い出/The Things We Did Last Summer/過ぎし夏の思い出」。「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」率いる、「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」である。経歴などは、最近の拙ブログ「今年は柿が豊作のようだ」などを参照して下さい。

「ビル・チャーラップ」は、「ブルーノート」との契約のためらしいが、「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」と「ビル・チャーラップ・トリオ」とを使い分けている。今宵は、「ニューヨーク・トリオ」の方である。「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の方のメンバーは、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart(b)」、「ビル・スチュアート/Bill Stewart(ds)」で、このトリオでも多くののアルバムをリリースしているが、最初にこのトリオに出会ったためか、「過ぎし夏の思い出」が一番好きである。まだiPodなどない時代、このCDとヘッドフォンと携帯CDデッキとをもって出張したことも懐かしい。

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過ぎし夏の思い出

ニューヨーク・トリオ / ヴィーナスレコード





アルバム・タイトル曲、「The Things We Did Last Summer/過ぎし夏の思い出」を ・・・。

「New York Trio – The Things We Did Last Summer」

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かすかな秋の気配を感じる

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朝から土砂降りの雨。秋雨前線だという。残念ながら今日も山作業は中止せざるを得ない。10時ころには、雨が止み、蝉も泣き出したので、集まったメンバーで、一応山頂までは登る。実り始めた山の樹々の実に、かすかに秋の気配を感じる。「シバグリ(柴栗)」、「ガマズミ(莢蒾 )」、「コブシ(辛夷)」、「カキ(柿)」 ・・・。

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かすかなる秋の気配を感じた雨の宵、ちょっとばかり季節を先取りして、「九月の雨/September In The Rain」なんぞはいかがでしょうか。最近聴いたアルバムの中に、「ペトラ・ヴァン・ナウス/Petra Van Nuis」の歌う「September In The Rain」があった。かの「寺島靖国」氏が主宰する「寺島レコード」のアルバム、「FOR JAZZ VOCAL FANS ONLY VOL.1」である。

「ペトラ・ヴァン・ナウス」。初めて耳にする名前であるが、シカゴを拠点に活躍する知性派美人シンガーだという。私の好きな「ビヴァリ―・ケニー/Beverly Kenney」や「スー・レイニー/Sue Raney」、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」にも通じる、明るく、心地よくて、ジェントルでノスタルジックな歌声に魅せられてしまい、彼女のアルバムを聴きたくなった。

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V.A.(選曲・監修:寺島靖国) / 寺島レコード

Sweet Refrain

Petra Van Nuis / CD Baby

残念ながら、「ペトラ・ヴァン・ナウス」の「九月の雨」、YOUTUBEにはアップされていない。同じように明るく、心地よくて、ジェントルでノスタルジックな歌声の「スー・レイニー/Sue Raney」の名盤、「雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day」から聴いていただきましょうか。

雨の日のジャズ

スー・レイニー / EMIミュージックジャパン

「SEPTEMBER IN THE RAIN – SUE RANEY」

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またそれぞれの生活へ

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お盆休みと誕生日を迎えた次男一家と、転職して神戸に帰ってきた三男が集まって久しぶりの餃子パーティ。前の日から妻はかなり張り切って準備をしていた。相当数作った餃子、あっという間になくなってしまった。この日の飯は、私が炭と七輪、土鍋で炊き上げた。集まって、飲んで、食って、そしてまたそれぞれの生活へと戻ってゆく。こんな繰り返しの毎年のお盆休みである。

息子たちを送るとき、「フウセンカズラ(風船葛)」に、まだしぼんでいるが、団扇のような小さな風船がついているのに気がついた。へえ、こんなところにできるんだ。これがどのように大きな風船に膨らんでいくのだろうか。興味は尽きない。

さて今宵のピアノ。「ジル・エキミアン・トリオ/Gilles Hekimian Trio」のアルバム、「EQUILIBRES」。「寺島靖国」氏の「Jazz Bar 2002」で取り上げられたフランスのピアノ・トリオ。そのときは、これはと興味を引いたが、幻の名盤、入手困難とやらで、いつのまにか忘れてしまっていたが、今回縁あって聴く機会を得た。

やはり、欧州ジャズ・ピアノ。静寂、陰翳、寂寥、哀愁 ・・・といった世界に引き込まれる。録音は1977年、澤野工房からのアルバムの発売が2000年。40年近い歴史の中でも色褪せない。プロフィルもキャリアも全く分からず、アルバムもこれ一枚のみらしい。こういうアーティストを生み出してくるヨーロッパのJAZZ風土は、やはり魅力的だと思わざるを得ない。感謝 ・・・。

パーソネルは、「Gilles Hekimian(piano)」、「Pierre Yves Sorin(bass)」、「Stephane Gremaud(drums)」。

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GILLES HEKIMIAN /

「Jazz Bar 2002」で取り上げられた「Inner Swing」を。

「Inner Swing – Gilles Hekimian Trio」

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